神鉄バス
神鉄バス株式会社(しんてつバス)は、神戸電鉄沿線で路線バスを運行しているバス会社。神戸電鉄の100%出資子会社である。
神戸電気鉄道(現・神戸電鉄)のバス部門を分社して発足。戦後に開業して神鉄沿線をエリアとして年々路線網を拡大していったが、近年は逆に縮小傾向にあり、2003年に主要な一般乗合路線を阪急バスへ譲渡し、自社の分譲地と最寄り駅を結ぶ培養路線のみの運行となった。2017年3月31日現在、営業キロ数は17.0km、保有車両数は92両(乗合旅客 12両、貸切旅客 76両、特定旅客 4両)である[1]。
Contents
沿革
- 1928年(昭和3年)7月30日 神戸有馬電気鉄道がバス営業開始(神戸~有野間、三輪~下唐櫃間)。
- 1943年(昭和18年)8月31日 直営バス事業を神姫合同自動車(神姫バスの前身)に譲渡。
- 1949年(昭和24年)10月1日 バス事業、新たに免許を得て事業再開。有馬町~三田駅前間営業開始。
- 1950年(昭和25年)6月26日 有馬町~平野間の休止路線を営業再開。
- 1951年(昭和26年)9月11日 貸切バス営業開始。
- 1952年(昭和27年)6月30日 日下部~有馬口間の休止路線を営業再開。三田駅前~平野間運行開始。
- 1953年(昭和28年)4月5日 道場川原~国鉄道場駅前間営業開始。
- 1957年(昭和32年)7月22日 バス運行系統新設、車両増車。
- 1960年(昭和35年)7月1日 神戸営業所、会下山車庫営業開始。
- 1961年(昭和36年)12月26日 小野営業所・車庫営業開始。
- 1962年(昭和37年)7月1日 神戸市交通局、神姫バスの3社共同運行で有馬温泉~三宮間営業開始。
- 1963年(昭和38年)
- 1964年(昭和39年)5月20日 三田駅前~神戸駅南口間営業開始。
- 1967年(昭和42年)
- 1968年(昭和43年)
- 1970年(昭和45年)3月15日 三田発有馬経由万国博会場行バス営業開始、9月13日終了。
- 1971年(昭和46年)6月25日 小野駅前~西脇駅前間路線休止。小野営業所廃止。
- 1974年(昭和49年)
- 1976年(昭和51年)4月8日 星和台自動車営業所竣工、星和台線 西鈴蘭台駅前~星和台間営業開始。
- 1977年(昭和52年)5月13日 小野駅前~西脇駅前間廃止。
- 1978年(昭和53年)
- 1979年(昭和54年)
- 1983年(昭和58年)5月1日 山の街線 つくしが丘公園から筑紫が丘5丁目まで路線延長。
- 1984年(昭和59年)7月20日 泉台線 若葉台4丁目から惣山町まで路線延長。
- 1985年(昭和60年)8月1日 星和台自動車営業所を廃止し、星和台自動車車庫に変更。
- 1988年(昭和63年)
- 1989年(平成元年)8月1日 鈴蘭台駅~谷上駅間営業開始。
- 1990年(平成2年)
- 7月1日 谷上駅~筑紫が丘5丁目間営業開始。やきもち地蔵前~広陵町経由谷上駅に経路変更。
- 12月1日 日の峰2丁目~神戸北町間の路線延長。
- 1993年(平成5年)9月6日 ひよどり台~JR神戸駅間の路線延長し神戸市交通局と共同運行になる。
- 1995年(平成7年)9月1日 箕谷駅前~しあわせの村(病院前)間を神戸市交通局と共同運行で営業開始。筑紫が丘5丁目~中央病院前経由泉台7丁目営業開始。谷上駅~神戸北町間路線休止。
- 1998年(平成10年)
- 4月1日 神戸電鉄のバス部門を分社し神鉄バス株式会社として設立。
- 10月 神鉄バス株式会社営業開始。
- 1999年(平成11年)8月 鵯越墓園巡回バス運行開始。
- 2000年(平成12年)5月 スルッとKANSAIによるバスカードシステム導入。
- 2001年(平成13年)
- 4月 株式会社神鉄運輸サービスと合併[2]。
- 12月1日 有馬温泉ループバス運行開始。
- 2003年(平成15年)10月1日 主要な一般乗合路線を阪急バスへ譲渡。阪急バスより運行業務・整備管理業務を委託。
- 2008年(平成20年)10月1日 星和台営業所路線でPiTaPa・ICOCA対応
- 2011年(平成23年)11月1日 有馬温泉ループバス路線休止(最終運行日は同年10月31日)。
- 2013年(平成25年)6月2日 社長川嶋勉が遺体で発見される [1]。
- 2016年(平成28年)4月1日 Suicaなど交通系ICカード全国相互利用サービスに対応開始。
路線バス
星和台・ 西鈴蘭台駅前線
- 後ろ乗り前降り 整理券方式。
- 9系統 星和台4丁目→星和台2丁目→星和台ポラール前→西鈴蘭台駅前
- 10系統 西鈴蘭台駅前→星和台ポラール前→星和台4丁目→星和台2丁目→星和台ポラール前→西鈴蘭台駅前
- 11系統 西鈴蘭台駅前→星和台ポラール前→星和台4丁目→星和台2丁目
- 18系統 西鈴蘭台駅前→星和台ポラール前→星和台4丁目→星和台東→星和台2丁目→星和台ポラール前→西鈴蘭台駅前
- 系統番号無しで「星和台東回り2丁目止」という方向幕が用意されている。また、9系統の幕は「⑩西鈴蘭台駅前」となっていて9の番号は使用されていない。
- 1976年4月8日星和台自動車営業所を開所し、西鈴蘭台駅~星和台間3.4kmの運行を開始した[3]。
- 1978年11月25日に星和台からひよどり台まで路線延長[4]。
- 1985年8月1日星和台自動車営業所を廃止し、星和台自動車車庫に変更[4]。
- 1987年から1991年の間に、南五葉3丁目、星和台ポラール前、下切公園前、星和台東の各バス停が新設された[5]。
- 2000年頃のダイヤは、平日49便、土曜36便、休日28便であった。
- 2001年春頃のダイヤは、平日48便、土曜36便、休日28便であった。
- 2001年夏頃のダイヤは、平日48便、土休日36便であった。
- 2002年春頃のダイヤは、平日50便、土休日38便であった。
- 2002年冬頃のダイヤは、平日52便、土休日50便であった。
- 2003年頃のダイヤは、平日51便、土休日43便であった。
- 2005年9月26日にダイヤ改正が行われた。
- 2007年3月31日にダイヤ改正が行われ、平日32便、土休日31便であった。
- 2007年7月1日より中型バスから小型バスでの運行となった。
- 2009年3月20日にダイヤ改正が行われた。
- 2012年5月19日にダイヤ改正が行われ、平日31便、土休日29便であった。
- 2013年3月30日にダイヤ改正が行われ、平日27便、土休日24便である。
- 車両は、以前は大型バスを使用していたが、三田線を阪急バスへ移管後に余剰となっていた中型バスをするようになった。2007年7月1日より小型バスでの運行となった。ダイヤ改正ごとに便数が減少傾向である。
鈴蘭台・中里町線
- 後ろ乗り前降り 整理券方式(開業時から平日のみの運行)。
- 運行系統番号は、211系統。往路と復路でルートが大きく違っている。中里町に到着したバスは、中里グラウンドの駐車場で転回及び休憩を行っている。
- 中里町→中里中公園→中里北公園→(ノンストップ 中山橋交差点経由)→鈴蘭台駅前
- 鈴蘭台駅前→(ノンストップ 鈴蘭台東口交差点経由)→中里北公園→中里中公園→中里町2丁目→中里町
- 2004年6月21日運行開始。中里町発が14便、鈴蘭台駅前発が14便であった。
- 2007年4月2日にダイヤ改正が行われ、中里町発が21便、鈴蘭台駅前発が21便と増便された。
- 2009年3月20日にダイヤ改正が行われ、中里町発が27便、鈴蘭台駅前発が30便とさらに増便された。
- 2015年4月6日にダイヤ改正が行われ、中里町発が12便、鈴蘭台駅前発が14便と大減便となり、朝夕のみの運行で、10時~16時台は運行されない。
- 敬老優待乗車証は使用できない。
中央病院線
- 後ろ乗り前降り 整理券方式
- 201系統 西鈴蘭台駅前→鈴蘭台駅前→東山団地→中央病院前→惣山町1丁目→東山団地→鈴蘭台駅前→西鈴蘭台駅前
- 神鉄運輸サービスの運行で開設。
- 2001年4月合併により神鉄バスでの運行となる。
- 2001年から2004年の間に、南五葉5丁目バス停を新設。
- 2003年頃のダイヤは、平日12便、土曜10便、休日8便であった。
- 2004年6月21日にダイヤ改正が行われ、平日11便、土休日7便であった。
- 2007年3月31日にダイヤ改正が行われ、平日11便、土休日7便であった。
- 2010年10月1日西鈴蘭台駅前~鈴蘭台駅前間の運賃を同区間の君影線と合わせるため、10円値下げを行った。
- 2013年3月30日にダイヤ改正が行われ、平日11便、土休日6便である。
- 平日は神戸中央病院へ行く乗客が多数を占める。また、東山団地と鈴蘭台駅前間は約850mほどの距離だが、高低差が約47mもあり、利用客が多い。
君影団地線
- 前乗り後ろ降り 前払い均一料金。
- 系統番号はなし。下記のように複雑な運用となってる。午前10時までは鈴蘭台駅前発で、午前10時からはダイエー前発となる。
- 鈴蘭台駅前→保育所前→7棟前→(郵便局前通過)→鈴蘭台駅前
- 鈴蘭台駅前→保育所前→7棟前→郵便局前→鈴蘭台駅前
- 保育所前→7棟前→(郵便局前通過)→鈴蘭台駅前
- 保育所前→7棟前→郵便局前→鈴蘭台駅前
- 保育所前→7棟前→西鈴蘭台駅前
- 鈴蘭台駅前→保育所前→7棟前→西鈴蘭台駅前
- 西鈴蘭台駅前→保育所前→7棟前→鈴蘭台駅前
- 鈴蘭台駅前→7棟前→保育所前→鈴蘭台駅前
- ダイエー前→7棟前→保育所前→鈴蘭台駅前
- ダイエー前→保育所前→7棟前→西鈴蘭台駅前
- 西鈴蘭台駅前→7棟前→保育所前→鈴蘭台駅前
- ダイエー前→7棟前→保育所前→君影6丁目(止)
- 神鉄運輸サービスの運行で開設。当初は、乗合許可路線(21条バス)だった。
- 2001年4月合併により神鉄バスでの運行となる。
- 2003年頃のダイヤは、平日鈴蘭台発123便、西鈴蘭台発26便、土曜鈴蘭台発117便、西鈴蘭台発26便、休日鈴蘭台発82便、西鈴蘭台発23便であった。
- 2004年までに、コープ東店前のバス停が廃止となった。
- 2005年9月26日にダイヤ改正が行われ、平日鈴蘭台発115便、西鈴蘭台発24便、土休日鈴蘭台発92便、西鈴蘭台発23便であった。
- 2006年10月に道路運送法が改正されて21条バスではなくなった。
- 2004年から2008年までの間に、1棟前、鈴蘭台営業所の各バス停が廃止となった。
- 2008年3月1日にダイヤ改正が行われ、平日鈴蘭台発115便、西鈴蘭台発28便、土休日鈴蘭台発92便、西鈴蘭台発26便であった。
- 2010年10月1日に南五葉五丁目バス停が新設された。
- 2015年4月6日にダイヤ改正が行われ、平日鈴蘭台発110便、西鈴蘭台発27便と若干の減便となった。土休日は不変。
- 後に減便となったダイエー前20時3分発の便が君影6丁目止めとなり復活した。
車両
- 日野リエッセ、いすゞジャーニーJと日野リエッセⅡの3種類12両が在籍する。日野リエッセ、いすゞジャーニーJはリフト付きの仕様も導入されている。
- 鈴蘭台駅の高架下の道路が高さ2.7m(2009年6月までは高さ2.5m)[6]であるため、車高に考慮した車両を導入しなければならなかった。
- 高架下2.5m時に導入された日野リエッセ、いすゞジャーニーJは、屋根を削ってクーラーを最後部座席の上部に設けた仕様となっている。車内は天井が低いので圧迫感を受け、最後部座席は意識して頭を屈めて座ったり立ったりしないと、クーラーで頭を打つ。改造はオートサービス関西で行われた[7]。
- 屋根を削らなくて良い日野リエッセⅡの後部にドアを設けて路線車仕様に改造した車両が2両在籍する。1両目の時は後部ドアのステップから車内の床までが高く乗降し難かったので、2両目の時は途中にステップが設けられた。この車両もオートサービス関西で改造された[7]。しかし、君影線での評判が良くなかったのか1年ほどで星和台線専属となった。その後、中里線が増便となり再び鈴蘭台へ顔を出すようになったが、減便となり、また星和台線専属に戻った。
- 高架下2.7m後は、リエッセのクーラー部のみが当たるだけになり、クーラーを最後部座席の上部に設置した仕様となっている。いすゞジャーニーJは3両在籍し、内2両がナンバーが大判となっている。
- 日野リエッセ、いすゞジャーニーJの10両が君影線・中里線・中央病院線用となっていて、平日は8両が運用されている。君影線のみ前乗り後ろ降りなので、中里線・中央病院線の運用に入るときは車体側面に設置している「入口」「出口」の札を都度入れ替える必要がある。星和台線は日野リエッセⅡの2両が専属車となっているが、ごく稀に日野リエッセが運用されることがある。
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神戸200か3574。いすゞジャーニーJで、神戸電鉄鈴蘭台駅の高架下2.7mを通過できるようにクーラーを室内に取り付けられている。
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神戸200あ351。日野リエッセで、後方に見える神戸電鉄鈴蘭台駅の高架下2.5mを通過できるように屋根を低くする改造を行ってる。
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神戸200あ335。日野リエッセⅡで後部にドアを設けてある。
過去の車両
- 日野リエッセは4両が在籍した。いずれも前述通り屋根を低くする改造を行っていた。
- 1両目は1998年に導入、2008年に廃車された。
- 4両とも塗装はそのままで別の会社で再登録されている。
- 日産ディーゼル工業RNは西日本車体工業96MCの車体で2両在籍し、高さ2.5m以下に抑えた特殊仕様だった。
- 日野レインボー7Wは東京特殊車体の車体で3両在籍し、高さ2.5m以下に抑えた特殊仕様だった。
- 1、2両目は1996年に導入、2006年に廃車された。
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神戸200あ109。日野リエッセ。廃車後は、高浜タクシーで再登録された。
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神戸200あ74。日野リエッセ。廃車後は、スサノオ観光で再登録された。
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神戸200あ58。日野リエッセ。廃車後は、スサノオ観光で再登録された。
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神戸200あ9。日野リエッセ。1998年製。廃車後は、十郷観光で再登録された。
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神戸200か164。日産ディーゼル工業RNで、車体は西日本車体工業。1999年製。
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神戸22か6437。日産ディーゼル工業RNで、車体は西日本車体工業。1997年製。
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神戸22あ448。日野レインボー7Wで、車体は東京特殊車体。
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神戸22あ428。日野レインボー7Wで、車体は東京特殊車体。1996年製。
阪急バスより委託路線
経由地の詳細は阪急バス唐櫃営業所を参照
- 鈴蘭台線(61系統)
- 西鈴神戸線(150系統・151系統・158系統)
- 山の街線(12系統・16系統・30系統)
- 泉台線(19系統・20系統・22系統)
過去の路線
三田線
- 2002年10月1日に阪急バス山口営業所へ移管(4系統は移管前に廃止されている)
道場線
- 3系統:三田駅前~新道場~鎌倉峡口~JR道場駅前
- 15系統:三田駅前~新道場~鎌倉峡口
- 26系統:有馬町~有馬駅前~下山口~新道場~鎌倉峡口~JR道場駅前
- 27系統:有馬町~有馬駅前~下山口~新道場~鎌倉峡口
- 1999年4月1日に休止となる。
- 1月18日・19日に運行される三田駅前~塩田八幡宮間の臨時バスは阪急田園バスが担当する。
三宮線
- 2002年10月1日に阪急バス山口営業所へ移管
神戸北町線
- 23系統:谷上駅→箕谷→日の峰2丁目→大原3丁目
- 24系統:神戸北町→日の峰2丁目→箕谷→谷上駅
- 1995年9月1日に158系統の開業に合わせて廃止。
ひよどり台線
- 13系統:西鈴蘭台駅前→ひよどり台ホーム前→ひよどり台
- 14系統:ひよどり台→ひよどり台センター前→ひよどり台ホーム前→星和台2丁目→西鈴蘭台駅前
- 14系統:ひよどり台→ひよどり台センター前→ひよどり台ホーム前→西鈴蘭台駅前
- 25系統:西鈴蘭台駅前~しあわせの村中央~病院前
- 1993年9月6日に150系統の開業に合わせて廃止。
有馬温泉ループバス
- 系統番号なし(循環運転)
- 2001年12月1日運行開始。
- 2008年9月1日、有馬わんだガーデンのバス停が休止。
- 2011年11月1日路線休止(最終運行日は同年10月31日)。
- 毎日12便の運行だった。
車両と営業所・車庫
- 車両数の移り変わり。
- 1949年10月1日の三田駅前~有馬町間の営業を乗合バス3両で運行開始[3]。
- 1950年5月16日に同年6月26日の有馬町~平野間の営業に合わせて乗合バスを2両増車[3]。
- 1951年9月11日貸切バス1両で営業を開始[3]。
- 1965年には乗合バス12両、貸切バス25両(うちマイクロ1両)の計37両の在籍だった[3]。
- 1987年時点での神鉄運輸サービスの所有台数は、乗合・貸切バス合わせて中型バス2両、小型バス10両であった[4]。
- 2003年10月1日阪急バスへ路線譲渡に合わせて大型バス20両が阪急バスへ。
- 阪急バスへ:891、901、904、911、912、921、922、931、932、933、934、941、942、943、951、952、972、973、981、002
- 神鉄バスに残留:961、962(中型)、971(中型)、001
- 2004年頃の保有車両数は、37両(乗合旅客 7両、貸切旅客 30両)であった。
- 2006年頃の保有車両数は、58両(乗合旅客 13両、貸切旅客 45両)であった。
- 2011年頃の保有車両数は、68両(乗合旅客 13両、貸切旅客 57両)であった。
- 2014年頃の保有車両数は、79両(乗合旅客 12両、貸切旅客 67両)であった。
- 2015年3月31日の時点の保有車両数は、87両(乗合旅客 12両、貸切旅客 71両、特定旅客 4両)である[8]。
- 2016年3月31日の時点の保有車両数は、93両(乗合旅客 12両、貸切旅客 78両、特定旅客 3両)である[9]。
- 2017年3月31日の時点の保有車両数は、92両(乗合旅客 12両、貸切旅客 76両、特定旅客 4両)である。
- 貸切バスは、大型バスから小型バスまで色々な車種を保有している。いすゞエルガ、日野メルファ、三菱ふそうローザが比較的保有数が多い。
- 唐櫃営業所
- 1974年7月竣工で、当時の収容台数は22両であった[3]。コイン洗車場として営業していた北側の土地を閉店後に貸切バス用の置き場に変更した。貸切用の大型バス~小型バスまで20両ほど留置することができる。南側は阪急バス唐櫃営業所のバス置き場になってる。
- 星和台営業所
- 1976年4月竣工で、当時の収容台数は7両であった[3]。2017年に南側に新しく建屋ができた。乗合用の小型バス12両が配属されている。
- 大池にある車庫
- 貸切用の大型バス~小型バスまで40両ほど留置することができる。
- 西鈴蘭台にある車庫
- 旧神鉄運輸サービスの本社だった。神鉄バスと合併後は鈴蘭台営業所になった。2016年、東側の土地にコインパーキングを設置。貸切用の中型・小型バスを7両ほど留置することができる。
- 星和台南にある車庫
- ガソリンスタンドの跡地に2016年から運用開始。貸切用の大型バス~小型バスまで30両ほど留置することができる。この車庫の完成後、西鈴蘭台の車庫にコインパーキングができ、星和台営業所に新しい建屋ができた。
送迎バス
多くの送迎バスを運行しており、車体に学校名、施設名などを表記した専用のバスも多数運行されている。また、施設をイメージした車体に改造したバスや、ボンネットバスをイメージし改造されたファンタスティックバスもある。
- 神戸市立鵯越墓園[10]
- 管理事務所前から墓園内を循環する墓参バスを運行している[11]。
- 神戸市立盲学校[12]、神戸市立青陽東養護学校[13]、神戸市立友生支援学校[14][15][16]、神戸市立青陽須磨支援学校[17][18][19]
- レッドとアイボリーの2色を使用した神戸市教育委員会指定デザインのバスを使用して運行されている。
- 神戸市立のばら学園[20]
- 日野レインボーⅡノンステップバスの中扉のみの特殊仕様車両も使用されている。
- キリンビール神戸工場
- 関西学院大学
- 西宮上ケ原キャンパスと神戸三田キャンパスを結ぶシャトルバスとして運行されている[24]。
- 神戸市立森林植物園
- 植物園と北鈴蘭台駅の間で運行されている[25]。
- 神戸親和女子大学
- 大学と三宮駅、三田駅、フラワータウン駅、小野駅の各駅へ運行されている[26]。
- 親和中学校・親和女子高等学校
- 学校と三田駅~唐櫃台駅の間で運行されている[27]。神戸親和女子大学の送迎バスに使われていた、いすゞガーラミオを塗り替えて使用している。
- ザ・レジデンス神戸舞子
- ザ・レジデンス芦屋スイート
- 神港学園神港高等学校
- 生徒の送迎用として運行されている。
- めんたいパーク神戸三田
- 三田駅、フラワータウン駅を結ぶ無料送迎バスを運行している[32]。
- 神戸北町スポーツクラブVivo
- 当施設から谷上~星和台の住宅街への生徒送迎バスを運行している。
- 神鉄スイミングスクール
- あいな里山公園
- あいな里山公園長屋門前としあわせの村本館・宿泊館前を結ぶ里山公園送迎バスを運行している[34]。
自家用バスの運行管理業務
- 兵庫県立神戸特別支援学校、神戸市立いぶき明生支援学校[35]、神戸市立青陽須磨支援学校[36]
- 兵庫県及び神戸市所有の自家用バスの運行管理を行っている。兵庫県立神戸特別支援学校のバスの後部には神鉄バスの運転士募集の広告が貼られている。
脚注
- ↑ “第142回定時株主総会招集通知”. 神戸電鉄. . 2017閲覧.
- ↑ 鈴木文彦「BUS★CORNER(バス全国情報)」、『鉄道ジャーナル』第35巻第5号、鉄道ジャーナル社、2001年5月1日、 126頁。
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 3.6 神戸電気鉄道株式会社社史編纂委員会、神戸電鉄50年のあゆみ、神戸電気鉄道株式会社、1976年10月15日、133-134頁、198-210頁
- ↑ 4.0 4.1 4.2 神戸電気鉄道株式会社社史編集委員会、神戸電鉄六十年史、神戸電気鉄道株式会社、1987年7月、140-141頁、192-195頁
- ↑ 神戸電気鉄道株式会社社史編集委員会、神戸電鉄六十年史、神戸電気鉄道株式会社、1987年7月、176頁
- ↑ “鈴蘭台駅周辺の取り組み”. 神戸市北区役所. . 2017閲覧.
- ↑ 7.0 7.1 “その他バス改造”. オートサービス関西. . 2017閲覧.
- ↑ “第140回定時株主総会招集通知”. 日本経済新聞. . 2017閲覧.
- ↑ “第141回定時株主総会招集通知”. 神戸電鉄. . 2017閲覧.
- ↑ “神戸市立鵯越墓園墓参バス運行業務”. 神戸市. . 2017閲覧.
- ↑ “神戸市立鵯越墓園の園内墓参バスと全体図”. 神戸市. . 2017閲覧.
- ↑ “神戸市立盲学校スクールバス運行業務”. 神戸市. . 2017閲覧.
- ↑ “神戸市立青陽東養護学校スクールバス運行業務”. 神戸市. . 2017閲覧.
- ↑ “友生支援学校スクールバス運行業務”. 神戸市. . 2017閲覧.
- ↑ “神戸市立友生支援学校スクールバス運行業務”. 神戸市. . 2017閲覧.
- ↑ “神戸市立友生支援学校スクールバス運行業務”. 神戸市. . 2017閲覧.
- ↑ “青陽須磨支援学校スクールバス運行業務”. 神戸市. . 2017閲覧.
- ↑ “神戸市立青陽須磨支援学校スクールバス運行業務”. 神戸市. . 2017閲覧.
- ↑ “神戸市立青陽須磨支援学校スクールバス運行業務”. 神戸市. . 2017閲覧.
- ↑ “のばら学園通園バス運行業務”. 神戸市. . 2017閲覧.
- ↑ “ラガーバスご利用案内”. キリンビール. . 2017閲覧.
- ↑ “Canbus 缶型バス”. 田園. . 2017閲覧.
- ↑ “その他バス改造”. オートサービス関西. . 2017閲覧.
- ↑ “学生活動支援機構 HOME シャトルバス”. 関西学院大学. . 2017閲覧.
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参考文献
- 神鉄バス株式会社パンフレット、2001年
- 神戸電鉄株式会社社史編纂委員会、神戸電鉄70周年記念誌 最近10年の歩み、神戸電鉄株式会社、1998年5月、56-59頁、110-114頁
- 神戸市交通局八十年史編集委員会、神戸市交通局八十年史、神戸市交通局、2001年10月15日、214-216頁、226頁、269頁、277頁、285頁