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看護

かんご
nursing

傷病者や老人の介抱,健康回復への援助から,さらに病気予防,健康増強への助言・指導などを行なうこと。乳幼児を育てたり,虚弱者を保護したり,傷病者の手当てをしたりするかたちでの看護は人類の歴史とともに古くからあるが,医学の分野で看護を学問的に体系づけ,それを職業とする人たちが生まれたのはフローレンス・ナイチンゲール以後とされる。日本では,すでに大宝律令に女医の制度が定められ,奈良の興福寺,国分寺などに病室が設けられて傷病者の看護・治療が行なわれており,奈良時代に入ると光明皇后施薬院を建立してハンセン病などの治療にあたっているが,近代的な看護技術が確立されるのは日本赤十字社篤志看護婦人会の結成 (1887) 以後である。