滋賀銀行
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株式会社滋賀銀行(しがぎんこう、英訳名:THE SHIGA BANK,LTD.)は、滋賀県大津市に本店を置く地方銀行。
概要
滋賀県内に本店を置く金融機関では最大規模。融資は県内シェア4割を占める。同県の指定金融機関を受託する[1]。近年は、県外での法人取引に注力する為、拠点を新設する動きが活発である[2][3]。2016年6月には、 2013年に新設した京都支店法人戦略室を格上げし、京都戦略室を新たに設置。京都の人員体制を増強し、コンサルティング業務を中心に法人・個人向けの営業を強化する体制を敷いた[4][5]。
大阪府内には大阪市、高槻市、枚方市に店舗が設置されているが、高槻市の支店は滋賀県長浜市にある店舗「高月支店」との区別のため、最寄駅の阪急高槻市駅より「阪急高槻支店」と表記されている。また、枚方市の店舗も「枚方支店」ではなく、所在町名および最寄駅の京阪牧野駅から「牧野支店」とされている。
沿革
- 1879年(明治12年) - 第百三十三国立銀行が現在の彦根市銀座町に設立される。
- 1881年(明治14年) - 株式会社八幡銀行が現在の近江八幡市鷹飼町に設立される。
- 1933年(昭和8年)10月1日 - 彦根市に本店を置く百三十三銀行、近江八幡市鷹飼町に本店を置く八幡銀行が合併して、新たに株式会社滋賀銀行が大津市に設立される。
- 1940年(昭和15年)11月 - 株式会社蒲生銀行を買収。
- 1942年(昭和17年)8月 - 株式会社湖北銀行を買収。
- 1943年(昭和18年)6月 - 株式会社柏原銀行を買収。
- 1943年(昭和18年)8月 - 株式会社滋賀貯蓄銀行を合併。
- 1945年(昭和20年)7月 - 近江信託株式会社を合併し、滋賀県下唯一の本店銀行となる。
- 1977年(昭和52年)10月 - 大阪証券取引所(市場第二部)、京都証券取引所に上場。
- 1979年(昭和54年)3月 - 大阪証券取引所市場第一部へ指定替え。
- 1985年(昭和60年)4月 - ディーシーカードと共同で滋賀ディーシーカードを設立。
- 1987年(昭和62年)10月 - 東京証券取引所(市場第一部)に上場。
- 2006年(平成18年)12月 - 新事務センター完成。
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)2月 - 浜町研修センター完成。
- 2010年(平成22年)12月15日 - 預金残高が4兆円を突破。
- 2011年(平成23年)10月1日 - 連結子会社であるしがぎんビジネスサービスがしがぎん不動産を吸収合併。
- 2012年(平成24年)2月9日 - バンコク駐在員事務所を開設。
- 2013年(平成25年)6月25日 - 牧野支店内に大阪東法人営業部、京都支店内に京都支店法人戦略室をそれぞれ設置。
- 2014年(平成26年)9月5日 - 大阪東法人営業部を守口市本町の守口CIDビル9階に移転。
- 2016年(平成28年)3月6日 - 滋賀県内の3信用金庫、2信用組合および京都中央信用金庫とATMを無料相互開放を開始[6]。
- 2017年(平成29年)12月4日 - 池田泉州銀行とATMを無料相互開放を開始[7]。
本支店・出張所
滋賀県内
- 大津地域(大津市) - 本店1・支店14・出張所8
- 湖南地域(草津市・栗東市・守山市・野洲市) - 支店15・出張所7
- 甲賀地域(甲賀市・湖南市) - 支店9・出張所3
- 湖東地域(彦根市・東近江市・近江八幡市・犬上郡・愛知郡・蒲生郡) - 支店22・出張所7
- 湖北地域(長浜市・米原市) - 支店9・出張所1
- 湖西地域(高島市) - 支店4
滋賀県外
日本国外
- 香港 - 支店1
関係会社
連結子会社
- しがぎんビジネスサービス株式会社
- しがぎん代理店株式会社
- しがぎんキャッシュサービス株式会社
- 滋賀保証サービス株式会社
- しがぎんコンピュータサービス株式会社
- 株式会社しがぎん経済文化センター
- 株式会社滋賀ディーシーカード
- しがぎんリース・キャピタル株式会社
- 株式会社しがぎんジェーシービー
非連結子会社
- 滋賀ベンチャー4号投資事業有限責任組合
- 滋賀の魅力発信ファンド投資事業有限責任組合
- しがぎん成長戦略ファンド投資事業有限責任組合
- しが農林漁業成長産業化投資事業有限責任組合
- しがぎんふるさと投資ファンド投資事業有限責任組合
脚注
- ↑ “県税の納税窓口”. 滋賀県 . 2014閲覧.
- ↑ “滋賀銀、法人開拓で2拠点新設 大阪と京都に”. 日本経済新聞. (2013年7月14日) . 2014閲覧.
- ↑ “関西地銀、大阪に攻勢 京都・南都などが中小向け営業強化”. 日本経済新聞. (2013年10月4日) . 2016閲覧.
- ↑ “滋賀銀が「京都戦略室」新設 3年間で貸出金残高750億円増へ”. 京都新聞. (2016年6月9日) . 2016閲覧.
- ↑ “京都で融資19%増目標 滋賀銀、今後3年 支店に「戦略室」”. 日本経済新聞. (2016年6月10日) . 2016閲覧.
- ↑ “滋賀銀と京都中信、ATM相互開放で合意”. 京都新聞. (2016年2月1日) . 2016閲覧.
- ↑ “滋賀銀、池田泉州銀と提携 ATMを相互開放”. 京都新聞. (2017年11月3日) . 2016閲覧.