山際大志郎

提供: miniwiki
移動先:案内検索

山際大志郎(やまぎわ だいしろう、1968年9月12日 - )は、日本政治家獣医師自由民主党所属の衆議院議員(5期)。内閣府大臣政務官第2次安倍内閣)と経済産業副大臣第2次安倍改造内閣第3次安倍内閣)、衆議院内閣委員長を歴任。

来歴

東京都出身。神奈川県立湘南高等学校山口大学農学部獣医学科卒業。東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程に進学し、1999年に獣医学の博士号を取得した。

2002年中田宏衆議院議員横浜市長選挙への出馬による辞職に伴い実施された神奈川8区補欠選挙自由民主党公認で出馬したが、無所属の元職江田憲司に敗れた。2003年第43回衆議院議員総選挙では神奈川18区に国替え。選挙区では民主党樋高剛に敗れたが、重複立候補していた比例南関東ブロックで復活し、初当選した。当選後、山崎派(当時)に入会した。2005年第44回衆議院議員総選挙では、神奈川18区で民主党の樋高に比例復活を許さず、再選。2009年第45回衆議院議員総選挙では、神奈川18区で樋高に敗れ、比例復活もならず落選した。

2011年6月、所属する山崎派の幹部である甘利明が立ち上げたさいこう日本に、落選中の元職ながら参加した。

2012年第46回衆議院議員総選挙では、神奈川18区で日本未来の党から出馬した樋高や、鹿児島5区から国替えしてきた民主党の網屋信介を破り、国政に復帰。選挙後に発足した第2次安倍内閣では内閣府大臣政務官に任命された(2013年9月30日退任)。また、石原伸晃の山崎派継承に伴い、石原派には参加せず離脱した[1]

2014年9月3日第2次安倍改造内閣経済産業副大臣に就任。同年の第47回衆議院議員総選挙で4選。

2016年、衆議院経済産業委員会筆頭理事に就任。同8月自由民主党副幹事長に就任。

2017年2月、甘利明と、甘利側近の他の神奈川県を地盤とする議員3人らと共に麻生派に入会した[2]。同年の第48回衆議院議員総選挙で5選。同年7月三原朝彦議員とオマーンを訪問し、齊藤貢特命全権大使らとスナイディ商工相と意見交換を行ったのち、住友商事幹部らとアル・グブラIWP事業の視察などを行った[3]

主な役職

衆議院の役職

自民党の主な役職

  • 川崎市支部連合会会長
  • 組織運動本部副本部長
  • 行政改革推進本部副本部長
  • 教育再生実行本部副本部長
  • 中小企業小規模事業者政策調査会副会長
  • 航空政策特別委員会副委員長
  • 外交経済連携本部幹事長代理
  • 知的財産戦略調査会常任幹事
  • 人工知能未来社会経済戦略本部事務局長
  • 原子力政策需給問題等調査会事務局長代理

政策

  • 2017年の朝日新聞によるアンケートにおいて、選択的夫婦別姓制度導入に反対、としている[4]

所属団体・議員連盟

著書

  • 『闘え!くじら人』 成山堂書店、2008-12。ISBN 978-4425981816。
  • 『人工知能と産業・社会』 経済産業調査会、2015-09。ISBN 978-4806529620。
  • 『実は、こんなことしています! 経済産業副大臣』 株式会社タウンニュース社、2016年5月。ISBN 978-4-9908973-0-7

脚注

関連項目

外部リンク

議会
先代:
秋元司
日本の旗 衆議院内閣委員長
2017年 -
次代:
現職
公職
先代:
松島みどり赤羽一嘉
日本の旗 経済産業副大臣
高木陽介と共同

2014年 - 2015年
次代:
鈴木淳司高木陽介
先代:
郡和子金子恵美稲見哲男岸本周平大野元裕本多平直高山智司
日本の旗 内閣府大臣政務官
平将明亀岡偉民島尻安伊子北村茂男秋野公造佐藤正久と共同

2012年 - 2013年
次代:
小泉進次郎亀岡偉民福岡資麿伊藤忠彦松本文明磯崎仁彦浮島智子

テンプレート:衆議院内閣委員長 テンプレート:経済産業副大臣 テンプレート:内閣府大臣政務官