大阪人権博物館

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大阪人権博物館(おおさかじんけんはくぶつかん、リバティおおさか)は、大阪市浪速区にある人権に関する大阪府の登録博物館。愛称はリバティおおさか、運営は公益財団法人大阪人権博物館。日本全国でみられる同和対策事業の一つ。

2012年4月1日現在の理事長は成山治彦、理事は近畿大学教授の奥田均など8名、評議員は部落解放同盟大阪府連合会書記長の赤井隆史など13名で構成されている。かつて部落解放同盟大阪府連合会書記長・副委員長・中央執行委員の向井正が館長を務めていた。

1985年の開館以来、約7000平米の市有地の無償貸与を受けていたものの、2014年10月、市長の橋下徹の方針転換で市から年間2700万円程度の賃料の支払を求められるようになった[1]。これに対し、博物館は2015年1月、財源がないことを理由に、無償貸与の継続か、数百万円程度までの減額を求めたが、市はこの要求を拒否し、2015年3月末までに立ち退くよう求めている[1]。が2018年6月時点では通常どおり開館している。

沿革

概要

  • 主な目的
    • 人権意識の高揚を図ること
  • 開館時間
    • 10時〜17時
  • 休館日
    • 毎週月曜日と火曜日(祝日を除く)、祝日の翌日、毎月第4金曜日、年末・年始
  • 入館料
    • 大人:250円
    • 高校生・大学生:150円
    • 中学生以下、65歳以上、障害者(介護者を含む)は無料
    • 人権週間12月4日12月10日)は無料
  • 発行物
    • 『ビジュアル部落史』シリーズなど、解放出版社から書籍が発売されている

所在地

交通アクセス

脚注

  1. 1.0 1.1 大阪市が人権博物館に立ち退き要求 賃料交渉折り合わず”. sanspo.com (2015年2月27日). . 2015閲覧.

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外部リンク


座標: 東経135度29分12.5秒北緯34.654583度 東経135.486806度34.654583; 135.486806