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名村造船所


株式会社名村造船所(なむらぞうせんじょ)は、大阪市西区に本社を置き、佐賀県伊万里市に製造拠点を持つ準大手造船会社である。みどり会参加企業。

概要

元々は大阪市住之江区北加賀屋4丁目の木津川河口に大阪工場を有していたが、船舶の大型化に伴い手狭になったため、1974年佐賀県伊万里市に進出。1979年の大阪工場閉鎖後は伊万里事業所を製造の拠点としている。 中型から超大型のばら積み貨物船タンカーを得意とし、コンテナ船自動車運搬船LPG船等、様々な船の製造実績を持つ。また、橋梁や各種鉄構造物の設計・製造・架設も行っている。

グループ造船会社として函館どつく佐世保重工業を擁する。 2011年には創業100周年を迎えた。

なお、大阪工場の西隣には藤永田造船所があった。

沿革

  • 1911年(明治44年)2月 -名村源之助個人により大阪市大正区において名村造船鉄工所の名称のもとに創業
  • 1931年(昭和6年)4月 -大阪市住之江区において旧村尾造船所の施設一切を買収し、株式会社に改組、株式会社名村造船所として新発足
  • 1942年(昭和17年)5月 -東京事務所開設
  • 1949年(昭和24年)6月 -大阪証券取引所に株式上場(資本金800万円)
  • 1961年(昭和36年)9月 -鉄構工場新設 陸上部門に進出
  • 1972年(昭和47年)10月 - 佐賀県伊万里市に伊万里工場建設起工
  • 1974年(昭和49年)11月 -伊万里工場竣工
  • 1979年(昭和54年)10月 -大阪工場の設備売却
  • 1982年(昭和57年)7月 -本社を大阪市住之江区から西区に移転
  • 1983年(昭和58年)1月 -伊万里事業所(伊万里工場 改称)に海洋陸機工場新設
  • 1983年(昭和58年)7月 -玄海テック株式会社を設立(現 連結子会社)
  • 1983年(昭和58年)7月 -名村情報システム株式会社を設立(現 連結子会社)
  • 1986年(昭和61年)1月 -福岡事務所開設(福岡営業所 改称)
  • 1988年(昭和63年) -大阪工場閉鎖後の敷地(現・クリエイティブセンター大阪)を千島土地株式会社へ返す。
  • 1990年(平成2年)4月 -名古屋営業所開設
  • 1990年(平成2年)10月 -事業部制実施
  • 1992年(平成4年)3月 -鉄構工場(海洋陸機工場 改称)増設
  • 1997年(平成9年)2月 -福岡営業所開設
  • 1997年(平成9年)8月 -株式会社オリイ株式を公開買付により31.6%取得
  • 1998年(平成10年)4月 -佐賀営業所開設
  • 1998年(平成10年)9月 -名村マリン株式会社を設立(現 連結子会社)
  • 2000年(平成12年)12月 -株式会社オリイとメックマシナリー株式会社は合併し、オリイメック株式会社(現 連結子会社)が発足
  • 2001年(平成13年)3月 -函館どつく株式会社に資本参加
  • 2003年(平成15年)11月 -オリイメック株式会社(現 連結子会社)株式を公開買付により、議決権比率87.1%取得
  • 2004年(平成16年)4月 -オリイメック株式会社(現 連結子会社)を株式交換により、完全子会社化
  • 2006年(平成18年)2月 -伊万里事業所の船舶建造設備を増強(第一次大型設備投資)
  • 2007年(平成19年)7月 -伊万里事業所の船舶建造設備を増強(第二次大型設備投資)
  • 2008年(平成20年)3月 -函館どつく株式会社(現 連結子会社)の第三者割当増資の全額引受けにより、議決権比率88.7%取得(追加取得により現在議決権比率89.9%)
  • 2013年(平成25年)7月13日 - 大阪証券取引所と東京証券取引所との現物株市場統合に伴い、東京証券取引所第一部に上場
  • 2014年(平成26年)5月23日 - 佐世保重工業を株式交換の形で完全子会社化すると発表[1]。これに伴い、名村造船所グループは船舶建造シェアで国内第三位の位置につくこととなる[2]
  • 2014年(平成26年)10月1日 - 佐世保重工業を完全子会社化。名村造船所社長の名村建介が佐世保重工業の社長を兼務。また、これに伴い9月26日を以って佐世保重工業は上場廃止となっている[3]

主要関係会社

  • 玄海テック株式会社 100%
  • 名村情報システム株式会社 100%
  • 名村マリン株式会社 100%
  • オリイメック株式会社 100%
  • 函館どつく株式会社 89.9%
  • 佐世保重工業株式会社 100%(2014年10月1日付)

脚註

外部リンク


テンプレート:日本中小型造船工業会