双五角錐

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双五角錐(そうごかくすい、pentagonal dipyramid)とは、五角形を赤道面とする双角錐である。二つの合同な五角錐を底面同士で貼り合わせた形状をしており、10枚の三角形でできている。また三角形の形により次のような特別なものもある。

デルタ十面体

デルタ十面体は、デルタ多面体の一種で、全ての面が正三角形でできている双五角錐のことであり、13番目のジョンソンの立体である。

  • 構成面:正三角形10枚
  • 辺:15
  • 頂点:7
  • 表面積:一辺を[math]a[/math]とすると [math]S={{5\sqrt{3}}\over{2}}a^2[/math]
  • 体積:一辺を[math]a[/math]とすると [math]V={{5+\sqrt{5}}\over{12}}a^3[/math]

正五角柱の双対

正五角柱の双対とは、双対多面体の一種で、底面と側面がともに正多角形の正五角柱の双対である。

  • 構成面:二等辺三角形(頂角 40.42°,底角 69.79°,辺の比率 1:1:[math]\begin{matrix} \frac{5- \sqrt{5}\ }{4} \end{matrix}[/math])10枚
  • 辺:15
  • 頂点:7
  • 双対:アルキメデスの正五角柱

関連項目