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井笠バスカンパニー


井笠バスカンパニー(いかさバスカンパニー、通称井笠バス.C、英文社名Ikasa Bus Company)は、岡山県南西部および広島県東部にて路線バス事業および貸切バス事業を営む企業である。両備グループに属する。

概要

井笠バスカンパニーは、福山市を中心に路線バス事業を営む中国バスの100%子会社で、岡山県笠岡市井原市小田郡矢掛町浅口市倉敷市、広島県福山市の路線バス事業を営む。PASPYは、福山営業所の車両(福山ナンバー)のみ使用可能である。また、貸切バス事業も営んでいる。

かつて、岡山県笠岡市、井原市、矢掛町、浅口市、倉敷市、広島県福山市の路線バス事業は、井笠鉄道が営んでいた。しかし、井笠鉄道の会社清算により、2012年10月末をもってバス事業から撤退する事となった。緊急処置として、株式会社中国バスが社内分社として中国バス・井笠バスカンパニーを設立し[1]道路運送法第21条[2]により、暫定運行を行った[3]。2013年1月16日、中国バス100%出資の井笠バスカンパニーが設立され、路線を受け継いだ[4]

沿革

  • 2012年11月1日 - 株式会社中国バス・井笠バスカンパニーによる暫定運行の開始。
  • 2013年1月16日 - 株式会社井笠バスカンパニー設立。
  • 2013年4月1日 - 株式会社井笠バスカンパニーが、株式会社中国バス・井笠バスカンパニーから笠岡市井原市矢掛町浅口市倉敷市での路線バス事業を受け継ぎ、営業開始。 株式会社中国バス・井笠バスカンパニーは引き続き福山市完結の路線を担当する事となり、株式会社中国バス・井笠バス福山カンパニーに改組[4]
  • 2013年10月1日 - 株式会社井笠バスカンパニーが、株式会社中国バス・井笠バス福山カンパニーを受け継いで福山営業所とし、福山市での路線バス事業を開始。これをもって暫定運行から本格運行への移行が完了した(親会社と重複する一部路線は暫定運行終了日の9月30日付で廃止)[5]

運行路線

2014年3月現在の営業路線は以下の通りである。

笠岡駅前発着

  • 今井循環線
  • 笠岡〜矢掛線
  • 笠岡〜大井ハイランド〜尾坂線
  • 笠岡〜山王口〜井原線
  • 笠岡〜福山線(全便笠岡営業所担当のため、坪生〜坪生公園前、倍遠中学校前〜福山駅間でPASPY定期券を利用する場合は券面を乗務員に提示)
  • 笠岡〜広東線
  • 笠岡〜城見台団地〜総合スポーツ公園〜笠岡線
  • 笠岡〜竹田〜乗時線
  • 笠岡〜市民病院〜外浦〜寺間〜笠岡線
  • 美の浜線

新倉敷駅前発着

  • 新倉敷〜寄島線(新倉敷〜玉島中央町の区間でも両備バスのHareca定期券は利用不可能。)

福山駅前発着

  • 福山〜井原線(PASPY定期券は蓮池〜井原バスセンター間停留所発着は発行せず。発行区間で笠岡営業所担当便を利用する場合は券面を乗務員に提示。PASPYの入金・プリペイド利用は福山営業所担当便のみ可能)
  • 福山〜篠坂線(PASPY定期券は坪生峠〜篠坂間停留所発着は発行せず。発行区間で笠岡営業所担当便を利用する場合は券面を乗務員に提示。PASPYの入金・プリペイド利用は福山営業所担当便のみ可能)
  • 福山〜福山市民病院〜春日池ニュータウン〜伊勢丘三丁目線(それまで終点だった春日池ニュータウンから路線延伸)
  • 福山〜東深津〜伊勢丘〜坪生線
  • 福山〜千間土手東〜東福山駅口〜旭ヶ丘団地・宮の前線
  • 福山〜国道〜福山市民病院〜中国中央病院線
  • まわローズ(定期券は紙・PASPYとも利用不可)

東福山駅前発着

  • 東部循環線(東福山駅北口 - 福山市民病院 - 春日池ニュータウン)

デマンドバス

いずれも予約制である

  • 大島中デマンド
  • 尾坂デマンド
  • 中条デマンド
  • 竹尋デマンド

営業所および車庫

  • 本社・笠岡営業所・美の浜車庫(美の浜バスターミナル内)
  • 井原車庫(井原バスセンター内) 
  • 矢掛車庫
  • 福山営業所(中国バス本社・多治米車庫内)

車両

ファイル:Ikasa Bus Company Bus at Ibara bus center.jpg
井原バスセンターに停車中の車両

両備ホールディングス傘下の中国バス・井笠バスカンパニー(井笠バス福山カンパニー)および井笠バスカンパニーとなった後、順次車両に両備グループのCIロゴ「RYOBI GROUP Ryobi」と新社章(両備ホールディングスと同じ)が入れられた。また車体後部の社名表記は、暫定運行時は「井笠バスカンパニー・(社章)中国バス」、井笠バスカンパニーによる本格運行移行後は「(社章)井笠バス.C」となっている。さらに、2013年度に中国バスから転籍した車両や2014年度に導入された新車から中国バスに準じた塗色(青・白)となり、側面には「Ikasa Bus.C」と表記されている。また在来車両も順次変更が行われている。

車両番号について

井笠バスカンパニー・北振バスの車両には、1台ごとに車両番号と呼ばれる番号が付与されている。車両にはアルファベット1文字と4桁の番号が付けられており、以下の法則に基づいている。これは井笠鉄道からも継承されている。

例:Z1471

Z 14 71
メーカー 年式 固有番号
  • メーカー
    F…三菱ふそう
    H…日野
    Z…いすゞ
    N…日産
  • 年式
    年式の西暦の下2桁
  • 固有番号
    2桁で年式ごとの連番
    01〜70…井笠鉄道からの引継ぎ車および中国バスからの移籍車で、井笠鉄道・中国バス時代の番号を引き続き使用。
    71〜…井笠バスカンパニー発足後の新車

関連項目

脚注

  1. 小嶋光信 (2012年11月2日). “井笠鉄道の破綻は井笠鉄道だけの問題ではない!-井笠鉄道バス路線再建案-Ver.3”. 両備グループ. . 2014閲覧.
  2. 第21条  一般貸切旅客自動車運送事業者及び一般乗用旅客自動車運送事業者は、次に掲げる場合に限り、乗合旅客の運送をすることができる。
      1 .災害の場合その他緊急を要するとき。
      2 .一般乗合旅客自動車運送事業者によることが困難な場合において、一時的な需要のために国土交通大臣の許可を受けて地域及び期間を限定して行うとき。
  3. 小嶋光信 (2012年11月1日). “井笠バスカンパニー出発、進行!”. 両備グループ. . 2014閲覧.
  4. 4.0 4.1 小嶋光信 (2013年1月15日). “井笠鉄道廃止路線の暫定運行引き継ぎ内容、および(株)井笠バスカンパニー設立について”. 両備グループ. . 2014閲覧.
  5. “井笠鉄道(株)廃止バス路線の暫定運行は10月1日に本格運行への移行が完了します” (pdf) (プレスリリース), 国土交通省中国運輸局, (2013年9月20日), http://wwwtb.mlit.go.jp/chugoku/release/13092001.pdf . 2014閲覧. 

外部リンク

テンプレート:両備グループ