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リュウキュウマツ

リュウキュウマツ(琉球松、学名Pinus luchuensis)は、マツ科マツ属針葉樹。別名はリュウキュウアカマツ(琉球赤松)。沖縄方言ではマーチ[1]、マチ[2]八重山方言ではマチィという。沖縄県の県木にも指定されている。

分布

南西諸島トカラ列島以南)の海岸付近に生育する[3]。本土ではアカマツクロマツがそれぞれ内陸と海岸に分化しているが、沖縄ではそれらに対応するニッチは全てこの種が占めている。

明治以降、小笠原諸島にも移植され、父島母島で広く繁茂する外来種帰化植物)となっている[4]

特徴

常緑高木。

過去の大戦で各地とも大きく減少したリュウキュウマツだが、その荒廃した森林はリュウキュウマツ林として復活した。しかしその後本土に遅れて松食い虫が侵入し、近年はその被害で減少している。他方で、海岸のクロマツ林にあたる部分は外来種モクマオウが占めていると見られる面もある。

パイナップル産業の勃興により山地が開墾され、松が枯死したものも非常に多い。石垣島ではかつて直径1メートルを超す巨松が群生していた。

銘木として観賞されているものに久米島五枝の松がある。

脚注

  1. 首里・那覇方言音声データベース 琉球大学附属図書館沖縄言語研究センター
  2. 今帰仁方言音声データベース 琉球大学附属図書館沖縄言語研究センター
  3. 鹿児島県環境生活部環境保護課編 『鹿児島県の絶滅のおそれのある野生動植物 -鹿児島県レッドデータブック植物編-』 財団法人鹿児島県環境技術協会、2003年、483頁、ISBN 4-9901588-1-4。
  4. リュウキュウマツ 国立環境研究所 侵入生物DB

関連項目