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モナコ

モナコの町並み.モナコ

モナコ公国[1](モナコこうこく、プランシポテ・ドゥ・モナコ、:Principauté de Monaco)、通称モナコMonaco

ヨーロッパ西部,フランス南東部,地中海に面する保養地コートダジュールにあり,ニースの東 14kmに位置する国。バチカン市国に次ぐ世界第2の小国。温帯冬雨気候(地中海式気候)で,平均気温は 1月 10℃,8月 24℃,雨は年間 60日程度しか降らない。住民の約 3割はフランス人で,モナコ人とイタリア人がそれぞれ約 2割を占める。ほかに,その他ヨーロッパ諸国やアメリカ合衆国,アジアなどから来た人々が居住。住民の大部分はキリスト教徒。公用語はフランス語であるが,英語,イタリア語も広く用いられる。古代ギリシア・ローマ時代には重要な港として繁栄。13世紀からジェノバのグリマルディ家領となり,1793~1814年にフランスに主権を奪われたが,1861年今日の国土に縮小されて主権を回復。1911年に憲法を制定。1918年フランス・モナコ保護友好条約を結び,フランスの保護国となった。2005年フランス・モナコ保護友好条約に代わるフランス・モナコ友好協力条約が発効し,外交の自由が認められ,2006年日本との間にも外交関係が結ばれた。行政上はモナコビル,ラコンダミーヌ,モンテカルロ,フォンビエイユの 4地区に区分。モナコビルには政庁のほか,宮殿,聖ニコラ大聖堂,海洋博物館などがある。先史時代から古代ギリシア・ローマ時代にいたる遺物や美術品などを所蔵する博物館もある。オレンジ,オリーブなどの果樹や熱帯性の植物,地中海に臨む海岸美,南国的な風景などの観光資源に富み,世界的観光地として発展。財政は商取引税のほか,モンテカルロにあるカジノの収益,たばこや切手の販売などによる。ヨーロッパ連合 EUには加盟していないが,通貨はユーロを使用。タックス・ヘイブンの国としても知られ,世界各国の富豪が移住していることでも有名。

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  1. 日本外務省の表記。「モナコ大公国」や「モナコ王国」と訳す場合もある。