ジャコモ・バッラ
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ジャコモ・バッラ(Giacomo Balla, 1871年7月18日 - 1958年3月1日)は、イタリア未来派の画家。 トリノ生まれ。
来歴
1910年、ウンベルト・ボッチョーニ、カルロ・カッラ、ルイジ・ルッソロ、ジーノ・セヴェリーニとともに「未来派絵画技術宣言」に署名。動きや速度を絵画表現にて表そうとした。とともに、絵画上の形態の解体が進み、1910年代前半には、抽象的傾向の強い作品も生み出した。最も早く抽象絵画を描いた1人であるといえる。
1915年、フォルトゥナート・デペーロとともに、「宇宙の未来派主義的再構成」に署名。その後、具象に戻る。
関連する展覧会
日本語文献
- セゾン美術館編 『未来派 1909-1944』エンリコ・スポルティ、井関正昭構成・監修(東京新聞社、1992年)
外部リンク
- Departamento de Tecnología Fotónica, UNIVERSIDAD POLITÉCNICA DE MADRID
- 「Dynamism of a Dog on a Leash」(1912年)
- 「Girl Running on a Balcony」(1912年)
- 「The Hand of the Violinist」(1912年)
- の3点の図版が紹介されている。