TWIN21
ツイン21 TWIN 21 | |
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情報 | |
用途 | 事務所・店舗 |
設計者 | 日建設計 |
施工 | 大成建設・大林組・竹中工務店・鹿島建設・清水建設・熊谷組・奥村組・鴻池組・西松建設 |
建築主 | 松下興産 |
構造形式 | 鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造) |
敷地面積 | 31,861.66 m² |
建築面積 | 14,401.10 m² (建蔽率45%) |
延床面積 | 172,522.95 m² (容積率541%) |
階数 | 地上38階地下1階 塔屋1階 |
高さ | 157m |
着工 | 1983年 |
竣工 | 1986年3月 |
所在地 | 大阪府大阪市中央区城見2丁目1番61号 |
座標 |
北緯34度41分34.9秒 東経135度31分52.3秒 |
TWIN21(ツインにじゅういち)は、大阪市中央区の大阪ビジネスパークにおける中核施設で、パナソニックの関連会社だったMID都市開発(旧:松下興産、現:関電不動産開発)の運営による商業・ビジネスビルである。大阪ツインタワーとも呼ばれる。
概要
1983年に着工し、1986年竣工。ビルの高さは157m、地上38階、地下1階建てで、超高層ビルが双子のように並び建つ。2つのビルは、パナソニックグループ関連企業が入居する「OBPパナソニックタワー」(旧名「ナショナルタワー」)と、パナソニック以外の企業や商業施設が入居する「MIDタワー」である。近年は同じMID都市開発運営による商業施設であるIMP(インターナショナルマーケットプレース)と一体的な運営・構成を行っている(3階のスカイウォーク連絡通路で直結)。
ビル固有の郵便番号は、MIDタワーが540-61xx、パナソニックタワーが540-62xx(xxは階層。地下もしくは階層不明の場合は90)。
テナント
地上1-4階部分は2つのビルディングを繋ぐアトリウム(吹き抜け)となっており、アトリウムを囲むように飲食店が連なる商業施設となっている。毎年8月に開催する24時間テレビ 「愛は地球を救う」における読売テレビのメイン募金会場(2008年までと2010年以降。2009年は読売テレビ本社がメイン会場のため開催せず)になっているほか、古書市など各種イベントにも頻繁に利用されている。ビルに隣接する円形ホールは、各種セミナー会場等に利用されている。
企業だけでなく、外国の外交機関である在大阪オーストラリア総領事館も入居している[1]。
パナソニックタワーの1・2階には、パナソニックスクエア(2000年2月29日閉鎖)とパナソニックセンター大阪(パナソニック製品のショールーム、2012年12月25日閉鎖)があったが、近隣の「パナソニックリビングショールーム」と統合され、グランフロント大阪南館に移転した。
- TWIN21 Atrium 201406.jpg
アトリウム
- 24 Hour Television 28 event at TWIN21.jpg
アトリウム(2005年 24時間テレビの募金・ステージイベント開催時撮影)
エピソード
- 映画『ゴジラvsビオランテ』(1989年、東宝)の中では、アトリウム部分を含むTWIN21が、ゴジラの手によって無残にも破壊されてしまう。制作にあたり東宝から松下興産(当時)に対し、映画の中でゴジラがTWIN21を破壊する旨を伝えたところ、松下興産側の担当者は「ゴジラに壊されるなら本望です」と答え快諾したという。
- 当時の松下電器の社長室から2つのタワーを眺めると、その間に大阪城が見えるように建築されたとされる。
交通アクセス
- 地下鉄長堀鶴見緑地線 大阪ビジネスパーク駅すぐ(地下コンコースからの連絡通路はなく、いったん地上に出て、道路を渡る必要がある)。もしくは京橋駅から徒歩5分(ペデストリアンデッキで直結)。
- 大阪市営バス城見一丁目停留所下車すぐ。