遠別町
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遠別町(えんべつちょう)は、北海道の留萌管内北部にある町。上川管内の美深町と並び、日本の稲作の北限地。
Contents
町名の由来
アイヌ語に由来するが諸説ある。
自然な解とされているものは、「ウェンペッ(wen-pet)」(悪い・川)に由来する、とするものである[1][2]。
このほか、永田方正著『北海道蝦夷語地名解』では、山の中に住むアイヌが浜の方に来て、この地のアイヌと語り合うのを楽しみにしているという民間語源による、「ウイェペッ(u-ye-pet)」(相・話する・川)という説が載せられている[2]ほか、「ウエベツ」(二股の川)に由来するという説もある[2]。
地理
留萌管内北部に位置する。
- 山: ピッシリ山(1032m)
- 河川: 遠別川
- 湖沼:
隣接している自治体
人口
遠別町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
沿革
- 1896年(明治29年) 白幡源太郎が遠別に入植する。(遠別町で記録が残っている最初の人物)
- 1897年 越前団体が入植する。(遠別町の開基)
- 1903年 天塩村(現天塩町)から分村、天塩郡遠別村
- 1919年(大正8年) 二級町村制、天塩郡遠別村
- 1949年(昭和24年) 町制施行、天塩郡遠別町
経済
主要産業は漁業、農業、酪農、林業など。稲作の北限地。
農協・漁協
- オロロン農業協同組合(JAオロロン)遠別支所
- 遠別漁業協同組合
金融機関
- 稚内信用金庫遠別支店
郵便局
- 遠別郵便局(集配局)
公共機関
警察
- 天塩警察署遠別駐在所
姉妹都市・提携都市
教育
- 道立高等学校
- 中学校
- 遠別
- 小学校
- 遠別
交通
空港
道路
- 一般国道
- 都道府県道
- 道の駅
鉄道・バス
現在、町内を走る鉄道路線は存在しない。かつては羽幌線が運行していたが、現在は廃止され沿岸バスが代替バスを運行。
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 旭温泉
- 富士見ヶ丘公園
- 金浦原生花園
その他
- エゾモモンガの「モモちん」というマスコットキャラクターが、遠別町のホームページに登場している。
- 日本最北端の稲作が行われている。
出身の有名人
脚注
外部リンク
典拠レコード: