渡嘉敷村(とかしきそん)は、沖縄本島那覇市の西方約40kmに点在する慶良間諸島のうち渡嘉敷島を始め10余りの島からなる村。
慶良間諸島のほぼ東半分を占め、島尻郡に属する。
地理
以下の島により構成される。渡嘉敷島・前島以外は無人島。
- 渡嘉敷島
- 前島(前島、ハテ島、中島)
- 慶伊瀬島(神山島、クエフ島、ナガンヌ島)
- 黒島
- 儀志布島
- 渡嘉敷島の北側に密接している。最干潮時は、船舶の航行は不可能になる。
- 城島
- 渡嘉敷港のちょうど入り口にあり、防波堤の役目になっている。干潮時は徒歩で行ける。頂上には聖地があり神話の舞台にもなった。
地域
- 渡嘉敷・渡嘉志久(とかしく)の2集落がある。
人口
歴史
行政
紋章
渡嘉敷の「と」と「か」を図案化したものを1966年5月1日に制定した。[1]
教育など
- 渡嘉敷村立渡嘉敷小中学校
- 渡嘉敷村立阿波連小学校
- 渡嘉敷村立渡嘉敷幼稚園
- 渡嘉敷村立へき地渡嘉敷保育園
- 国立沖縄青少年交流の家 - 青少年用教育・研修施設
経済
日本郵政グループ
- 日本郵便 渡嘉敷郵便局(渡嘉敷) - 局内設置のゆうちょ銀行ATMは平日・土曜稼働。(2015年09月現在)
※渡嘉敷村の郵便番号は「901-35xx」となっている。
交通
港湾
那覇港との間に定期旅客航路が運航されるほか、座間味村との間にはオンデマンドによる航路が運航されている。
- 渡嘉敷港(地方港湾)
- - 那覇港(泊ふ頭) 村営高速船「マリンライナーとかしき」(所要35分)
- - 那覇港(泊ふ頭) 村営フェリー「フェリーけらま」(所要70分)車両搭載可能。
- 阿波連港 : 主にダイビングボートが発着している。
- - 阿嘉港(阿嘉島) - 座間味港(座間味島) 座間味村の連絡船「みつしま」(座間味港まで所要35分)
- 「ケラマ航路」と通称される。2013年4月より座間味村の行政連絡船を使用し運航を開始した。1日2便が設定されているが、予約があるときのみ運航するオンデマンド方式である。[3][4]
主な道路
名所・旧跡・観光
- 慶良間諸島国立公園
- 阿波連ビーチ
- 渡嘉志久(とかしく)ビーチ
- ハナ島(シブガキ島)
- 白玉之塔
- ヒータティーヤー
- 根元家の石垣
- 忠魂碑
- 渡嘉敷村青少年旅行村
- 舟越(ヒナクシ)貝塚
- マリンレジャー
脚注
参考文献
- 『図典 日本の市町村章』 小学館辞典編集部、小学館、2007-01-10、初版第1刷。ISBN 4095263113。
外部リンク
典拠レコード: