大牟田市石炭産業科学館
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大牟田市石炭産業科学館(おおむたしせきたんさんぎょうかがくかん)は、福岡県大牟田市にある石炭を中心としたエネルギー資源に関する科学館。
Contents
概要
同館のマスコットである“クロベエ”くんの声、およびダイナミックトンネルの入場時の女性アナウンスは声優の渕崎ゆり子が担当している。
展示内容
常設展示は有料(観覧料は後述、屋外展示場及びその他の施設は無料である。
常設展示
- 石炭技術のあゆみ
- 模型と映像で三池港や石炭化学コンビナートなどを解説しているコーナー。
- 時代と大牟田のあゆみ
- 炭鉱の街として栄えた大牟田の歴史を資料や写真、展示品などで紹介するコーナー。
- 石炭エネルギーの利用
- 蒸気機関車やストーブなど、暮らしと石炭をつないだ道具などを展示しているコーナー。
- ダイナミックトンネル
- 炭鉱坑内の作業で用いられた電気機関車や採炭用カッターなどの巨大な機械などを音声ガイド付きで展示紹介しているコーナー。入口は石炭の採掘時に用いられていたエレベータを再現したものになっている。
- エネルギーと遊ぼう
- 空気の力を使ってボールを飛ばしたり、ランニングマシンを使って発電したりするなどエネルギーに関する8種類の体験コーナーがある。
- 暮らしを支える石炭
- 石炭化学製品を紹介しているコーナー。
- 石炭百科
- 液晶画面にタッチしながら石炭に関する情報を調べることができるコーナー。
- 映像ホール
- 石炭や炭鉱の歴史に関する種類[1]の映像作品を上映するコーナー。「炭鉱電車の走るまち」は第44回福岡県広報コンクール映像の部で特選を受賞した。
屋外展示場
隣接するネイブルランド跡地の敷地内に石炭(珪化木)や作業員を運搬した電車や貨車などを展示している。展示車両は以下の通り。
- 世界最速人車「女神号慈海」
- 架空線式単機電気機関車(制動車付)と水平人車
- 蓄電池式電気機関車と鋼枠台車
- 架空線式単機電気機関車と工具台車、FAタンク車[2]
- 架空線式電気機関車(重複式)SLME-B28B-26D型
2014年2月現在、隣接するネイブルランド跡地における帝京大学福岡医療技術学部の新キャンパスの建設工事の影響で、屋外展示場が閉鎖されている(通行は可能、駐車場も大幅整備)
その他の施設
- 企画展示コーナー
- 石炭やエネルギーに関する企画展示が定期的に行われる。
- 図書室
- 展望台コーナー
利用案内
開館時間
- 9:30 - 17:00
休館日
- 毎月最終月曜日(祝日の場合は翌日)
- 12月29日 - 1月3日
観覧料
- 大人 410円(300円 / - )
- 高校生410円(300円 / 250円)
- 4歳 - 中学生 200円(150円 / 130円)
※かっこ内は(一般団体料金 / 学校団体料金)。25人以上から団体料金となる。毎週土曜日に高校生以下が観覧する場合は個人であっても学校団体料金が適用される。また、文化の日などに無料開放されることもある。
所在地
- 〒836-0037 福岡県大牟田市岬町6-23
周辺
出典・脚注
- ↑ 「時空を超えて」上映時間15分(10:00~10:15、11:30~11:45 13:00~13:15 14:30~14:45)「みいけ炭鉱の声が聞こえる」上映時間40分(16:00~16:40)「炭鉱電車の走るまち」上映時間20分(10:30~10:50 12:00~12:20 13:30~13:50 15:00~15:20) 24年度より「日本の原動力」放映時間16分が追加される(9:40~9:56 11:00~11:16 12:30~12:46 14:00~14:16 15:30~15:46)それぞれ時間帯により毎日上映される。
- ↑ FA(フライアッシュ)とは火力発電の際に出る灰のこと。
外部リンク
- 大牟田市石炭産業科学館
- 大牟田市石炭産業科学館 - 大牟田市公式サイト内