I.W.ハーパー
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I.W.ハーパー(英: I.W. Harper)は、バーボン・ウイスキーの銘柄。
概説
1877年にドイツ系アメリカ人のアイザック・ウォルフ・バーンハイム(Isaac Wolfe Bernheim)によってケンタッキー州ルイヴィルで生み出された。その名は彼のイニシャル(I.W.)とその無二の親友であったフランク・ハーパーに由来する[1]。1885年にニューオーリンズでおこなわれた万国博覧会で金賞を受賞。世界の博覧会で5つのゴールドメダルを獲得し、これらのメダルはボトルのゴールドラベルに印刷され、現在に至るハーパーのブランドの礎となった[2]。1930年代の禁酒法の時代を経た後、バーンハイムは1937年にブランドをシェンリー社に売却している。
なお、日本においては2009年10月より麒麟麦酒(二代目)が輸入元となっている[3]。2010年秋にはハーパーを使った缶入りハイボールをコンビニエンスストア限定で販売した[4](製造委託元はキリンディスティラリー)。また、I.W.ハーパーをベースに用いたハイボールは「ハーパーソーダ」と呼ばれる[5]。
ラインナップ
- I.W.ハーパー ゴールドメダル (アルコール度数:40%)
- I.W.ハーパー 12年(アルコール度数:43%)
脚注
- ↑ KIRIN_I.W.ハーパー_ヒストリー
- ↑ 楢崎恵久 『ザ・ベスト・バーボン』 永岡書店、1997年、58-59。ISBN 4-522-21193-7。
- ↑ ウイスキーブームを引き継げるか。ジョニ黒とハーパー、キリンに移行。 FDN フードリンクニュース 2009.12.18
- ↑ KIRIN_ニュースリリース_2010.9.15_「フォアローゼズ ハイボール」「I.W.ハーパー ハイボール」をコンビニエンスストア限定で新発売
- ↑ ハーパーソーダ|うまいハイボール|ウイスキー・ブランデー|キリン 2016年10月22日閲覧