編集史的研究

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へんしゅうしてきけんきゅう

Redaktionsgeschichte

共観福音書様式史的研究においては,主として伝承断片を生み出した生活の座を解明することに目標がおかれていたのに対し,それらの伝承断片を福音書という一個の文書に編集した福音書記者の神学を解明しようとする研究。

その最初の学問的成果は R.ブルトマンの弟子 H.コンツェルマンのルカ神学の研究『時の中心』 (1953) であるが,編集史的研究という用語自体を初めて使用したのは W.マルクセンの『福音書記者マルコ』 (56) である。 G.ボルンカム,G.バルト,H.J.ヘルト,G.シュトレッカー,R.フンメル,W.トリリンク,E.トロクメなどがその後次々に成果をあげている。