「糖質コルチコイド」の版間の差分
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糖質コルチコイド(とうしつコルチコイド)は、副腎皮質の束状層で産生される、副腎皮質ホルモンの一つである。グルココルチコイド (glucocorticoid) とも言われる。
種類
働き
タンパク質を糖化(糖に変換(脱アミノ基))して、血糖量を上昇させる。
また、グルカゴン、アドレナリンに対する許容作用がある。
糖質コルチコイドが存在しないと、これらのホルモンの働きが起きない。
中枢神経に対しては成長ホルモン分泌抑制を、肝臓に対してはインスリン様成長因子発現抑制をもたらし、全身での細胞増殖・成長を抑制する。[1]
ACTHにより制御され、血中濃度には日内変動がみられる。
用途
医薬品として使われる。抗炎症効果や免疫抑制効果がある。ステロイド系抗炎症薬や免疫抑制剤を参照のこと。
関連項目
脚注
- ↑ 棚橋祐典. 小児成長障害と糖質コルチコイド. THE BONE 2015;28(4):389-394.