斜里岳

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斜里岳(しゃりだけ)は北海道知床半島にある火山。標高は1,547m。斜里岳道立自然公園に属し、日本百名山に選定されている[1]清里町の観光スポットの一つである。

概要

古くはアイヌ語でオンネヌプリ(年老いた山)と呼んでいた[2]。シャリとはアイヌ語で「葦の生えた湿原」の意[2]

山頂部は斜里岳、南斜里岳、西峰からなる。オホーツク富士、斜里富士とも呼ばれる。二等三角点名は「斜里岳」[3]

火山の基底は直径約12km[4]、山体比高950m[4]。活動時期は約30万〜25万年前[4][注釈 1]。中央火山は溶岩円頂丘[4]。山頂には6個の爆裂火口がある[4]

登山

山頂には展望がある。登山道は3つあるが、清里町側から登るルートが一般的で、途中で沢筋の旧道と尾根筋の新道に分岐する[6]。登山口には山小屋「清岳荘」がある[6]

参考画像

脚注

注釈

  1. 約28~25万年前という記述もある[5]

出典

  1. 『日本百名山』深田久弥(著)、朝日新聞社、1982年、ISBN 4-02-260871-4
  2. 2.0 2.1 斜里岳登山ガイド 斜里岳 実話・逸話・裏話 - きよさと観光協会]、2014年10月閲覧
  3. 国土地理院 基準点成果等閲覧サービス国土地理院、2013年6月28日閲覧)
  4. 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 日本の第四紀火山 斜里岳 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター、2017年3月閲覧
  5. 斜里岳道立自然公園 - 北海道、2014年10月閲覧
  6. 6.0 6.1 観光情報斜里岳 - 清里町、2014年10月閲覧

関連項目

外部リンク