「四日市市」の版間の差分

提供: miniwiki
移動先:案内検索
ja>Kuniharu
(バス)
 
(脚注)
 
(同じ利用者による、間の3版が非表示)
16行目: 16行目:
 
|鳥など=[[ユリカモメ]]
 
|鳥など=[[ユリカモメ]]
 
|郵便番号=510-8601
 
|郵便番号=510-8601
|所在地=四日市市諏訪町1番5号<br /><small>{{ウィキ座標度分秒|34|57|54.1|N|136|37|27.9|E|region:JP-24|display=inline,title}}</small><br />[[ファイル:Yokkaichi City Office.jpg|250px|四日市市役所]]
+
|所在地=四日市市諏訪町1番5号<br /><small>{{ウィキ座標度分秒|34|57|54.1|N|136|37|27.9|E|region:JP-24|display=inline,title}}</small>
 
|外部リンク=[http://www.city.yokkaichi.lg.jp/ 四日市市]
 
|外部リンク=[http://www.city.yokkaichi.lg.jp/ 四日市市]
 
|位置画像={{基礎自治体位置図|24|202}}
 
|位置画像={{基礎自治体位置図|24|202}}
22行目: 22行目:
 
}}
 
}}
  
'''四日市市'''(よっかいちし)は、[[三重県]][[北勢|北部]]に位置する県北部の中心[[都市]]で、国から[[特例市|施行時特例市]]と[[保健所政令市]]の指定を受けている。
+
'''四日市市'''(よっかいちし)
  
三重県の県庁所在地[[津市]]を上回る、三重県下最大の人口を擁し、[[都市雇用圏]]は[[東海地方]]で[[名古屋市]]、[[浜松市]]、[[静岡市]]、[[岐阜市]]に次ぐ規模を有している。
+
[[三重県]]北部,[[伊勢湾]]に臨む市。 1897年市制。第2次世界大戦までに富田町など近隣の2町7村を編入,市域を拡大。 1954年小山田村,川島村,神前村,桜村,三重村,県村,八郷村,下野村,大矢知村,河原田村の 10村,1957年水沢村,保々村と三鈴村の一部をそれぞれ編入。
  
== 概要 ==
+
2005年には[[]]町を編入した。中部から沿岸部は[[伊勢平野]]の沖積地,背後は洪積台地で,西部は[[鈴鹿山脈]]東斜面となる。文明2 (1470) 年田原忠秀が浜田に築城,城下に市を開いたのが起源で,弘治年間 (1555~58) の頃から毎月四のつく日に市が立つようになり市場町として発展。江戸時代には[[東海道]]の宿場町となり,桑名とともに熱田との間の海上路の拠点でもあった。鉄道時代になって路線からはずれ一時さびれたが,1888年地元資本により私鉄関西鉄道 (現 JR関西本線) が設立され,工場誘致に努め,工業都市への転換がはかられた。第2次世界大戦までは紡績と陶磁器 ([[万古焼]] ) が主であったが,戦後日本最大規模の石油化学コンビナートが立地。 1963年からは北部埋立地に立地した午起 (うまおこし) コンビナートも加わり,総面積 600万m<sup>2</sup>の大規模コンビナートとなった。また,四日市港は 1899年開港場の指定を受け国際貿易港として発展,中京工業地帯への石油,羊毛の輸入港,鈴鹿市で産する自動車,オートバイの輸出港として重要となった。農業では米作のほかチャ () や花卉などの栽培が行なわれる。広古墳群をはじめ旧跡,古社寺も多く,東阿倉川のイヌナシ自生地,西阿倉川のアイナシ自生地,御池沼沢植物群落はそれぞれ国の天然記念物。西部の鈴鹿山地一帯は[[鈴鹿国定公園]]に属する。市街地南部の追分は東海道 (国道1号線) と参宮街道の分岐点。海岸部を国道 23号線が通るほか,近畿日本鉄道名古屋線,西部に東名阪自動車道が通じる。
[[File:四日市ふれあいモール.jpg|thumb|220px|近鉄四日市駅前ふれあいモール]]
 
四日市市は、[[中京工業地帯]]の代表的な工業都市である。[[近鉄名古屋線]]などが通ることから[[名古屋市]]への通勤・通学者がおり、[[日系ブラジル人]]が多く居住をする笹川団地(四郷地区)は市内南部にあり、名古屋の[[ベッドタウン]]化している郊外の団地は[[昭和の大合併]]で編入された地域で、三重団地(三重地区)、桜台(桜地区)、三滝台(川島地区)、あかつき台(八郷地区)など、市内西部に位置する地域が多い。一方、三重県[[北勢|北勢地域]]の中心都市である為[[三重郡]]の各町、[[桑名市]]、[[鈴鹿市]]、[[亀山市]]など近隣の市町から当市へ通勤・通学する者も多く、昼夜間人口比率は100%を超えている。
 
:
 
[[2000年]](平成12年)[[11月1日]]の制度運用開始とともに[[特例市]]に指定された。[[2005年]](平成17年)[[2月7日]]に隣接する[[三重郡]][[楠町 (三重県)|楠町]]を[[平成の大合併]]による[[市町村合併]]で編入したことで[[人口]]が30万人を超えたため[[中核市]]移行を目指しているが、大矢知地区の産業廃棄物問題が解決しないため移行の目途が立っていない。中核市移行の準備段階として、[[2008年]](平成20年)[[4月1日]]に[[保健所政令市]]に指定された。
 
:
 
古くは、[[東海道]]の[[宿駅]](→[[四日市宿]])で、[[伊勢神宮]]への分岐点が日永地区に[[日永の追分|追分]]という[[地名]]として残っている。市名は四のつく日に市がたったことに由来し、現在も各地で市が開かれている。四日市中心部は江戸時代[[天領]]になっており、[[伊勢国]]北部の[[北勢]]地域では行政の中心地であった。
 
:
 
1960年代から1970年代にかけて工場の排煙による大気汚染により[[四日市ぜんそく]]の発生地として悪名を轟かせていたが、現在は法整備や汚染防止技術向上などの対策が格段に進み、工業地帯周辺の大気状態も良好になっている。
 
郊外には田園や茶畑が広がる豊かな自然が望める。また、[[江戸時代]]から[[蜃気楼]]が見られたことでも知られている。
 
:
 
[[2008年]]には「[[クオリティ・オブ・ライフ]](生活の質)」が数値化された「[[クオリティ・オブ・リビングによる都市順リスト|クオリティ・オブ・リビング]]」の分野では、世界第63位の都市でもある。
 
{{Wide image|四日市港ポートビルよりパノラマ眺望.jpg|1920px|[[四日市港ポートビル]]から眺めた四日市市の風景 (2011年7月)}}
 
 
 
== 地理 ==
 
[[File:Yokkaichi city center area Aerial photograph.1987.jpg|thumb|220px|四日市市中心部周辺の空中写真。1987年撮影の24枚を合成作成。{{国土航空写真}}。]]
 
 
 
三重県北部に位置し、市域は[[伊勢湾]]から鈴鹿山系にまで及ぶ。市制施行までは、県名の由来である[[三重郡]]に所属。
 
=== 自然 ===
 
* 河川:[[朝明川]]、名前川、朝明新川、大鐘谷川、平津川、半谷川、山城谷川、、[[海蔵川]]、部田川、江田川、竹谷川、矢の根川、堀川、源の堀川、[[三滝川]]、野田川、三滝新川、東谷川、西谷川、横川、矢合(ヤゴウ)川、蟹川、大谷川、金渓(カンタニ)川、南河原川、[[天白川 (三重県)|天白川]]、高花川、稲田川、落合川、[[鹿化川]]、[[内部川]]、鎌谷川、足見川、水沢谷川、雨池川、鉄砲川、[[鈴鹿川]]、鈴鹿派川、十四川、大川、米洗(ヨナイ)川、沢の川、阿瀬知川、江川、蒲の川、古城川、宮下川、彦左川、広永川、小池川、大溝川、河原田谷川、猿法師川、など
 
* 公園:[[鈴鹿国定公園]]、南部丘陵公園、四日市中央緑地、霞ヶ浦緑地、鵜の森公園、[[智積養水]]記念公園
 
=== 気候 ===
 
* 気温 - 最高38.8℃([[1994年]](平成6年)[[8月5日]])、最低-6.3℃([[2012年]](平成24年)[[2月19日]])
 
* 最大降水量 - 295ミリ([[2000年]](平成12年)[[9月11日]])→[[東海豪雨]]による最大[[降水量]]
 
* 最小湿度 - 8%([[2006年]](平成18年)[[3月25日]])
 
* 最大瞬間風速 - 49.4メートル([[1998年]](平成10年)[[9月22日]])
 
* 最深積雪 - 53センチ([[1995年]](平成7年)[[12月26日]])
 
* 夏日最多日数 - 137日([[2004年]](平成16年))
 
* 真夏日最多日数 - 72日(1994年(平成6年))
 
* 猛暑日最多日数 - 13日(1995年(平成7年))
 
* 熱帯夜最多日数 - 25日(1994年(平成6年))
 
{{Weather box
 
|location = 四日市
 
|metric first = yes
 
|single line = yes
 
|Jan high C = 8.6
 
|Feb high C = 9.5
 
|Mar high C = 12.3
 
|Apr high C = 18.3
 
|May high C = 22.5
 
|Jun high C = 25.7
 
|Jul high C = 29.4
 
|Aug high C = 30.9
 
|Sep high C = 27.3
 
|Oct high C = 22.0
 
|Nov high C = 16.7
 
|Dec high C = 11.3
 
|Jan low C = -0.3
 
|Feb low C = -0.3
 
|Mar low C = 2.6
 
|Apr low C = 7.7
 
|May low C = 12.8
 
|Jun low C = 17.6
 
|Jul low C = 21.7
 
|Aug low C = 22.8
 
|Sep low C = 19.2
 
|Oct low C = 12.3
 
|Nov low C = 6.8
 
|Dec low C = 1.8
 
|unit precipitation days = 1.0 mm
 
|Jan precipitation days = 5.7
 
|Feb precipitation days = 7.2
 
|Mar precipitation days = 9.7
 
|Apr precipitation days = 9.1
 
|May precipitation days = 10.3
 
|Jun precipitation days = 12.4
 
|Jul precipitation days = 11.9
 
|Aug precipitation days = 8.5
 
|Sep precipitation days = 11.2
 
|Oct precipitation days = 9.0
 
|Nov precipitation days = 6.2
 
|Dec precipitation days = 5.8
 
|Jan precipitation mm = 47.9
 
|Feb precipitation mm = 65.9
 
|Mar precipitation mm = 122.1
 
|Apr precipitation mm = 145.5
 
|May precipitation mm = 197.5
 
|Jun precipitation mm = 254.7
 
|Jul precipitation mm = 212.0
 
|Aug precipitation mm = 147.1
 
|Sep precipitation mm = 256.5
 
|Oct precipitation mm = 148.2
 
|Nov precipitation mm = 90.5
 
|Dec precipitation mm = 46.5
 
|Jan sun = 152.1
 
|Feb sun = 146.0
 
|Mar sun = 173.3
 
|Apr sun = 185.3
 
|May sun = 190.4
 
|Jun sun = 148.7
 
|Jul sun = 158.9
 
|Aug sun = 189.2
 
|Sep sun = 146.3
 
|Oct sun = 156.4
 
|Nov sun = 156.6
 
|Dec sun = 157.2
 
|source = [http://www.jma.go.jp/jma/ 気象庁]
 
}}
 
<div style="font-size:smaller">
 
{{climate chart|四日市市
 
|-0.3|8.6|48
 
|-0.3|9.5|66
 
|2.6|12.3|122
 
|7.7|18.3|146
 
|12.8|22.5|200
 
|17.6|25.7|255
 
|21.7|29.5|212
 
|22.8|30.9|147
 
|19.2|27.3|247
 
|12.3|22.0|148
 
|6.8|16.7|91
 
|1.8|11.3|47
 
|float=right
 
|source=[http://www.jma.go.jp/jma/index.html 気象庁]
 
}}</div>
 
===地域===
 
{{See also|Category:四日市市の町・字}}
 
四日市市合併・編入前の町村の範囲を区域として「xx地区」(xx:旧町村名)と呼ばれている。各地区ごとに「地区市民センター」が設置されている。旧町村の範囲を基本としているが、大規模団地造成等のため地区割が変更されているケースが一部存在する。
 
====富洲原地区====
 
* 読み方:とみすはら
 
* [[朝明郡]]富洲原村が[[1889年]](明治22年)に成立する→[[三重郡]]富洲原村が[[1896年]](明治29年)に成立する→[[三重郡]][[富洲原町]]が[[1923年]](大正12年)に成立する→[[1941年]](昭和16年)に四日市市に編入された。
 
*[[鎌倉時代]]に[[万葉集]]由来の松原村に[[聖武天皇社]]が建立される。[[旧家]][[天野氏]]からとった「天野の須賀」が天ヶ須賀の地区名の由来である。[[富田一色]]は富田の分村(居敷)を意味する。富田(東富田村・西富田村)がルーツで[[富田一色飛鳥神社]]が建立されて、[[富田一色けんか祭]]が開催される。[[近世]]期に[[八風街道]]が整備された。[[桑名藩]]領(朝明郡[[富田六郷]])の一部であった。
 
*[[松ヶ浦海水浴場]]沿いの富田一色地区は[[伊勢湾台風]]の被害があった。[[須賀浦海水浴場]]があった土地は天ヵ須賀工業団地(天ヵ須賀新町)として埋め立てられた。以前は漁業が盛んで小規模な[[富洲原港|富洲原漁港]]が残っている。[[伊藤平治郎]]が誘致した[[東洋紡績富田工場]]と[[平田佐次郎 (初代)|初代平田佐次郎]](平田家)が創設した[[平田紡績]]など[[繊維]]産業が盛んだった。[[21世紀]]になって[[イオンモール四日市北]]が立地して、[[東洋紡|東洋紡績]]が町名の由来である東洋町通りや[[富洲原四九の市]]が開催される西元町通りなど富洲原[[商店街]]や[[赤線]]がある歓楽街だった住吉町(埋立地)が形成されている。
 
* 3地区が合併する際に、富洲原が命名された由来がある。<ref>四日市市地区要覧37頁</ref>
 
*#富田一色村⇒地区名の一文字で富田地区から独立する形で最初の漢字である(富)の文字を採用した。
 
*#天ヶ須賀村⇒地区名の一文字で須賀村や天洲の別名があり(須)の文字から変換して(洲)の文字となり採用した。
 
*#松原村⇒地区名の一文字から(原)の文字を採用した。
 
*:3地区の一文字から富洲原となった。(富洲原地区の名称は、一般的にさんずいが付けられた用法で表されるが、住所名の四日市市(住所制度)の富州原町の場合はさんずい無しである。)
 
*:富洲原を統合する象徴的な施設が[[四日市市立富洲原小学校|富洲原小学校]]である。校門が3つあり、[[富田一色]]地区に向いている富田一色門が甚五兵衛町。[[天ヶ須賀住吉神社]]で[[天ヶ須賀の石取祭]]が開催される[[天ヶ須賀 (四日市市)|天ヶ須賀地区]]に向いている天ヶ須賀門が富洲園団地。[[松原の石取祭]]が開催される[[松原地区 (四日市市)|松原地区]]に向いている松原門が茶ノ水町に向けられている。
 
* 面積 2.04km{{sup|2}}
 
====富田地区====
 
[[File:Kintetsu tomita station.jpg|thumb|220px|富田地区の中心である近鉄富田駅]]
 
{{main|富田 (四日市市)}}
 
* 読み方:とみだ
 
* [[朝明郡]]富田村が[[1889年]](明治22年)に成立→三重郡富田村が[[1896年]](明治29年)に成立→[[三重郡]]富田町が[[1912年]](明治45年)に成立→[[1941年]](昭和16年)に四日市市に編入された。<ref>四日市市地区要覧34頁</ref>
 
* [[三岐鉄道]]が分岐する[[近鉄富田駅]]は[[急行列車|急行]]停車駅である。四日市市によって富田地区を[[副都心]]とする再開発計画が構想されて、近鉄富田駅周辺に西口駅前広場が設置された。([[富田駅 (三重県)|JR富田駅]]も[[日本国有鉄道|国鉄]]時代は[[かすが (列車)|かすが]]などの急行停車駅だった。)
 
* [[1899年]](明治32年)創立の三重県第二中学校から続く[[三重県立四日市高等学校|四日市高校]]がある。
 
*[[江戸時代]]に[[東海道五十三次]]の[[桑名宿]]と[[四日市宿]]の「[[間の宿]]」として栄えていて、[[東海道富田の一里塚]]がある。「その手は桑名の焼き[[蛤]]」と呼ばれた桑名の焼き蛤は、実際は[[桑名藩]]であった「[[富田の焼き蛤]]」の事であり、富田立場が設置されて売店で蛤を売っていた。美田であった事から富田となり、代々[[伊藤勘作]]を襲名している伊藤家が経営する[[網勘製網]]での[[漁網]]製造や東富田町では「[[花かつを]]」の製造が盛んであった歴史があり、四日市市北部の中心地である。
 
* 大字茂福には、富田文化幼稚園があり、付近の十四川の堤防沿いの桜並木は[[花見]]の名所である。東富田町には[[塩役運河]]跡地の[[水と緑のせせらぎ広場]]と史跡である老松の[[富田の一本松]]がある。
 
* 富田地区の祭礼として、[[富田の石取祭]]と[[富田六郷|鳥出神社]]にて行う[[富田の鯨船行事]]がある。国の[[重要無形民俗文化財]]に指定されていて富田漁港ではかつて[[捕鯨]]が行われていた。
 
*[[中世]]の[[室町時代]]から[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]期までに[[朝倉氏]]が城主で統治する[[茂福城]]と[[南部氏]]が城主で統治する[[富田城 (伊勢国)|富田城]]が築かれていた。
 
*「富田」の意味は、「飛田」が変換して富田となったもので[[古代]]史の[[古事記]]で有名な「[[日本武尊]]の白鳥伝説」を由来とする地名である。
 
* 富田地区の富田浜町は[[富田浜駅]]を下車して[[富田浜海水浴場]]で泳ぐ別荘地として発展してきた。[[富田浜病院]]と[[富田浜看護婦学校]]が所在しており、[[皇后美智子]]の実家([[日清製粉グループ本社]])正田家の別荘が、所有者が替わっているものの現存している。
 
* [[富田山城有料道路]]が羽津地区との境界になっている。第3[[四日市コンビナート]]がある霞ヶ浦人工島の北半分は富田地区で[[四日市港]]の一部で霞ヶ浦[[コンテナ]][[埠頭]]となっている。
 
*面積は4.41km{{sup|2}}
 
====大矢知地区====
 
* 読み方:おおやち
 
* [[朝明郡]]大矢知村が[[1889年]](明治22年)に成立→[[三重郡]]大矢知村が[[1896年]](明治29年)に成立→[[1954年]](昭和29年)の[[昭和の大合併]]で四日市市に編入された。
 
* [[朝明川]]の伏流水を利用した、そうめん作りが盛んで「[[大矢知素麺]]」として販売されている。<ref>四日市市地区要覧40頁</ref>
 
*[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]に[[北勢四十八家]]の1つの[[大矢知氏]]が[[大矢知城]]主であった。
 
*[[江戸時代]]に大矢知村・下之宮村・川北村・垂坂村は[[忍藩]]領であり、「大矢知[[陣屋]]」が設置されていた。大矢知陣屋の跡地に [[1874年]](明治7年)に興譲学校(現在の[[四日市市立大矢知興譲小学校]])が創立された。
 
*[[1989年]](平成元年)まで西富田町に[[三幸毛糸紡績]]富田工場と三幸毛糸紡績[[社宅]]跡地に建設された商業施設があり、付近には平成初期まで[[三岐朝明信号場|三岐朝明駅]]があった。面積は6.89km{{sup|2}}。
 
====八郷地区====
 
* 読み方:やさと
 
* [[朝明郡]]八郷村が[[1889年]](明治22年)に成立→[[三重郡]]八郷村が[[1896年]](明治29年)に成立→[[1954年]](昭和29年)の[[昭和の大合併]]で四日市市に編入された。
 
* [[1970年]](昭和40年)から[[三岐鉄道]][[三岐線]]沿線の開発によって「平津団地」と「あかつき台団地」の住宅造成が始まった。市内北西部の高台にあるエリアで地区内に[[東名阪自動車道]]の[[四日市東インターチェンジ]]がある。八郷地区は朝明中学校・西朝明中学校の学区であり[[朝明郡]]の「朝明」の[[地名]]が使用されている。<ref>四日市市地区要覧43頁</ref>
 
*[[北勢四十八家]]の1家である[[春日部氏]]が城主だった[[萱生城]]の跡地に[[学校法人暁学園 (三重県)|暁学園]]の本部があり、[[暁中学校・高等学校]]・[[四日市大学]]・[[四日市看護医療大学]]が立地する。伊坂町に[[工業用水]]供給用の[[伊坂ダム]]がある。
 
*面積は10.21km{{sup|2}}
 
====下野地区====
 
* 読み方:しもの
 
* [[朝明郡]]下野村が[[1889年]](明治22年)に成立→[[三重郡]]下野村が[[1896年]](明治29年)に成立→[[1954年]](昭和29年)の[[昭和の大合併]]で四日市市に編入された。
 
*[[山城駅]]付近に「あさけが丘団地」と「八千代台」が造成された。[[朝明川]]沿いの[[農業]]地区で[[大正時代]]に始まった特産物として有名な[[梨]]の生産が盛んである。<ref>四日市市地区要覧46頁</ref>
 
*朝明郡に存在した[[中世]]期の霜野郷が[[地名]]の由来である。[[1889年]](明治22年)にが旧6村が合併した際に、大地主であった下田家と野呂家から一字をとり下野村となった説がある。[[条里制]]の[[奈良時代]]の[[遺跡]]があり、大鐘町の南に「五の坪」という地名が残っている。[[平安時代]]に下野荘と東大鐘村と八郷地区の萱生村・平津村・中村村を合わせて大金郷と呼ばれていて、[[金]]の生産が盛んだった。[[1889年]](明治22年)に、山城村、中里村(現在の朝明町)、北山村、西大鐘村、東大鐘村(現在は大鐘町)、札場新田(現在の札場町)が合併して下野村となった。
 
*面積は7.57km{{sup|2}}
 
====保々地区====
 
* 読み方:ほぼ
 
* [[朝明郡]]保々村が[[1889年]](明治22年)に成立→[[三重郡]]保々村が[[1896年]](明治29年)に成立→[[1957年]](昭和32年)に四日市市に編入された。
 
* 市内の最北西部に位置する地区。[[朝明川]]沿いの地区で[[保々駅]]は[[三岐鉄道三岐線]]の拠点駅である。地区内には[[朝明高校]]がある。[[本田技研工業]]([[ホンダ]])系メーカーの[[八千代工業]]四日市製作所などの自動車産業を中心とする工業団地が造成された。三重県が整備した「県営北勢中央公園」があり[[1982年]](昭和57年)に「高見台団地」が造成されて人口が増加した。[[三岐鉄道]]の大長駅が[[北勢中央公園口駅]]に改称された。<ref>四日市市地区要覧49頁</ref>
 
*保々(ほぼ)地区の 地名の由来は、[[平安時代]]以降に成立した[[国衙領]]内の行政単位が保であったのが由来である。保々地区には、[[縄文時代]]後期から[[鎌倉時代]]の期間に至る複合的な[[遺跡]]の丸岡遺跡がある。[[朝明郡]]に所属する西村村・市場村・中野村・小牧村の4つの村が[[1889年]](明治22年)に合併して保々村が誕生した。[[菰野町]]と関係が強かった事から[[昭和の大合併]]では、独立や合併先の方向性で議論がおきて四日市との[[市町村合併]]が遅れた。富洲原小中学校・富田小中学校と同じく市内では珍しい1小1中で地区内で単独で保々中学校に進学している。江戸時代には、中野村の「天春家」が、[[朝明郡]]・[[三重郡]]から[[員弁郡]]にわたる[[桑名藩]]領の[[北勢]]地域の大[[庄屋]]として栄えて天春家は保々地区の[[名門]]の家として君臨していた。天春家で所蔵されている土地帳、貢租書、宗門改帳などの[[古文書]]は、[[近世]][[江戸時代]]の貴重な歴史資料として四日市市の[[文化財]]となっている。天春家は[[明治時代]]から[[大正時代]]に[[天春文衛]]が[[貴族院 (日本)|貴族院]]議員の[[多額納税者議員]]と[[衆議院議員]]に就任していた。
 
*面積は10.86km{{sup|2}}
 
====羽津地区====
 
[[File:Yokkaichi fromtarusaka.JPG|thumb|220px|垂坂公園より撮影]]
 
* 読み方:はづ
 
* [[朝明郡]]羽津村が[[1889年]](明治22年)に成立→[[三重郡]]羽津村が[[1896年]](明治29年)に成立→[[1941年]](昭和16年)に四日市市に編入された。<ref>四日市市地区要覧31頁</ref>
 
* [[霞ヶ浦駅]]があり羽津地区の名称以外に市内では「霞ヶ浦」の名称が定着した。[[霞ヶ浦駅]]付近を境界に南北に小学校区が区分されている。[[伊勢湾]]の霞ヶ浦海水浴場を埋め立てて[[国道23号]]線沿いが開発されて、霞ヶ浦緑地公園に[[四日市ドーム]]や[[四日市競輪場]]などの市民スポーツ施設が整備された。[[伊勢湾]]を埋め立てて造成させた人工島の北半分が富田地区であり、[[四日市港]]の[[コンテナ]][[埠頭]]があり、人工島の南半分は羽津地区で霞ヶ浦地区を埋め立てた第3[[四日市コンビナート]]がある。
 
*面積は7.57km{{sup|2}}
 
====橋北地区====
 
* 読み方:きょうほく
 
* 三重郡浜一色村から→[[1889年]](明治22年)に三重郡四日市町の一部となる→[[1897年]](明治30年)に四日市市制が施行されて橋北地区となる。
 
* 市制施行当時の四日市市の一部にあたる。[[海蔵川]]と[[三滝川]]に挟まれた砂地で海蔵地区と並び[[萬古焼]]工場が多い。
 
* 白浜で青松があった牛起地区沿岸は[[海水浴]]であったが、埋め立てられて、四日市市営住宅と分譲住宅が(東橋北地区)に建設された。牛起地区の埋め立て事業は、[[1957年]](昭和32年)に[[田中覚]][[三重県知事]]によって計画と立案がされて、四日市市長の[[吉田千九郎]]・[[中部電力]]の井上五郎・[[中山善郎]]の下の名前の文字に郎が付く3人の男が協力したのが理由で、田中知事が埋め立て地に「三郎町」というユニーク([[洒落]]ている)[[地名]]を[[命名]]した。第2[[四日市コンビナート]]と[[中部電力|中部電力四日市火力発電所]]が立地。<ref>四日市市地区要覧25頁</ref>
 
*自治会の対立で東西に分かれていて、東橋北小学校区(市内で児童数最小)と西橋北小学校区があった。[[2013年]](平成25年)4月1日西橋北小学校と東橋北小学校が統合され橋北小学校が創立された。
 
*面積は2.62km{{sup|2}}
 
====海蔵地区====
 
[[File:Kaizo river 1.jpg|thumb|220px|海蔵川]]
 
* 読み方:かいぞう
 
* [[三重郡]]海蔵村が[[1889年]](明治22年)に成立した。[[1930年]](昭和5年)に四日市市に編入された。
 
* 地区内に[[海蔵川]]が流れる。古来は川沿いに「海蔵(あくら)」とよばれる倉庫群があった。地区内の阿倉川町はその「あくら」に由来。海蔵川の氾濫の為に農作が不向きな土地であった。また川沿いの桜並木は春に賑わいをみせる。
 
* [[1875年]](明治8年 )に海蔵学校(現在の四日市市立海蔵小学校)が創立された。 [[1889年]](明治22年)に三重郡所属の東阿倉川村・西阿倉川村・末永村・野田村の4か村が合併して、三重郡海蔵村が成立した。海蔵地区の人口は約1万3000人まで増加をして、マンションや団地の建設で海蔵小学校の児童数が三重県有数の数になっている。<ref>『四日市市地区要覧』の28頁</ref>
 
*橋北地区と並び地場産業の[[萬古焼]]が発達している地域である。[[江戸時代]]後期の[[1829年]]([[文政]]12年)に製陶業の田端教正・上島庄助によって 「四日市萬古焼」が築かれた。[[中世]]期は[[伊勢神宮]]領であった。江戸時代初期は[[桑名藩]]領・[[紀州藩]]領・[[天領]]に分割統治されていた。江戸時代後期は[[八田藩]]領・[[西条藩]]領であり、[[菜種油]]や[[和紙]]の生産が盛んであった。萬古焼は[[明治]]から[[大正]]にかけて発達をして、[[昭和]]初期には萬古焼の中小工場が急増して全盛期であった。
 
*「万古町」は東阿倉川町の一部から独立した地名で、萬古焼の工場が多数あった事から「万古町」と命名された。
 
*面積は3.65km{{sup|2}}
 
====三重地区====
 
* 読み方:みえ
 
* [[三重郡]]三重村が[[1889年]](明治22年)に成立→[[1954年]](昭和29年)の[[昭和の大合併]]で四日市市に編入された。
 
* 坂部団地、三重団地など市内屈指の住宅地区。また国内有数の半導体製造拠点として[[東芝|東芝四日市工場]]がある。
 
* 『[[古事記]]』によれば[[ヤマトタケル]]が伊吹山より落ち延び、疲労から「わが足三重の勾(まか)りなして、いと疲れたり」と洩らした地とされる。<ref>四日市市地区要覧52頁</ref>
 
*面積は11.83km{{sup|2}}
 
====県地区====
 
* 読み方:あがた
 
* [[三重郡]]県村が[[1889年]](明治22年)に成立→[[1954年]](昭和29年)の[[昭和の大合併]]で四日市市に編入された。
 
* 市内西部で[[菰野町]]に隣接する。平尾町に[[メリノール女子学院中学校・高等学校]]が立地をしている。[[鉄道網]]がない地区で[[三重交通]]など[[バス (交通機関)|バス]]や[[自動車]]が唯一の[[交通網]]である。
 
*県村が成立する以前の農村部の地区に以下の7地区がある。<ref>四日市市地区要覧55頁</ref>
 
#北野町(旧北野村)
 
#江村町(旧江村)
 
#黒田町(旧黒田村)
 
#平尾町(旧平尾村)
 
#赤水町(旧赤水村)
 
#上海老町(旧上海老原村)
 
#下海老町(旧下海老原村)
 
*旧三重郡県村時代から農村部の7地区以外に新興住宅団地のあがたが丘団地もあるが、多くは農業地区であり、地区内で[[ナシ]][[栽培]]などが盛んに行われている。
 
*赤水学校+垣内学校+三滝学校の3つの学校が合併して研精学校が創立された。その後の県小学校が創立された。
 
*[[1889年]](明治22年)に、北野村・江村・黒田村・平尾村・赤水村・上海老原村・下海老原村の7か村が合併して三重郡県村が成立した。県は[[漢字]]では縣村とも表記された。
 
*面積は11.25km{{sup|2}}
 
 
 
====中部地区====
 
{{Double image aside|none|近鉄四日市駅東の西新地.jpg|200|四日市一番街入り口.jpg|200|近鉄四日市駅東の西新地(夜)|四日市一番街入り口(夜)}}
 
* 読み方:ちゅうぶ
 
* 三重郡四日市町と三重郡浜田村が存在した→[[三重郡]]四日市町が[[1889年]](明治22年)に成立→[[1897年]](明治30年)に四日市市制が施行される。<ref>四日市市地区要覧20頁</ref>
 
* [[稲葉三右衛門]]が築港した[[四日市港]](旧港と呼ばれている稲葉町・高砂町周辺)の納屋地区に[[東海旅客鉄道|JR]][[四日市駅]]があり、戦前までは、四日市の交通網の拠点であった。戦後に[[近鉄四日市駅]]が設置されて、交通網の拠点となる。市役所などの行政機関を擁す四日市の中心地である。市制施行当時の四日市市にあたる。地名としては諏訪、[[諏訪栄町]]、浜田、納屋、鵜の森、西浦などがある。行政地区として共同地区・同和地区・中央地区・港地区・浜田地区がある。小学校区は[[四日市市立中部西小学校|中部西小学校]]区、[[四日市市立中央小学校|中央小学校]]区(旧[[四日市市立納屋小学校|納屋小学校]]区、旧[[四日市市立中部東小学校|中部東小学校]]区)、浜田小学校区に区分されている。
 
* 近鉄四日市駅を中心に諏訪地区商店街が栄えていたが、大型郊外店の[[イオングループ]]に押されて衰退。現在は都市型マンション([[高層マンション]])の新規建設が著しい。
 
* 近鉄四日市駅西は昼の街、東は夜の街というイメージがあるように、西はララスクエア四日市などのショッピング施設などが多いが、東は居酒屋、カラオケ、風俗店が多く立地している。
 
*面積は6.54km{{sup|2}}
 
====常磐地区====
 
* 読み方:ときわ
 
* 三重郡常磐村が[[1889年]](明治22年)に成立した。[[1941年]](昭和16年)に四日市市に編入される。
 
*[[江戸時代]]は「赤堀村」は[[忍藩]]領。「中川原村」・「久保田村」・「伊倉村」・「大井手村」は[[久居藩]]領。「芝田村」は[[加納藩]]領。「松本村」は[[津藩]]領であった。[[1889年]](明治22年)に(赤堀村・中川原村・芝田村・伊倉村・久保田村・大井手村・松本村の)7ヶ村が合併して三重郡常磐村になった。昭和になって、四日市の中心市街地の周辺地域として、宅地化・工業化が進んだ。昭和10年に株式会社三重製絨が合併をして[[東洋紡|東洋紡績]]三重工場(現在の[[東洋紡テクノウール]])となった紡績工場が設立された。
 
* 北側に[[三滝川]]が流れ、南側に[[鹿化川]]に囲まれている。常磐地区の南東部の[[四日市あすなろう鉄道内部線]]沿いに[[赤堀駅]]が立地している。[[東海道]]沿いの「赤堀地区」付近は古い町並みである。地区の東部は中心部に隣接するため、[[近鉄湯の山線]]沿いの[[中川原駅]]周辺にかけて市街化された地域となった。地区の西部は[[伊勢松本駅]]付近の「松本地区」と新興団地の「青葉台」などが住宅街となった。<ref>『四日市市地区要覧』67頁</ref>
 
*面積は4.89km{{sup|2}}
 
====神前地区====
 
* 読み方:かんざき
 
* [[三重郡]]神前村が[[1889年]](明治22年)に成立→[[1954年]](昭和29年)の[[昭和の大合併]]で四日市市に編入される。
 
* [[米]]・[[観葉植物]]、[[キャベツ]]・[[イチゴ]]、[[ウンシュウミカン|みかん]]などの生産と[[畜産業]]が盛んな農業地区である。近年に[[国道477号]]などの[[バイパス道路|バイパス]]が開通して、[[イオン四日市尾平ショッピングセンター]]が開業するといった変化もある。<ref>四日市市地区要覧64頁</ref>
 
*[[三重県立四日市中央工業高等学校|四日市中央工業高校]]・[[三重県立四日市商業高等学校|四日市商業高校]]などの[[職業]][[高等学校]]がある。
 
*面積は7.40km{{sup|2}}
 
====川島地区====
 
* 読み方:かわしま
 
* [[三重郡]]川島村が[[1889年]](明治22年)に成立→[[1954年]](昭和29年)の[[昭和の大合併]]で四日市市に編入される。
 
* 古くは、茶の栽培などが行われ、[[たけのこ]]の産地としても有名であった。<ref>四日市市地区要覧61頁</ref>
 
* [[1965年]](昭和40年)頃から[[近鉄湯の山線]]沿線の開発によって「三滝台」・「かわしま園」などの住宅団地が開発された。
 
* [[鹿化川]]では、毎年5月後半から6月中旬までの間、蛍が見られる。地域住民の団結で綺麗な川となったためである。
 
*面積は7.89km{{sup|2}}
 
====桜地区====
 
* 読み方:さくら
 
* [[三重郡]]桜村が[[1889年]](明治22年)に成立→[[1954年]](昭和29年)の[[昭和の大合併]]で四日市市に編入される。
 
* [[百]][[名水]]の[[智積養水]]があり、それを利用した茶畑や水田が広がっている。
 
* 市内西部の玄関口として[[四日市インターチェンジ (三重県)|四日市インターチェンジ]]が立地している。[[東名阪自動車道]]沿いの台地上に(桜台・桜新町・桜花台)など大規模住宅地が造成されている。<ref>四日市市地区要覧58頁</ref>
 
* [[三重県立四日市西高等学校|四日市西高校]]と[[鈴鹿山脈]]の自然環境がある好条件から鈴鹿山麓リサーチパークが造成された。
 
*面積は12.02km{{sup|2}}
 
====塩浜地区====
 
* 読み方:しおはま
 
* [[三重郡]]塩浜村が[[1889年]](明治22年)に成立→[[1930年]](昭和5年)に四日市市に編入される。
 
* 市内南部の[[伊勢湾]]沿岸部の総称である。地名の由来は、[[古代]]から[[製塩]]が盛んな村であった事。製塩は[[近世]]初期が全盛期であった。古くは[[鈴鹿川]]沿いに(磯津漁港)がある漁村だった。しかし、[[四日市コンビナート]]の建設を契機とする急速な工業化の結果、[[四日市ぜんそく]]の被害地区となった。近鉄[[塩浜駅]]は急行停車駅である。
 
*北部の[[海山道駅]]周辺は(旧・三浜小学校区)で、付近に[[海山道稲荷神社]]がある。南部は(塩浜小学校区)で[[公害]]([[四日市ぜんそく]])対策で、小学校と中学校が移転した。塩浜地区出身の[[田中覚]](三重県知事)を由来とする新しい町が戦後になって造成された。「三重田中覚」の意味で(三田町)と命名された。<ref>四日市市地区要覧82頁</ref>
 
*面積は7.44km{{sup|2}}
 
====日永地区====
 
* 読み方:ひなが
 
* [[三重郡]]日永村が[[1889年]](明治22年)に成立→[[1941年]](昭和16年)に四日市市に編入される。
 
* 四日市市の中心部の南方地域。[[国道1号]]が貫通している。[[国道23号]]も貫通している。[[東海旅客鉄道|JR東海]][[関西本線]]と[[伊勢鉄道]]の[[南四日市駅]]が立地している。また、[[四日市あすなろう鉄道]]([[四日市あすなろう鉄道内部線|内部線]]・[[四日市あすなろう鉄道八王子線|八王子線]])の[[日永駅]]、[[南日永駅]]、[[泊駅 (三重県)|泊駅]]、[[追分駅 (三重県)|追分駅]]も立地しているなど交通網が整っているため市街地化が進んだ。大型店も多い。<ref>四日市市地区要覧79頁</ref>
 
* [[東海道]]([[江戸時代]])と[[伊勢参宮街道|伊勢街道]]が分岐する[[日永追分]]の所在地で、[[奈良市|奈良]]側・[[名古屋市|名古屋]]側・[[新宮市|新宮]]側を結ぶ交通の要衝である。
 
*[[鹿化川]]・[[天白川 (三重県)|天白川]]沿いの地区で昭和40年代に奇病の[[日永肝炎]]が発生した。
 
*面積は7.23km{{sup|2}}
 
====四郷地区====
 
* 読み方:よごう
 
* [[三重郡]]四郷村が[[1889年]](明治22年)に成立→[[1943年]](昭和18年)に四日市市に編入される。
 
* 四郷地区・笹川地区・高花平地区の3地区があり、(四郷小学校区・笹川東小学校区・笹川西小学校区・高花平小学校区)で構成されている。市内最大の笹川団地や高花平を抱えていて団地内には[[日系ブラジル人]]などの外国人の住民が多くて[[ポルトガル語]]・[[スペイン語]]に対応した授業が小中学校で行われていて、人口は市内随一。美しい緑も多数残る。[[三重県立四日市四郷高等学校|四日市四郷高校]]がある。<ref>四日市市地区要覧70頁</ref>
 
*主な町名は、[[四日市あすなろう鉄道八王子線|四日市あすなろう鉄道(旧近鉄)八王子線]]沿線の東日野町([[東日野駅]]が立地していた)→西日野町([[西日野駅]]が立地)→室山町([[室山駅]]が立地していた)→八王子町([[伊勢八王子駅]]が立地していた)と高花平(住宅団地)、小林町(古い村落)などがある。
 
*地区の中心には、旧四郷村役場を利用した郷土資料館や、郷土の[[偉人]]の伊藤小左衛門(5世)や[[伊藤伝七 (10代目)|十代目伊藤伝七]]の活躍で創設された三重紡績の前進となった製糸工場、酒蔵などが立地し[[明治|明治時代]]から昭和初期の建物が多く残る。
 
*面積は8.40km{{sup|2}}
 
====小山田地区====
 
* 読み方:おやまだ
 
* [[三重郡]]小山田村が[[1889年]](明治22年)に成立→[[1954年]](昭和29年)の[[昭和の大合併]]で四日市市に編入される。
 
* 水沢地区と同じく、[[伊勢茶]]の栽培を中心とした農業地帯。<ref>四日市市地区要覧73頁</ref>戦国時代は[[矢田氏]]が領主であったので、矢田姓が多い。
 
*面積は18.83km{{sup|2}}
 
{{main|小山田 (四日市市)}}
 
====水沢地区====
 
* 読み方:すいざわ
 
* [[三重郡]]水沢村が[[1889年]](明治22年)に成立→[[1957年]](昭和32年)に四日市市に編入される。
 
* 鈴鹿山脈の麓で[[伊勢茶]]の栽培が盛ん、地域内は茶畑が多い。酪農も盛んで、市営のふれあい牧場もある。
 
* 紅葉の名所として宮妻峡、もみじ谷があり、夏場は[[鈴鹿山脈]]の山々への登山口として賑わう。<ref>四日市市地区要覧76頁</ref>
 
*面積は19.83km{{sup|2}}
 
====河原田地区====
 
[[File:Suzuka-river Ise-rw.jpg|thumb|220px|鈴鹿川]]
 
* 読み方:かわらだ
 
* 三重郡河原田村が[[1889年]](明治22年)に成立→[[1954年]](昭和29年)の[[昭和の大合併]]で四日市市に編入される。
 
*市内南東部で[[鈴鹿川]]の北部にある。[[みかん]][[畑]]が広がる。<ref>四日市市地区要覧88頁</ref>
 
* [[三重県立四日市農芸高等学校|四日市農芸高校]]がある。
 
*面積は5.32km{{sup|2}}
 
====内部地区====
 
* 読み方:うつべ
 
* 三重郡内部村が[[1889年]](明治22年)に成立→[[1943年]](昭和18年)に四日市市に編入される。
 
* [[鈴鹿郡]]久間田村→鈴鹿郡三鈴村[[1956年]](昭和31年)→[[1957年]](昭和32年)四日市市と[[鈴鹿市]]に分割編入
 
* 内部川の河川には[[トマト]]等野菜の畑が広がっている。
 
* 平成に入ってから山間部の住宅地が進み、鈴鹿市境界部までニュータウンが形成された。<ref>四日市市地区要覧85頁</ref>
 
* 古来[[ヤマトタケル]]が杖を突いて登ったとされる、旧東海道の難所・[[杖衝坂]]が残る。
 
*面積は12.31km{{sup|2}}
 
====楠地区====
 
* 読み方:くす
 
* 三重郡楠村が[[1889年]](明治22年)に成立→三重郡[[楠町 (三重県)|楠町]]が[[1940年]](昭和15年)に成立→[[2005年]](平成17年)の[[平成の大合併]]で四日市市に編入される。
 
* 地区全体が[[鈴鹿川]]河口部の[[デルタ地帯]]であり、海岸部に漁村、内陸部は水田が広がっている。
 
* 昭和初期に楠村会議員・楠村長・楠町長を歴任した地方政治家の[[岡田武兵衛]]によって「工業立村」を[[スローガン]]に[[工業化]]政策が実施された。[[地場産業]]である[[宝酒造]]([[宝ホールディングス]])と三重製網の2つの中工場と、2大紡績である[[東洋紡|東洋紡績]]楠工場(平成11年度に[[東洋紡績楠工場]]と中川原の三重工場が統合して中川原に[[東洋紡テクノウール]]が設立。平成14年度に4分社化して[[東洋紡三重楠工場医療用具製造センター]](楠工場)・[[東洋紡ロジスティク楠]](物流事業・倉庫事業)・東洋紡ミシン糸・[[東洋紡実業]](給食事業))<ref>新編楠町史四日市市楠総合支所 2005年253頁 </ref>の東洋紡グループと[[東亜紡織楠工場]]([[トーア紡コーポレーション|トーア紡マテリアル]]四日市工場)が立地した。
 
*面積は7.76km{{sup|2}}
 
===人口===
 
{{人口統計|code=24202|name=四日市市}}
 
;ドーナツ化現象の発生
 
人口移動に関しては、沿岸部諸地区の人口が減少する半面、内陸部の地区の人口が上昇傾向にあり、各所で[[ドーナツ化現象]]がみられる<ref>四日市市史(第19巻・通史編・現代)巻末付表の74ページ地区別の人口と世帯数の推移。昭和30年から平成7年</ref>。
 
四日市市内は中心部・南部・北部・西部の地区に区分される。中心市街地のある橋北地区・中部地区の中心部と南部の塩浜地区ではドーナツ化現象と[[公害]]の影響で人口が減少している。四日市ぜんそくの影響が続き、人口の流出があった。北部地域の富田地区・富洲原地区でも人口が減少した。[[伊勢湾台風]]などの[[水害]]被害からの内陸部への避難や[[平田紡績]]や[[東洋紡績富田工場]]などの繊維企業が撤退したり富田駅前商店街・富田中央通り商店街・富田中町商店街・東洋町商店街・西元町商店街・住吉町風俗街などの商店街が衰退したことが原因である。一方、市街地の周辺地域と旧三重郡の四日市市西部地域(桜地区・県地区・神前地区・川島地区・四郷地区・三重地区・常磐地区・日永地区・内部地区・保々地区・下野地区・八郷地区・大矢知地区・海蔵地区・羽津地区)では人口が増加している。四日市市コンビナート企業に勤務する労働者や[[名古屋圏]]からの住民が流入して宅地開発が進んだことが原因である。
 
;外国人人口の割合
 
;[[2010年]](平成22年)の四日市市の公式ホームページの人口統計では以下となっている。
 
*四日市市の総人口に占める[[外国人]]の割合は[[鈴鹿市]]に次いで多く四日市市民の2.85%の8939人が外国人である。主な構成は[[日系ブラジル人]]・[[在日中国人]]・[[在日韓国人]]であり、合計54カ国の外国人が居住する<ref>http://homepage.nifty.com/tanimurasakaei/miekenn.htm {{リンク切れ|date=2015年2月}} 三重県外国人登録者数の統計</ref>。
 
<br>[[2015年]]12月末、三重県内最多の外国人住民を抱え、7876人、割合は2.52%。
 
<ref>http://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000373261.pdf H27三重県外国人住民数調査結果詳細資料</ref>
 
;人口構造
 
*繊維産業が盛んだった昭和20年代までは若い女性人口が多かった。戦後は[[四日市ぜんそく]]の発生などの四日市公害の影響で昭和40年代には全国平均より平均寿命が短く、[[乳児死亡率]]も全国平均が1000人に対して18.1人であるのに対し、四日市市全体で25.6人、塩浜地区は36.1人、と高く、また、自殺率が高かった。その後環境改善がなされ、昭和51年度には大気汚染物質である二酸化硫黄の濃度が市内全域で環境基準を達成し、現在は良好な状況で継続している。
 
=== 隣接している自治体 ===
 
;{{Flagicon|三重県}}[[三重県]]
 
*[[桑名市]]
 
*[[鈴鹿市]]
 
*[[いなべ市]]
 
*[[三重郡]][[菰野町]]
 
*三重郡[[朝日町 (三重県)|朝日町]]
 
*三重郡[[川越町]]
 
*[[員弁郡]][[東員町]]
 
;{{Flagicon|滋賀県}}[[滋賀県]]
 
*[[甲賀市]]
 
 
 
== 歴史 ==
 
古くは[[ヤマトタケル|ヤマトタケルノミコト]]が東征の帰途に通過したという伝説が残る。[[古墳時代]]から栄え、市内には土器窯や土器片出土地が分布する。また、[[飛鳥時代]]には[[壬申の乱]]で[[天武天皇|大海人皇子]]が兵を集めたと言われる。
 
 
 
現在の四日市市街にあたる地域は、[[平安時代]]後期まではごく小規模な集落が存在するのみであった。しかし[[鎌倉時代]]から[[室町時代]]にかけて建立された寺が多いことから、その頃に発展を始めたものと考えられる。[[平安時代]]になり[[平安京]]が都となると、[[千草峠]]や[[八風街道]]から[[鈴鹿山脈]]を越えて[[近江国|近江]]・京都方面との往来が盛んとなり、[[伊勢商人]]や[[近江商人]]が峠越えをして活発に商いを行った。
 
 
 
[[安土桃山時代]]:天然の良港によって回船業が発達し、市場が出来る。戦国時代の領主の[[赤堀氏]]によって『四』の付く日に市場が開かれたため、これが『四日市』の由来になったとされる。[[本能寺の変]]では逃亡する[[徳川家康]]を四日市の回船問屋が手助けし、その恩として幕府の直轄領([[天領]])になったとされている。実際は家康自身が陸海の要地であると認めたためと考えられる。
 
 
 
[[江戸時代]]:天領である四日市に、[[四日市陣屋]](代官所)や高札場ができ、北勢の行政・商業の中心地となる。[[東海道]]([[東海道五十三次]])の主要宿場([[四日市宿]])として[[本陣]]や[[宿駅]]も設置される。[[日永追分]]も現在の四日市市内にある。江戸末期、[[安政の大地震]]によって港が壊滅し、回船業が衰退していく。また四日市は尾張の[[宮宿]](熱田)と[[十里の渡し]]で繋がり、東海道や伊勢参りの旅人に多く利用された。
 
 
 
市内の至る所で湧き水が出ていたため古来より「泗水」と呼ばれる。「三重郡の泗水」ということからこの周辺を「三泗地区」と呼ぶ。現在では湧き水の場所も所在が不明になり、僅かながら井戸が残っている程度である。
 
 
 
現在の港の基礎は、幕末から明治初期に[[回船問屋]]の[[稲葉三右衛門]]([[1837年]]([[天保]]8年)-[[1914年]]([[大正]]3年))が私財を投じて整備した。周辺住民の反対など様々な困難があったが、現在の[[四日市港]]の礎を造った[[偉人]]として、[[四日市駅|JR四日市駅]]前に[[銅像]]が建てられている。
 
=== 近代以降の沿革 ===
 
{{Wikisource|四日市町ニ市制施行}}
 
* [[1872年]]([[明治]]5年) - [[安濃津県]]の庁舎が津より移転して県庁所在地となる。郡名の三重にちなんだ三重県に県名を変更。
 
* [[1873年]](明治6年) - 三重県庁が津に戻る。県名は変更なし。
 
* [[1884年]](明治17年) - 四日市が築港されて[[四日市港]](稲葉町・高砂町の旧港)が完成。[[1889年]](明治22年)に特別輸出港に指定。
 
* [[1897年]](明治30年)[[8月1日]] - 現在の市章となる町章を制定<ref>図典 日本の市町村章 p143</ref>。
 
* [[1936年]]([[昭和]]11年) - 新[[四日市港]](末広町・尾上町・千歳町など)の完成を祝い、[[国産振興四日市大博覧会]]が開催。
 
* [[1939年]](昭和14年) - 第二海軍燃料廠が塩浜地区に着工。[[1941年]](昭和16年)に操業を開始。
 
* [[1942年]](昭和17年)[[4月18日]] - [[空母]]発進の米陸軍機16機が[[ドーリットル空襲]]で初[[空襲]]。
 
* [[1945年]](昭和20年)[[6月18日]] - [[四日市空襲]]で、[[アメリカ軍]]の[[B-29 (航空機)|B-29]]による空襲を受け、市街地の大半は廃墟と化す。死者は808名。
 
* 1945年(昭和20年)[[8月8日]] - 千歳町の千歳橋付近と塩浜町の海軍燃料廠付近に模擬原爆の[[パンプキン爆弾]]が投下<ref>商工春秋長期連載の集録四日市歴史浪漫紀行時代を生きた群像の軌跡 72,73頁</ref>。
 
* [[1951年]](昭和26年)[[1月23日]] - [[在日朝鮮人]]による[[四日市事件]]が発生。
 
* 1951年(昭和26年)11月 - [[昭和天皇]]が伊勢行幸で市内の四日市奉迎場(東洋紡績四日市工場跡地の北条グランド)・山本重工・[[平田紡績]]・[[東洋紡|東洋紡績]]富田工場・山庄製陶・熊沢製油・[[日本板硝子]]・伊藤伝七邸・三重郡奉迎場(楠町立楠中学校)・[[四日市港]]を視察。
 
* [[1960年]](昭和35年) - 海軍燃料廠跡地に日本初の石油化学[[コンビナート]]が稼働。同年より[[1972年]](昭和47年)にかけて公害運動が広がる。石油系企業と化学系企業の[[四日市コンビナート]]より排出された煤煙により、[[公害病#四大公害病|四大公害病]]の一つ、[[四日市ぜんそく]]の被害が広がる。
 
* [[1972年]](昭和47年) - 公害訴訟で住民側が勝訴。
 
* [[1982年]](昭和57年)4月 - 市民憲章が制定。
 
* [[2000年]]([[平成]]12年)[[11月1日]] - [[特例市]]に移行。
 
* [[2008年]](平成20年)[[4月1日]] - [[保健所政令市]]に指定。
 
=== 行政区画の変遷 ===
 
* [[1889年]]([[明治]]22年)[[4月1日]] - [[町村制]]の施行により、[[三重郡]]四日市町(四日市比丘尼町・四日市西町・四日市久六町・四日市川原町・四日市南町・四日市北町・四日市堅町・四日市中町・四日市八幡町・四日市境町・四日市浜町・四日市北条町・四日市蔵町・四日市北納屋町・四日市中納屋町・四日市桶之町・四日市袋町・四日市南納屋町・四日市新町・四日市下新町・四日市四ツ谷新町・四日市中新町・四日市南新町・四日市上新町・四日市稲葉町・四日市高砂町)・浜田村・浜一色村および末永村の一部(鳥居町)・赤堀村の一部(字新正)の区域をもって'''四日市町'''が発足。
 
* [[1897年]](明治30年)[[8月1日]] - 三重郡四日市町が市制施行して'''四日市市'''となる(全国で45番目)。
 
* [[1930年]]([[昭和]]5年)[[1月1日]] - 三重郡[[海蔵村]]・[[塩浜村]]を編入。
 
* [[1941年]](昭和16年)[[2月11日]] - 三重郡[[日永村]]・[[常磐村 (三重県)|常磐村]]・[[羽津村]]・[[富田 (四日市市)|富田町]]・[[富洲原町]]を編入(「[[朝明市]]」構想から大四日市構想への変更による)。
 
* [[1943年]](昭和18年)[[9月15日]] - 三重郡[[四郷村 (三重県三重郡)|四郷村]]・[[内部村]]を編入。
 
* [[1954年]](昭和29年)[[3月31日]] - 三重郡[[小山田村 (三重県)|小山田村]]を編入。
 
* 1954年(昭和29年)[[7月1日]] - 三重郡[[川島村 (三重県)|川島村]]・[[神前村 (三重県)|神前村]]・[[桜村 (三重県)|桜村]]・[[三重村 (三重県)|三重村]]・[[県村 (三重県)|県村]]・[[八郷村 (三重県)|八郷村]]・[[下野村 (三重県)|下野村]]・[[大矢知村]]・[[河原田村 (三重県)|河原田村]]を編入。
 
* [[1957年]](昭和32年)[[4月15日]] - 三重郡[[水沢町 (四日市市)|水沢村]]・[[保々村]]および[[鈴鹿郡]][[三鈴村]]の一部(大字南小松・鹿間・和無田・野田)を編入。
 
* [[2005年]]([[平成]]17年)[[2月7日]] - 三重郡[[楠町 (三重県)|楠町]]を編入<ref name="mainichi-np-2015-2-8">佐野裕(2015年2月8日). “四日市市・楠町:合併10周年祝う 市民ら1100人出席”. [[毎日新聞]] (毎日新聞社)</ref>。
 
 
 
==政治==
 
===行政===
 
;市長
 
*市長:[[森智広]]([[2016年]][[12月24日]] - [[2020年]][[12月23日]])
 
;歴代市長
 
{| class="wikitable" style="text-align:center;"
 
|+ 歴代市長<ref>『四日市市市政概要(平成23年度版)』</ref>
 
! 代 !! 氏名 !! 就任日 !! 退任日 !! 備考
 
|-
 
! colspan="5" | 官選四日市市長
 
|-
 
|1||酒井礼一|| 1897年(明治30年)11月16日 || 1898年(明治31年)12月11日 ||
 
|-
 
|2||[[井島茂作]]|| 1898年(明治31年)12月22日|| 1899年(明治32年)10月6日||
 
|-
 
|3||[[福井銑吉]]|| 1899年(明治32年)11月21日|| 1914年(大正3年)6月11日||
 
|-
 
|4||飯田盛敏|| 1914年(大正3年)8月17日 || 1918年(大正7年)8月16日 ||
 
|-
 
|5||稲見貞蔵|| 1918年(大正7年)11月6日|| 1922年(大正11年)11月5日||
 
|-
 
|6||[[川上親俊]]|| 1923年(大正12年)5月9日|| 1925年(大正14年)8月7日||
 
|-
 
|7||[[戸野周二郎]]|| 1925年(大正14年)11月13日 || 1933年(昭和8年)11月12日 ||
 
|-
 
|8||[[吉田勝太郎]]|| 1934年(昭和9年)6月9日|| 1946年(昭和21年)11月13日||
 
|-
 
! colspan="5" | 公選四日市市長
 
|-
 
|9|| [[吉田千九郎]]|| 1947年(昭和22年)4月5日|| 1955年(昭和30年)4月10日||
 
|-
 
|10||吉田勝太郎|| 1955年(昭和30年)5月2日 || 1959年(昭和34年)4月30日||再任
 
|-
 
|11||[[平田佐矩]]|| 1959年(昭和34年)5月1日|| 1965年(昭和40年)12月6日||
 
|-
 
|12||[[九鬼喜久男]]|| 1966年(昭和41年)1月22日|| 1972年(昭和47年)11月18日||
 
|-
 
|13||[[岩野見斎]]|| 1972年(昭和47年)12月24日|| 1976年(昭和51年)12月23日||
 
|-
 
|14||[[加藤寛嗣]]|| 1976年(昭和51年)12月24日|| 1996年(平成8年)12月23日||
 
|-
 
|15||[[井上哲夫]]|| 1996年(平成8年)12月24日|| 2008年(平成20年)12月23日||
 
|-
 
|16||[[田中俊行]]|| 2008年(平成20年)12月24日|| 2016年(平成28年)12月23日||
 
|-
 
|17||[[森智広]]||  2016年(平成28年)12月24日 ||  ||
 
|}
 
===議会===
 
;市議会
 
* 議員定数は34人。任期:平成31年4月30日まで
 
*議長:川村 幸康 就任:平成28年5月17日
 
*副議長:早川 新平 就任:平成28年5月17日
 
構成:平成28年9月12日現在
 
{| border="1" frame="box" rules="all" cellspacing="0" cellpadding="3"
 
|- style="background:#eee"
 
!会派名!!議員数
 
|-
 
|政友クラブ||7
 
|-
 
|リベラル21||8
 
|-
 
|[[公明党]]||5
 
|-
 
|市民会議||3
 
|-
 
|新風創四会||8
 
|-
 
|[[日本共産党]]||3
 
|-
 
|無会派||0
 
|-
 
|欠員||0
 
|}
 
※なお、衆議院議員選挙の選挙区は北部地域が「[[三重県第3区]]」・南部地域が「[[三重県第2区]]」<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.mie.lg.jp/SENKAN/HP/list/shushosenkyokuzu.pdf 衆議院小選挙区図]}} 三重県選挙管理委員会</ref>、三重県議会議員選挙の選挙区は「四日市市選挙区」(定数:7)<ref>[http://www.pref.mie.lg.jp/SENKAN/HP/list/senkyoku.htm 県議会議員の選挙区と定数] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20110421051054/http://www.pref.mie.lg.jp/SENKAN/HP/list/senkyoku.htm |date=2011年4月21日 }} 三重県選挙管理委員会</ref>、となっており、同一市町村内で複数の衆議院議員選挙区を有するのは三重県内ではこの四日市市のみが該当する。
 
 
 
==施設==
 
[[File:Yokkaichi-Minami Police Station 20100314.jpg|thumb|220px|四日市南警察署]]
 
[[File:Yokkaichi City Central Fire Station 20100314.jpg|thumb|220px|四日市中消防署]]
 
[[File:Mie prefectural General medicical center.JPG|thumb|220px|[[三重県立総合医療センター]]]]
 
{{Double image aside|none|Yokkaichi postoffice.jpg|200|Yokkaichi-Nishi Post Office 20100103.jpg|200|四日市郵便局|四日市西郵便局}}
 
[[File:Yokkaichi City Culture Hall 2013.jpg|thumb|220px|[[四日市市文化会館]]]]
 
=== 警察 ===
 
* [[三重県警察]][[四日市北警察署]]
 
*:四日市市北部(富洲原地区・富田地区・大矢知地区・八郷地区・下野地区・羽津地区・海蔵地区・三重地区)、[[川越町]]、[[朝日町 (三重県)|朝日町]]
 
* 三重県警察[[四日市南警察署]]
 
*:四日市市中部・南部(中部地区・橋北地区・常盤地区・塩浜地区・日永地区・内部地区・河原田地区・四郷地区・神前地区・川島地区・小山田地区・楠地区(旧[[三重郡]][[楠町 (三重県)|楠町]]))
 
* 三重県警察[[四日市西警察署]]
 
*:四日市市西部(水沢地区・桜地区・県地区・保々地区)、[[菰野町]]
 
=== 消防 ===
 
* [[四日市市消防本部]]が担当する。
 
四日市中消防署(中部地区・橋北地区・海蔵地区・常磐地区)
 
* 中央分署(神前地区・川島地区・三重地区・県地区)
 
* 西分署(桜地区)
 
* 港分署
 
四日市北消防署(富田地区・富洲原地区・羽津地区・大矢知地区・八郷地区・下野地区・保々地区)
 
* 朝日川越分署(三重郡朝日町・三重郡川越町)
 
* 北西出張所
 
四日市南消防署(塩浜地区・日永地区・河原田地区・内部地区・楠地区)
 
* 南部分署(四郷地区・小山田地区・水沢地区)
 
* 西南出張所
 
===医療===
 
;主な病院
 
*[[市立四日市病院]](三重県災害拠点病院)
 
*[[三重県立総合医療センター]] (基幹災害医療センター・三重県災害拠点病院)
 
*[[地域医療機能推進機構四日市羽津医療センター]]
 
*みたき総合病院
 
===郵便局===
 
;主な郵便局
 
*[[四日市郵便局 (三重県)|四日市郵便局]]
 
*[[四日市西郵便局]]
 
*[[四日市松原郵便局]]
 
その他の市内の郵便局は[http://map.japanpost.jp/p/search/nmap.htm?lat=34.961869444&lon=136.627327778&cond200=1&&his=ar 日本郵政地域図検索(四日市市)]を参照。
 
===公民館===
 
*[[四日市市文化会館]]
 
=== 人権施設 ===
 
*人権センター(中部地区)
 
*人権プラザ赤堀(常磐地区)
 
*人権プラザ天白(日永地区)
 
*人権プラザ神前(神前地区)
 
*人権プラザ小牧(保々地区)
 
 
 
==国家機関==
 
[[File:Tsu District Court Yokkaichi Branch 20101013.jpg|thumb|200px|[[四日市簡易裁判所]]]]
 
===厚生労働省===
 
;[[三重労働局]]
 
*四日市[[労働基準監督署]]
 
*四日市[[公共職業安定所]]
 
;日本年金機構
 
*四日市[[年金事務所]]
 
===国土交通省===
 
;[[中部地方整備局]]
 
*北勢国道事務所
 
*四日市港湾事務所
 
;中部運輸局
 
*[[三重運輸支局]] 四日市庁舎・自動車検査場
 
 
 
===財務省===
 
;国税庁
 
*[[名古屋国税局]] 四日市税務署
 
;税関
 
*[[名古屋税関]] [[名古屋税関|四日市税関支署]]
 
===防衛省===
 
;自衛隊
 
*[[自衛隊三重地方協力本部]] 四日市地域事務所
 
;海上保安庁
 
*[[第四管区海上保安本部]] 四日市海上保安部
 
===法務省===
 
*[[名古屋法務局]] 四日市支局
 
*[[名古屋入国管理局]] 四日市港出張所
 
*津保護観察所四日市駐在官事務所
 
;検察庁
 
*[[津地方検察庁]] 四日市支部
 
*[[四日市区検察庁]]
 
*[[桑名区検察庁]]
 
 
 
===裁判所===
 
*[[津地方裁判所]] 四日市支部
 
*[[四日市簡易裁判所]]
 
 
 
 
 
==対外関係==
 
===姉妹都市・提携都市===
 
====海外====
 
;姉妹都市
 
* {{Flagicon|USA}} [[ロングビーチ (カリフォルニア州)|ロングビーチ市]]([[アメリカ合衆国]][[カリフォルニア州]])
 
**[[1963年]][[10月7日]] 姉妹都市提携
 
;友好都市
 
* {{Flagicon|CHN}} [[天津市]]([[中華人民共和国]][[直轄市]])
 
**[[1980年]][[10月28日]] 友好都市提携
 
====国内====
 
;その他
 
*{{Flagicon|JPN}}[[外国人集住都市会議]]
 
*:[[静岡県]][[浜松市]]が中心に呼びかけ、日本国内の[[外国人]]が多く住む街の[[自治体]]や[[国際交流協会]]などが集まり、外国人住民が多数居住する都市の行政と地域の国際交流のために設立された組織。
 
===姉妹港・提携港===
 
;姉妹港
 
[[伊勢湾]]北西部に位置する。四日市コンビナートが隣接するなど工業港としての性格が強い。近年の工場夜景ブームにおいては[[川崎港]]や[[水島コンビナート]]と並びその景観に人気のある臨海工業エリアであり、観光資源にもなりつつある。
 
* {{Flagicon|AUS}} [[シドニー]]港([[オーストラリア連邦]][[ニューサウスウェールズ州]])
 
**[[1968年]][[10月24日]] 姉妹港提携締結 - 当時四日市港が世界最大の羊毛輸入港であった一方、シドニー港が世界最大の羊毛輸出港であった縁による。
 
 
 
== 経済 ==
 
明治以降、日本の近代化の歩みとともに[[四日市港]]を中心に商工業都市に進展。特に[[高度経済成長]]期に石油化学系企業が多数立地して、三重県下最大の工業都市、商業都市に発展している。又、伊藤伝七が操業した三重紡績を前身とする[[東洋紡|東洋紡績]]や[[四日市岡田家]]の家業から発展した[[イオングループ]]などの発祥の地でもある。
 
===第一次産業===
 
;農業
 
自然環境に恵まれており農業が盛んな一面もあり、代表的な地区別の生産分布では以下のようになっている。
 
*[[伊勢茶]](水沢地区・小山田地区・川島地区)
 
*[[梨]](県地区・下野地区)
 
*([[ハクサイ]]・[[キャベツ]]・[[トマト]]など)の[[野菜]](県地区・内部地区・神前地区・四郷地区)
 
*[[メロン]](県地区)
 
*([[大豆]]・[[枝豆]]など)の[[豆類]](県地区・内部地区・保々地区)
 
*[[イチゴ]](小山田地区・内部地区・神前地区)
 
*[[ウンシュウミカン|みかん]](河原田地区・神前地区)
 
*[[園芸]](県地区・水沢地区・川島地区・神前地区・保々地区・羽津地区・楠地区)
 
*[[畜産]](県地区・水沢地区・桜地区・保々地区・神前地区)
 
*[[稲作]](中部地区以外のほとんどの地区に農地があり、四日市市全般で行われる。特に富田地区(茂福地域)・羽津地区・保々地区・県地区・神前地区・楠地区には、広大な[[田んぼ]]があり[[米作り]]が盛んである。富洲原地区・常磐地区・日永地区・橋北地区・塩浜地区では農地が一部しかなく、田んぼがわずかである。)
 
;[[三重北農業協同組合]]
 
*「四日市浜田地区」本店<ref>[http://www.ja-my.jp/list/index.html]{{リンク切れ|date=2014年4月}}</ref><ref>(JA三重四日市の[[ホームページ]]を参考)</ref>
 
;漁業
 
*[[四日市コンビナート]]の誘致後に、[[コンビナート]]から排出された工場排水によって伊勢湾の海水汚染が進行した。[[大気汚染]]による[[四日市ぜんそく]]以外に同じ公害の影響で[[伊勢湾]]で盛んな漁業が消滅して、四日市市内の漁師町であった伊勢湾沿岸の富洲原地区・富田地区・塩浜地区・楠地区の漁業が衰退した。企業や地方自治体との間で漁業補償問題が発生した。現在でも四日市市内に小さな漁港が存在しており、富洲原港・富田港・塩浜地区の磯津漁港・楠漁港で小規模ながら漁業が行われている。
 
'''四日市市漁協'''
 
*四日市市漁協 漁業協同組合
 
*四日市市漁協 四日市支所 漁業協同組合
 
*富洲原漁協 共同販売所 漁業協同組合
 
*四日市市漁協 富洲原支所 漁業協同組合
 
*四日市市漁協 富田支所 漁業協同組合
 
*楠町漁協 漁業協同組合
 
===第二次産業===
 
;市内に工場のある主要企業
 
: ''市内に本社を置く企業は除く。''
 
* [[BASFジャパン]]
 
* [[味の素]] - 敷地内にバードサンクチュアリを開設している。
 
* [[石原産業]]
 
* [[コスモ石油]]
 
* [[JSR]]
 
* [[DIC (企業)|DIC]]
 
* [[宝ホールディングス|宝酒造]]
 
* [[東芝]]
 
* [[東洋紡|東洋紡績]]
 
* [[三幸毛糸紡績]](富田工場)
 
* [[:de:Evonik Industries|エボニック]](モノシラン ジャパン)四日市工場 - ドイツ企業であり、日本進出として石油化学産業が盛んな四日市市に工場を建設した。[[2011年]](平成23年)に[[ドイツ]]の[[クリスティアン・ヴルフ]][[大統領]]による視察が行われた。[[2012年]](平成24年)9月30日閉鎖した。
 
* [[日本板硝子]]
 
* [[三菱化学]]
 
* [[KHネオケム]]
 
* [[三菱ガス化学]]
 
* [[三菱マテリアル]]
 
* [[東ソー]]
 
* [[チッソ]]
 
* [[トーア紡コーポレーション|トーア紡マテリアル]]四日市工場 - (旧東亜紡織)楠工場
 
* [[丸善石油化学]]
 
* [[上野製薬]]
 
* [[富士電機]](三重工場)
 
* [[ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ]]
 
===第三次産業===
 
本市はイオン発祥の地ということもあり、市内にはイオンタウンやイオンモールなどのイオン系SCが多く出店している。また地場系SCとして[[スーパーサンシ]]、[[一号舘]]など市内に本社を置くスーパーマーケットがある。
 
====繁華街====
 
;中心部
 
[[File:近鉄四日市駅西口.jpg|thumb|260px|近鉄四日市駅西口方面]]
 
[[File:近鉄四日市駅東口方面.jpg|thumb|260px|近鉄四日市駅東口方面]]
 
* 中心商業地区の規模を表す年間商品販売額で四日市市の中心である[[近鉄四日市駅]]周辺は、東海地方において[[名古屋市]]の中心[[栄駅 (愛知県)|栄駅]]と[[名古屋駅]]、[[静岡市]]の中心[[静岡駅]]、[[浜松市]]の中心[[浜松駅]]に次いで多く、東海地方の政令指定都市以外ではトップである<ref>「駅周辺型商業集積地区」年間商品販売額 経済産業省 2007年 http://www.meti.go.jp/</ref>。
 
* [[四日市港]]周辺の納屋地区は戦前までは四日市市の中心部であった。[[東海旅客鉄道|JR]][[四日市駅]]の高架化計画を中心に、駅付近の納屋地区周辺と四日市港の再開発計画がある。
 
* 東西に幅が広い中央大通りがあり、[[近鉄四日市駅]]から[[川原町駅]]は高架化工事がされており、[[松坂屋]]跡地に[[アピタ]]([[ララスクエア四日市]])や[[近鉄百貨店]]などの百貨店の他、高層建築物が多く、諏訪地区には大規模な[[アーケード]]の[[諏訪栄町]][[商店街]]の「一番街」がある。[[四日市岡田家]]によって[[創業]]された[[イオングループ]]の前身の「岡田屋」の発祥の地として、かつては[[ジャスコ四日市店]]が存在したが[[2002年]](平成14年)に閉店した。[[歓楽街]]も近鉄四日市駅周辺に立地しており、二番街や西新地はその代表である。
 
;富田地区
 
* [[富田 (四日市市)|富田地区]]の中心駅である[[近鉄富田駅]]は単体の駅としては三重県で近鉄四日市駅、近鉄[[津駅]]に次ぎ第3位の規模を持ち、四日市市の副都心計画の一つになっている。
 
* [[東洋紡|東洋紡績]]富田工場などの紡績工場や[[百五銀行]]などの銀行は、富田地区以外の富洲原地区や大矢知地区に立地していても「富田店」や「富田工場」と命名されていた。[[東洋紡績富田工場]]付近に東洋町商店街や西元町商店街が形成された。東洋紡績富田工場跡地に[[イオンモール四日市北]]が立地している。
 
* [[川越町]]に[[富洲原駅]]が立地した事から、川越町と富洲原地区との間に川越町南部で使用されている「富洲原店」や「富洲原駅」の名称問題が発生した。
 
* [[近鉄富田駅]]付近に近鉄富田駅前商店街と接続する中央通り商店街と[[富田駅 (三重県)|JR富田駅]]に接続する通路の通りとして富田中町商店街が形成された。駅の西側の茂福地区や西冨田町の[[三幸毛糸紡績]]富田工場の社宅跡地に、商業施設の[[スーパーマーケット]]である[[ヤマナカ|四日市富田フランテ館]]や100円ショップのフレスポ四日市富田やマンションのライオンズマンションの四日市富田マークレジデンスが建設されて、西富田地区の商業化と宅地化が進んだ。大矢知地区から富田地区に富田栄町が編入された。富田西町連合自治会を中心とする富田高地区では宅地化が進み、富田地区の再開発計画によって高層マンションが建設された。
 
;日永地区
 
* 幹線道路の[[国道1号]]や笹川通りに面する一帯が市街地となっている。鉄道網では[[四日市あすなろう鉄道]][[四日市あすなろう鉄道内部線|内部]]・[[四日市あすなろう鉄道八王子線|八王子線]]が四日市市内を結び、市電に類する都市交通機能を果たしている。旧[[東海道]]沿いには古い町並みが残っている。
 
* 大型ショッピングセンターである[[日永カヨー]]と[[イオンタウン四日市泊]]が立地している。
 
* 四日市市中心部から日永地区までの[[国道1号]]沿線は、[[ヤマダ電機]]、[[コジマ]]、[[エディオン]]、[[ケーズホールディングス|ケーズデンキ]]など家電量販店の激戦区である。また、レンタルショップやゲームセンターも立地している。
 
;三重地区(生桑)
 
* [[国道365号]]と[[三重県道622号小牧小杉線]]が交差する生桑の交差点付近から南や南東の方向へ四日市中心部に向かう道路沿いに商店が集結している。三重地区を中心に面する生桑地区一帯は四日市市内の中央部分であり、三重地区は田園地帯だったが三重団地(1970年代に建設された)・坂部団地(昭和43年に建設された)・大谷台団地([[1970年代]]に建設された)に造成されるなど市内西部の複数の住宅団地があり、昭和40年代から[[平成時代]]初期にかけて人口は3倍に倍増して、商店数は4倍近くになり、飲食店は2軒から70軒に急増して四日市市西部からの買い物客が多い。南側は[[近鉄湯の山線]]沿いの常盤地区・川島地区・神前地区・桜地区と接続しており、西側は県地区と接続していて、北側は旧[[朝明郡]]地域の大矢知地区・八郷地区・下野地区・保々地区と接続しており、東側は海蔵地区と接続しており、四日市市内の各地域からの道路網がある交通の拠点となっている<ref>四日市市第5巻史料編民俗 661 - 662ページ</ref>。
 
* [[マックスバリュ]]・[[ケーズホールディングス|ケーズデンキ]]・[[スーパーサンシ]]・[[三洋堂書店]]などの大型商業施設や自動車客向けの店が多数立ち並んでいて飲食店街や坂部温泉やユラックスなどの温泉施設もある。[[三重県道8号四日市鈴鹿環状線|県道8号]]を南へ進むと[[イオン四日市尾平ショッピングセンター]]が立地している。
 
* 周辺は鉄道網が無く、[[三重交通]]などの[[バス (交通機関)|バス]][[交通網]]がある。
 
====市内の大型商業施設====
 
[[File:ララスクエア四日市、四日市都ホテル.jpg|thumb|220px|市民公園(奥がララスクエア四日市、都ホテル)]]
 
* [[ララスクエア四日市]]
 
* [[近鉄百貨店]]四日市店
 
* [[四日市スターアイランド]]
 
* [[イオンモール四日市北]]
 
* [[イオン四日市尾平ショッピングセンター]]
 
* [[日永カヨー]]
 
* [[イオンタウン四日市泊]]
 
* ふれあいモール
 
* フレスポ四日市富田
 
===本社を置く主要企業===
 
[[File:三重銀行本店ビル.jpg|thumb|220px|三重銀行本店ビル(西新地)]]
 
* [[九鬼産業]](四日市[[九鬼氏]]が経営者である)
 
*[[アミカン]](旧社名は[[網勘製網]]で[[伊藤勘作]]家が代々経営者である)
 
* [[三重銀行]]
 
* [[北伊勢上野信用金庫]]
 
* [[日本トランスシティ]] - 中部地区最大の総合物流企業で日本総合物流企業業界4位
 
* [[住友電装]] - [[住友グループ]]の[[ワイヤーハーネス]](車載用組電線、車の電装品やエンジンを結ぶ回路)のメーカー
 
* [[太陽化学]]
 
* [[昭和四日市石油]] - [[昭和シェル石油]]グループの[[石油精製]]会社
 
* [[川崎金属工業]]
 
* [[四日市合成]] - [[三菱化学]]と[[第一工業製薬]]の共同出資により設立された化学メーカー
 
* [[フローラ (企業)|フローラ]] - 植物活力剤「HB-101」で知られている化学薬品メーカー
 
* [[宮崎本店]] - 三重県産の伊賀米などを使用した[[日本酒]]、[[焼酎]]など[[酒類]]の製造・販売を行っている会社。世界酒類コンクールで17年連続で金賞を受賞している。
 
* [[竹屋 (三重県)|竹屋]] - シュークリーム製造工場の生産能力が日本一。三重県内の[[ケンタッキーフライドチキン]]、[[ミスタードーナツ]]などの[[フランチャイズ]]事業も行う。
 
* [[中部近鉄百貨店]] - 近鉄四日市駅ビルに立地。[[2009年]](平成21年)3月1日付けで[[近鉄百貨店]]に吸収合併された。
 
* [[スーパーサンシ]]
 
* [[一号舘]]
 
* [[グリーンズ]]
 
* [[アップルインターナショナル]] - 日本で最大手の中古車輸出業(2005年度)
 
* [[アップルオートネットワーク]]
 
* [[三岐鉄道]]
 
* [[中日臨海バス]]
 
* [[四日市つばめ交通]]
 
* 名鉄四日市タクシー
 
* [[シー・ティー・ワイ]]
 
* [[エフエムよっかいち]]
 
* [[マイクロキャビン]] - コンピュータゲーム開発会社。代表作は[[うる星やつら|うる星やつら(PC版)]]など
 
* [[アサヒグローバル]]
 
* [http://www.utk.jp/ 内田鍛工]
 
* [http://www.rhombic.co.jp/ ロンビック]
 
* [[東名 (企業)]]
 
* [[ホンダオートボディー]]
 
 
 
=== 市内発祥の主要企業 ===
 
*[[東洋紡]]は四日市発祥の企業であり、四日市の実業家が創業した三重紡績が大阪紡績と合併して東洋紡績となり、東洋紡テクノウール株式会社の管轄となった東洋紡績三重工場・東洋紡績楠工場が立地している。かつては東洋紡績富田工場(跡地がイオンモール四日市北となった)が富洲原地区に立地していて、東洋紡績塩浜工場(跡地が東洋紡グループの関連企業であるコスモ電子株式会社となった)が塩浜地区に立地していて、東洋紡績四日市工場(跡地が北条町の四日市市営グランドとなった)が中部地区に立地していた。
 
*[[イオングループ]]は[[天領]]の[[四日市宿]]だった三重郡四日市町が発祥地である。岡田屋から[[ジャスコ]]となりさらにイオングループと発展した流通企業である。四日市岡田家が創業家であり、岡田卓也が[[創業者]]である。
 
*[[Oakキャピタル]]は[[平田佐次郎 (初代)|初代平田佐次郎]]が創業者である。富洲原地区が発祥地であり、旧企業名が[[平田紡績]]株式会社である。
 
 
 
== マスメディア ==
 
=== 新聞社 ===
 
* [[伊勢新聞]]北勢総局 - 地元紙。
 
* [[中日新聞]]四日市支局 - [[名古屋市]]に本社を置く[[ブロック紙]]。市内でも購読者が多い。
 
* [[朝日新聞]]四日市支局
 
* [[毎日新聞]]四日市支局
 
* [[読売新聞]]四日市支局
 
=== 放送局 ===
 
* 主に四日市市を拠点とするマスコミは、[[シー・ティー・ワイ]]、[[エフエムよっかいち]]がある。
 
** 大手マスコミは県庁所在地の[[津市]]に支社・支局を置くことが多いが、新聞社、[[東海テレビ放送]]、[[NHK津放送局|NHK津]]は支局・報道室を置いている。なお東海テレビは、四日市市政記者クラブに三重支社として加盟しているため、{{要出典範囲|date=2013年12月|おそらく}}営業拠点として置いている。
 
===広報媒体===
 
広報よっかいち
 
* 日本語版と[[ポルトガル語]]版がある。なお日本語版に関しては、上旬号と下旬号の月2回発行している。
 
ちゃんねるよっかいち
 
* [[ケーブルテレビ]][[シー・ティー・ワイ|CTY]]のコミュニティチャンネルで放送されている。案内役は定期募集で採用された『市民レポーター』と呼ばれる人達(担当は1回ごとに1人ずつ登場する)。
 
よっかいちわいわい人探訪!、ALO!YOKKAICHI!(アロー-)、人権を確かめあう日特集(毎月22日に放送)
 
* いずれも[[エフエムよっかいち]]で放送されている。
 
 
 
== 教育 ==
 
[[File:Yokkaichi Univ. 01.jpg|thumb|200px|[[四日市大学]]]]
 
[[File:Yokkaichi Nursing and Medical Care University in Sep. 2013.jpg|thumb|200px|[[四日市看護医療大学]]]]
 
=== 大学 ===
 
;私立
 
*[[四日市大学]](四日市市が開設し学校法人暁学園が運営する公設民営型大学)
 
*[[四日市看護医療大学]] (2007年開学)
 
=== 短期大学 ===
 
;私立
 
* [[四日市大学短期大学部|暁学園短期大学]]:[[2002年]]廃止。
 
* [[ユマニテク短期大学]]
 
 
 
=== 専修学校 ===
 
;私立
 
*[[学校法人古川学園 (三重県)|学校法人古川学園 中部ライテクビジネス専門学校]]
 
===高等学校===
 
;県立
 
*[[三重県立四日市高等学校|四日市高校]]([[1955年]]の[[全国高等学校野球選手権大会]]で優勝)
 
*[[三重県立四日市南高等学校|四日市南高校]]
 
*[[三重県立四日市工業高等学校|四日市工業高校]]
 
*[[三重県立四日市中央工業高等学校|四日市中央工業高校]]([[1991年]]の[[全国高等学校サッカー選手権大会|全国高校サッカー選手権]]で優勝)
 
*[[三重県立四日市商業高等学校|四日市商業高校]]
 
*[[三重県立四日市西高等学校|四日市西高校]]
 
*[[三重県立四日市四郷高等学校|四日市四郷高校]]
 
*[[三重県立北星高等学校|四日市北星高校]]
 
*[[三重県立四日市農芸高等学校|四日市農芸高校]]
 
*[[三重県立朝明高等学校|朝明高校]]
 
;私立
 
*[[暁中学校・高等学校|暁高校]]([[1994年]]の第49回[[国民体育大会]]ソフトテニス少年女子の部で優勝)
 
*[[海星中学校・高等学校 (三重県)|エスコラピオス学園海星高校]](男子高)
 
*[[メリノール女子学院中学校・高等学校|メリノール女子学院高校]]
 
*[[大橋学園高等学校|大橋学園高校]]
 
*[[学校法人古川学園 (三重県)|向陽台高等学校古川学園キャンパス]]
 
=== 中学校 ===
 
;市立
 
{{col-begin}}
 
{{col-break}}
 
* 朝明中学校
 
* [[四日市市立内部中学校|内部中学校]]
 
* [[四日市市立大池中学校|大池中学校]]
 
* 橋北中学校
 
* 桜中学校
 
* 笹川中学校
 
{{col-break}}
 
* 塩浜中学校
 
* 西陵中学校
 
* [[四日市市立中部中学校|中部中学校]]
 
* 常磐中学校
 
* [[四日市市立富洲原中学校|富洲原中学校]]
 
{{col-break}}
 
* 富田中学校
 
* [[四日市市立西朝明中学校|西朝明中学校]]
 
* 西笹川中学校
 
* [[四日市市立羽津中学校|羽津中学校]]
 
* 保々中学校
 
{{col-break}}
 
* [[四日市市立三重平中学校|三重平中学校]]
 
* 三滝中学校
 
* 山手中学校
 
* 港中学校
 
* 南中学校
 
* [[四日市市立楠中学校|楠中学校]]
 
{{col-end}}
 
;私立
 
* [[暁中学校・高等学校|暁中学校]]
 
* [[海星中学校・高等学校 (三重県)|エスコラピオス学園海星中学校]]
 
* [[メリノール女子学院中学校・高等学校|メリノール女子学院中学校]]
 
=== 小学校 ===
 
;市立
 
{{col-begin}}
 
{{col-break}}
 
* [[四日市市立内部小学校|内部小学校]]
 
* 県小学校
 
* 内部東小学校
 
* 大谷台小学校
 
* [[四日市市立大矢知興譲小学校|大矢知興譲小学校]]
 
* 小山田小学校
 
* 海蔵小学校
 
* 川島小学校
 
{{col-break}}
 
* 河原田小学校
 
* [[四日市市立神前小学校|神前小学校]]
 
* 桜小学校
 
* 桜台小学校
 
* 笹川西小学校
 
* 笹川東小学校
 
* 塩浜小学校
 
* [[四日市市立下野小学校|下野小学校]]
 
{{col-break}}
 
* 水沢小学校
 
* [[四日市市立高花平小学校|高花平小学校]]
 
* [[四日市市立中央小学校|中央小学校]]
 
* [[四日市市立中部西小学校|中部西小学校]]
 
* 常磐小学校
 
* 常磐西小学校
 
* 泊山小学校
 
* [[四日市市立富洲原小学校|富洲原小学校]]
 
{{col-break}}
 
* 富田小学校
 
* 橋北小学校
 
* 羽津北小学校
 
* 羽津小学校
 
* 浜田小学校
 
* 日永小学校
 
* 保々小学校
 
{{col-break}}
 
* 三重北小学校
 
* [[四日市市立三重小学校|三重小学校]]
 
* [[四日市市立三重西小学校|三重西小学校]]
 
* 八郷小学校
 
* 八郷西小学校
 
* 四郷小学校
 
* [[四日市市立楠小学校|楠小学校]]
 
{{col-end}}
 
;私立
 
*[[暁小学校]]
 
 
 
=== 特別支援学校 ===
 
;県立
 
*[[三重県立特別支援学校西日野にじ学園]]
 
*[[三重県立特別支援学校北勢きらら学園]]
 
;市立
 
*市立あけぼの学園
 
;私立
 
*[[特別支援学校聖母の家学園]]
 
===インターナショナルスクール===
 
;ブラジル学校
 
*[[ニッケン学園]]
 
;朝鮮学校
 
*[[四日市朝鮮初中級学校]]
 
===学校教育以外の施設===
 
;職業能力開発校
 
*[[職業能力開発促進センター#北陸・中部地方|三重職業能力開発促進センター]]
 
 
 
== 交通 ==
 
[[File:近鉄四日市駅ビル.jpg|thumb|220px|right|近鉄四日市駅]]
 
=== 鉄道 === <!-- 同じ駅へのリンクは1度だけ -->
 
;[[File:JR logo (central).svg|27px]][[東海旅客鉄道]](JR東海)
 
*{{Color|limegreen|■}}[[関西本線]] : - [[富田駅 (三重県)|富田駅]] - [[富田浜駅]] - [[四日市駅]] - [[南四日市駅]] - [[河原田駅]] -
 
;[[File:Kintetsulogo.png|20px|近畿日本鉄道|link=近畿日本鉄道]][[近畿日本鉄道]](近鉄)
 
*{{近鉄駅番号|E}}[[近鉄名古屋線|名古屋線]]:[[近鉄富田駅]] - [[霞ヶ浦駅]] - [[阿倉川駅]] - [[川原町駅]] - [[近鉄四日市駅]] - [[新正駅]] - [[海山道駅]] - [[塩浜駅]] - [[北楠駅]] - [[楠駅]]
 
*{{近鉄駅番号|K}}[[近鉄湯の山線|湯の山線]]:近鉄四日市駅 - [[中川原駅]] - [[伊勢松本駅]] - [[伊勢川島駅]] - [[高角駅]] - [[桜駅 (三重県)|桜駅]]
 
;[[三岐鉄道]]
 
*{{Color|#ffd400|■}}[[三岐鉄道三岐線|三岐線]]:[[近鉄富田駅]] - [[大矢知駅]] - [[平津駅]] - [[暁学園前駅]] - [[山城駅]] - [[保々駅]] - [[北勢中央公園口駅]]
 
;[[伊勢鉄道]]
 
*{{Color|blue|■}}[[伊勢鉄道伊勢線|伊勢線]]:(四日市駅) - (南四日市駅) - 河原田駅
 
;[[四日市あすなろう鉄道]]
 
*{{Color|#00a0e8|■}}[[四日市あすなろう鉄道内部線|内部線]]:あすなろう四日市駅- [[赤堀駅]] - [[日永駅]] - [[南日永駅]] - [[泊駅 (三重県)|泊駅]] - [[追分駅 (三重県)|追分駅]] - [[小古曽駅]] - [[内部駅]](全線市内)
 
*{{Color|#00a0e8|■}}[[四日市あすなろう鉄道八王子線|八王子線]]:日永駅 - [[西日野駅]](全線市内)
 
※四日市市が[[第三種鉄道事業者]]
 
*実質上の中心駅:'''近鉄四日市駅'''
 
===バス===
 
;高速バス
 
* [[大宮・東京 - 鳥羽・南紀線|東京高速バス]]: [[大宮駅 (埼玉県)|大宮駅]]・[[池袋駅]]・[[新宿駅]]・[[立川駅]]・[[横浜駅]] - [[近鉄四日市駅|近鉄四日市]]・伊勢市駅前・鳥羽BC ([[三重交通]]、[[三交伊勢志摩交通]]、[[西武観光バス]]) ※夜行
 
* [[いが号]]: [[品川バスターミナル|品川BT]]・[[横浜駅]] - 近鉄四日市・上野産業会館・名張市役所 (三重交通) ※夜行
 
* [[京都 - 四日市・津・伊勢線|京都高速バス]]: 新正車庫・近鉄四日市・生桑車庫 - [[土山サービスエリア|土山BT]]・[[京都駅]] (三重交通、[[京阪バス]])
 
* [[三重交通四日市営業所#四日市大阪高速線|四日市大阪高速バス]]: 近鉄四日市・生桑車庫 - 土山BT・[[大阪駅]]・[[新大阪駅]] (三重交通)
 
* [[三重交通四日市営業所#四日市中部国際空港高速線|四日市中部国際空港高速バス]]: 新正車庫・近鉄四日市 - [[中部国際空港]] (三重交通)
 
* [[三重交通四日市営業所#名古屋桜台高速線|名古屋桜台高速線]]: 名古屋(名鉄バスセンター) - [[四日市インターチェンジ (三重県)|四日市インター]]・桜花台・桜台 (三重交通)
 
* [[三重交通四日市営業所#名古屋湯の山高速線|名古屋湯の山温泉高速線]]: 名古屋(名鉄バスセンター) - 四日市インター・[[湯の山温泉 (三重県)|湯の山温泉]] (三重交通)
 
* WILLER EXPRESS
 
** [[川崎駅]]・新宿駅 - 近鉄四日市・[[白子駅]]・[[津駅]] ([[ベイラインエクスプレス]]) ※夜行
 
** [[ユニバーサルスタジオジャパン|USJ]]・WBT梅田 - 近鉄四日市・[[名古屋駅]]※夜行
 
* JAMJAMライナー: [[東京ディズニーランド]]・新宿駅・横浜駅 - [[豊橋駅]]・名古屋駅南・近鉄四日市駅・白子駅 ([[ジャムジャムエクスプレス]]) ※夜行
 
* コトバスエクスプレス: 名古屋駅・近鉄四日市 - [[徳島駅]]、[[高松駅 (香川県)|高松駅]]・コトバスステーション琴平 ([[琴平バス]]) ※夜行、[[松山駅 (愛媛県)|松山駅]]行・[[高知駅]]行に連絡
 
* あおぞらライナー: [[東京駅バスのりば|東京駅鍛治屋橋駐車場]]・[[横浜駅]] - 名古屋[[ミッドランドスクエア]]前・四日市ユーユーカイカン・松阪駅・宇治山田駅・青木バス車庫 ([[青木バス]]) ※夜行
 
* あおぞらライナー: [[仙台駅]] - 名古屋ミッドランドスクエア前・四日市ユーユーカイカン・松阪駅・宇治山田駅・青木バス車庫 (青木バス) ※夜行
 
* あおぞらライナー: [[金沢駅]] - 名古屋ミッドランドスクエア前・四日市ユーユーカイカン・松阪駅・宇治山田駅・青木バス車庫 (青木バス) ※夜行
 
;一般路線バス
 
[[File:近鉄四日市駅西バスのりば.jpg|thumb|220px|近鉄四日市駅西バスのりば]]
 
* [[三重交通]]
 
* [[三岐鉄道]]
 
* [[八風バス]] ※1区間のみ
 
* [[四日市市自主運行バス]]
 
* [[生活バスよっかいち]]
 
 
 
=== 道路 ===
 
*[[道路元標]]:諏訪交差点
 
;高速道路
 
* [[東名阪自動車道]] : (桑名市) - (29-1)[[四日市ジャンクション|四日市JCT]] - (30)[[四日市東インターチェンジ|四日市東IC]] - [[御在所サービスエリア|御在所SA]] - (31)[[四日市インターチェンジ (三重県)|四日市IC]] - (鈴鹿市)
 
* [[伊勢湾岸自動車道]] : (朝日町) - (16)[[みえ朝日インターチェンジ|みえ朝日IC]] - (29-1)四日市JCT
 
* [[新名神高速道路]] : (29-1)四日市JCT - [[新四日市ジャンクション|新四日市JCT]]- (2018年度開通予定) - (三重郡菰野町)
 
* [[東海環状自動車道]] : (員弁郡東員町) - 新四日市JCT
 
;一般国道
 
* [[国道1号]]→現在[[北勢バイパス]]建設中。
 
* [[国道23号]]
 
* [[国道25号]]
 
* [[国道164号]]
 
* [[国道306号]]→鈴鹿方面へ。現在バイパス延伸中。
 
* [[国道365号]]→いなべ方面へ。2008年3月末バイパス完成。
 
* [[国道477号]]→市内を東西に。[[菰野町]]へ。現在バイパス工事中。
 
===航路===
 
;過去路線
 
* [[四日市浜園旅客ターミナル]] ⇔ [[中部国際空港]]([[愛知県]][[常滑市]])
 
** [[2008年]](平成20年)[[10月5日]]に廃止された。
 
 
 
==文化==
 
===武道===
 
;合気道
 
*[[神岩会]]
 
===名産・名物===
 
;名産品
 
*[[萬古焼]](海蔵地区、橋北地区、羽津地区)
 
*[[伊勢茶]](水沢地区、小山田地区)
 
*日永[[うちわ]](日永地区)
 
*[[大矢知素麺]](大矢知地区)
 
*[[酒造]]
 
#朝明川流域の富洲原地区の天ヶ須賀地域に3酒造がある。
 
#三滝川流域の桜地区に4酒造と川島地区に2酒造と室山地区に3酒造がある。
 
#鈴鹿川流域の楠地区に宝酒造など2酒造がある。
 
;名物
 
*[[四日市とんてき]] - [[B級グルメ]]である。豚のステーキの一種。
 
*[[なが餅]] - [[1550年]]([[天文 (元号)|天文]]19年)以前から[[東海道]]沿いの日永の下りの立て場で売られていた[[和菓子]]。桑名の[[安永餅]]・[[鈴鹿]]の[[立石餅]]などは[[江戸時代]]以降に出来た後発品。
 
*[[卯十郎金時]] - [[金時豆]]の一種。
 
===スポーツ===
 
[[File:Yokkaichi Dome.jpg|thumb|200px|[[四日市ドーム]]]]
 
[[File:Yokkaichi-Stadium.jpg|thumb|200px|[[四日市市営霞ヶ浦第一野球場]]]]
 
{| class="sortable wikitable" style="text-align:center;font-size:85%;"
 
|-
 
! 名称
 
! 競技種目
 
! 所属リーグ
 
! 本拠地
 
! 運営会社・団体
 
! 設立
 
|-
 
! style="background-color:blue" | [[TSV1973四日市|<span style="color:skyblue">TSV1973四日市</span>]]
 
| [[サッカー]]
 
| [[三重県サッカーリーグ]]
 
| [[三重県営鈴鹿スポーツガーデン]]<br/>[[四日市中央緑地陸上競技場]]
 
| [[一般社団法人スポーツクラブ四日市]]
 
| [[1994年]]
 
|-
 
! style="background-color:black" | [[永和商事ウイング硬式野球部|<span style="color:red;">永和商事ウイング</span>]]
 
| [[野球]]
 
| [[日本野球連盟|JABA]]<br>([[社会人野球]])
 
| [[四日市市営霞ヶ浦第一野球場]]
 
| [[永和商事]]
 
| [[2011年]]
 
|-
 
! style="background-color:orange" | [[ヴィアティン三重|<span style="color:black">ヴィアティン三重</span>]]
 
| [[サッカー]]
 
| [[日本フットボールリーグ|JFL]]
 
| [[四日市中央緑地陸上競技場]]<br/> 
 
| [[株式会社ヴィアティン三重ファミリークラブ]]
 
| [[2012年]]
 
|}
 
===スポーツ施設===
 
;主な運動施設
 
*[[四日市競輪場]]
 
*[[四日市市営霞ヶ浦第一野球場]]
 
*[[四日市中央緑地陸上競技場]]
 
*[[四日市ドーム]]
 
 
 
 
 
==観光==
 
===名所・旧跡===
 
[[File:日永追分.jpg|right|220px|thumb|日永追分 <small>左が伊勢街道、右が東海道京・大坂方面、手前が東海道江戸方面</small>]]
 
;主な城郭
 
*[[萱生城]]
 
*[[富田城 (伊勢国)|富田城]]
 
*[[浜田城 (伊勢国)|浜田城]]
 
*[[茂福城]]:市の史跡。
 
;主な寺院
 
*[[蟹築山密蔵院薬師寺]]
 
*[[蟹薬師蜜蔵院]]
 
*[[観音寺 (四日市市垂坂町)|観音寺]]
 
*[[光明寺 (四日市市泊山崎町)|光明寺]]
 
*[[千福寺 (四日市市)|千福寺]]
 
*[[大師寺 (四日市市)|大師寺]]
 
*[[大師之寺 (四日市市)|大師之寺]]
 
*[[大聖院 (四日市市)|大聖院]]
 
*[[田村寺]]
 
*[[法龍寺 (四日市市)|法龍寺]]
 
*[[密蔵院 (四日市市)|密蔵院]]
 
;主な神社
 
*[[天ヶ須賀住吉神社]]
 
*[[鵜森神社]]
 
*[[海山道稲荷神社]] - [[節分]]祭「[[狐の嫁入り]]」で有名。
 
*[[海山道神社]]
 
*[[洲崎浜宮神明神社]]
 
*[[諏訪神社 (四日市市)|諏訪神社]] - 旧四日市地区の[[氏神]]。祭礼「[[四日市祭]]」(現在は市民祭と区別して「秋の四日市祭」ともいう)は10月第一日曜とその前日(古くは9月25から27日)。[[氏子]]町から[[練り物 (祭り)|邌物]](ねりもの)と呼ばれる[[山車]]や[[時代行列|行列]]などの[[奉納]]演技が行なわれる。
 
*[[聖武天皇社]] - [[聖武天皇]]を祭る神社
 
*[[富田一色飛鳥神社]]
 
;街道
 
*[[東海道]]
 
**[[四日市宿]]
 
**[[四日市陣屋]]
 
**[[杖衝坂]] - [[日本武尊]][[伝説]]が残る[[東海道]]の難所。
 
*[[伊勢参宮街道|伊勢街道]]
 
**[[日永追分]] - [[伊勢神宮]]へ至る[[伊勢参宮街道|伊勢街道]]の分岐点、伊勢神宮遙拝用の[[鳥居]]が建つ。
 
*[[千種街道]]
 
*[[八風街道]]
 
;自然
 
*[[智積養水]]([[名水百選]])
 
*[[富田の一本松]] - 東富田町にある富田浜付近の[[シンボル]]であった老松。
 
*十四川堤の桜並木
 
;建築
 
*[[思案橋 (四日市市)|思案橋跡]] - 1987年に再建されたもの。
 
*[[末広橋梁]] - 国内で現役唯一の跳開式可動鉄道橋梁。
 
*[[臨港橋]] - 国内で現役3つしかない、跳開式可動道路橋梁。
 
{{-}}
 
===観光スポット===
 
* 伊坂ダムサイクルパーク
 
* 四日市スポーツランド アスレチックや全長150mのスーパースライダーがある。
 
* ふれあい牧場
 
* [[四日市市立博物館]]→最寄り駅は近鉄四日市駅。徒歩五分圏内。
 
* [[澄懐堂美術館]] - 中国書画専門の[[美術館]]。
 
* [[四日市港ポートビル]] - [[四日市港]]の開港100周年を記念して[[1999年]](平成11年)に完成した、高さ100mの[[超高層ビル]]である。
 
* [[オーストラリア記念館]]([[日本万国博覧会|大阪万博]]オーストラリア館)([[2014年]](平成25年)8月解体された)
 
* [[四日市競輪場]]
 
* [[四日市ドーム]] - 四日市市の市制施行100周年記念事業の一環で建設された[[ドーム]]施設である。
 
* [[四日市中央緑地公園]]
 
** [[四日市中央緑地陸上競技場|陸上競技場]]
 
<gallery>
 
File:四日市市立博物館.jpg|四日市市立博物館
 
File:四日市港ポートビル.jpg|四日市港ポートビル
 
File:四日市ドーム.JPG|四日市ドーム
 
File:Yokkaichi-keirin-1.jpg|四日市競輪場
 
File:Yokkaichi-Stadium.jpg|霞ヶ浦第一野球場
 
</gallery>
 
 
 
==祭事・催事==
 
===主な祭事===
 
* [[四日市祭]](10月の第一日曜とその前日)
 
*:旧四日市地区の氏神[[諏訪神社 (四日市市)|諏訪神社]]の祭礼。市民祭である「大四日市まつり」と区別して「秋の四日市祭」とも呼ばれる。[[練り物 (祭り)|邌物]](ねりもの)と呼ばれる日本一大きい[[からくり人形]]を載せた[[山車]]「[[大入道山車]]」(県指定有形民俗文化財)をはじめ、「[[捕鯨文化#鯨と祭礼|鯨船]](捕鯨のサマを表す豪華な船山車・県指定有形民俗文化財)」「[[大名行列]](宿場町の名残を残す行列・市指定無形民俗文化財)」「[[富士の巻狩り]](ハリボテの大猪を煌びやかな衣装をつけた子ども武者が射止める仮装行列・市指定無形民俗文化財)」「[[菅原道真|菅公]](文字書きのからくり人形山車)」「[[天岩戸|岩戸山]](アメノウズメノミコトに化けていた狸が正体を現すからくり人形山車)」「[[司馬光#神童伝説|甕破り]](司馬温公の故事にちなんだからくり人形山車)」などの奉納演技が行なわれる。
 
* [[大四日市まつり]](8月第一土日)
 
*:市中心部。昭和39年から始まった市民祭。市民参加の踊りフェスタなどを開催。市内に残る伝統的な祭礼行事もゲスト出演する。
 
* 東富田[[左義長|どんど祭り]](1月14日)
 
*:国道23号線沿いに、高い山を15基建てて盛大に燃やす。
 
* [[海山道稲荷神社]]・狐の嫁入り(2月3日)
 
*:市内[[海山道神社]]
 
* 万古祭り(5月第二土日)
 
*:市内川原町駅周辺。萬古焼を売る露店が数多く出店する。
 
* [[松原の石取祭]](7月第三土日前後)
 
*:松原公園向かいの[[聖武天皇社]]に奉納する祭。
 
* 松寺の[[石取|石取祭]](7月後半)
 
* [[天ヶ須賀の石取祭]](8月中旬)
 
*[[富田の石取祭]](8月中旬)
 
* [[鳥出神社]]の[[富田の鯨船行事]](8月14・15日)
 
*:富田地区の氏神鳥出神社の祭礼。[[捕鯨]]をモチーフにした祭。[[重要無形民俗文化財]]。
 
* [[富田一色けんか祭]](8月14・15日)
 
*:富田一色地区
 
===主な催事===
 
;朝市・市場
 
市内各地に午前中を中心として市場が立つ。近隣農家が市価より安く作物を販売している。農作物以外にも個人商店が鮮魚、衣料、生花、菓子などを並べている。
 
* 慈善橋即売場: 2,7,5,0のつく日。
 
* 阿倉川四・九の市: 4,9のつく日。
 
* 塩浜市場: 1,3,6,8のつく日。
 
* 笹川市場: 1,6のつく日。午後開催。
 
* [[富洲原四九の市]](しくのいち): 4,9のつく日 午前中。
 
 
 
== 出身人物 ==
 
=== 公人 ===
 
* [[岡田克也]] - [[衆議院議員]](元[[民進党代表|
 
民主党代表]]、元[[外務大臣 (日本)|外務大臣]]、元[[民進党幹事長|民主党幹事長]]、前[[副総理]]・元[[行政改革担当大臣]]、元民進党代表(初代))
 
* [[金森正]] - [[衆議院議員]]([[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]][[比例区]]単独候補)
 
* [[田中俊行]] - 四日市市長 (民主系四日市市議・三重県議出身)
 
=== 文化人 ===
 
* [[上田隆穂]] - [[経営学者]]、[[学習院大学]]教授
 
* [[丹羽文雄]] - 作家、同市出身、名誉市民、[[文化勲章]]受章
 
* [[藤本幸太郎]] - [[商学者]]、[[一橋大学]]名誉教授、元[[日本統計学会]]会長、日本初[[商学博士]]
 
* [[熊沢誠]] - [[経済学者]]、[[甲南大学]]名誉教授
 
* [[藤田敏八]] - 映画監督、俳優([[平壌]]生まれ)
 
* [[堤幸彦]] - 映画監督(プロフィールでは名古屋出身としている)
 
* [[瀬木直貴]] - 映画監督
 
* [[田村泰次郎]] - 作家
 
* [[矢田恵梨子]] -漫画家
 
* [[石垣ゆうき]] - [[漫画家]]
 
* [[小島剛夕]] - 漫画家
 
* [[松井勝法]] - 漫画家
 
* [[現代洋子]] - 漫画家
 
* [[鈴木けい一]] - 漫画家
 
* [[天野良春]] - 元[[東海ラジオ放送|東海ラジオ]]アナウンサー
 
* [[糸井羊司]] - NHKアナウンサー    
 
* [[加藤亜希子]] - [[フリーアナウンサー]](元[[中京テレビ放送|中京テレビ]])
 
* [[千賀絢子]] - フリーアナウンサー、元[[日本放送協会|NHK]]契約キャスター
 
* [[近藤啓太郎]] - 作家 ※ [[芥川龍之介賞|芥川賞]] 受賞
 
* [[笙野頼子]] - 作家 ※ 芥川賞 受賞
 
* [[赤瀬川隼]] - 作家 ※ [[直木賞]] 受賞
 
* [[伊藤桂一]] - 作家 ※ 直木賞 受賞
 
* [[後藤リウ]] - 作家<ref>後藤リウ『聖者が殺しにやってくる』角川書店 2013年6月 著者略歴より</ref>
 
* [[桑原滝弥]] - 詩人<ref>{{cite web|url=http://imaike.gr.jp/2014/10/|title=2014 10月|publisher=今池商店街|date=2014-10-30|accessdate=2014-11-02|archiveurl=https://web.archive.org/web/20141102115812/http://imaike.gr.jp/2014/10/|archivedate=2014-11-02}}</ref>
 
* [[黒田洋介]] - 作家<ref name=animeland> {{Cite web|date=|url=http://www.nhk.or.jp/animeland/20110604.html|title=渋谷アニメランド|publisher=|accessdate=2012-02-04|archiveurl=https://web.archive.org/web/20120125014658/http://www.nhk.or.jp/animeland/20110604.html|archivedate=2012年1月25日|deadlinkdate=2017年9月}}</ref>
 
 
 
=== 芸能人 ===
 
* [[浦嶋りんこ]] - 歌手 ([[FUNK THE PEANUTS]])
 
* [[村田恵里]] - 歌手 (引退、旧芸名:ERINA 他)
 
* [[水野美紀]] - 女優(学生時代を四日市で過ごした)
 
* [[松永渚]] - 女優<ref name="ah1311">{{Cite web |url=http://www.asahi.com/articles/NGY201311210008.html |title=「訴える」芝居、故郷で 三重出身の女優・松永渚さん|author=畑宗太郎|date=2013-11-21|publisher=[[朝日新聞]]|accessdate=2014-08-20|archiveurl=https://web.archive.org/web/20131217215055/http://www.asahi.com/articles/NGY201311210008.html|archivedate=2013-12-17}}</ref>
 
* [[加藤ゆり]] - タレント
 
* [[松本さゆき]] - グラビアアイドル
 
* [[桂福團治]] - 落語家
 
* [[トニーヒロタ]] - ものまね芸人
 
* [[桂二乗]] - 落語家
 
* [[加藤歩 (お笑い芸人)|加藤歩]] - お笑い([[ザブングル (お笑いコンビ)|ザブングル]])
 
* [[やついいちろう]] - お笑い([[エレキコミック]])
 
* [[倉田雅世]] - 声優
 
* 夢人 - ミュージシャン([[AYABIE]] ボーカル)
 
* [[KUNI-KEN]] - 津軽三味線ユニット
 
* [[Ms.OOJA]] - ミュージシャン
 
* [[川口千里 (ドラマー)|川口千里]] - ドラマー (四日市在住、生まれは愛知県)
 
* [[田端義夫]] - 演歌歌手(一時期、富洲原に居住)
 
* [[高川裕也]] - 俳優
 
* [[安達心平]]<ref>{{cite web|url=http://www5.city.yokkaichi.mie.jp/menu87401.html|title=「四日市STYLE〜ナローゲージの聖地へようこそ〜」の開催報告及びプロモーション映像の公開|date=2015-02|publisher=[[四日市市役所]]政策推進部東京事務所|accessdate=2016-07-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160716043043/http://www5.city.yokkaichi.mie.jp/menu87401.html|archivedate=2016年7月16日|deadlinkdate=2017年9月}}</ref><ref>{{cite web|url=http://www.you-yokkaichi.com/article/2015/105/16.html|title=【第105号(2015年3月14日発行) 16面】三重県四日市市のタウン紙『タウン情報YOU四日市』|date=2015-03-14|publisher=YOU四日市|accessdate=2016-07-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160716043909/http://www.you-yokkaichi.com/article/2015/105/16.html|archivedate=2016年7月16日|deadlinkdate=2017年9月}}</ref> - 俳優、MC
 
* [[マック中原]] - 歌手([[MACK STYLE]])、ものまね、四日市市観光大使
 
=== スポーツ選手 ===
 
* [[勢イ力八]] - 元[[大相撲力士]]。最高位は西[[前頭]]9枚目。
 
* [[伊勢錦貫二郎]] - 元[[大相撲]][[力士]]。最高位は西[[十両]]16枚目。
 
* [[巨砲丈士]] - 元大相撲力士。最高位は東[[関脇]]。元・[[楯山 (相撲)|楯山]]親方。
 
* [[市川卓]] - 元プロ野球選手([[北海道日本ハムファイターズ]])
 
* [[井手元健一朗]] - 元[[プロ野球選手]]
 
* [[谷口雄也]] - プロ野球選手(北海道日本ハムファイターズ)
 
* [[東克樹]] - プロ野球選手(横浜DeNAベイスターズ)
 
* [[北村知隆]] - [[サッカー選手]]([[ヴィアティン三重]])
 
* [[村上和弘]] - 元サッカー選手([[ベガルタ仙台]])
 
* [[内田健太]] - サッカー選手([[名古屋グランパス]])
 
* [[阪倉裕二]] - 元サッカー選手
 
* [[服部尚貴]] - レーサー
 
* [[藤波貴久]] - オートバイ・トライアルライダー
 
* [[位田愛]] - バレーボール選手([[JTマーヴェラス]])
 
* [[服部安佑香]] - バレーボール選手([[上尾メディックス]])
 
* [[服部晃佳]] - バレーボール選手([[パイオニアレッドウィングス]])<ref>パイオニアレッドウィングス"[http://pioneer.jp/topec/sports/v_members/05.html No.5 服部 晃佳 - パイオニア] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20140214124533/http://pioneer.jp/topec/sports/v_members/05.html |date=2014年2月14日 }}"(2014年2月27日閲覧。)</ref>、安佑香の姉
 
* [[伊藤彩香]] - レスリング選手
 
* [[向田真優]] - レスリング選手<ref>遠田寛生「ホームシック こつこつ克服 いま子どもたちは No.693 夢は東京五輪 7」朝日新聞2014年4月4日付朝刊、教育面28ページ</ref>
 
* [[小林実希]] - 空手家<ref>{{cite web|url=http://www5.city.yokkaichi.mie.jp/menu3750.html|title=平成22年12月21日記者発表資料「第16回世界空手道選手権大会において優勝」、「第16回アジア競技大会(空手道)において準優勝」、「第38回全日本空手道選手権大会において優勝」された選手の市長・議長表敬訪問について|publisher=四日市市教育委員会事務局 スポーツ課|date=2010-12-21|accessdate=2014-09-15|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140915140817/http://www5.city.yokkaichi.mie.jp/menu3750.html|archivedate=2014-09-15}}</ref><ref>{{cite web|url=http://www.joc.or.jp/int_games/asia/2010/pdf/member/28_karatedo.pdf|title=空手道|publisher=[[日本オリンピック委員会]]|date=2010|accessdate=2014-09-15|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140915140020/http://www.joc.or.jp/int_games/asia/2010/pdf/member/28_karatedo.pdf|archivedate=2014-09-15}}</ref>
 
* [[中村匠吾]] - 陸上競技選手<ref>{{cite web|url=http://www.hochi.co.jp/sports/feature/hakone/data/2015/member/komazawa/02_nakamura.html|title=中村 匠吾(主将):駒大:箱根駅伝選手名鑑|publisher=[[スポーツ報知]]|date=2015|accessdate=2015-06-29|archiveurl=https://web.archive.org/web/20150629110306/http://www.hochi.co.jp/sports/feature/hakone/data/2015/member/komazawa/02_nakamura.html|archivedate=2015-06-29}}</ref>
 
=== 地域史功績人 ===
 
* [[伊藤平治郎]] - 富洲原地区に平治郎橋を築いた経済功労者。
 
* [[稲葉三右衛門]] - 廻船問屋で四日市旧港を築港。
 
* [[山本卯太郎]] - [[重要文化財]]の[[末広橋梁]]([[可動橋]]として初の指定)を設計。
 
* [[井上敏夫 (海軍軍人)|井上敏夫]] - 海軍少将、四日市より衆議院議員2期、四日市築港に寄与。
 
* [[平田佐次郎 (初代)|初代平田佐次郎]] - [[平田紡績]]の創始者。
 
* [[生川平三郎]] - 富田地区と富洲原地区の実業家で水産功労者。
 
* [[伊藤小左衛門 (5代目)]] - [[殖産興業]]によって紡績産業を育成した。
 
* [[山中忠左衛門]] - [[沼波弄山]]が始めた[[萬古焼]]を産業として広めた。
 
* [[伊藤伝七 (10代目)|十代目伊藤伝七]] - [[東洋紡|三重紡績]]を設立して繊維産業を育成した。
 
* [[伊藤伝七 (11代目)|十一代目伊藤伝七]] - [[三岐鉄道]]社長。
 
* [[伊藤勘作]]-[[網勘製網]]の[[創業者]]で三重郡富田町議会議員。
 
*[[大賀賢励]]-[[儒学者]]。
 
* [[田代随意]] - [[桑名藩]]領の四日市市天ヶ須賀の鉄砲医者で名医。
 
* [[岡田武兵衛]] - [[楠町 (三重県)|楠町]]長として楠地区の工業立村に取り組んだ経済功労者。
 
* [[前川辰男]] - 塩浜地区出身で公害裁判を推進して、[[四日市ぜんそく]]を解決した[[環境運動]]家。
 
=== 政財界人 ===
 
* [[平田耕一]] - 衆議院議員、[[自由民主党 (日本)|自民党]]。
 
* [[太田述正]] - [[防衛省]][[審議官]]。
 
* [[岡田卓也 (経営者)|岡田卓也]] - [[イオングループ]]名誉会長、ジャスコ創業者。岡田克也の父。
 
* [[渡辺捷昭]] - [[トヨタ自動車]]社長。同市生まれ、[[愛知県]][[豊田市]]育ち。
 
* [[松下雋]] - [[日本碍子]]社長、[[中部経済連合会]]副会長。
 
* [[九鬼紋十郎]] - [[九鬼産業]]グループ総帥。
 
* [[九鬼紋七]] - 九鬼産業の[[創業者]]。
 
* [[熊澤一衛]] - [[伊勢電鉄]][[社長]]。[[実業家]]。旧[[四日市市立図書館]]の建設者。
 
* [[伊藤傳三]] - [[伊藤ハム]]創業者。
 
* 高津伊兵衛 - [[にんべん]]創業者<ref>[https://www.ninben.co.jp/company/history/ 株式会社にんべん 沿革]</ref>。
 
 
 
===教育者===
 
* [[井島茂作]] - 四日市商業学校(現在の[[三重県立四日市商業高等学校]])の設立者。
 
* [[津田勉]] - [[学校法人津田学園]]創設者。三重県議会議員(四日市市選出)。
 
* [[宗村佐信]] - 暁学園創設者。[[平田紡績]]社長。
 
* [[野村良意]] - 天ヶ須賀の教育者。[[寺子屋]]を開校していた。
 
===その他===
 
* [[森田必勝]] - [[三島由紀夫]]と共に[[楯の会]]に参加。
 
* [[沢井余志郎]] - [[四日市ぜんそく]]の映画『青空どろぼう』出演の公害記録家。[[市民運動]]家。
 
* [[桂文治 (初代)]] - [[江戸時代]]の[[上方落語]]家。[[1815年]](文化12年)[[天領]][[四日市宿]]にて客死した。今も四日市市内に墓碑が残る。
 
*[[玉井兄弟]]-[[大正時代]]の[[飛行家]]。
 
 
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
{{Reflist|2}}
 
 
 
== 参考文献 ==
 
* 四日市市史(第18巻・通史編・近代)。
 
* 四日市市史(第19巻・通史編・現代)。
 
* 四日市市史功績人の項目。四日市市制111周年記念出版本「四日市の礎111人のドラマとその横顔」。
 
* [[四日市ぜんそく]]の項目。『「四日市公害」市民運動記録集 1971-1982 全4巻』日本図書センター、2007年。ISBN 978-4-284-40051-0
 
* 四日市市史(第14巻)史料編現代Ⅰ。
 
* 四日市市史(第15巻)史料編現代Ⅱ。
 
* (人口統計・各地区の項目・歴代市長・四日市市の歴史の出典)四日市市公式ホームページ。
 
 
 
== 関連文献 ==
 
*{{Google books|HFjIFeJPA6IC|四日市市史(四日市市教育会、1930年)|page=|plainurl=}}
 
  
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
{{Commonscat|Yokkaichi, Mie}}
 
{{Multimedia|四日市市の画像}}
 
{{Wikivoyage|en:Yokkaichi|四日市市{{en icon}}}}
 
{{See also|Category:四日市市}}
 
* [[東海道五十三次]]
 
* [[伊勢国]]
 
* [[四日市の女]] - [[青山こうじ]]による[[1975年]]のシングル曲
 
 
* [[四日市ぜんそく]] - [[四日市公害と環境未来館]]
 
* [[四日市ぜんそく]] - [[四日市公害と環境未来館]]
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
 
{{osm box|r|4538624}}
 
{{osm box|r|4538624}}
; 行政
 
 
* [http://www.city.yokkaichi.mie.jp/ 四日市市]
 
* [http://www.city.yokkaichi.mie.jp/ 四日市市]
* {{Twitter|yokkaichikouhou }}
 
* {{Facebook|yokkaichikouhou }}
 
; 立法
 
 
* [http://www.city.yokkaichi.mie.jp/gikai/ 四日市市議会]
 
* [http://www.city.yokkaichi.mie.jp/gikai/ 四日市市議会]
; 観光
 
 
* [http://kanko-yokkaichi.com 四日市観光協会]
 
* [http://kanko-yokkaichi.com 四日市観光協会]
  
1,232行目: 52行目:
 
{{三重県の自治体}}
 
{{三重県の自治体}}
 
{{日本の特例市}}
 
{{日本の特例市}}
{{Normdaten}}
+
{{テンプレート:20180815sk}}
  
 
{{デフォルトソート:よつかいちし}}
 
{{デフォルトソート:よつかいちし}}

2018/8/31/ (金) 20:01時点における最新版


四日市市(よっかいちし)

三重県北部,伊勢湾に臨む市。 1897年市制。第2次世界大戦までに富田町など近隣の2町7村を編入,市域を拡大。 1954年小山田村,川島村,神前村,桜村,三重村,県村,八郷村,下野村,大矢知村,河原田村の 10村,1957年水沢村,保々村と三鈴村の一部をそれぞれ編入。

2005年には町を編入した。中部から沿岸部は伊勢平野の沖積地,背後は洪積台地で,西部は鈴鹿山脈東斜面となる。文明2 (1470) 年田原忠秀が浜田に築城,城下に市を開いたのが起源で,弘治年間 (1555~58) の頃から毎月四のつく日に市が立つようになり市場町として発展。江戸時代には東海道の宿場町となり,桑名とともに熱田との間の海上路の拠点でもあった。鉄道時代になって路線からはずれ一時さびれたが,1888年地元資本により私鉄関西鉄道 (現 JR関西本線) が設立され,工場誘致に努め,工業都市への転換がはかられた。第2次世界大戦までは紡績と陶磁器 (万古焼 ) が主であったが,戦後日本最大規模の石油化学コンビナートが立地。 1963年からは北部埋立地に立地した午起 (うまおこし) コンビナートも加わり,総面積 600万m2の大規模コンビナートとなった。また,四日市港は 1899年開港場の指定を受け国際貿易港として発展,中京工業地帯への石油,羊毛の輸入港,鈴鹿市で産する自動車,オートバイの輸出港として重要となった。農業では米作のほかチャ (茶) や花卉などの栽培が行なわれる。広古墳群をはじめ旧跡,古社寺も多く,東阿倉川のイヌナシ自生地,西阿倉川のアイナシ自生地,御池沼沢植物群落はそれぞれ国の天然記念物。西部の鈴鹿山地一帯は鈴鹿国定公園に属する。市街地南部の追分は東海道 (国道1号線) と参宮街道の分岐点。海岸部を国道 23号線が通るほか,近畿日本鉄道名古屋線,西部に東名阪自動車道が通じる。

関連項目

外部リンク




楽天市場検索: