八尾空港
八尾空港(やおくうこう、英: Yao Airport)
大阪府八尾市にある国管理空港。空港法に基づく空港の分類では「その他の空港」に位置づけられている。関西圏のゼネラル・アビエーションの拠点として利用されている。
概要
大阪市の南東約14kmにある空港。定期便の就航はなく、主として航空宣伝・写真測量・操縦訓練などの事業用や自家用の小型航空機やヘリコプターの発着に利用されているほか、陸上自衛隊や消防・警察の航空隊が利用している。
1933年(一説には1934年、1938年とも)に設置された阪神飛行学校の滑走路が前身。陸軍の飛行場などを経て、1956年から八尾飛行場として供用された。1961年に空港整備法上の第二種空港に指定され、1967年に八尾空港と改称された[1]。2006年には、隣接地に航空法の高さ制限を超える違法構造物が建設されたため、滑走路1本の閉鎖を余儀なくされた[2]。2008年の空港法で「その他の空港」[注 1]に位置付けられたが、「当分の間は、国土交通大臣が設置・管理する空港で、国際航空輸送網又は国内航空輸送網の拠点となる空港とみなす」との経過措置が設けられた[注 2][3]。
設置者及び管理者は国土交通大臣で、大阪航空局八尾空港事務所が管理する[注 3]。運用時間は8時から19時30分の11.5時間(必要に応じて延長する場合あり)[4]で、空港への進入道路は22時から翌6時の間は閉鎖される[4]。最大離陸重量5.7tを超える航空機の使用は原則認められていない[4]。
八尾VOR/DMEは整備されているものの、管理官所は、大阪空港事務所システム運用管理センターである。
脚注
外部リンク
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