八尾空港

提供: miniwiki
2018/8/17/ (金) 11:25時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版
移動先:案内検索


八尾空港(やおくうこう、: Yao Airport

大阪府八尾市にある国管理空港。空港法に基づく空港の分類では「その他の空港」に位置づけられている。関西圏ゼネラル・アビエーションの拠点として利用されている。

概要

大阪市南東約14kmにある空港。定期便の就航はなく、主として航空宣伝・写真測量・操縦訓練などの事業用や自家用の小型航空機ヘリコプターの発着に利用されているほか、陸上自衛隊消防警察の航空隊が利用している。

1933年(一説には1934年、1938年とも)に設置された阪神飛行学校の滑走路が前身。陸軍の飛行場などを経て、1956年から八尾飛行場として供用された。1961年に空港整備法上の第二種空港に指定され、1967年に八尾空港と改称された[1]。2006年には、隣接地に航空法の高さ制限を超える違法構造物が建設されたため、滑走路1本の閉鎖を余儀なくされた[2]2008年空港法で「その他の空港」[注 1]に位置付けられたが、「当分の間は、国土交通大臣が設置・管理する空港で、国際航空輸送網又は国内航空輸送網の拠点となる空港とみなす」との経過措置が設けられた[注 2][3]

設置者及び管理者は国土交通大臣で、大阪航空局八尾空港事務所が管理する[注 3]。運用時間は8時から19時30分の11.5時間(必要に応じて延長する場合あり)[4]で、空港への進入道路は22時から翌6時の間は閉鎖される[4]。最大離陸重量5.7tを超える航空機の使用は原則認められていない[4]

八尾VOR/DMEは整備されているものの、管理官所は、大阪空港事務所システム運用管理センターである。

脚注

  1. 大阪港湾・空港整備事務所「八尾空港」”. 国土交通省近畿地方整備局. . 2017閲覧.
  2. “倉庫建築で滑走路閉鎖 航空法の制限超える”. 西日本新聞. (2006年5月28日). オリジナル2006年6月16日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20060616004515/http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20060528/20060528_028.shtml . 2017閲覧. 
  3. 空港一覧”. 国土交通省. . 2017閲覧.
  4. 4.0 4.1 4.2 八尾空港供用規程 (PDF)”. 国土交通省大阪航空局 (2014年3月11日). . 2016閲覧.

外部リンク


引用エラー: 「注」という名前のグループの <ref> タグがありますが、対応する <references group="注"/> タグが見つからない、または閉じる </ref> タグがありません