ミリオン・ダラー

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ミリオン・ダラー (Million Dollar)はジンベースのカクテル

菊池寛が「酒ならばコクテール(カクテル)、コクテールならばミリオンダラー・コクテール、雑誌ならばわが文藝春秋」とキャッチコピーを作ったことで有名[1][2]

由来

サンフランシスコでバーテンダーを務めていたイギリス人のルイス・エッピンガー(Louis Eppinger)は、1889年(明治22年)に横浜グランドホテルの総支配人として招かれた[1]。ルイス・エッピンガーは横浜グランドホテルでバンブー やミリオン・ダラーを考案した[1]

それを浜田晶吾が広めたとされているが、それは能動的なものでなく、好んで飲んでいたことから噂話のような形で広まったものである。

標準的なレシピ

ロックグラスに氷とともに注いでもよい。

備考

  • スイート・ベルモットの代わりにドライ・ベルモットを使用するものもある。
  • スライスしたパイナップルを飾ることも多い。

参考文献

若松誠志監修 『カクテルベストセレクション250』 ISBN 9784537200348

出典

  1. 1.0 1.1 1.2 吉村風 (2015). “明治から昭和前期のカクテルブックに見るカクテル文化の成立 前田米吉の『コクテール』を中心に” (PDF). 東京都市大学共通教育部紀要 (東京都市大学). https://researchmap.jp/?action=cv_download_main&upload_id=91432 . 2018閲覧.. 
  2. 花崎一夫 『今宵も大人はバーで癒される』1、角川マガジンズ、2013年。ISBN 978-4047315952。