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株式会社キャフリテールサポートとは、かつて存在したコンビニエンスストアの商品仕入れ・販促活動を行う会社である。
概要
1996年10月にエリアリンク・コスモスジャパン・フレンドマートによって商品仕入れを目指すための協議会が作られ、1998年4月にエリアリンクの社長である市原保雄によって、キャフ商流センター株式会社が設立され、その間に3社が加盟した[1]。
1000店舗加盟を目指し、棚割ソフトの開発[2]・あいおい損害保険との共済制度の設立・三井住友銀行の入金管理システムの導入・商品の共同配送・クレジットカードの導入[1]・シノブフーズとの弁当開発や新橋ベーカリーとのパン開発[3]など次々と業務を拡大していった。
その後2006年4月、社名を株式会社キャフリテールサポートに変更し[4]、インターネットでの商品注文が出来るWebキャフの開設[5]、メーカーに陳列棚を直接貸し出す「タナテナ」[6]などのサービス提供を行った。その頃になるとコンビニだけではなく、企業や病院内にも売店サービスを行い、2008年には路面店では加盟店全体で265店、企業・病院店では50店舗になっていた[7]。
しかし2010年には、日本ボランタリー・チェーン協会から休会になり[8]、さらに2012年3月、福島県南酒販株式会社(ハローショップ・Kショップ)が脱会し、2013年9月30日事業停止[9]、同年12月11日、東京地方裁判所により破産手続開始決定した[10]。
沿革
- 1996年10月 - エリアリンク・コスモスジャパン・フレンドマートによって協議会が作られる。
- 1997年
- 6月 - AHCシステムサービス(001)が加盟。
- 11月 - 協同組合ボンマートチェーンが加盟。
- 1998年4月 - キャフ商流センターを設立し、テンプリント(フレンドリー)が加盟。
- 2003年12月 - 月の友(モンペリ)が加盟。
- 2004年5月 - エフシープロイ(マイショップ)が加盟。
- 2005年1月 - タイムズマートが加盟。
- 2006年
- 2月 - コスモスジャパンが加盟。
- 4月 - 社名を株式会社キャフリテールサポートに変更。
- 9月 - 関東コンビニエンス協同組合(KCS)が加盟。
- 2008年11月 - 福島県南酒販(ハローショップ・Kショップ)が加盟。
- 2009年6月 - KVCとイズミック(タックメイト東京本部)が加盟。
- 2012年3月 - 福島県南酒販(ハローショップ・Kショップ)が脱会。
- 2013年
- 9月 - 事業停止。
- 12月 - 東京地方裁判所により破産手続開始決定。
脚注
- ↑ 1.0 1.1 キャフ商流センター株式会社 沿革
- ↑ CAF商流センター1000店体制へスーパー棚割シェア提案など開発に拍車 1998年6月22日 日本食糧新聞
- ↑ エリアリンク Link to you vol.11 Spring 2001
- ↑ 株式会社キャフ・リテールサポートへの社名変更〜次期流通ネットワーク組織を目指す〜 2006年4月 (PDF)
- ↑ キャフ・リテールサポート、商品供給先拡大へ新事業 中小CVSの共同仕入れ推進 2007年3月14日 日本食糧新聞
- ↑ 新サービス「タナテナ」開始に対するお知らせ〜関東近郊30店舗で開始〜 2005年10月 (PDF)
- ↑ 平成20年度中小企業庁経営支援部商業課調査研究事業 (PDF)
- ↑ 平成22年度 事業報告書 日本ボランタリー・チェーン協会 (PDF)
- ↑ (株)キャフ・リテールサポートに関する一部報道について(お知らせ)福島県南酒販株式会社 2013年10月9日
- ↑ “裁判所 平成25年(フ)第13202号”, 官報 (国立印刷局) 号外第283号: 22, (2013年12月26日)
関連項目
外部リンク
- 公式ホームページ(インターネット・アーカイブ)