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| | |業種 = 5050 | | |業種 = 5050 |
| | |事業内容 = 旅客鉄道事業 他 | | |事業内容 = 旅客鉄道事業 他 |
| − | |代表者 = 代表取締役社長 豊北景一 | + | |代表者 = |
| − | |資本金 = 4億9,700万円
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| − | |発行済株式総数 = 10,740株
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| − | |売上高 = 8億2600万円（2016年3月期）<ref> 東京商工リサーチ調べ「全国第三セクター鉄道会社 業況一覧」 「東洋経済オンライン」2016年11月4日 </ref>
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| − | |営業利益 =
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| − | |経常利益 =
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| − | |純利益 = △500万円（2018年3月期）<ref name="fy">第16期決算公告、2018年（平成30年）6月18日付「官報」（号外第130号）100頁。</ref>
| |
| − | |純資産 = 5億3800万円（2018年3月期）<ref name="fy" />
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| − | |総資産 = 144億8800万円（2018年3月期）<ref name="fy" />
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| | |従業員数 = | | |従業員数 = |
| | |決算期 = 3月31日 | | |決算期 = 3月31日 |
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| | |特記事項 = | | |特記事項 = |
| | }} | | }} |
| − | '''えちぜん鉄道株式会社'''（えちぜんてつどう）は、[[福井県]][[福井市]]に本社を置き、福井市から[[勝山市]]・[[坂井市]]を結ぶ[[鉄道路線]]を運営する、福井市・勝山市などが出資する[[第三セクター]]方式の[[鉄道事業者]]である。 | + | '''えちぜん鉄道株式会社'''（えちぜんてつどう） |
| | + | |
| | + | [[福井県]][[福井市]]に本社を置き、福井市から[[勝山市]]・[[坂井市]]を結ぶ[[鉄道路線]]を運営する、福井市・勝山市などが出資する[[第三セクター]]方式の[[鉄道事業者]]。 |
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| | かつて、[[京福電気鉄道]]が福井県下で運営していた越前本線（現：[[えちぜん鉄道勝山永平寺線|勝山永平寺線]]）および[[えちぜん鉄道三国芦原線|三国芦原線]]を引き継いで運営するために設立された。 | | かつて、[[京福電気鉄道]]が福井県下で運営していた越前本線（現：[[えちぜん鉄道勝山永平寺線|勝山永平寺線]]）および[[えちぜん鉄道三国芦原線|三国芦原線]]を引き継いで運営するために設立された。 |
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| − | == 歴史 ==
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| − | [[1992年]]、京福電気鉄道が越前本線の東古市駅（現：[[永平寺口駅]]） - [[勝山駅]]間と[[京福電気鉄道永平寺線|永平寺線]]の廃止・バス転換を表明。これに対し[[1997年]]、福井県と沿線市町村が越前本線および永平寺線存続のために京福越前線活性化協議会を設立し、行政支援や利用促進策を講じることになった。
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| − | そんな中、[[2000年]][[12月17日]]に越前本線[[志比堺駅]] - 東古市駅間で、[[2001年]][[6月24日]]に越前本線[[保田駅 (福井県)|保田駅]] - [[発坂駅]]間で、半年間に2度も電車同士の[[列車衝突事故]]（「[[京福電気鉄道越前本線列車衝突事故]]」を参照）を起こし、全線で列車運行を停止した。そのため収支悪化により福井鉄道部の事業継続が困難になったとして同年10月に廃止届を[[国土交通省]]に提出した。
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| − | 福井県は越前本線・三国芦原線を地域の足として第三セクター方式で存続させることを決め、[[2002年]]えちぜん鉄道を設立<ref>新会社の名称として、沿線を流れる九頭竜川にちなんだ「くずりゅう鉄道」という案もあったが、略称が「[[くず鉄]]」となるため却下された。</ref>し、国土交通大臣より2003年1月17日付けで京福電気鉄道の越前本線・三国芦原線に関する鉄道事業を譲り受ける認可を受け、同年2月1日に開業した<ref>[http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha03/08/080117_.html 京福電気鉄道株式会社及びえちぜん鉄道株式会社 申請の鉄道事業の譲渡譲受について] - 国土交通省、2003年1月17日。</ref>。この譲渡を受け、越前本線は勝山永平寺線と改称したものの、永平寺線は収支の好転が見込めないことから同日付で廃止された。なお、同線のルートには廃止以前から[[京福バス]]が運行されている。
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| − | 同年7月19日、事故以来休止していた勝山永平寺線の[[福井駅 (福井県)|福井駅]] - 永平寺口駅間、三国芦原線の[[福井口駅]] - 西長田駅（現：[[西長田ゆりの里駅]]）間で特別列車を運行。翌20日から正式に営業を再開した。同年中に三国芦原線・勝山永平寺線の残る区間も正式に営業を再開した。
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| − | なお、営業再開時には券売機が全廃され、駅での切符は購入年齢層を把握するため<ref>嶋田郁美『ローカル線ガールズ』（メディアファクトリー、2008年）より。</ref>、すべて窓口の係員または車内の[[#アテンダント|アテンダント]]から購入するスタイルに改められた。
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| − | [[2016年]][[3月27日]]、「フェニックス田原町ライン」として、三国芦原線の[[鷲塚針原駅]]（朝のみ[[福大前西福井駅]]）から[[田原町駅 (福井県)|田原町駅]]経由で[[福井鉄道]][[福井鉄道福武線|福武線]][[越前武生駅]]との間で相互直通運転を開始した<ref name="maynavi20160327">[http://news.mynavi.jp/news/2016/03/27/202/ 「フェニックス田原町ライン」開業! 「キーボ」「フクラム」で相互直通運転] - マイナビニュース、2016年3月27日</ref>。
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| − | === 年表 ===
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| − | <!-- 各路線の細かな記述は当該路線の記事に記述を移すことがあります。-->{{Main2|営業路線の詳細な歴史は「[[えちぜん鉄道勝山永平寺線]]」および「[[えちぜん鉄道三国芦原線]]」を}}
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| − | *[[2002年]]（平成14年）[[9月17日]] えちぜん鉄道設立。
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| − | *[[2003年]]（平成15年）[[2月1日]] 京福電気鉄道から越前本線・三国芦原線を譲渡価格20億1000万円で譲り受ける<ref>{{Cite news |title=京福電鉄とえちぜん鉄道の事業譲渡譲受に認可 |newspaper=[[交通新聞]] |publisher=交通新聞社 |date=2003-01-21 |page=1 }}</ref>。
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| − | **[[7月19日]] 勝山永平寺線福井 - 永平寺口間、三国芦原線福井口 - 西長田間で特別列車運行<ref name="JRC612">{{Cite journal|和書 |title = 鉄道記録帳2003年7月 |journal = RAIL FAN |date = 2003-10-01 |issue = 10 |volume = 50 |publisher = 鉄道友の会 |pages = 22-23}}</ref>。翌日から正式営業再開<ref name="JRC612"/>。
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| − | **[[8月10日]] 三国芦原線全線が正式営業再開。
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| − | **[[10月19日]] 勝山永平寺線全線が正式営業再開。
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| − | *[[2016年]]（平成28年）[[3月27日]] 「フェニックス田原町ライン」として、三国芦原線と福井鉄道福武線との相互直通運転開始<ref name="maynavi20160327" />。
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| − | == 鉄道事業 ==
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| − | [[ファイル:Echizen Railway Linemap.svg|400px|thumb|right|路線図（クリックで拡大）]]
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| − | === 路線 ===
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| − | * [[えちぜん鉄道勝山永平寺線|勝山永平寺線]]（旧：越前本線）
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| − | * [[えちぜん鉄道三国芦原線|三国芦原線]]
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| − | === 車両 ===
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| − | 京福時代の形式称号は、[[動力車|電動車]]が'''モハ'''、[[電気機関車]]が'''テキ'''と名乗っていた（1975年の形式称号改定以前は、電動車が'''ホデハ'''、[[制御車]]が'''ホクハ'''、[[付随車]]が'''ホサハ'''であった）。えちぜん鉄道移管後は、電動車が'''MC'''、電気機関車が'''ML'''に変更されている。[[モーターカー]]は「MCR」と表記される。車号の書体は[[阪神電気鉄道]]で使われているものと同じものが使われている。車両は2両固定編成のMC7000形とすでに廃車になったMC2101形の一部編成をのぞき、すべて両運転台式の[[列車|単行]]車両である。
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| − | 以下で車号間の +記号は編成や[[動力車#ユニット方式|ユニット]]を組む車両、-記号は範囲を表す。例：6101+6102 …6101と6102からなる編成、6103-6112 …6103から6112まで。
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| − | ==== 現有車両 ====
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| − | ===== 電車 =====
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| − | * [[京福電気鉄道モハ5001形電車|MC5001形]] - 1両 (5001)
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| − | ** 京福電鉄でモハ2201形以来40年ぶりの新造車として5001と5002の2両が国・県・沿線自治体の補助を受けて1999年に製造された。車体は阪神電鉄武庫川車輌で新造され、台車・冷房装置は福井鉄道の600形と同様、廃車となった[[豊橋鉄道]]1900系の発生品が使用された。5002は2001年の正面衝突事故で廃車解体され、5001のみが現存する。1両のみの少数派形式であるが、後述のMC7000形への置き換え対象とはならなかった。現用車両では唯一のオールロングシート車で、また京福電鉄時代から運行している最後の電車である。
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| − | * [[愛知環状鉄道100系電車|MC6001形]] - 2両 (6001+6002)、[[愛知環状鉄道100系電車|MC6101形]] - 12両 (6101-6112)
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| − | ** 現在のえちぜん鉄道の主力。[[愛知環状鉄道]]が新型車両2000系を導入したことにより余剰となった片運転台の100形と両運転台の300形を無償で譲り受け、片運転台の100形は両運転台に改造、えちぜん鉄道塗装になり大きくイメージが変わった。MC6001形とMC6101形は交流電源とエアコンユニットが異なる。元100形のMC6001形は基本的に2両連結で使われるが、運用によっては分割もある。逆に元100・300形のMC6101形は基本的に1両で使われるが、朝や夕方の運用によっては併結運転もある。また全車両ともスノープローを兼ねたスカートが取り付けられている。
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| − | * [[国鉄119系電車#譲渡|MC7000形]]- 12両 (7001+7002・7003+7004・7005+7006・7007+7008・7009+7010・7011+7012)
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| − | ** [[東海旅客鉄道]]（JR東海）から[[飯田線]]で使用していた[[国鉄119系電車|119系]]のうち、JRグループ発足後にインバータ方式による冷房搭載・ワンマン化改造を受けた5300番台の12両を譲り受けたもの。主電動機を直流モーターから交流モーターに、制御方式を[[抵抗制御]]から[[可変電圧可変周波数制御|VVVFインバーター]]に変更し、標識灯・客室灯・行先表示灯に[[発光ダイオード|LED]]を採用、トイレの撤去などの改造が行われた。偶数番号車はモーターを搭載しないため同社初の[[制御車]]となり、'''TC7000形'''を名乗っている。またえちぜん鉄道移籍時に運転台の位置を下げる改造も行われたため、車両正面はMC6000・6100形と似た外観になっている。2013年2月4日に第1編成の営業運転が始まり、2014年11月までに6本計12両が搬入され<ref>[http://www.asahi.com/travel/rail/news/OSK201301310130.html えちぜん鉄道が新車両 JRの中古を改造 福井] - 朝日新聞 2013年2月1日。</ref><ref>[http://response.jp/article/2013/01/31/190095.html えちぜん鉄道、7年ぶりの新規車両が2月デビュー] - レスポンス 2013年1月31日</ref>、順次営業運転に入っている。
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| − | * [[えちぜん鉄道L形電車|L形]]（ki-bo キーボ）- 2両
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| − | ** [[福井鉄道]]との相互直通運転用に導入された。2車体連節構造の[[超低床電車|低床LRV]]であり、富山ライトレール[[富山ライトレールTLR0600形電車|TLR0600形]]や、熊本市交通局[[熊本市交通局0800形電車|0800形]]とは兄弟車となる。えちぜん鉄道発足以来初めての新造車両であり、足回りまで含めての完全新造車両は、京福時代を含めても数十年ぶりである。福井鉄道がえちぜん鉄道との相互直通運転に使用している[[福井鉄道F1000形電車|F1000形]] (FUKURAM) は3車体連接車であり、相互直通運転にもかかわらず両社の車両間で輸送力の差が生じている珍しい事例となっている<ref>「[[鉄道ピクトリアル]]」2016年10月臨時増刊（通巻923）号 「鉄道車両年鑑2016年版」 16頁）。</ref>。
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| − | ===== 電気機関車 =====
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| − | * [[京福電気鉄道テキ521形電気機関車|ML521形]] - 2両 (521・522)
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| − | ** 除雪用。京福時代の形式はテキ521形。
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| − |
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| − | <gallery>
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| − | ファイル:Fukui Station, Echizen Railway 200507.jpg|MC5001形
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| − | ファイル:Echizen6002.jpg|MC6001形
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| − | ファイル:Ecizen-7002.jpg|MC7000形
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| − | ファイル:Echizen railway L-01.jpg|L形（ki-bo）
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| − | ファイル:Echizen railway ML521.jpg|ML521形
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| − | </gallery>
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| − |
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| − | ==== 過去の車両 ====
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| − | ===== 電車 =====
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| − | * [[京福電気鉄道ホデハ1001形電車|MC1101形]]
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| − | ** 元は運輸省規格形車体の自社発注新製車ホデハ（モハ）1001形。[[1981年]]に[[阪神電気鉄道|阪神]][[阪神5101形・5201形電車|5101形]]の車体（MC2101形同様に中央ドア部分は埋められて窓になっている）を利用して更新。[[1998年]]には[[豊橋鉄道]]から譲受された同社1900系の[[鉄道車両の台車|台車]]（元[[国鉄101系電車|国鉄101系]]・[[国鉄113系電車#111系|111系]]のもの）、電装品を流用して新性能・冷房化改造されている。1101は2000年の正面衝突事故で廃車・解体され、1102のみがえちぜん鉄道に継承されたが、前述の元JR東海119系電車を改造したMC7000形への置き換えにより、2014年10月26日限りで運行を終了した<ref name="fukuishinbun20141026">[http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/railway/55978.html えちぜん鉄道２車両がラストラン 福井駅で鉄道ファンお別れ] - 福井新聞ONLINE、2014年10月26日</ref><ref name="hobidas20141031">[http://rail.hobidas.com/rmn/archives/2014/10/11022204.html 【えちぜん鉄道】1102号・2204号運用終了] - 鉄道ホビダス RMニュース、2014年10月31日</ref>。MC2101形の運行終了後は唯一の片側2扉車であったが、1102の運行終了によって現用車両はすべて片側3扉車となった。
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| − | * [[京福電気鉄道モハ2201形電車|MC2201形]]
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| − | ** 元[[阪神3301形・3501形電車|阪神3301形]]<ref name="RJ241">{{Cite journal|和書 |date = 1987-01 |journal = [[鉄道ジャーナル]] |volume = 21 |issue = 1 |page = 124 |publisher = 鉄道ジャーナル社 }}</ref>。1986年に4両譲受<ref name="RJ241"/>。入線時に台車を[[国鉄101系電車|国鉄101系]]の廃車発生品に交換<ref name="RJ241"/>、さらに床下機器の配置変更で冷房電源用の発電機スペースを捻出<ref name="RJ241"/>、京福最初の冷房車となった<ref name="RJ241"/>。
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| − | ** 2201は2001年の正面衝突事故で廃車。えちぜん鉄道には3両が継承されたが、2202+2203は主制御器の老朽化で2006年5月3日運行終了・6月解体。最後まで残った2204はMC7000形への置き換えにより2014年10月26日限りで運行を終了した<ref>[http://www.echizen-tetudo.co.jp/news/index.html#20141002 2204の最終運行日] - えちぜん鉄道、2014年10月2日。</ref><ref name="fukuishinbun20141026" /><ref name="hobidas20141031" />。
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| − | * [[京福電気鉄道モハ2001形電車|MC2101形]]
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| − | ** 元は[[南海電気鉄道|南海]][[南海1201形電車|1201形]]を譲受したモハ2001形2001 - 2016。車体老朽化のため、1982年から1986年にかけて車体を[[阪神5231形電車|阪神5231形]]の車体に載せ替え（ただし中央ドアは埋められ、その部分に3連窓が設けられた）、モハ2101形2101 - 2116となった。南海1201形由来の[[吊り掛け駆動方式]]で、高速域の70km/h運転をしていた。2111以降は京福時代に両運転台化されているが、ブレーキが旧式のままであることから2000年の衝突事故以降は単行運転されておらず、主に朝夕のラッシュ時に2両固定編成で運転されていた。また、2111・ 2112・2115以外は冷房の取り付けも行われている。
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| − | ** えちぜん鉄道には14両が継承されたが、2101・2102は2005年10月30日運行終了・11月解体、2107・2110は2006年1月17日運行終了・3月解体、2105・2106は2005年8月11日運行終了・9月解体。その後は大きな変化はなかったが、2013年にMC7000形の導入に伴い1月に2114・2115、次いで2月に2108・2109が廃車・解体され、阪神譲受車で片運転台の車両が消滅した。その後、2112・2113が廃車・解体され、同年12月26日に最後まで残っていた2111と2116が運行終了<ref>[http://rail.hobidas.com/rmn/archives/2013/12/mc2101.html 【えちぜん鉄道】MC2101形営業運転終了（RMニュース）] - 鉄道ホビダス、2013年12月27日</ref>となり、2014年1月6日付で廃車された。これにより、えちぜん鉄道の旅客車における吊り掛け駆動車が消滅した。
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| − | * [[京福電気鉄道モハ3001形電車|モハ3001形]]
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| − | ** 元は南海[[南海11001系電車|11001系]]を譲受したモハ3001形3001 - 3008。えちぜん鉄道に継承されたものの、車齢40年を超え老朽がひどく、営業再開後も一度も運用に入らないまま2003年までに全車廃車・解体。
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| − |
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| − | ===== 電気機関車 =====
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| − | * [[京都電燈テキ6形電気機関車|ML6形]] - 1両 (6)
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| − | ** 車両入換用。京福時代の形式はテキ6形。えちぜん鉄道継承後に車籍のない機械扱いとなり、2011年から[[勝山駅]]前の保存施設で[[動態保存]]されている。
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| − |
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| − | <gallery>
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| − | ファイル:Echizen1102.JPG|MC1101形
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| − | ファイル:Echizen2202.JPG|MC2201形2202（2005年廃車）
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| − | ファイル:MC2101-2111.JPG|MC2101形
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| − | ファイル:Echizen2105.JPG|MC2101形2105（2005年廃車）
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| − | ファイル:EchizenML6.JPG|ML6形
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| − | </gallery>
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| − |
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| − | ==== 車両数の変遷 ====
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| − | {| class="wikitable" border="1" cellspacing="0" cellpadding="2" style="font-size:90%; text-align:center; width:100%;"
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| − | |-
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| − | !年
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| − | !モハ3001形
| |
| − | !MC1101形
| |
| − | !MC2101形
| |
| − | !MC2201形
| |
| − | !MC5001形
| |
| − | !MC6001形
| |
| − | !MC6101形
| |
| − | !MC7001形TC7001形
| |
| − | !計（冷房車）
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| − | |-
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| − | |2003||6||1||14||3||1||||||||25(10)
| |
| − | |-
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| − | |2004||2||1||14||3||1||2||2||||25(14)
| |
| − | |-
| |
| − | |2005||||1||14||3||1||2||4||||25(16)
| |
| − | |-
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| − | |2006||||1||10||3||1||2||8||||25(20)
| |
| − | |-
| |
| − | |2007-<br>2011||||1||8||1||1||2||12||||25(22)
| |
| − | |-
| |
| − | |2013||||1||2||1||1||2||12||6||25(25)
| |
| − | |-
| |
| − | |2015||||||||||1||2||12||12||27(27)
| |
| − | |-
| |
| − | |}
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| − | *4月1日現在
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| − | *『私鉄車両編成表』各年版、ジェー・アール・アール
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| − |
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| − | === アテンダント ===
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| − | 勝山永平寺線・三国芦原線の昼間の列車には2003年の各線の運行再開時より、乗車券の販売・回収や観光・接続案内の車内アナウンス、高齢者などの乗降時のサポートを行う女性[[乗務員#鉄道の客室乗務員|客室乗務員]]（アテンダント）が乗務している。一般的な[[車掌]]とは異なり、扉扱いや出発合図などの列車を操作する業務は行わない（えちぜん鉄道ではこれらは運転士が行っている）。ただし昼間でも一部の列車にはアテンダントが乗務しない場合がある。具体的な乗務列車や乗務区間は非公開である。
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| − |
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| − | かつて、MC1101形・2201形・2101形のアテンダント乗務列車には、側面に赤地に白抜きで「アテンダント」と書かれた[[行先標|サボ]]が掲出されていた（[[#過去の車両|上節]]のMC2101形・MC2201形の写真を参照）。
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| − |
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| − | [[2008年]][[1月18日]]、えちぜん鉄道開業時からアテンダントとして勤務しているチーフの嶋田郁美がその仕事の様子や営業再開までの道のりを綴ったノンフィクション本『ローカル線ガールズ』が全国発売（[[メディアファクトリー]]刊・ISBN 978-4840121255）されて以後、[[朝日新聞]]の「ひと」欄、関西版夕刊「ぷらっと沿線紀行」、「[[関西ウォーカー]]」（[[角川マーケティング]]）、テレビでは、[[テレビ東京]]系「[[日経スペシャル ガイアの夜明け|ガイアの夜明け]]」などで取り上げられた。
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| − |
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| − | == バス事業 ==
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| − | * 新保・大和田巡回バス 「[[あおぞらくん]]」（運行は[[福井交通]]<ref>{{Cite web |url=http://www.echizen-tetudo.co.jp/railway/connect/aozora-kun.html |title=新保・大和田巡回バス あおぞらくん |publisher=えちぜん鉄道 |accessdate=2013-12-27}}</ref>に委託。2013年夏頃までは[[高志観光バス]]<ref>{{Cite web |url=http://www.echizen-tetudo.co.jp/railway/connect/aozora-kun.html |title=新保・大和田巡回バス あおぞらくん |publisher=えちぜん鉄道 |accessdate=2013-12-27 |archiveurl=http://web.archive.org/20130817111829/http://www.echizen-tetudo.co.jp/railway/connect/aozora-kun.html |archivedate=2013-08-07 }}</ref>に委託）
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| − | * [[西長田ゆりの里駅|西長田ゆりの里]] - [[福井臨海工業地帯|テクノポート福井]]間・直行バス 「テクノポート号」（運行はケイカン交通<ref>{{Cite web |url=http://www.echizen-tetudo.co.jp/railway/connect/technoport.html |title=テクノポート号 |publisher=えちぜん鉄道 |accessdate=2013-12-27}}</ref>に委託。2012年頃までは高志タクシー<ref>{{Cite web |url=http://www.echizen-tetudo.co.jp/railway/connect/technoport.html |title=テクノポート号 |publisher=えちぜん鉄道 |accessdate=2013-12-27 |archiveurl=http://web.archive.org/web/20120217030659/http://www.echizen-tetudo.co.jp/railway/connect/technoport.html |archivedate=2012-02-17 }}</ref>に委託）
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| | | | |
| | == 脚注 == | | == 脚注 == |
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37行目: |
| | | | |
| | == 外部リンク == | | == 外部リンク == |
| − | {{CommonsCat|Echizen Railway}}
| |
| − | {{Multimedia|えちぜん鉄道の画像}}
| |
| | * {{Official|www.echizen-tetudo.co.jp}} | | * {{Official|www.echizen-tetudo.co.jp}} |
| − | * {{Facebook|echizenrail|えちぜん鉄道株式会社}}
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