1971年の音楽
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テンプレート:各年の音楽ヘッダ 1971年の音楽(1971ねんのおんがく)では、1971年(昭和46年)の音楽分野の動向についてまとめる。
Contents
できごと
- アイドル歌手全盛時代の先駆けとして、後に「三人娘」と称される南沙織、小柳ルミ子、天地真理が揃ってデビューした。
- ザ・タイガース解散。PYGを経て沢田研二がソロ歌手に転向。
- 洋楽ではシカゴ、ピンク・フロイド、レッド・ツェッペリン、グランド・ファンク・レイルロードら、初の日本公演が相次いだ。
- 3月 - 芸能事務所・渡辺プロダクションと中波ラジオ放送局の文化放送などの出資によるレコード会社「アポロン音楽工業」(後にアポロン→バンダイ・ミュージックエンタテインメントに社名変更)が設立。
- 10月3日 - 日本テレビ系で、視聴者参加の歌手オーディション番組『スター誕生!』放送開始。
- 11月 - 『日本歌謡大賞』全国ネットの中継放送開始。
- 12月31日
- 第13回日本レコード大賞 また逢う日まで/尾崎紀世彦
- 第22回NHK紅白歌合戦
1971年のシングル、アルバム
総合(シングル+アルバム)
洋楽
シングル
アルバム
シングル
- 年間TOP50
- 集計会社 オリコン
- 1位 小柳ルミ子:「わたしの城下町」
- 2位 加藤登紀子:「知床旅情」
- 3位 尾崎紀世彦:「また逢う日まで」
- 4位 鶴田浩二:「傷だらけの人生」
- 5位 ヘドバとダビデ:「ナオミの夢」
- 6位 五木ひろし:「よこはま・たそがれ」
- 7位 はしだのりひことクライマックス:「花嫁」
- 8位 湯原昌幸:「雨のバラード」
- 9位 森進一:「望郷」
- 10位 堺正章:「さらば恋人」
- 11位 南沙織:「17才」
- 12位 ビージーズ:「小さな恋のメロディ」
- 13位 あおい輝彦:「二人の世界」
- 14位 尾崎紀世彦:「さよならをもう一度」
- 15位 渚ゆう子:「京都慕情」
- 16位 マッシュマッカーン:「霧の中の二人」
- 17位 仲雅美:「ポーリュシカ・ポーレ」
- 18位 欧陽菲菲:「雨の御堂筋」
- 19位 いしだあゆみ:「砂漠のような東京で」
- 20位 ソルティー・シュガー:「走れコウタロー」
- 21位 水前寺清子:「大勝負」
- 22位 ジェリー・ウォレス:「男の世界」
- 23位 朝丘雪路:「雨がやんだら」
- 24位 アンディ・ウィリアムス:「ある愛の詩」
- 25位 小林旭:「ついて来るかい」
- 26位 井上順之:「昨日・今日・明日」
- 27位 渚ゆう子:「京都の恋」
- 28位 西田佐知子:「女の意地」
- 29位 にしきのあきら:「空に太陽がある限り」
- 30位 エルヴィス・プレスリー:「この胸のときめきを」
- 31位 アダモ:「雪が降る (日本語)」
- 32位 大木英夫と二宮善子:「あなたまかせの夜だから」
- 33位 美川憲一:「おんなの朝」
- 34位 ショッキング・ブルー:「悲しき鉄道員」
- 35位 フランシス・レイ・オーケストラ:「ある愛の詩」
- 36位 ザ・ドリフターズ:「誰かさんと誰かさん」
- 37位 平山三紀:「真夏の出来事」
- 38位 ジョージ・ハリスン:「マイ・スウィート・ロード」
- 39位 渚ゆう子:「さいはて慕情」
- 40位 五木ひろし:「長崎から船に乗って」
- 41位 南有二とフルセイルズ:「おんな占い」
- 42位 小柳ルミ子:「お祭りの夜」
- 43位 ポール・マッカートニー:「アナザー・デイ」
- 44位 渚ゆう子:「雨の日のブルース」
- 45位 ジョーン・シェパード:「サマー・クリエーション」
- 46位 加藤和彦と北山修:「あの素晴しい愛をもう一度」
- 47位 鶴田浩二:「男」
- 48位 由紀さおり:「生きがい」
- 49位 加藤登紀子:「琵琶湖周航の歌」
- 50位 森進一:「おふくろさん」
アルバム
- 年間TOP10
※1970年12月7日付 - 1971年11月29日付(データはLPチャートでの集計)
- 1位 エルヴィス・プレスリー:『この胸のときめきを』
- 2位 サイモン&ガーファンクル:『明日に架ける橋』
- 3位 サイモン&ガーファンクル:『グレイテスト・ヒッツII』
- 4位 クール・ファイブ/藤圭子:『演歌の共演/清と圭子』
- 5位 ザ・ベンチャーズ:『ベスト20』
- 6位 森進一:『旅路』
- 7位 森進一:『影を慕いて』
- 8位 尾崎紀世彦:『セカンド・アルバム』
- 9位 サウンドトラック:『ある愛の詩』
- 10位 尾崎紀世彦:『ファースト・アルバム』
デビュー
- 2月21日 - 小椋佳/しおさいの詩
- 2月25日 - アン・ルイス/白い週末
- 3月1日 - 五木ひろし/よこはま・たそがれ…厳密には4度目のデビュー[1]
- 4月1日 - 研ナオコ/大都会のやさぐれ女
- 4月1日 - 湯原昌幸/雨のバラード
- 4月25日 - 井上順之/昨日今日明日…ソロデビュー
- 4月25日 - 小柳ルミ子/わたしの城下町
- 5月1日 - 堺正章/さらば恋人…ソロデビュー
- 5月1日 - 野口五郎/博多みれん
- 6月1日 - 南沙織/17才
- 7月25日 - 牧葉ユミ/冒険
- 8月5日 - シモンズ/恋人もいないのに
- 8月5日 - 本郷直樹/燃える恋人
- 9月 - 渡辺香津美/INFINITE
- 9月5日 - 欧陽菲菲/雨の御堂筋…日本デビュー
- 9月5日 - チェリッシュ/なのにあなたは京都へゆくの
- 9月25日 - かぐや姫/青春…再デビュー
- 9月25日 - 八代亜紀/愛は死んでも
- 10月 - 中島まゆこ/夢でいいから
- 10月1日 - 天地真理/水色の恋
- 10月10日 - ガロ/たんぽぽ
- 10月25日 - ペドロ&カプリシャス/別れの朝
- 11月1日 - 沢田研二/君をのせて…ソロデビュー
- 11月20日 - 泉谷しげる/『泉谷しげる登場』
- 12月10日 - 大滝詠一/恋の汽車ポッポ…ソロデビュー
- 月日不明 - 成田賢/虹のように…ソロデビュー
解散
主な音楽賞
第13回日本レコード大賞
第2回日本歌謡大賞
- 大賞
- また逢う日まで/尾崎紀世彦
- 放送音楽新人賞
- 17才/南沙織
- わたしの城下町/小柳ルミ子
- 放送音楽賞
- よこはま・たそがれ/五木ひろし
- 知床旅情/加藤登紀子
- さらば恋人/堺正章
- 雨の日のブルース/渚ゆう子
誕生
- 1月11日 - メアリー・J・ブライジ(、シンガーソングライター)
- 1月17日 - キッド・ロック(、歌手・ラッパー)
- 1月23日 - 川村カオリ(、歌手、+2009年)
- 2月14日 - 酒井法子(福岡県、歌手・俳優)
- 2月19日 - ギル・シャハム(、ヴァイオリニスト)
- 2月25日 - ダニエル・パウター(、歌手)
- 2月26日 - エリカ・バドゥ(、歌手・ラッパー)
- 2月26日 - マックス・マーティン(、音楽プロデューサー)
- 2月28日 - 仲野順也(京都府、ゲーム音楽作曲家)
- 3月6日 - 久松史奈(愛知県、シンガーソングライター)
- 4月2日 - ZEEBRA(東京都、ヒップホップMC)
- 4月8日 - 大賀好修(兵庫県、ミュージシャン)
- 5月7日 - イーグル・アイ・チェリー(、歌手)
- 5月8日 - キャンディス・ナイト(、ブラックモアズ・ナイト)
- 5月26日 - TAKURO(北海道、GLAY)
- 6月8日 - TERU(北海道、GLAY)
- 6月16日 - 2パック(、ラッパー、+1996年)
- 7月1日 - ミッシー・エリオット(、ラッパー)
- 7月23日 - アリソン・クラウス(、歌手・フィドル奏者)
- 7月24日 - 坂本昌行(東京都、歌手・俳優、V6)
- 9月11日 - リチャード・アシュクロフト(、シンガーソングライター)
- 9月20日 - 浜渦正志(ミュンヘン、ゲーム音楽作曲家)
- 9月22日 - 徳永暁人(神奈川県、シンガーソングライター・作曲家、doa)
- 10月2日 - ティファニー(、歌手)
- 10月20日 - スヌープ・ドッグ(、ラッパー)
- 10月25日 - 五嶋みどり(大阪府、ヴァイオリニスト)
- 12月15日 - 茂森あゆみ(熊本県、歌手)
- 12月24日 - リッキー・マーティン(、歌手)
死去
- 4月6日 - イーゴリ・ストラヴィンスキー(、作曲家、*1882年)
- 5月30日 - マルセル・デュプレ(、オルガニスト・作曲家、*1886年)
- 7月3日 - ジム・モリソン(、ドアーズ、*1943年)
- 7月6日 - ルイ・アームストロング(、ジャズ歌手・トランペット奏者、*1901年)
- 8月4日 - 陸奥明(青森県、作曲家、*1895年)
- 8月13日 - キング・カーティス(、サックス奏者、*1934年)
- 10月12日 - ジーン・ヴィンセント(、ロカビリー歌手、*1935年)
- 10月29日 - デュアン・オールマン(、オールマン・ブラザーズ・バンド、*1946年)
脚注
- ↑ 最初は「松山まさる」。その後、芸名を「一条英一」「三谷謙」と改名したが不発