ハル・ブリーデン
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ハロルド・ノエル・ブリーデン(Harold Noel "Hal" Breeden、1944年6月28日 - )
アメリカ合衆国ジョージア州出身のプロ野球選手(一塁手)。左投右打。
経歴
シカゴ・カブス、モントリオール・エクスポズ(現:ワシントン・ナショナルズ)と渡り、1976年に来日。以来、3年間を阪神タイガースでプレイする。打席での形相などから、「赤鬼」と呼ばれた。
1976年には、田淵幸一、掛布雅之、マイク・ラインバックとの4人を中心にチーム年間最多本塁打のリーグ記録(当時)を作っている。この年のブリーデンは40本と、チーム最多であった。
また、同年の5月2日(巨人3回戦)、5日(広島3回戦)、9日(中日6回戦)、15日(大洋6回戦)、22日(ヤクルト7回戦)の5試合で、1試合2ホーマーを記録している。
こうした長打力の一方で、鈍足と打球の速さが災いし、併殺打が多かったことでも知られる。
1978年6月に故障し帰国したが、治療が長引いて日本に戻れなかった。まだまだ働けるはずだったが、回復が難しいという情報もあり、球団は同年シーズン途中で整理している。
帰国後はアマチュア野球の指導者や地元で保安官を務めていた。
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