トワ・エ・モワ
トワ・エ・モワ | |
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出身地 | 日本 |
ジャンル |
歌謡曲 J-POP |
活動期間 |
1969年 - 1973年 1998年 - |
レーベル |
東芝音楽工業(1969年 - 1973年) ファンハウス(1998年) ユニバーサルミュージック(2003年 - 2008年) キングレコード(2010年 - ) |
公式サイト | トワ・エ・モワ公式サイト |
トワ・エ・モワ (Toi et Moi[1])は、日本の歌謡ポップデュオである。
Contents
概要
1969年にスクールメイツのメンバーだった山室(現・白鳥)英美子と、歌手志望だった芥川澄夫の二人で結成された。
渡辺プロダクション(現ワタナベエンターテインメント)より、「或る日突然」(東芝音楽工業/1969年5月10日発売)でデビューしこれが大ヒットとなった。
以後、日本放送協会の『あなたのメロディー』から生まれた「空よ」、1972年の札幌オリンピック のテーマ曲である「虹と雪のバラード」、「誰もいない海」「初恋の人に似ている」「地球は回るよ」「愛の泉」など数多くのヒット曲を出し、1960年代後半から1970年代前半にかけて流行した和製ラウンジ系ポップの先駆けとなった。
同世代にフォークソングシンガーが多く、またフォークシンガーとのセッションなどの仕事も多かったために誤解されやすいが、フォーク・グループとして売り出したわけではなく、フォーク的な楽曲も皆無に近い。この辺りの事情はハイ・ファイ・セットと似通っている。
トワ・エ・モワはその後、1973年6月に解散した。ただし、1985年3月、NHKのあなたのメロディーの最終回に於いて同番組内限定の再結成をするなどの活動記録はあった。
解散から約25年の時を経た1997年8月、『思い出のメロディー』(NHK)に出演して「虹と雪のバラード」を歌った。これを契機として再結成することとなり、翌1998年の長野冬季五輪の際、志賀高原(長野県)で行われた長野オリンピック記念イベント出演を皮切りとして本格的にトワ・エ・モワとしての音楽活動を再開して現在に至っている。
メンバー
ソロで歌っていた二人を事務所が「ソロでは線が細い」と判断し、強制的にデュオに仕立てた。メンバーは難色を示したが結果的にその後のソロ活動への道筋を開くことになった。
ディスコグラフィー
シングル
ほぼ3か月ヘッドでコンスタントにリリースしていた。大ヒットは1年に1枚のペースだった。
- 或る日突然 オリコン4位(週間の最高チャート。以下、同様)(1969.05.10) c/w 恋人のなぎさ
- 美しい誤解 35位(1969.09.10) c/w 恋のゆりかご
- 愛の理由 80位(1969.11.01) c/w さよならと云わせて
- 空よ 13位(1970.03.25) c/w あの橋をわたろう
- 初恋の人に似ている 30位(1970.07.25) c/w おいでおいで
- 誰もいない海 16位(1970.11.05) c/w 青春のあやまち
- 地球は回るよ 25位(1971.03.05) c/w リンゴの花の下で
- 愛の泉 20位(1971.06.05) c/w 今こそ二人は
- 虹と雪のバラード 7位(1971.08.25) c/w トワ・エ・モワの子守唄
- 札幌オリンピックのテーマソング。
- 友だちならば 64位(1972.02.05) c/w 明日への出発
- 雨が降る日 (1972.07.05) c/w 雨が…
- 季節はずれの海 88位(1972.10.05) c/w 雨に追われて
- 特別な望みなどないけれど (1973.03.20) c/w 心をこめてさよならを
- はじめに愛があった (1973.06.05) c/w 今は
- 或る日突然 70位(1993.05.12)(ニューアレンジ,オリジナル音源のヴォーカル・トラック使用によるリミックス)
- リミックス制作は米光亮。ドラマ「嘘つきは夫婦のはじまり」オープニングテーマ。
- 虹と雪のバラード(ニューアレンジ,再録音) (1998.01.21) c/w 地球は回るよ(ニューアレンジ,再録音)
- はじめに愛があった(ニューアレンジ,再録音) (1998.04.22) c/w 初恋の人に似ている(ニューアレンジ,再録音)
- YAKUSOKU -父に送る手紙- (2001.07.04)
- 旅立ちの日に (2006.11.22)
- あの素晴らしい愛をもう一度/人生という劇場 (2008.08.06)
- この街で (2010.07.21)
- 欅ストリート/桜紅葉 (2016.05.25)
- イランカラプテ~君に逢えてよかった~ (2017.11.10)
アルバム
- 或る日突然〜トワ・エ・モワの世界(1969年10月1日)
- あなたと私とトワ・エ・モワ(1969年12月1日)カバーアルバム
- 空よ(1970年5月5日)
- トワ・エ・モワ イン U.S.A.(1970年12月1日) - 1970年9月、ロスアンジェルスでスタジオミュージシャンをバックに録音。「或る日突然」など3曲の英語バージョンや洋楽カバーを収録。
- ユートピア(1971年6月5日)
- 二人だけの音楽会(1971年12月20日)ライブアルバム
- ユートピア II(1972年7月5日)
- トワ・エ・モワとあなたのメロディー(1972年10月20日)
- はじめに愛があった(1973年5月5日)
- フェアウェル・コンサート〜はじめに愛があった(1973年8月5日)ライブアルバム
- HARVEST-はじめに愛があった-(1998年5月21日)
- トワ・エ・モワ メモリアル(1999年9月22日)ベストアルバム
- トワ・エ・モワ イン U.S.A. プラス(2001年10月10日) - 1990年代にクラブサーキットで評判を呼んだことからアルバム未収録音源を加え再発。
- 風のリボン(2003年4月23日)カバーアルバム
- ようこそ~トカチの風にうたう (2007年6月23日) with クニ河内
- フォーク・ソングス (2008年6月25日) カバーアルバム
- ブーケ・ド・フルール (2011年8月24日)
- タイム・フォー・アス (2015年12月15日)
NHK紅白歌合戦出場歴
年度/放送回 | 回 | 曲目 | 出演順 | 対戦相手 |
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1970年(昭和45年)/第21回 | 初 | 空よ | 11/24 | ヒデとロザンナ |
1971年(昭和46年)/第22回 | 2 | 虹と雪のバラード | 11/25 | ダーク・ダックス |
- 注意点
- 出演順は「出演順/出場者数」で表す。