「瓜割の滝」の版間の差分
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瓜割の滝(うりわりのたき)は、福井県三方上中郡若狭町にある湧水から生ずる滝で、1985年(昭和60年)名水百選[1]に選ばれるとともに、輝きと優しさに出会えるまち若狭町として水の郷百選を代表する名水である[2]。
概要
湧水の流量は4,500t/日。水温が11.7℃と冷たく、その冷たさで瓜が自然に割れたとの故事から「瓜割の滝」と呼ばれる。
泰澄大師が開いた天徳寺(真言宗)の境内奥の森中にある。滝周辺は元々「水の森」と呼ばれる修験者の修行地で、また朝廷の雨乞いを司る祈祷所だったとされる。
また、水中には紅藻植物のヒルデンブリンディアリブラリス(Hildenbrandia rivularis、ヒルデンブリンディア属の一種)が繁殖しているため、水中の石が赤く染まっている。
所在地
福井県三方上中郡若狭町天徳寺38-3
交通
脚注
- ↑ 名水百選(瓜割の滝) - 名水百選 - 環境省
- ↑ 輝きと優しさに出会えるまち若狭町 - 水の郷百選