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{{Infobox Website
 
{{Infobox Website
 
|サイト名=ニコニコ動画
 
|サイト名=ニコニコ動画
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'''ニコニコ動画'''(ニコニコどうが、略称: '''ニコ動'''、'''ニコニコ''')は、[[ドワンゴ]]が[[スポンサー|提供]]している[[動画共有サービス]]。事業の拡大につれ、[[ニコニコ生放送]]や[[ニコニコ静画]]など、ニコニコの名を冠し、動画共有サービスの枠を超えた多くの派生サービスが展開されている。従来「ニコニコ動画」という名称はこれらのサービスの総称でもあったが、[[2012年]][[5月1日]]に新しい総称である '''niconico''' が発表されて以降、ニコニコ動画は niconico のサービスのひとつである動画共有サイトという位置づけとなっている。
 
'''ニコニコ動画'''(ニコニコどうが、略称: '''ニコ動'''、'''ニコニコ''')は、[[ドワンゴ]]が[[スポンサー|提供]]している[[動画共有サービス]]。事業の拡大につれ、[[ニコニコ生放送]]や[[ニコニコ静画]]など、ニコニコの名を冠し、動画共有サービスの枠を超えた多くの派生サービスが展開されている。従来「ニコニコ動画」という名称はこれらのサービスの総称でもあったが、[[2012年]][[5月1日]]に新しい総称である '''niconico''' が発表されて以降、ニコニコ動画は niconico のサービスのひとつである動画共有サイトという位置づけとなっている。
 
== 概要 ==
 
ニコニコ動画は、日本の代表的な動画共有サイトの1つであり、多くの用語や文化を生み出している。
 
ニコニコ動画の特徴は、配信される動画の再生時間軸上に対しユーザーがコメントを投稿できる独自の'''[[#コメント機能|コメント機能]]'''であり、その他にもユーザーやアップロード者同士が交流できる機能を数多く備えている。
 
 
ほかの動画配信・共有サイトと同様に、配信されている動画の中には[[著作権者]]に無断でアップロードされたものもしばしば見られ、ときにそれが問題となる。権利者の訴えにより動画は削除できるが、権利者側が全ての違反動画を把握することは困難である。しかし、その一方で趣向を凝らして自主制作された動画が高い人気を得るなど、独特のコメントシステムもあいまって、独自の文化を築いている。
 
 
[[2007年]]度[[グッドデザイン賞]]受賞。[[日本オタク大賞]]2007オタク大賞受賞。[[2008年]]には[[アルス・エレクトロニカ]]よりプリ・アルス・エレクトロニカ・デジタルコミュニティ部門栄誉賞を授与されている<ref>{{cite web|author=アットマークIT|url=http://www.atmarkit.co.jp/news/200806/19/nico.html|title=ニコニコ動画がメディアアートとして認定|accessdate=2008年6月19日|date=2008年6月19日}}</ref><ref>{{cite web
 
|url          = http://www.aec.at/bilderclient_detail_en.php?id=75330&iAreaID=505
 
|title        = Nico Nico Douga Honorary Mention Prix Ars Electronica 2008 in Digital Communities category
 
|publisher    = Ars Electronica Center
 
|accessdate  = 2011-04-19
 
|deadlinkdate = 2017-09-09
 
}}{{リンク切れ|date=2017年9月 |bot=InternetArchiveBot }}</ref>。
 
 
=== 名称の由来 ===
 
[[2006年]][[12月12日]]に実験サービスとしてプレオープンしサービスが開始、[[2007年]][[1月15日]]にβバージョンに移行するとともに、初めて運営元がニワンゴであることが明かされた。実質的な開発や運営は[[ドワンゴ]]が行っていた。2007年6月1日にニコニコ普及委員会が発表した「ニコニコ宣言(仮)」において、基本理念が明らかにされている{{refnest|group=注|この2007年6月1日付けでリリースされた『[https://web.archive.org/web/20070621051158/http://www.nicovideo.jp/static/declaration.html ニコニコ宣言(仮)]』は4つの宣言文から成っており、現在も[[インターネットアーカイブ]]内に残存している。その後、2009年に著作権対応などを謳った3宣言を追加した7つの宣言文から成る『ニコニコ宣言(ββ)』を発表<ref>{{Cite news |title=「著作権の新しい可能性を追求」 新「ニコニコ宣言」 |newspaper=[[ITmedia|ITmediaニュース]] |date=2009-06-02 |url=http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/02/news095.html |accessdate=2014-03-11}}</ref>、この宣言文書に関しては更に2010年6月1日付けで『[http://ex.nicovideo.jp/base/declaration ニコニコ宣言(9)]』として再リリースされ、今日に至っている}}。
 
 
「ニコニコ動画」という独特の名称は、サービスの立ち上げ以前には動画サービスは著作権問題による訴訟が発生していたことから「カッコいい言葉ではなく、なるべく怒られにくい言いにくい気が抜ける名前」にすることが考えられ、ドワンゴ会長の[[川上量生]]の「明らかに[[ブラック企業|ブラック]]ぽいのに、表面だけ取り繕ったようなふざけた名前があるじゃん。ニコニコローンとかニコニコ金融とか。だからニコニコ動画とかさ」という言葉に、[[西村博之]]が「それおもしろい! 絶対それ!」と同意したことから決定したという<ref>佐々木俊尚『ニコニコ動画が未来をつくる〜ドワンゴ物語』(アスキー新書)</ref>。
 
 
=== ビジネスモデル ===
 
niconicoの収益の大部分は、2007年6月入会スタートし7月に課金がスタートしたプレミアム会員収入である(2018年3月期では、ポータル事業の売上の78%がプレミアム会員収入<ref>{{Cite web|url=http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?template=ir_material_for_fiscal_ym&sid=48151&code=9468|title=カドカワ株式会社 2018年3月期 通期決算 34頁|publisher=カドカワ|format=PDF|accessdate=2018-07-28}}</ref>)。その他に2007年7月スタートしたウェブサイト上のバナーや動画上に表示される広告収入、2008年10月15日スタートした「ニコニコポイント」からのポイント収入、[[ニコニコチャンネル]]の月額有料会員収入、2007年7月スタートした動画に関連する商品を貼り付けて購入ができる「ニコニコ市場」からのアフィリエイト収入がある<ref>{{Cite web|url=http://dwango.co.jp/pdf/ir/news/2007/071114.pdf|title=平成19年9月期決算説明会 2007年11月14日 株式会社ドワンゴ|publisher=ドワンゴ|format=PDF|accessdate=2018-07-28}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://info.kadokawadwango.co.jp/ir/pdf_d/presentation/20131114.pdf|title=2013年9月期 期末決算 株式会社ドワンゴ 34頁|publisher=カドカワ|format=PDF|accessdate=2018-07-28}}</ref>。
 
 
サービス開始初年度である2007年9月期(2006年10月から2007年9月末)のポータル事業は売上196百万円で営業損失は671百万円だった<ref>{{Cite web|url=https://info.kadokawadwango.co.jp/ir/pdf_d/quarter/20081225.pdf|title=株式会社ドワンゴ 第12期 有価証券報告書 71頁|publisher=カドカワ|format=PDF|accessdate=2018-07-28}}</ref>。
 
 
その後、プレミアム会員と呼ばれる有料会員の獲得や、広告の募集に注力した結果、2009年12月には単月での黒字化を達成した。2010年5月13日の決算発表会で取締役の[[夏野剛]]は、2010年1-3月期に初めて黒字化を達成したと発表した<ref>[http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1005/13/news068.html 「お待たせいたしました」 ニコ動1〜3月期黒字化] - ITmedia News</ref>。夏野は、「ユーザー投稿型の動画サービスで黒字化というのは、世界でも聞いたことがない。世界初に近いのではと考えている」と語っている<ref>[http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20413366,00.htm ニコニコ動画、四半期で黒字達成--ユーザー投稿型として「世界初では」:ニュース] - CNET Japan</ref>。ちなみに初の通期黒字化を達成した2010年9月期(2009年10月から2010年9月末)のポータル事業は売上6335百万円で営業利益は23百万円だった<ref>{{Cite web|url=https://info.kadokawadwango.co.jp/ir/pdf_d/quarter/20101221.pdf|title=株式会社ドワンゴ 第14期 有価証券報告書 69頁|publisher=カドカワ|format=PDF|accessdate=2018-07-28}}</ref>。2018年3月通期にポータル事業は、再び赤字となった。niconicoの運営会社を統括するカドカワは、プレミアム会員数に依存しない収益要素の強化を目指している。
 
 
=== 利用者数 ===
 
一般会員登録者数が約5000万人、有料会員は約242万人、モバイル会員は623万人(2015年8月現在<ref group="注">ただし、モバイル会員は2011年3月31日現在</ref>)<ref>{{Cite news |url=http://m.japan.cnet.com/story/35068480/ |accessdate=2015-08-06}}</ref>。ただし、アカウントは登録する[[メールアドレス]]ごとに発行されるため、登録メールアドレスを変えれば1人で一般会員用アカウントを複数持つことが可能である。又、アカウント毎に会員費を払えば、プレミアム会員用アカウントを複数持つことも可能であり、複数アカウント所持への制限はない。
 
サービス開始から1年に満たない2007年11月の時点で、すでに日本全体の[[トラフィック]]の約12分の1を占めていた<ref>[http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20361579,00.htm ニコニコ動画がテレビの座を奪う日は来ない--ひろゆき氏の分析:マーケティング - CNET Japan]</ref>といわれており、その急成長ぶりが窺える。
 
この急成長に対応するため、ユーザー登録制を導入した当初は、負荷対策のためにサイトに常時アクセスできるユーザー数をID番号によって制限し、サーバ増強に応じて少しずつその制限を緩和してきた。土日祝日のアクセス増などによる負荷対策など、場合によっては一時的に常時アクセス可能なID数を減らす対策がとられることもあった(規制中でも、ニワニュース読者限定で配布された特別なIDを持つ5000名に関しては、常時アクセスが可能となっていた)。現在では、全てのIDで常時ログイン・動画の視聴ができる。
 
しかし、一方では音楽・映像といった[[マルチメディア]]を共有するサイトの性質上、[[サーバー]]への負担は尋常ではないことにより、時間帯によっては、動画の検索や閲覧はおろか、サイト内の移動すら困難な状態になってしまう障害が多発する時期もあった。サイトの増強が追いつかなかった原因は「赤字続きによる資金的な問題」という憶測もあったが、2009年4月の公式コラム<ref>[http://blog.nicovideo.jp/nicolumn2/2009/04/post-41.html ニコニコラム - ニコニコ動画重いぞ重いぞ問題の原因と今後につきまして]</ref>によると、当時はデータセンターのサーバ設置スペースに限界があり、足りなかったのが原因としている。
 
2008年7月までに[[中国語|台湾(中国語)]]・[[スペイン語]]・[[ドイツ語]]版が公開された一方で、[[英語]]版は長らく公開されることがなかった。これは、トラフィックの急増を懸念してのものだったが<ref>[http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080704/310221/ ITpro 2008年7月4日]</ref>、2011年4月17日から英語版の「Niconico β」が正式に稼働した。別サイトとして展開されていた台湾版、英語版は2012年10月19日時点で日本版と同一サイトに統一され、全てのページで日本、台湾、アメリカ合衆国の視聴地域、言語の切り替えに対応している。
 
 
[[ジャストシステム|株式会社ジャストシステム]]の調査結果によると10代が現在利用しているSNSサービスについて「LINE」が88%と一番多く、2番目が「YouTube」で81%となっており「ニコニコ動画」は20.0%で8番目である<ref>[http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/1058857.html 10代の若者はGoogle検索よりもTwitterで情報収集~ライブ動画はLINEで視聴 - PC Watch]</ref>。
 
 
=== プレミアム会員数の推移 ===
 
* 導入 - 2007年6月18日
 
* 10万人 - 2007年9月 - 10月
 
* 20万人 - 2008年5月24日
 
* 30万人 - 2009年3月16日
 
* 40万人 - 2009年7月25日
 
* 50万人 - 2009年9月19日
 
* 60万人 - 2009年12月12日
 
* 70万人 - 2010年3月5日
 
* 80万人 - 2010年5月14日
 
* 90万人 - 2010年8月3日
 
* 100万人 - 2010年10月13日
 
* 110万人 - 2011年1月
 
* 120万人 - 2011年4月
 
* 130万人 - 2011年7月12日
 
* 150万人 - 2012年1月3日
 
* 170万人 - 2012年7月
 
* 200万人 - 2013年6月22日
 
* 223万人 - 2014年3月
 
* 236万人 - 2014年9月
 
* 253万人 - 2015年9月
 
* 254万人 - 2015年12月
 
* 256万人 - 2016年3月
 
* 256万人 - 2016年6月
 
* 256万人 - 2016年9月
 
* 252万人 - 2016年12月
 
* 243万人 - 2017年3月
 
* 236万人 - 2017年6月
 
* 228万人 - 2017年9月<ref>http://pdf.irpocket.com/C9468/PoNw/gR6P/lj6p.pdf</ref>
 
* 214万人 - 2017年12月<ref>http://pdf.irpocket.com/C9468/hHid/oQKi/EP5z.pdf</ref>
 
* 207万人 - 2018年3月<ref>{{Cite web|url=http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?template=ir_material_for_fiscal_ym&sid=48151&code=9468|title=カドカワ株式会社2018年3月期 通期決算|accessdate=5月12日|publisher=}}</ref>
 
 
== 歴史 ==
 
時刻はすべて日本時間
 
=== 2006年 ===
 
*8月 - ドワンゴの中野真がYouTubeの動画を使うことを思いつき、コメントが画面の右に表示される最初のプロトタイプ「ネットライブ(パケラジ2.0)」を作成<ref>{{Cite web|url=http://blog.nicovideo.jp/developers_diary/2007/08/post_158.html|title=お盆休み特別企画昔話続編といつものおわび|publisher=ドワンゴ|accessdate=2018-07-29}}</ref>。
 
*当時ニワンゴ取締役管理人で[[2ちゃんねる]]管理人[[西村博之]]向けのデモとしてUEIの布留川英一が、コメントが動画上にオーバーレイされて右から左へと流れるニコニコ動画の2番目のプロトタイプ「ネットライブ(パケラジ2.0)」を作成<ref>{{Cite web|url=http://blog.nicovideo.jp/developers_diary/2007/08/post_160.html|title=昔話その3|publisher=ドワンゴ|format=PDF|accessdate=2018-07-25}}</ref>。
 
* 10月 - ドワンゴ代表取締役会長でニワンゴの代表取締役社長も務める[[川上量生]]の依頼によりドワンゴの戀塚昭彦が、ニコニコ動画のシステムの基礎となるニコニコ動画の3番目のプロトタイプ「ニワンゴビデオ(ニワビデ)」を作成<ref name="nikkeibp20070910"/><ref>[http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20361283,00.htm ニワンゴ技術責任者が語る、「ニコニコ動画」成功の鍵:CNET]</ref>。
 
* 12月1日 - 「ニワンゴビデオ」の仮のサービス名として[[西村博之]]が命名した「ニコニコ動画」を採用<ref name="nikkeibp20070910"/><ref>{{Cite web|url=https://tech.nikkeibp.co.jp/it/article/COLUMN/20081022/317547/|title=ニコニコ動画開発記(上)|publisher=日経BP|accessdate=2018-07-29}}</ref>。サービス開始に向け開発体制をエンジニア戀塚昭彦・[[鈴木慎之介]]、デザイナー中川直人に変更。
 
* 12月12日 - 「'''ニコニコ動画(仮)'''」として実験サービスを開始。[[YouTube]]や[[AmebaVision]]の動画共有サイトにアップロードされた動画を引用して、動画上にコメントを打ちながら鑑賞するというサービスだった。
 
 
=== 2007年 ===
 
* 1月15日 - 「'''ニコニコ動画(β)'''」としてサービス開始<ref>{{Cite web|url=http://dwango.co.jp/pdf/news/service/2007/070115.pdf|title=超 Web2.0! ニワンゴが、再生中の動画にコメントをつけられる、画期的な新サービス『ニコニコ動画(β)』のベータテストを開始|publisher=ドワンゴ|format=PDF|accessdate=2018-07-25}}</ref>。
 
* 2月7日 - 1月の月間ページビューが1億を超えていたことを発表。
 
* 2月19日 - 対応動画サイトに「[[フォト蔵]]」を追加。
 
* 2月23日 - 3日ほど前から受け続けていた[[DoS攻撃]]の影響が[[ドワンゴ]]のモバイルサイトにも出たため、サービスを一時停止。また同時期にYouTubeからのアクセスを遮断。
 
* 2月24日 - βテストサービスを終了し、新バージョンの開発に入ることを発表。
 
* 3月3日 - 「ニコニコ動画(γ)」の新規IDの募集開始。スタート直後にシステム障害が発生したが、同日中に再開。
 
* 3月6日 - 「'''ニコニコ動画(γ)'''」のサービスを開始。同時に、動画投稿サイト「[[SMILEVIDEO]]」もサービス開始。
 
* 3月7日 - [[AmebaVision]]を運営する[[サイバーエージェント]]からの要請により、トップページとランキングからAmebaVisionの動画を一時的に削除。
 
* 3月13日 - 時間限定で利用可能なIDを追加。以降定期的に一定数の時間限定、および常時利用可能なIDを追加していく。
 
* 3月29日 - AmebaVisionからニコニコ動画(γ)に投稿された動画閲覧ページに、「MicroAd」の広告を表示。
 
* 5月7日 - 無料メールポータルサービスの「ニワンゴ」でニコニコ動画のモバイル版クローズドβテストのテスター5000名を募集開始<ref>{{Cite web|url=http://dwango.co.jp/pdf/news/service/2007/070507.pdf|title=ニコニコ動画のモバイル版クローズドβテストのテスター5000名を5月7日(月)12時より募集開始|publisher=ドワンゴ|format=PDF|accessdate=2018-07-25}}</ref>
 
* 5月19日 - ニコニコ動画掲示板(現niconico掲示板)を設置。
 
* 6月7日 - ウェブページのキャプチャー画面に文章を書き込む「ニコニコブックマーク」を提供開始。
 
* 6月18日 - 「ニコニコ動画(γ)」を終了。9時-15時の6時間に及ぶメンテナンスの後、「'''ニコニコ動画(RC)'''」の運営、及びプレミアム会員(有料)サービスを開始。残しておきたいコメントを保存できる「マイメモリー」機能を追加。
 
* 7月9日 - [[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]・[[小沢一郎]]代表のオリジナル動画を、特設コーナーで公開。
 
* 7月10日 - ニコニコ動画モバイルau(実験)スタート。
 
* 7月12日 - 「ニコニコ市場(仮)」がスタート。
 
* 7月15日 - 動画再生回数が10億回を突破。
 
* 7月26日 - ID登録者数が200万人を突破。ニコニコプレミアム会員も5万4000人を突破<ref name="pr070727">{{cite web|title=ニコニコ動画のID登録者数が200万人を突破、50万分のIDを一挙に開放予定|url=http://info.niwango.jp/pdf/press/2007/20070727.pdf|format=PDF|publisher=[[ニワンゴ]]|accessdate=2007年7月27日}}</ref>。
 
* 8月9日 - 「ニコニコ動画モバイル」を一般開放。
 
* 8月22日 - セキュリティ対策のため、ログイン方法が変更。
 
* 8月25日 - [[Webアニメ]]『[[最終試験くじら]]』の配信をドワンゴ運営のアニメコンテンツサイト「[[超!アニメロ]]」と同時に開始<ref name="pr070801">{{cite web|title=PCサイト「超!アニメロ」で動画配信決定!第1弾として、アニメ「最終試験くじら」を8月25日より無料配信開始|url=http://info.dwango.co.jp/pdf/press/2007/070801.pdf|format=PDF|publisher=[[ドワンゴ]]|accessdate=2007年8月1日|deadlinkdate=2017-09-09}}</ref>。
 
* 9月21日頃 - ID登録者数が300万人を突破。
 
* 9月27日 - ニコニコ動画に関する事業拡大に伴い、ドワンゴ内の組織変更を実施、事業開発部及びdwango.jp事業本部のニコニコ動画事業に関する部署を統合し「ニコニコ事業部」を10月1日付で新設すると発表<ref name="pr070927">{{cite web|title=組織変更ならびに人事異動に関するお知らせ|url=http://info.dwango.co.jp/pdf/ir/2007/070927.pdf|format=PDF|publisher=[[ドワンゴ]]|accessdate=2007年9月27日|deadlinkdate=2017-09-09}}</ref>。
 
* 9月28日 - [[バイアコム|Viacom International Japan]]と提携、Viacomがニコニコ動画に[[MTV|MTV Networks]]のコンテンツを提供すると発表<ref>{{cite web|title=ニコニコ動画で10月上旬よりMTVコンテンツの視聴開始|url=http://www.mtvjapan.com/global/pdf/press_070928.pdf<!--旧URL http://corp.fluxnet.jp/pdf/jp/PressRelease/2007.09.28.pdf-->|format=PDF|publisher=[[ニワンゴ]]・[[バイアコム|Viacom International Japan]]|accessdate=2007年9月28日}}</ref>。
 
* 10月1日 - AmebaVisionがニコニコ動画への対応を終了。
 
* 10月10日 - 「'''ニコニコ動画(RC2)'''」が開始。同時に国内7社との動画配信のパートナー契約を締結したと発表<ref>{{cite web|title=ニコニコ動画が初の本格的バージョンアップ 新機能、新インターフェース満載の「ニコニコ動画(RC2)」開始、ニコニコ動画に動画を提供するパートナー企業につい|url=http://info.niwango.jp/pdf/press/2007/20071010.pdf|format=PDF|publisher=[[ニワンゴ]]|accessdate=2007年10月10日}}</ref>。「ニコニコ割り込み」「ニコスクリプト」「旧[[ニコニコニュース]](現ニコニコインフォ)」サービス開始。
 
* 10月18日 - [[中華民国|台湾]]版ニコニコ動画が開始。
 
* 10月30日 - [[ソーシャルブックマーク]]サービス「[[ライブドア|livedoor]]クリップ」がニコニコ動画に対応。
 
* 11月26日 - 第一回「国際ニコニコ映画祭」の選考結果を発表。
 
* 12月3日 -ニコニコ動画モバイルでau端末向けに「ニコフィット」をサービス開始<ref>{{Cite web|url=http://dwango.co.jp/pdf/news/service/2007/071203.pdf|title=ニコニコ動画モバイルでau端末向けに「ニコフィット」をサービス開始|publisher=ドワンゴ|format=PDF|accessdate=2018-07-25}}</ref>
 
* 12月25日 - 初の生放送番組「生対談!!ひろゆきと戀塚のニコニコを作った人」を放映<ref>{{Cite web|url=https://japan.cnet.com/article/20363972/|title=ニコニコ動画でひろゆき氏と戀塚昭彦氏の実験生放送を放映|publisher=CNET Japan|accessdate=2018-07-24}}</ref>。
 
* 12月12日 - ニコニコ動画が1周年を迎える。深夜12時には時報CMによる告知が行われ、有数動画でいわゆる「祭り」が発生。一部動画ではコメントサーバに接続できない事態に。
 
* 12月31日 - 新年によるトラフィックの急激な増加を見越して23時55分で一旦営業を休止、翌年1月1日0時2分より通常営業が再開された。ただし「休止」とはいっても既に接続しているユーザーが切断されることはなく、その間、時報枠にドラマ仕立ての「ニコニコ激動の歴史」ならびにカウントダウン映像が流された。
 
 
=== 2008年 ===
 
* 2月8日 - ニコニコ動画に、ニコニコ市場での携帯電話向けコンテンツの購入状況を全視聴者に速報でお知らせする「電光掲示板」を設置。
 
* 2月18日 - 「ニコニコ動画モバイル」がiモードの公式サービス化。
 
* 2月14日 - (RC2)から(SP1)へバージョンアップすることをニコニコニュースにて公開。
 
* 2月22日 - [[JAM Project]]出演による生放送番組 「ニコニコ市場 インストアイベント」を開催<ref>{{Cite web|url=http://dwango.co.jp/pdf/news/service/2008/080221_2.pdf|title=ニコニコ動画で、JAM Project 出演による生放送「ニコニコ市場 インストアイベント」を開催 |publisher=ドワンゴ|format=PDF|accessdate=2018-07-24}}</ref>。
 
* 3月4日 - ニコ割機能を活用した「ニコ割ゲーム」第1回大会開催。
 
* 3月5日 - 「'''ニコニコ動画(SP1)'''」が開始。[[MPEG-4]]・[[H.264]]形式のファイルアップロードに対応(プレミアム会員のみ、閲覧・コメントは無料会員も可能)。また、外部SNS等(一部)に動画を貼付する「ニコニコ外部プレーヤー」、動画作成ツール「ニコニコムービーメーカー(無償版)」を配布。
 
* 3月6日 - ニコニコ動画で「時報広告」の販売を開始。
 
* 3月17日 - 総コメント数10億件達成<ref>{{Cite web|date=2009-03-24|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/2008/03/001032.html|title=総コメント数ついに10億突破!|publisher=ニコニコニュース|accessdate=2009年10月2日|deadlinkdate=2017-09-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160811182500/http://blog.nicovideo.jp/niconews/2008/03/001032.html|archivedate=2016-08-11}}</ref>。
 
* 3月28日 - スポーツニュースの速報などを動画でお知らせする「ニコニコスポーツ」を試験配信開始。
 
* 4月1日 - 0時の時報でニコ割の終了をお知らせした。エイプリルフールのジョークとして一日限定で、通常は右から左に流れるコメントが左から右に流れた。名称は「ニコニコ動画(笑)[[Web 2.0|2.0]]」とされた。同日、マイページ及び、諸々の細かい部分が変更された。
 
* 4月1日 - [[JASRAC]]の管理楽曲を利用するための包括契約締結。
 
* 4月1日 -「@ピザ」と書き込むとピザのインターネット注文のページが開くサービスを開始
 
* 4月2日 - アニメ専用チャンネルである「[[ニコニコアニメチャンネル]]」を開設。同チャンネルでは、アニメに特化した動画ニュース「ニコアニニュース」、人気声優アーティスト・タレント出演の番組「ニコラジオ・ニコTV」、ニコニコ動画が初の放送となるアニメ番組を配信する「ニコニコアニメ」、 美少女ゲームのプロモーション動画「虹視聴覚室」などを展開<ref>{{Cite web|url=http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0804/02/news118.html|title=「ニコニコアニメチャンネル」開始 独自の「ラジオ」や動画番組も|publisher=ITmedia|accessdate=2018-07-27}}</ref>。
 
* 4月19日 - ニコニコ動画内ニコニコアニメチャンネル発オリジナルアニメ「[[ペンギン娘♥はぁと]]」を配信開始。
 
* 5月9日 - Yahoo! JAPANとの各種コンテンツ提携を発表。第一弾としてYahoo!ショッピングの商品がニコニコ市場に対応したほか、Yahoo! JAPANならびにYahoo!ツールバーでの検索にニコニコ動画が反映されるようになった。
 
* 5月12日 - 再生数50億回達成。[[未来検索ブラジル]]がオンライン百科事典「[[ニコニコ大百科]](仮)」サービス開始。
 
* 5月14日 - 映画 「エクスクロス~魔境伝説~」のDVD試写と鈴木亜美出演による舞台挨拶を生放送。
 
* 5月21日 - 回線速度測定サービス「ニコニコ渋滞情報」提供開始。
 
* 5月28日 - アカウントなしでも「トップページ」、「新着動画」、「きまぐれ検索」、「注目のタグ」の各ページが閲覧可能になる。同時にフォト蔵との提携が終了。
 
* 5月29日 - 「ニコニコニュースメーカー」提供開始<ref>{{Cite web|url=http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0805/29/news095.html|title=ニュース番組作れる「ニコニコニュースメーカー」公開|publisher=アイティメディア株式会社|accessdate=2018-05-25}}</ref>。
 
* 5月30日 - [[アンチウイルスソフトウェア|アンチウイルスソフト]]「[[avast! antivirus|avast!]]」がニコニコ動画の各ページで「[[マルウェア]]を発見」との警告を発する事例が発生し、ネット掲示板などで話題となる。原因はページ内の「cookie.swf」を誤検知したもので、[[共同通信社]]や[[ライブドア]]のホームページでも同様の症状が見られた。ほどなく定義ファイルの更新により誤検知は解消、騒動は終息した。
 
* 7月4日 - プレスリリースを兼ねたユーザーイベント『[[ニコニコ大会議]]2008 〜日本の夏、ニコニコの夏〜』を[[ミーツポート#JCBホール|JCB HALL]](旧:[[後楽園ホール]])で開催。ファッションブランド「Suicommi Underground」とのコラボレーションや動画限定公開機能「ニコニコミュニティ」、創作活動支援のための公式素材提供・利用システム「ニコニコモンズ」などの新機能・新サービスの説明が行われた。また、この席で[[夏野剛]]のニワンゴ顧問就任が発表された。この模様はニコニコ生放送でユーザーが視聴することが出来た。中継はこの日初お披露目となる1万人収容(接続)可能な「ニコ道館」([[武道館]]のパロディ)で行われたが、最終的にはキャパシティを大幅に超える2万人以上のユーザーが視聴した。
 
* 7月5日 - 正午、「ニコニコ動画(SP1)」サービス終了。同18時、「'''ニコニコ動画(夏)'''」が開始。「[[ニコニコミュニティ]]」もサービス開始。
 
* 7月18日 - 台湾版に続き、[[ドイツ語]]版・[[スペイン語]]版ニコニコ動画が開始<ref>[http://www.j-cast.com/2008/07/22023838.html J-CASTニュース2008年7月22日]</ref>。
 
* 7月29日 - 第1回一斉世論調査「ニコ割アンケート」実施
 
* 8月15日 - 「[[ニコニ・コモンズ]]」 サービス開始
 
* 8月31日 - 「Animelo Summer Live 2008 -Challenge-」を生中継。
 
* 9月1日 - [[e-License]]との管理楽曲を利用するための包括契約締結。
 
* 9月3日 - マイクロソフトと共同で[[Windows Live Messenger]]上でニコニコ動画を視聴できるサービス「ニコニコメッセ」、[[Windows Live Alerts]]を活用した情報配信サービス「ニコニコアラート」を提供開始。
 
* 9月30日 - 新機能発表会「ニコニコ小会議2008」を開催。
 
* 10月1日 - 13時、「ニコニコ動画(夏)」サービス終了。「きまぐれ検索」機能が廃止される。同16時、「'''ニコニコ動画(秋)'''」が開始し、新機能として「ユーザーニコ割」を追加。
 
* 10月1日 - TVアニメ「[[あかね色に染まる坂]]」第1話の先行上映会を開催<ref>{{Cite web|url=https://www.famitsu.com/anime/news/1218374_1558.html|title=テレビアニメ史上初! 『あかね色に染まる坂』第1話の先行上映会をニコニコ動画で開催|publisher=Gzブレイン|accessdate=2018-07-24}}</ref>。
 
* 10月15日 - 有料コンテンツに利用することのできるポイントシステム「ニコニコポイント」、ニコニコ動画を見ながらゲームをすることができる「ニコニコメダルゲーム(仮称)」、美少女コンテンツの世界を3D仮想空間に再現した無料のコミュニケーションサービス「[[ai sp@ce]]」を提供開始<ref>{{Cite web|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/ni001916.html|title=ニコニコポイント登場!|publisher=ドワンゴ|accessdate=2018-05-25}}</ref>。
 
* 10月21日 - 「右上の一言」が動画再生画面の広告欄にて再開。
 
* 11月12日 - ID登録者数が1000万人を突破<ref>{{Cite web|date=2008-11-12|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/2008/11/001996.html|title=【速報】ニコニコ動画1000万ユーザー突破!|work=ニコニコニュース|accessdate=2008-11-14|deadlinkdate=2017-09-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160811183326/http://blog.nicovideo.jp/niconews/2008/11/001996.html|archivedate=2016-08-11}}</ref><ref>{{Cite web|author=高橋信頼|date=2008-11-13|url=http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081113/319174/|title=ニコニコ動画の登録者数が1000万人を突破|publisher=ITpro|accessdate=2008-11-14}}</ref>。
 
* 12月5日 - 6時、「ニコニコ動画(秋)」サービス終了。同14時、「'''ニコニコ動画(冬)'''」が開始。
 
* 12月5日 - 「[[ニコニコチャンネル]]」サービス開始。
 
* 12月12日 - 11時「ニコニコ動画(冬)」サービス終了。同15時「'''ニコニコ動画(ββ)'''」が開始し、新機能として「ユーザー生放送」を追加。同時にニコニコ動画は2周年を迎えた。
 
* 12月22日 - 大勢の人とリアルタイムチャットができる 「ニコニコ広場」サービス開始。
 
 
=== 2009年 ===
 
* 2月6日 - 過去ランキング閲覧機能を追加。
 
* 2月12日 - 黒字化祈願!のためネット上に「ニコニコ神社」を建立<ref>{{Cite web|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/ni002390.html|title=黒字化祈願!ニコニコ神社を建立|publisher=ドワンゴ|accessdate=2018-07-25}}</ref>
 
* 2月14日 - 「ニコニコ直販」をオープンし、[[figma]][[ビリー・ヘリントン]]の予約受付開始<ref>{{Wayback |url=http://niconico.qt.shopserve.jp/|title=ニコニコ直販|date=20090216120736}} </ref>。
 
* 3月10日 - 「ニコニ広告」サービス開始。
 
* 3月16日 - プレミアム会員数が30万人を突破。
 
* 4月1日 - エイプリルフールの企画として日本時間0時、「'''ニコニコ動画(βββ)'''」開始。高速プレイヤー(コメントが高速になりプレイヤーの配色が赤色になる)開始。翌2日にはいずれも元に戻った。
 
* 4月1日 - 13時半、トップページ、動画閲覧ページなどの体裁が変更。トップページから直接タグ検索をすることが可能になった。
 
* 4月10日 - [[デジタルメディアマート]]の提供により初の公式アダルトチャンネル「DMM.ちゃんねる」が開設。
 
* 4月21日 - 「ニコニコ動画×ELT[[伊藤一朗]]ソロプロジェクトボーカルオーディション」を実施 <ref>{{Cite web|url=http://ascii.jp/elem/000/000/442/442604/|title=緊急特番!ニコニコ生放送に伊藤一朗(Every Little Thing)が登場!!ニコニコ動画史上初となるボーカルオーディションを実施|publisher=角川アスキー総合研究所|accessdate=2018-07-24}}</ref>。
 
* 4月27日 - ニコニコ動画モバイルが 「ニコニコ動画」iPhoneアプリを提供開始
 
* 5月25日 - ニコニコ生放送で初の帯番組「[[とりあえず生中]](仮)」を放送開始 <ref>{{Cite web|url=http://dwango.co.jp/pdf/news/service/2009/090520.pdf|title=ニコニコ生放送で、新帯番組「とりあえず生中(仮)」を放送開始日替わりの番組テーマで、平日毎晩21時より生放送!|publisher=ドワンゴ|format=PDF|accessdate=2018-07-24}}</ref>。
 
* 7月8日 - 総コメント数20億件達成<ref>{{Cite web|date=2009-07-08|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/2009/07/003489.html|title=総コメント数20億突破!(運営長コメント付)|publisher=ニコニコニュース|accessdate=2009年10月2日|deadlinkdate=2017-09-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160811191654/http://blog.nicovideo.jp/niconews/2009/07/003489.html|archivedate=2016-08-11}}</ref>。
 
* 7月24日 - 「ニコニコ実況」第一回試験開始
 
* 7月25日 - プレミアム会員数が40万人を突破<ref name="premium-40">{{Cite web|date=2009-07-27|url=http://internetcom.jp/wmnews/20090727/5.html|title=ニコニコ動画のプレミアム会員数が40万人を突破|publisher=インターネットコム|accessdate=2009年10月2日|deadlinkdate=2017-09-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160809070115/http://internetcom.jp/wmnews/20090727/5.html|archivedate=2016-08-09}}</ref>。
 
* 7月30日 - 生放送番組「夏だ!祭りだ!コメントだ!ニコニコ動画12時間ぶっ通し生放送」を配信
 
* 8月4日 - 「ニコレポメール」開始
 
* 8月27日 - 「ニコ生アラート(本家)」開始
 
* 9月19日 - 10時頃、プレミアム会員数が50万人を突破<ref name="premium-50">{{Cite web|date=2009-09-24|url=http://internetcom.jp/wmnews/20090924/4.html|title=ニコニコ動画のプレミアム会員数が50万人を突破|publisher=インターネットコム|accessdate=2009年10月2日|deadlinkdate=2017-09-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160809060205/http://internetcom.jp/wmnews/20090924/4.html|archivedate=2016-08-09}}</ref>。
 
* 10月5日 - 公式生放送に「タイムシフト機能」を実装<ref>{{Cite web|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/ni004897.html|title=【ニコニコ生放送】タイムシフト機能を実装|publisher=ドワンゴ|accessdate=2018-07-25}}</ref>。
 
* 10月29日 - 5時「ニコニコ動画(ββ)」サービス終了。同9時30分「'''ニコニコ動画(9)'''」開始。(仮)(β)(γ)(RC)(RC2)(SP1)(夏、秋、冬)(ββ)と数えて、9番目のアップデートになる。
 
* 10月29日 - 生放送番組「世界の新着動画」開始。
 
* 11月14日 - 「ニコニコ大会議2009 ~ 2010」 の全国ツアー開幕
 
* 11月14日 - 「[[ニコニコ静画]]」サービス開始。
 
* 12月12日 - 日本時間14時頃、プレミアム会員数が60万人を突破<ref name="premium-60">{{Cite web|date=2009-12-12|url=http://internetcom.jp/wmnews/20091214/3.html|title=ニコニコ動画のプレミアム会員数が60万人を突破|publisher=インターネットコム|accessdate=2009年12月15日|deadlinkdate=2017-09-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160809064346/http://internetcom.jp/wmnews/20091214/3.html|archivedate=2016-08-09}}</ref>。
 
* 12月23日 - 生放送番組「ニコ生クルーズ」開始。
 
=== 2010年 ===
 
* 1月12日 - DVD映像コメント共有サービス「ニコニコDVD」開始<ref>{{Cite web|url=http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1001/12/news063.html|title=DVD映像にコメント重ねる「ニコニコDVD」|publisher=アイティメディア株式会社|accessdate=2018-05-25}}</ref>。
 
* 1月30日 - [[ゲームズアリーナ]]がゲームサービス「ニコニコ遊園地」をオープンβテスト開始。
 
* 2月6日 - 携帯電話で生放送出演者に電話ができる「ニコニコ電話」を発表。
 
* 3月5日 - 13時20分頃、プレミアム会員数が70万人を突破<ref name="premium-70">{{Cite web|date=2010-3-5|url=http://internetcom.jp/wmnews/20100305/2.html|title=ニコニコ動画のプレミアム会員数が70万人を突破〜ニコニコ静画もリニューアル|publisher=インターネットコム|accessdate=2010年3月5日|deadlinkdate=2017-09-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160809063607/http://internetcom.jp/wmnews/20100305/2.html|archivedate=2016-08-09}}</ref>。
 
* 4月5日 - 生ラジオ番組「[[ニコラジ]]」を放送開始。
 
* 4月7日 - 博報堂DYメディアパートナーズとドワンゴ、テレビ局が制作したコンテンツを放送前に動画コミュニティサイト「ニコニコ動画」で視聴かつコメントを可能とさせる映像配信サービス「ニコニコドラマ」を開発。
 
* 4月23日 - 行政刷新会議(事業仕分け第二弾)を内閣府行政刷新会議の公認のもとニコニコ生放送で生中継。
 
* 5月13日 - ニコニコ生放送で株式会社ドワンゴの決算説明会を生放送。
 
* 5月13日 - 2010年度第2四半期にニコニコ動画事業が初の黒字化を達成したことが発表された<ref name="kuroji">{{Cite web|date=2010-5-13|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/05/007484.html|title=ニコニコ動画が黒字化しました|publisher=ニコニコニュース|accessdate=2010年6月13日|deadlinkdate=2017-09-09}}</ref>。
 
* 5月14日 - 21時30分頃、プレミアム会員数が80万人を突破。
 
* 5月17日 - iPhone用アプリ「ニコニコ生放送」リリース。
 
* 6月16日 - ニコニコ生放送で衆議院国会の生中継開始。
 
* 8月3日 - 9時25分頃、プレミアム会員数が90万人を突破。
 
* 9月14日 - ゲームサイト「[[ニコゲー]]」サービス開始。
 
* 10月13日 - 19時50分頃、プレミアム会員数が100万人を突破<ref>{{Cite web|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/10/009463.html|title=プレミアム会員『100万人』突破しました!publisher=ニコニコニュース|deadlinkdate=2017-09-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160811201550/http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/10/009463.html|archivedate=2016-08-11|date=2010-10-13}}</ref><ref name="asahi20101105">{{Cite news |title=だんらん求め100万人 「ニコニコ動画」有料会員急増 |newspaper=[[朝日新聞]] |date=2010-11-05 |url=http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201011050382.html |author=中村真理子 |accessdate=2014-03-10 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20101108041431/http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201011050382.html |archivedate=2010年11月8日 }}※全2頁構成《左記リンクでは第1頁を表示;アーカイブ「・[https://web.archive.org/web/20140310104908/http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201011050382_01.html 第2頁]」》</ref>。
 
* 10月28日 - [[角川グループ]]とニコニコ動画の運営元である[[ドワンゴ|株式会社ドワンゴ]]にて、電子書籍や各種コンテンツの配信に関して包括業務提携を実施。
 
* 10月29日 - 日本時間6時「ニコニコ動画(9)」正式サービス終了<ref group="注">正式サービス終了後もユーザー単位で(9)への切替が可能。</ref>。同10時頃、「'''ニコニコ動画(原宿)'''」サービス開始。「スタンプ」機能など追加<ref>{{Cite web|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/ni009640.html|title=ニコニコ動画(原宿)スタート!新機能を紹介|publisher=ドワンゴ|accessdate=2018-07-25}}</ref>。
 
* 10月29日 - ニュースサイト「[[ニコニコニュース]]」サービス開始。それに伴い旧ニコニコニュースはニコニコインフォに名称変更。
 
* 11月3日 - ニコニコ生放送にて「小沢一郎ネット会見~みなさんの質問にすべて答えます!」を放送。
 
* 11月11日 - 2010年9月期決算発表にてニコニコ動画事業が初の通期黒字化を達成したことを発表<ref>{{Cite news|url=http://news.nicovideo.jp/watch/nw4696|title=ニコ動好調でドワンゴ5期ぶり黒字転換 今期は「急上昇の最初の年」に|publisher=コニコニュース (ITmedia News)|archiveurl=https://web.archive.org/web/20101114092847/http://news.nicovideo.jp/watch/nw4696|archivedate=2010年11月14日|date=2010-11-11|deadurldate=2017年9月}}</ref>。
 
* 11月30日 - 株式会社ロッテとのコラボ商品「ニコニコ動菓」を全国発売
 
* 12月9日 - ゲームプラットフォーム「'''ニコニコアプリ'''」サービスの開始。
 
* 12月12日 - ラフォーレミュージアム原宿にて、踊ってみたの祭典「ニコニコダンスマスター」第1回を開催。
 
* 12月22日 - [[ニコニコミュージカル]]公演第一弾「クリスマス・キャロル」を有料配信。
 
*12月27日 - アンテナショップ「ニコニコ本社」が原宿にプレオープン<ref>{{Cite web|url=https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/417683.html|title=「ニコニコ本社」が原宿にオープン、スタジオやショップなどニコ動の拠点に|publisher=インプレス|accessdate=2018-07-24}}</ref>。
 
 
=== 2011年 ===
 
* 1月 - プレミアム会員数が110万人を突破<ref name="premium-110">{{Cite web|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/2011/01/011008.html|title=プレミアム110万人突破していました|publisher=ニコニコインフォ|deadlinkdate=2017-09-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160811191004/http://blog.nicovideo.jp/niconews/2011/01/011008.html|archivedate=2016-08-11|date=2011-01-18|accessdate=2017-09-09}} スタッフが後から気付いたため正確な日時は不明</ref>。
 
* 1月8日 - ヤマハ株式会社の技術である「NETDUETTO β」を利用して、生放送中にセッションが出来る「ニコ生セッション♪」リリース。
 
* 2月4日 - 株式会社フューチャースコープが提供によりニコニコ動画内の遊べるクーポンサービス「ニコクーポン」を開始。
 
* 2月12・13日 - 生主の祭典「ナマケット」を開催。
 
* 2月14日 - GACKT出演のテレビCMを放送
 
* 3月27日 - ボランティア情報サイト「[[ニコニコボランティア]]」開設。
 
* 4月11日 - アンテナショップ「ニコニコ本社」グランドオープン。
 
* 4月17日 - ニコニコ動画とは独立した独自運用の英語版サービス「'''Niconico β'''」を稼働開始(後に'''niconico.com'''として正式稼働)。
 
* 5月 -  言論チャンネル「ニコ論壇」を開設。
 
* 5月2日 - ニコニコムービー第1弾「動画探偵ぐれいと・すぺしゃる ニコニコ連続殺人事件」試写会イベントを開催。
 
* 5月8日 - 大相撲五月技量審査場所の全取組を生中継。
 
* 5月22日 - Legacy台北にて「ニコニコ大会議 2011 in 台湾」を開催。
 
* 6月2日 - 携帯電話をリモコンにしてニコニコ動画を操作できる「ニコニコリモコン」サービス開始<ref>{{Cite web|url=http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1106/02/news051.html|title=携帯がニコ動のリモコンになる「ニコニコリモコン」|publisher=ITmedia|accessdate=2018-07-24}}</ref>。
 
* 7月12日 - ネットチケット情報サイト「ニコニコチケットセンター」開設。
 
* 7月18日 - ライブハウス「ニコファーレ」オープン。
 
* 8月2日 - ニコニコ動画・ニコニコ生放送・ニコニコチャンネルが[[Android]]に正式対応。
 
* 8月11日 - 「[[ニコニコ静画|ニコニコ春画]]」サービス開始。
 
* 9月12日 - スマートフォン用音声投稿アプリ「ニコルソン」をリリース<ref>{{Cite web|url=http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1109/12/news072.html|title=ドワンゴがiPhoneアプリ「ニコルソン」|publisher=ITmedia|accessdate=2018-07-25}}</ref>。
 
* 9月22日 - モバオクでニコニコ動画関連アイテムが出品される「ニコオークション」を開催
 
* 9月27日 - 初のショッピング番組「ニコニコショッピング~秋のELECOM祭り~」を放送<ref>{{Cite web|url=http://blog.nicovideo.jp/ichiba/cat272/_elecomelecom.html|title=ニコニコショッピングチャンネル♪ ELECOM×...やまだん!|publisher=ニコニコ市場|accessdate=2018-05-25}}</ref>。
 
* 10月1日 - ニコニコR18生放送(のちのニコニコアダルト生放送)サービス開始。DMM.comの提供により「DMM.ちゃんねるpresentsみんなのおもちゃ」を放映。
 
* 10月9日 - TVアニメ「[[未来日記 (漫画)|未来日記]]」を先行配信。
 
* 10月14日 - ググッドマーケティングの提供によりニコニコ動画の便利機能付きTVちゃんガジェット「ニコガジェット」を開始<ref>{{Cite web|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/ni017448.html|title=【ニコガジェット】ニコニコ動画便利機能付きTVちゃんガジェット誕生|publisher=ニコニコ|accessdate=2018-07-24}}</ref>。
 
* 11月8日 - 「[[ニコニコ静画#ニコニコ書籍|ニコニコ静画(電子書籍)]]」サービスの開始。 ニコニコ動画と角川書店のWEB漫画誌「角川ニコニコエース」をサービス開始。
 
* 11月23日 - 「ニコニコ映画上映会」をスタート。
 
* 11月26日 - ニコニコ本社に、ニコニコ動画のオリジナルプリントシール機「ニコプリ」を設置。
 
* 12月 - 光iフレーム2向けアプリケーション「ニコニコ」をリリース
 
* 12月13日 - 「クリエイター奨励プログラム」の開始。コモンズツリーが「コンテンツツリー」にリニューアル。
 
* 12月17日 - [[PS Vita]]用アプリ「ニコニコ」をリリース。
 
 
=== 2012年 ===
 
* 1月14日 - 第1回[[将棋電王戦]]「米長邦雄永世棋聖 vs ボンクラーズ」を開催。
 
* 1月24日 - ニコニコ生放送で参議院国会の生中継開始。
 
* 2月9日 - ニコ生専用の配信ソフト「Niconico Live Encoder」リリース。
 
* 3月6日 - イベント情報サイト「ニベントカレンダー」開設。
 
* 3月13日 - [[ニコニコ静画]]に漫画投稿機能が追加。
 
* 4月28日 - 幕張メッセにて、ニコニコ文化の祭典「[[ニコニコ超会議]]」第1回を開催。
 
* 4月28日・29日 - 幕張メッセ イベントホールにて、ライブイベント「ニコニコ超パーティー」第1回を開催<ref>{{Cite web|url=https://weekly.ascii.jp/elem/000/000/099/99296/|title=ニコニコ超パーティー2日目ほぼ完全レポ ロンブー淳もうならせた|publisher=角川アスキー総合研究所|accessdate=2018-07-24}}</ref>。
 
* 5月1日 - プレミアム会員先行で「'''ニコニコ動画:Zero・ニコニコ生放送:Zero'''」リリース、またサービスの総称が「'''niconico'''」に変更<ref>[http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120427_529632.html まもなく公開「ニコニコ動画:Zero」、川上・夏野氏が注目ポイント解説]</ref>。「ニコる」ボタン、音楽ダウンロードサービス「[[NicoSound]]」、ユーザー参加型リクエスト放送「Nsen」を開始。
 
* 5月3日 - ユーザー参加型のショッピングサイト「ニコニコショッピング(仮)」サービス開始。
 
* 5月3日 - デイリーニュース番組「夕刊ニコニコニュース」を放送開始<ref>{{Cite web|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/ni032573.html|title=「夕刊ニコニコニュース」月~金18時開始|publisher=ニコニコ|accessdate=2018-07-24}}</ref>。
 
* 7月14日 - ボカロ楽曲オンリーのクラブイベント「Voca Nico Night」を開催。
 
* 7月29日 - [[鳥取県]][[八頭町]]で第1回「ニコニコ町会議」全国ツアー2012が開幕。
 
* 7月31日 - 「'''ニコニコ動画:Zero・ニコニコ生放送:Zero'''」が、一般会員にも公開<ref>[http://blog.nicovideo.jp/niconews/ni034030.html ニコニコの新バージョン「Zero」一般会員も利用可能に!]</ref>。
 
* 8月21日 - ニコニコチャンネルでブログとメールマガジンを統合したテキスト発信サービス「ブロマガ」サービス開始<ref>{{Cite web|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/ni034587.html|title=ニコニコの新機能『ブロマガ』スタート!|publisher=ニコニコ市場|accessdate=2018-05-25}}</ref>。
 
* 9月25日 - パナソニック、ビエラ・コネクト用アプリ「niconico」サービス開始。
 
* 9月27日 - ソニー、アプリキャスト用アプリ「ニコニコ動画~ピックアップ~」サービス開始。
 
* 10月17日 - 「'''ニコニコ動画:Q・ニコニコ生放送:Q'''」リリース。同日、台湾版、英語版をniconicoに統一。
 
* 10月26日 - Windows8向けアプリ「niconico」をリリース。
 
* 10月30日 - 一部機能更新。再生履歴の保存数が20件から30件に増え、従来の[[HTTP cookie|cookie]]からアカウント自体に履歴が保存されるように変更され、保存期間が90日となった。
 
* 11月21日 - 「niconico」Androidアプリをリリース。
 
* 11月18日 - ゲームイベント「ニコニコゲームマスター」を開催。
 
* 11月28日 - [[Smart TV Box]]向けアプリ「niconico」をリリース。
 
* 11月29日 - ニコファーレにて「ネット党首討論会」を開催。
 
* 12月8日 - [[Wii U]]ソフト「ニコニコ」サービス開始。
 
* 12月20日 - レコメンド機能「ニコメンド」がサービス開始。
 
 
=== 2013年 ===
 
* 2月4日 - ニコニコ動画への投稿数が2000万件を突破<ref>[http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1302/04/news125.html ニュースサイトの記事]</ref>。
 
* 3月 - ニコニコ動画の広告会社スカイスクレイパーが角川グループホールディングスの子会社株式会社スマイルエッジとなる。
 
* 6月22日16時48分 - プレミアム会員数が200万人を突破<ref>{{Cite web |url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/ni040047.html |title=祝!プレミアム会員 200万人突破しました!‐ニコニコインフォ |accessdate=2013-06-22}}</ref>。
 
* 9月30日 - 「niconico」iPhoneアプリをリリース。
 
* 10月8日 - 「'''ニコニコ動画:GINZA-ニコニコ生放送:GINZA'''」リリース。
 
* 10月10日 - Arcstar Universal One 100ギガビットイーサネット専用線を商用利用開始<ref>[http://www.ntt.com/release/monthNEWS/detail/20131118.html ニュース 2013年11月18日:niconicoを展開する株式会社ドワンゴへ国内ISP初となる100ギガビットイーサネットサービスを提供開始 | NTT Com 企業情報]</ref>。
 
* 11月27日 -  [[ウォルト・ディズニー・ジャパン]]のMovieNEX Clubに対応したDVDやブルーレイ対象商品をご購入の方に、特典として映画本編をPC・iOS・Androidで視聴できるサービス「niconicoデジタルコピー(niconicoDRM)」提供開始<ref>{{Cite web|url=https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/625360.html|title=ディズニーとニコニコが配信連携|publisher=インプレス|accessdate=2018-08-01}}</ref>。
 
* 12月2日 - [[光BOX+]]向けアプリ「ニコニコ ~動画・生放送~」リリース。
 
* 12月9日 - ニコニコチャンネルにて一般ユーザー向け専用プラットフォーム「ユーザーチャンネル」を開始。
 
=== 2014年 ===
 
*2月14日 - [[ニンテンドー3DS]]向けのダウンロードソフト「ニコニコ」をリリース。
 
*4月10日 - ニコニコ動画の「再生前動画広告」販売を開始。
 
*4月22日 - 「ニコニコポイント」をファミリーマート店舗に設置しているマルチメディア端末Famiポートにて発売開始。
 
*4月30日 - [[PlayStation 4]]のブロードキャスト機能がニコニコ生放送に対応。
 
*5月1日 - 株式会社大英グループとの共同企画としてオンデマンドグッズ通販サービス「ニコニコ静画の印刷工房」を開始。
 
*5月2日 - 立体投稿共有サービス「'''[[ニコニ立体]]'''」を開始。
 
*8月5日 - Androidアプリ「niconico コメントビューア」をリリース。
 
*8月8日 - スマートフォンアプリ用ソフトウェア開発キット「'''ニコニコスマホSDK'''」提供開始。
 
*7月19日・20日 -  生放送番組「ニコニコ23時間テレビ」を配信。
 
*10月1日 - 株式会社[[KADOKAWA]]と株式会社ドワンゴの経営統合によってKADOKAWA・DWANGOが誕生。統合キャンペーンとしてニコニコカドカワ祭り「本屋さんに行くと、いいことザクザクフェア!」を開催。
 
*10月6日 - niconico×[[ダ・ヴィンチ]]「次にくるマンガ大賞」創設
 
*10月18日 - アンテナショップ「ニコニコ本社」池袋の特別先行内覧会を開始。ニコニコ本社生放送バーカウンターにてネットから配信者へ差し入れができる「あちらのお客様からシステム」を開始<ref>{{Cite web|url=https://gigazine.net/news/20141018-nicocafe-bar/|title=ニコニコ生放送でうまい棒や塩水などを差し入れできる「あちらのお客様からシステム」とは?|publisher=GIGAZINE|accessdate=2018-07-25}}</ref>。
 
*10月25日 - アンテナショップ「ニコニコ本社」が池袋にリニューアルオープン。グランドオープンイベント「ニコぶくろ祭」開催。
 
*11月9日 - 「ニコニコ書店会議」開幕
 
*11月17日 - 任天堂の著作物を含む動画が「クリエイター奨励プログラム」に対応
 
*11月17日 - ニコニコ生放送にて「[[Oculus Rift]]」を活用した、バーチャルリアリティLIVE配信サービスを開始。
 
*11月20日 - [[Xbox One]]向けアプリ「niconico」 をリリース。
 
*11月21日 - 「ニコニコアンケート」サービス開始。
 
*12月5日~7日 - シンガポールで「ニコニコ国会議 -Japan Internet Culture Festival-」を開催。
 
*12月12日 - iPhoneアプリからTwitterアカウントでログインし、ライブ動画配信ができるサービス「nicocas」提供開始。
 
*12月12日 - ニコニコチャンネルに新機能「イベント」を追加。
 
=== 2015年 ===
 
*1月8日 - 音声再生に特化したアプリ「'''NicoBox'''」iOS版リリース。
 
*1月31日・2月1日 - ゲームファンとゲーム大会の祭典「[[闘会議]]」第1回を開催。
 
*2月8日 - 「電王戦×TOYOTA リアル車将棋」を生中継。
 
*5月27日 - 毎週新たな自作ゲームを配信する連載型サービス「ニコニコゲームマガジン(現ゲームマガジン)」を開始。
 
*6月20日 - 第1期[[叡王戦]]開幕局を生中継。
 
*6月26日 - Android TV向けアプリ「niconico」をリリース。
 
*7月5日~8月30日 - ニコニコ本社で「ニコぶくろ夏フェスタ2015」開催。
 
*7月18日・19日 - 生放送番組「ニコニコ23.5時間テレビ」を配信。
 
*7月28日 - プレミアム会員数が250万人を突破<ref name="dwango20150806">{{cite press release|url=http://dwango.co.jp/pi/ns/2015/0806/index.html |title=プレミアム会員数が250万人を突破。総登録会員数は5,000万人に|publisher=[[ドワンゴ]]/[[ニワンゴ]]|accessdate=2015-08-06}}</ref>。
 
*7月30日 - ドキュメンタリーを中心とした世界中の映像作品を配信する「ニコニコドキュメンタリー」を開始
 
*8月5日 - ID登録者数が5000万人を突破<ref name="dwango20150806"/>。
 
*9月15日 - Android版アプリ「[[ニコニコ漫画]]」リリース。
 
*10月1日 - 株式会社ドワンゴが株式会社ニワンゴを吸収合併。
 
*10月25日 - スマートフォンチャットアプリ「ニコルン」、プレゼンに声をつけて共有できる「'''ニコナレ'''」サービス開始。
 
*10月26日 - 「'''タグレポ'''」サービスの開始。
 
*10月28日 - [[Amazon Fire TV]]向けアプリ「niconico」をリリース。
 
*11月28日 - [[電撃文庫]]×niconicoのメディアミックス企画、ユーザー参加型新感覚プロジェクト「[[多数決ドラマ]]」を開始。
 
*12月10日 - LGテレビ向けアプリ「niconico」リリース。
 
*12月18日 - Gear VR向けアプリ「'''niconicoVR'''」サービス開始。
 
=== 2016年 ===
 
*1月20日 - スマートフォン用イベントアプリ「niconico event+」サービス開始。
 
*2月8日 - 電撃×ファミ通×niconico(+4Gamer)によるゲーム情報サービス「電ファミニコゲーマー」サービス開始<ref>{{Cite web|url=http://dengekionline.com/elem/000/001/215/1215339/|title=電撃×ファミ通×niconico(+4Gamer)によるゲーム情報サービス「電ファミニコゲーマー」が開始|publisher=KADOKAWA|accessdate=2018-05-25}}</ref>。
 
*2月27日 - [[ディファ有明]]で「ニコニコ踊ってみたフェス」開催。
 
*4月27日 - ネットカフェ向けサービス「ニコニコ@ネットカフェ」βテスト開始。
 
*5月25日 - シャープ AQUOSココロビジョンプレーヤー向けアプリ「niconico」をリリース。
 
*7月7日 - [[ニンテンドー3DS]]版「ニコニコ」のv3.00のアップデートで生放送を導入。さらにamiiboとの連携にも対応。
 
*8月2日 - 体験型サウンド生放送「LR NICOLIVE」サービス開始。
 
*8月4日 - 東芝 レグザ向けアプリ「niconico」をリリース。
 
*10月27日 - 「'''動画視聴ページ HTML5版(β)'''」をプレミアム会員限定でリリース。
 
*11月3日 - 「niconico ch」iOS版リリース。
 
*11月24日 - 「'''RPGアツマール'''」サービスの開始。
 
*12月12日 - ニコニコ動画サービス開始から10周年
 
*12月16日 - ニコニコ×NHN PlayArt共同ゲームプロジェクト「[[#コンパス|#コンパス〜戦闘摂理解析システム〜]]」を提供開始
 
=== 2017年 ===
 
* 1月- 競馬・ゲーム・ネットが融合した新プロジェクト「リアルダービースタリオン」開始
 
* 4月19日- 「'''マストドン(friends.nico)'''」サービス開始<ref>{{Cite web|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/20134.html|title=Mastodonのniconicoインスタンスをリリース|publisher=ドワンゴ|accessdate=2018-07-31}}</ref>。
 
* 7月13日 - [[NintendoSwitch]]版ソフト「niconico」がリリース。HTML5版を新バージョンに先駆ける形で正式リリース。
 
* 9月 - [[任天堂]]と任天堂著作物を利用したニコニコ生放送に関する包括許諾契約を締結
 
* 11月28日- 「'''ニコニコまとめ'''」サービス開始。
 
* 11月28日- [[Apple TV]]向けのアプリ「niconico TV」をリリース
 
* 12月1日 - 「'''ニコニコストアd支店'''」サービス開始。
 
 
=== 2018年 ===
 
* 1月18日- Air Stick・Life Stick向けアプリ「niconico」をリリース
 
* 1月23日- ユーザー生放送の視聴ページがHTML5版に完全移行。(動画配信カテゴリを除く)
 
* 4月13日-「'''バーチャルキャスト'''」サービス開始。
 
* 4月26日-「'''Nアニメ'''」サービス開始。
 
* 6月5日-「ユーザーレベル」サービス開始。
 
*6月28日 - 「'''ニコニコ動画(く)-ニコニコ生放送(く)'''」リリース<ref>{{cite web|url=http://news.nicovideo.jp/watch/nw3536105|title=niconico新バージョン“(く)=クレッシェンド”、6月28日スタート。回線約2倍、 生放送コーデック改善、投げ銭導入とともに再スタートへ|work=ニコニコニュース|accessdate=2018-06-29}}</ref>。
 
*7月5日 -「'''ニコニコQ'''」サービス開始。
 
*7月24日 - スタンプがリニューアル。「'''バッジ'''」サービス開始。
 
*8月1日 - ニコニコ生放送にて新機能「ギフト」に対応した実験放送を開始し、同機能に対応した実験放送用Androidアプリ「nicocas」をリリース<ref>{{Cite web|url=http://dwango.co.jp/pi/ns/2018/0801/index.html|title=新機能「ギフト」に対応した「実験放送」を開始 実験放送用Androidアプリ「nicocas」も同日リリース|publisher=ドワンゴ|accessdate=2018-08-04}}</ref>。
 
 
== バージョン ==
 
サイトには「ニコニコ動画(β)」のようにバージョンが付随しており、バージョン名の更新とともに、サイト構成の大幅な見直しや新機能の追加がまとめて行われている。歴代のバージョンは以下のとおり。
 
{|class="wikitable"
 
|-
 
!#!!style="width:10em"|名称!!style="width:16em"|稼動時期!!備考
 
|-
 
!1
 
|ニコニコ動画(仮)||2006年12月12日 - 2007年1月15日||
 
|-
 
!2
 
|ニコニコ動画(β)||2007年1月15日 - 2007年2月24日||
 
|-
 
!3
 
|ニコニコ動画(γ)||2007年3月6日 - 2007年6月18日||
 
|-
 
!4
 
|ニコニコ動画(RC)||2007年6月18日 - 2007年10月10日||
 
|-
 
!5
 
|ニコニコ動画(RC2)||2007年10月10日 - 2008年3月5日||
 
|-
 
!6
 
|ニコニコ動画(SP1)||2008年3月5日 - 2008年7月5日||2008年4月1日はのエイプリルフールの日のみの登録に(SP1)+ 2.0(笑)というアカウントが存在する。
 
|-
 
!rowspan="3"|7
 
|ニコニコ動画(夏)||2008年7月5日 - 2008年10月1日||(夏)の読みは「サマー」。
 
|-
 
|ニコニコ動画(秋)||2008年10月1日 - 2008年12月5日||
 
|-
 
|ニコニコ動画(冬)||2008年12月5日 - 2008年12月12日||次のバージョン(ββ)の新機能を先行で搭載したつなぎのバージョン。
 
|-
 
!8
 
|ニコニコ動画(ββ)||2008年12月12日 - 2009年10月29日
 
|(ββ)の読みは「ダブルベータ」。(β)の頃の原点に立ち戻ることを目指して名付けられた。
 
なお、2009年4月1日はエイプリルフール企画としてニコニコ動画(βββ)が稼働された。
 
|-
 
!9
 
|ニコニコ動画(9)||2009年10月29日 - 2010年10月29日
 
|(9)の読みは「キュウ」。9番目のバージョンであることに由来する<ref>{{cite web|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/2009/10/005200.html|title=ニコニコ動画(9) 発進!|date=2009年10月29日|publisher=ニコニコニュース|accessdate=2010年11月4日|deadlinkdate=2017-09-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160811192249/http://blog.nicovideo.jp/niconews/2009/10/005200.html|archivedate=2016-08-11}}</ref>。<br/>稼動終了後もしばらくはユーザー単位で(9)へのバージョン切替ができるよう動作していた(動作未保証)。
 
|-
 
!10
 
|ニコニコ動画(原宿)||2010年10月29日 - 2012年5月1日
 
|[[#ニコニコ本社|ニコニコ本社]]を[[原宿]]に設立することに因む<ref>{{cite web|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/10/009667.html|title=【大会議】ニコニコ本社12月オープン!|date=2010年10月28日|publisher=ニコニコニュース|accessdate=2010年11月4日|deadlinkdate=2017-09-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160811183000/http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/10/009667.html|archivedate=2016-08-11}}</ref>。<br/>2011年7月5日まで各ユーザーで旧バージョン(9)と(原宿)の切替・選択が随時可能であった<ref>{{cite web|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/2011/07/014459.html|title=(原宿)バージョンへの統合のお知らせ|date=2011年7月6日|publisher=ニコニコインフォ|accessdate=2011年7月10日|deadlinkdate=2017-09-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160811192603/http://blog.nicovideo.jp/niconews/2011/07/014459.html|archivedate=2016-08-11}}</ref>。
 
|-
 
!11
 
|ニコニコ動画:Zero||2012年5月1日 - 2012年10月17日
 
|原点回帰をメインテーマとしている。旧バージョン(原宿)とZeroとの切替・選択が随時可能。前回のバージョンアップと違い強制アップデートされない仕様となっている。<br />当初はプレミアム会員のみがバージョンを切り替えできたが、2012年7月31日より一般会員でも切り替えが可能となった。<br/>新規ユーザーや非ログイン時のバージョンは、2012年12月20日までは標準で(原宿)となっていた<ref>{{cite web|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/ni036898.html|title=
 
あなたのオススメを紹介する新機能「ニコメンド」追加&Qwatchがより使いやすく!|date=2012年12月20日|publisher=ニコニコインフォ|accessdate=2013年7月25日}}</ref>。
 
|-
 
!12
 
|ニコニコ動画:Q||2012年10月17日 - 2013年10月7日
 
|Zeroをベースに使いやすく改善。zero(0) に「毛が生えた」程度の小さな変更を加えたことから名付けられた。『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q]]』とのコラボレーション企画も行っている。旧バージョン(原宿)に戻す機能も継続された。
 
|-
 
!13
 
|ニコニコ動画:GINZA||2013年10月7日 - 2018年6月28日
 
|東京の[[銀座]]が由来(ドワンゴ及びニワンゴが同年7月に本社を銀座・[[歌舞伎座|歌舞伎座タワー]]に移転している)。「ニコニコ史上もっとも些細なバージョンアップ<ref>[http://info.nicovideo.jp/ginza/ ニコニコ新バージョン「GINZA」ニコニコ史上もっとも些細なバージョンアップ - niconico]</ref>」としている。動画プレイヤーの背景を変更できるウォール機能(初期設定は [[Apple Store]] Ginza の外壁デザインによく似ている)が追加されたほか、ユーザーからのフィードバックをもとに、動画プレイヤーの使い勝手が改善された。また各機能のページデザインがフラットなデザインに一新された。長く続いた、旧バージョンの(原宿)に戻す機能は2013年12月3日に提供を終了し、このバージョンに完全に統合された。
 
|-
 
!14
 
|ニコニコ動画(く)
 
|2018年6月28日 -
 
|くはクレッシェンドの意味。2017年4月に発表された。当初の予定では同年10月に開始予定だったが、同年11月28日の発表会でリリース日時を延期すると発表され、翌年6月28日にリリースされた。
 
|}
 
 
=== エイプリルフール ===
 
2008年以降は、[[エイプリルフール]]企画として4月1日に以下の限定バージョンが公開されている。
 
; 2008年4月1日 - ニコニコ動画 2.0(笑)
 
: コメントが逆の方向(左から右)に流れる「時空逆転機能」が搭載された。また、この日よりコメント欄からピザの注文ができる(「@ピザ」と入力すると注文画面が開く)ようになった<ref>{{Cite web|date=2008年4月1日|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/2008/04/001054.html|title=本日から「ニコニコ動画 2.0(笑)」スタート!|publisher=ニコニコニュース|accessdate=2010年6月13日|deadlinkdate=2017-09-09}}</ref>。このピザの注文機能は[[ドミノ・ピザ]]との共同事業であり<ref>{{cite web|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/2008/04/001057.html|title=コメント投稿でピザが届く!『@ピザ』本日開始|date=2008年4月1日|publisher=ニコニコニュース|accessdate=2010年11月4日|deadlinkdate=2017-09-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160811165851/http://blog.nicovideo.jp/niconews/2008/04/001057.html|archivedate=2016-08-11}}</ref>、2013年5月現在も利用可能である(2009年4月1日以降は[[ピザーラ]]<ref>{{cite web|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/2009/04/002733.html|title=『@ピザ』でピザーラお届け!|date=2009年4月1日|publisher=ニコニコニュース|accessdate=2010年11月4日|deadlinkdate=2017-09-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160811190707/http://blog.nicovideo.jp/niconews/2009/04/002733.html|archivedate=2016-08-11}}</ref>)。名称に関し、当時流布していた[[バズワード]]に[[Web 2.0]]がある。[[(笑)]]の項も参照。
 
; 2009年4月1日 - ニコニコ動画(βββ)
 
: ニコニコ動画史上最速バージョン(当時)として、コメントが赤くなり3倍のスピードで流れる「高速プレイヤー」が搭載された<ref>{{Cite web|date=2009年4月1日|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/2009/04/002723.html|title=4/1 ニコニコ動画史上最速バージョン "βββ" スタート!|publisher=ニコニコニュース|accessdate=2010年6月13日|deadlinkdate=2017-09-09}}</ref>。動画再生ページのHTMLソースには、この機能を有効化するために動画プレイヤーに渡すパラメータ名として "theRevengeOfChar"(文字の復讐)という文字列が使用された("Char" はアニメ作品『[[機動戦士ガンダム]]』の登場人物である[[シャア・アズナブル|シャア]]の英字名と同じであり、同人物が登場する作品に『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』がある。コメントの赤と3倍のスピードについては、[[シャア・アズナブル#シャア専用モビルスーツ|シャア専用モビルスーツ]]の項を参照)。
 
; 2010年4月1日 - (ニコニコ動画黒字化)
 
: バージョンはそのままの(9)だが、サイト外観の色調が白黒になり、「ニコニコ動画黒字化」として文字どおり、全てのコメント文字が黒色で表示された<ref name="kuroji-aprilfool">{{Cite web|date=2010年4月1日|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/04/007053.html|title=【終了】ニコニコ動画、黒字化|publisher=ニコニコニュース|accessdate=2010年6月13日|deadlinkdate=2017-09-09}}</ref>。動画プレイヤー上には「黒字化をやめる」というボタンがあり、これを押すと「赤字になりました」と表示され、コメントの文字が赤色になる。それまでニコニコ動画事業が一度も黒字化していないことを逆手に取った自虐ネタだが、2010年度第二四半期(2010年1月1日 - 3月31日)に初の黒字化を実際に達成していたことが2010年5月13日に報告されている<ref name="kuroji" />。
 
; 2011年4月1日 - 公開自粛
 
: [[3月11日]]に発生した、[[東北地方太平洋沖地震]]([[東日本大震災]])及び[[東京電力]]・[[福島第一原子力発電所]]での[[福島第一原子力発電所事故|事故]]により、エイプリルフール限定バージョンの公開は自粛された。
 
;2012年4月1日 - 次世代プレイヤー「タッチ実装」<ref>[http://news.nicovideo.jp/watch/nw226742 ニコ動が新機能公開 動画プレイヤーの「タッチ操作」実現]</ref>
 
:カーソルが実物の腕や手になり、「マウスで操作する」を選ぶとマウスを持った物に変わる。Appleの製品紹介ビデオをもじったプレゼン動画も公開されている<ref>[http://www.nicovideo.jp/watch/sm17414227 すべてのパソコンで動画プレイヤーのタッチ操作ができる新機能を公開!]</ref>。
 
:ニコニコテレビちゃんの声として[[大山のぶ代]]を紹介。削除された動画や時報の声も大山に変更されている。
 
;2013年4月1日 - 次世代プレイヤー「Zwatch」<ref>[http://news.nicovideo.jp/watch/nw567209 プレイヤー刷新、QからZへ]</ref>
 
:ニコニコ動画のプレイヤーが「超プレイヤー」となり、『[[ドラゴンボールZ]]』の[[超サイヤ人]]のような黄色いオーラをまとった外観となる。プレイヤーの右側には再生数・コメント数・マイリスト数・サムネイルが[[ドラゴンボールの道具|スカウター]]を模したデザインで表示されている。また、コメントボタンが「かめはめ波」表記となり、直近に投稿されたコメントがエネルギー弾となって効果音とともに画面を横切る。さらに、「超プレイヤー神」に切り替えることで、プレイヤーのオーラが赤くなり、コメントのエネルギー弾が太くなって効果音が変化する。本ジョークバージョンは映画『[[ドラゴンボールZ 神と神]]』との[[タイアップ]]であり、「超プレイヤー神」は本作において初登場する概念である「超サイヤ人神(ゴッド)」にちなんでいる。
 
:ニコニコ生放送のプレイヤーも、一部の公式生放送を除いて、全てのコメントがエネルギー弾に変化する。さらに、「かめはめ波」という言葉を含むコメントを投稿すると、エネルギー弾の色と効果音が変化しかめはめ波になる、放送画面上に黄色いオーラが表示され、出演者が超サイヤ人になれるという機能を備える。
 
;2014年4月1日 - 「nicobot Samba」<ref>[http://snn.getnews.jp/archives/286623 ワンタッチで浄化? ニコニコ動画・生放送を「キレイにする」新機能が公開]</ref>
 
:バージョンは「GINZA」のままだが、動画再生時に通常コメントやNG設定を行う欄の部分に「動画」というタブができ、そこに表示される【CLEAN】ボタンを押すと、画面左下から[[ロボット掃除機]]'''「nicoobot Samba」'''が動画上に現れ動画を掃除するというもの<ref group="注">掃除していくと、掃除した部分にラベンダー畑に開発者が立つ静止画が現れていき、最後に複数台のロボット掃除機と共にサンバを行うダンサーが登場する。</ref>。掃除後は自動で運営の動画にジャンプし、そこでは'''「nicoionKY」'''のスイッチがあり、そのスイッチを押すと、コメントが全て綺麗([[ポジティブ]])な言葉<ref group="注">綺麗や美しいを表す言葉や、動画への感謝のコメントなどいくつかのパターンがある。</ref>に変化する。尚、「nicoobot Samba」はスイッチの下部分、「nicoionKY」ではタブ右上から元に戻すことができた。
 
;2015年4月1日 - 「もっとも感情を認識できる方式」を用いた「コメント音声入力サービス」・中武デパートオープン
 
:ニコニコ動画の公式スマートフォンアプリに、音声でコメントを入力できる機能が実装された<ref>[http://info.nicovideo.jp/speech_recognition/ 最も感情を認識できる方法を用いた「音声入力サービス」ご利用方法]</ref>。その実態は、24時間限定で存在した「ニコニコ音声入力センター」に直接電話をかけ、コメントしたい動画のIDと再生時間、およびコメントの内容を口頭で電話口のオペレータに伝え、それをスタッフが手動を入力するというもの。「ニコニコ音声入力センター」で電話を受ける様子は公式の生放送で中継され<ref>[http://live.nicovideo.jp/watch/lv215320566 最も感情を認識できる「音声入力サービス」を支える技術について - ニコニコ生放送]</ref>、24時間で742個のコメントが音声によって入力された<ref>[https://twitter.com/nico_nico_info/status/583311548573085697 ニコニコ動画公式Twitterアカウント (2015年4月2日) のツイート]</ref>。
 
:また、池袋のニコニコ本社では、音楽バンドの[[TUBE]]を[[東武百貨店|東武]]と[[西武百貨店|西武]]の中間に見立て制作されたグッズを販売する「中武デパート」が1日限定でオープンした<ref>{{Cite web|date=2015年3月25日|url=http://gbl.cocolog-nifty.com/tube/2015/03/41-tube-30th-an.html|title=緊急決定!!東武百貨店、西武百貨店など有名デパートが立ち並ぶ日本有数の繁華街、東京の池袋に4月1日に 中武デパートがオープン! 更にTUBE 30th Anniversary特番 「夏まで待てない!24時間ニコ生SP」放送決定!|publisher=TUBE Official Blog|accessdate=2015年4月2日}}</ref>。
 
;2016年4月1日 -&nbsp;タラコくんナビゲータ
 
:[[ニコニコ大百科]]の記事上に「タラコくん」というタラコくちびるのキャラクターが現れ、歴代の「今週のオススメ記事」とその運営コメントが吹き出しで表示された。また、西村博之の名言が表示されることもあった。あまりにも不評だったため、15時に提供を終了。その後、2016年11月1日には未来検索ブラジルより、このキャラクターが登場するAndroid用ゲームアプリ「タラコたたき」がリリース。翌2017年6月にはiOS向けにもリリースされた。
 
;2017年4月1日
 
:ニコニコ大百科の背景がカラフルな付箋の模様に変更。翌2日に元に戻った。その後、同年のニコニコ超会議2017の開催日(4月29日・30日)にもこの背景に変更された。
 
;2018年4月1日  -&nbsp;未開催
 
:後述の「niconico(く)」サービス発表会における批判をうけ、サービス改善の為<ref>{{Cite news|title=(く)りたしげたか on Twitter|url=https://twitter.com/sigekun/status/980394093720231937|accessdate=2018-04-17|language=ja|work=Twitter}}</ref>、行われなかった。
 
=== 夏季限定ホラーバージョン ===
 
; 2011年 - 黄泉
 
:ニコニコ動画のトップページのどこかにある「襖(ふすま)」をクリックすると出現<ref>{{Cite web|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/2011/08/015704.html|title=ニコニコ動画に出現したふすまの噂|publisher=ニコニコインフォ|deadlinkdate=2017-09-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160811180444/http://blog.nicovideo.jp/niconews/2011/08/015704.html|archivedate=2016-08-11|date=2011-08-14|accessdate=2017-09-09}}</ref>。
 
:夏らしくデザインや動画がすべてホラーチックになっている。
 
 
; 2012年 - 常闇<ref>{{Cite web|url=http://info.nicovideo.jp/horror2012/|title=ニコニコ動画・常闇|deadlinkdate=2017-09-09|accessdate=2017-09-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160305050701/http://info.nicovideo.jp/horror2012/|archivedate=2016-03-05}}</ref>
 
:ニコニコ動画のトップページしたに「(ユーザー名)ちゃん なんて来てくれないの? もっと遊んでよ」というメッセージと共に「行く」というリンクがあるのでクリックすると出現。
 
:前年の黄泉同様ホラーチックになっている。
 
 
; 2013年 - 呪われたページ
 
 
; 2014年 - 妖怪<ref>[http://ex.nicovideo.jp/horror2014/?cc_referrer=nico_horror ニコニコ動画・妖怪トップページ] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20140723103937/http://ex.nicovideo.jp/horror2014/?cc_referrer=nico_horror |date=2014年7月23日 }}</ref>
 
: ニコニコトップに『新バージョン「妖怪」を試してみる』が表示されているのでクリックすると出現。
 
: 「黄泉」・「常闇」同様、夏らしくホラーチックになっている。
 
 
; 2015年 - ニコニ廃校<ref>[http://ex.nicovideo.jp/horror2015/?cc_referrer=nicotop_special ニコニ廃校] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20150719031408/http://ex.nicovideo.jp/horror2015/?cc_referrer=nicotop_special |date=2015年7月19日 }}</ref>
 
: ニコニコトップに黒板や廃校の画像が表示されているのでクリックすると出現。
 
: 「黄泉」「常闇」「妖怪」同様、ホラーチックになっている。
 
 
; 2016年 - お宿ニコニコ
 
: ニコニコトップに『お宿ニコニコのご予約』が表示されるので『予約する』クリックすると出現。
 
: そのままでは普通のページだが、特定の場所をクリックすると、ホラーチックのページに変化する。
 
 
; 2017年 - ニコニコ君の夏休み
 
: ニコニコのユーザーページに夜アクセスすると「夜は不思議なことが起こるんだ…○○さん(ユーザーネーム)は気づいた?」と表示されクリックするとニコニコ君の夏休みのページにジャンプするが下にスクロールしていくとホラーページになる。(余談だが、昼に「ニコニコ君の夏休み」にアクセスすると何にも起こらない)
 
 
== 動画 ==
 
<!--
 
該当動画への直接リンクを記述しないでください。著作権侵害の可能性があります。また個人サイトおよび動画を出典、資料として使用することは出来ません。
 
-->
 
ニコニコ動画では特定のジャンルに拘らず、その他にも幅広い分野の動画が投稿されている。マイナーバンドのPVの動画などが公開後投稿されていたり、ネタとする動画は勿論のこと、ネタではないスポーツやCM、科学番組の動画が投稿されていたり<ref>アスペクトムック 『MAD動画マニアックス』74 - 75頁 家に居ながらにしてMADで世界一周</ref>と、「動画共有サービス」としての成長を見せた。
 
 
膨大な数の動画の中で特定の動画が脚光を浴びることがある。ほとんどは一過性の流行であるが、一部は継続的な人気となるものもあり、例えば2007年2月上旬には、『[[レッツゴー! 陰陽師|新・豪血寺一族]] -煩悩開放- レッツゴー!陰陽師 PV』『[[True My Heart]]』『[[ミュージカル・テニスの王子様|あいつこそがテニスの王子様]]』の人気上位動画3つの合計で、わずか一晩で30万回再生・10万コメントを超える「[[祭り#用語としての祭|祭り]]」状態が続いた。さらにその人気から『レッツゴー!陰陽師』と『[[東方乙女囃子#魔理沙は大変なものを盗んでいきました|魔理沙は大変なものを盗んでいきました]]』のdwango.jpにおける着うた独占配信が始まり広告を掲載した。
 
<!--他動画サイトでも存在するのでは?=== N次創作(二次創作、三次創作等の動画) ===-->
 
<!--ニコニコ動画上の動画作品は、ある作品が派生作品([[二次創作物|二次創作]])を生み出し、さらにそれが次の派生作品(三次創作)を生み、それが連鎖的に繋がっていくという「N次創作」ともいうべき現象がみられる。批評家の[[濱野智史]]は、その理由を日本とアメリカ合衆国(Youtubeはアメリカの会社のサービスである)の文化の浸透の度合いの違いだけでは説明として不十分であるとし<ref>[[濱野智史]] 『アーキテクチャの生態系――情報環境はいかに設計されてきたか』 [[エヌ・ティ・ティ出版]]、2008年、250頁。ISBN 978-4757102453。</ref>、その理由を両サービスの「タグ機能」の仕様の違いによって説明する。すなわち、「N次創作」が発生するにはYouTubeのように単に動画が共有財として多数存在するだけでは不十分であり、それらの相互作用を促す[[触媒]]的な存在が必要であるとした上で、「淘汰」と「拡散」を促すアーキテクチャとして設計されたニコニコ動画のタグ機能がその触媒として役割を担っているのだと分析している<ref>[[濱野智史]] 「ニコニコ動画の生成力」『[[思想地図]]〈vol.2〉特集・ジェネレーション』 [[日本放送出版協会]]、2008年、318-343頁。ISBN 978-4140093412。</ref>。-->
 
 
=== ゲーム ===
 
稼動当初から、特に[[ロールプレイングゲーム|RPG]]や[[アクションゲーム]]のプレイ動画が人気を集めてきた。スーパープレイとは逆に稚拙なプレイ動画やいわゆる[[クソゲー]]のプレイ動画(『[[チーターマン]]』など)がネタ動画として人気を得ることがあるほか、[[恋愛ゲーム (ゲームジャンル)|恋愛ゲーム]]のプレイ動画が人気を呼ぶこともあった。近年では一般人によるゲームの実況プレイも人気がある<ref>アスペクトムック 『MAD動画マニアックス』76 - 77頁 実況プレイで腹筋崩壊 ゲーム実況プレイ動画</ref>。
 
 
『[[THE IDOLM@STER (Xbox 360)|THE IDOLM@STER]]』の[[プロモーションビデオ|PV]]風動画も(β)サービス時より同ゲームユーザーからの根強い人気があり、プレイ画面のほか、PVをゲーム以外の様々な音楽に合わせるMADムービーなども大量に投稿されている<ref>アスペクトムック 『MAD動画マニアックス』24 - 27頁 アイマスとPerfumeの架け橋「わかむらP」インタビュー、36 - 43頁 ニコニコ動画に君臨するアイドルマスターの世界</ref>。同人ゲーム「[[東方Project]]」の作品も人気が高く、ゲームの実況だけでなく、ゲーム音楽を基にした二次創作音楽・動画、音楽やキャラクターを使ったMAD動画なども非常に多い<ref>アスペクトムック 『MAD動画マニアックス』44 - 49頁 東方アレンジ系MADの世界</ref>。
 
 
=== 音楽、空耳 ===
 
人気を集める音楽としては、一般的なPVムービーのほか、[[アニメソング]]も見受けられる。[[VOCALOID]]に様々な音楽を歌わせる動画も人気があり、初音ミクが話題となるきっかけの一つとなった<ref>アスペクトムック 『MAD動画マニアックス』28 - 35頁 初音ミクは電脳アイドルの夢を見るか?</ref>。VOCALOIDのオリジナル曲をプロの作曲家が制作したり、そのオリジナル曲をプロの歌手が歌唱する動画も存在する。また、[[MikuMikuDance]]と呼ばれる3Dで初音ミクを動かせるツールが提供され、やがてVOCALOID以外のキャラクターのモデルデータも制作されるようになり、それらを活用した3D動画が投稿されている<ref>アスペクトムック 『MAD動画マニアックス』32頁</ref>。音楽(原曲やアレンジなど)をメドレー方式で聴かせる作品もみられ、ニコニコ動画で話題となった曲を繋ぎ合わせた[[組曲『ニコニコ動画』]]は特に人気である。音楽を投稿者自身が歌ってみたり演奏してみたりした動画も多く、一定の人気を集める[[歌い手]]もいる<ref>アスペクトムック 『MAD動画マニアックス』58 - 60頁 「歌ってみた」の神・ゴム氏に直撃インタビュー、64 - 65頁「歌ってみる」ことで生まれる感動、68 - 69頁 音楽があふれ出す 演奏してみた者たちの熱いパッション</ref>。
 
 
またコメント機能で誰でも気軽にネタが書き込めるため、アニメやゲームなどの音楽(『[[ミュージカル・テニスの王子様|あいつこそがテニスの王子様]]』、『[[True My Heart|Nursery Rhyme -ナーサリィ☆ライム- OP]]』など)や外国曲、日本国外版アニメ(英語版『[[るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- (アニメ)|るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-]]』の「フタエノキワミ、アッー!」<ref>アスペクトムック 『MAD動画マニアックス』85頁「フタエノキワミ、アッー!」あるネタの盛衰</ref>など)など、様々な空耳ネタが作られて人気を博している。
 
 
=== その他 ===
 
「漢字テスト」「タイピング」「アンケート」などといったニコニコ動画の特色であるコメント機能を有効に使った動画も投稿されている。一枚絵を[[スライドショー]]のように流す画像集や、イラスト講座的な動画(「描いてみた」など)もある。
 
 
動画制作能力の高いユーザーによる巧妙な[[MADムービー]]や[[CM]]のMADムービーが高い人気を博す一方で、日常風景を映したもの(ペット撮影動画<ref>アスペクトムック 『MAD動画マニアックス』72 - 73頁 ペットから自然現象の「癒しの世界」</ref>、料理動画<ref>アスペクトムック 『MAD動画マニアックス』70 - 71頁 本能を刺激!料理系MAD動画の世界</ref>、車載動画など)や投稿者本人が何らかの形で出演する動画もある。
 
 
他の動画投稿サイトであまり見られないものとしては、企業や個人がプログラムや工作物などを自作し、その過程や完成品を披露するという動画がある。そうした投稿動画は「ニコニコ技術部」のタグを自ら付けるけることが出来、図画工作の延長線的なものから十二分に実用的な「製品」(マウスやPCカバー、動画製作ソフトなど)まで、幅広い投稿に支えられ親しまれている<ref>アスペクトムック 『MAD動画マニアックス』61 - 63頁 正真正銘のプロの技!「また御社か」インタビュー</ref>。「ニコニコ技術部」という名称は単なる分類上の便宜的な名称に過ぎないが、2008年4月20日には有志によって[[オライリー・ジャパン]]主催の企画展「Make:Tokyo Meeting」(MTM)に出展し、以後もMTMに連続出展するなど、単なる動画の題材を超えた積極的活動も行われている<ref>[https://news.mynavi.jp/articles/2009/06/24/mtm3/index.html レポート】八王子で「Make: Tokyo Meeting 03」が開催! (1) ニコニコ技術部・ネギ振り編] - マイコミジャーナル</ref>。
 
 
2008年5月30日に[[日本BS放送|BSイレブン]]で放送された『[[テレバイダー|テレブリッド]]』で司会の[[金剛地武志]]が生放送中にニコニコ動画用のVTRを作った(6月1日現在『テレブリッド』で検索しても動画は出てこない)。
 
 
== 関連サービスと機能 ==
 
 
=== 動画投稿機能 ===
 
ニコニコ動画の動画投稿は、パソコン版niconicoと、スマートフォンweb版niconicoから行うことできる。
 
 
(β)バージョン開設から2010年10月29日までは、動画のアップロードおよびアップロード済動画の管理のシステムのみ「[[SMILEVIDEO]]」という別ドメイン(smilevideo.jp)のサイトに分かれていた。SMILEVIDEOはニコニコ動画専用の動画投稿サイトであり、そのサイト自体には動画を視聴する機能は一切無く、アップロードされたすべての動画が自動的にニコニコ動画に登録されるシステムとなっていた。SMILEVIDEOとして分離していたすべての機能と投稿動画は、現在はニコニコ動画上の「ニコニコマイページ」に統合されている。
 
 
(β)バージョンまでは、ニコニコ動画自体は動画アップロード機能を備えておらず、[[YouTube]]・[[AmebaVision]]・[[フォト蔵]]の動画共有サイトに投稿された動画からの引用のみに対応していた。当時は事実上、サイト上の大半の動画がYouTubeのものであった。しかし、ニコニコ動画からYouTubeのサーバーへのアクセスを完全に遮断されたため、(β)としてのサービス終了を余儀なくされ、(γ)としての再開時には対応を完全に打ち切った。ここで、その代替として用意されたのが前述のSMILEVIDEOである。なお、YouTube側はアクセスを遮断した理由に関して公式な発言をしていないが、ニワンゴはYouTubeのサービスに「ただ乗り」し、動画を直接参照する形でサービスを開始し、人気とともにアクセス数やトラフィックが爆発的に上昇したため、YouTubeのサーバに多大な負荷がかかってしまったことが理由と推測している<ref>{{Cite news |title=ニワンゴ、動画投稿サイト開始へ・1週間内に |newspaper=[[日本経済新聞]](NIKKEI NET〜”IT+PLUS”) |date=2007-02-26 |url=http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITba003026022007 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20070228094429/http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITba003026022007 |archivedate=2007-02-28 |accessdate=2014-03-10}}※現在はインターネットアーカイブに残存</ref>。
 
 
また、(RC)バージョンの途中までは[[AmebaVision]]にアップロードされた動画にも対応していたが、2007年10月1日に行われたメンテナンスを機に、運用上の理由から対応を終了した。サイバーエージェントによると、SMILEVIDEOに規約違反の動画(違法なものや、わいせつなものなど)をアップロードしアカウントを停止されたユーザーが、その逃げ口として「AmebaVisionのアカウントを取得し、再び問題のある動画をアップロードする」という使われ方が横行したことを終了の理由としている<ref>{{Cite web|url=http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/03/news071.html|title=「AmebaVision」、ニコニコ動画対応を終了|publisher=ITmedia|accessdate=2018-07-29}}</ref>。
 
 
同様に、[[フォト蔵]]の動画にも対応していたが、2008年5月28日のメンテナンスに伴い新規投稿の受付を終了した。ただし、AmebaVisionとは違い、受付終了以前にニコニコ動画に投稿された動画は、2010年現在でも閲覧可能である。
 
 
リンク元サイトの動画と比較して画質が異なるとの主張もあるが、再生している[[Flash Video|FLVファイル]]自体および再生に使う[[Adobe Flash|フラッシュ]]のシステムは同一であり、異なるのは表示倍率のみ(ニコニコプレイヤー上では512×384ピクセルで表示される)である。
 
<!--
 
『[[ネットランナー]]』誌2007年10月号の記事によれば、主要な[[動画共有サービス|動画共有サイト]]を比較すると、音質が最もよいのはSMILEVIDEOであるとしている<ref>代表的な動画共有サイトの音声の(最高)ビットレート<br/>*YouTube : 22k[[ヘルツ|Hz]](1.0chモノラル)/ 64K[[ビット毎秒|bps]]<br/>*[[Stage6]] : 32kHz(ステレオ)/ 64Kbps<br/>*ニコニコ動画 (SMILEVIDEO) : 2.0chステレオ(44.1kHz)/ 128Kbps </ref>。サイトによっては、アップロードした動画を必ずサーバ側で自動的にエンコードし、解像度やビットレートを落としてしまうために画質や音質が劣化が避けられないのに対し、SMILEVIDEOでは映像・音声を合算したビットレートが規定値以内の[[Flash Video|FLV]]形式の動画であれば動画の再エンコードがされないため、画質や音質を重視した動画を公開することが可能となっている。
 
新仕様により必ず再エンコードされる仕様に変更された。2016年8月18日からユーザーIDが1〜1,400,000番までのプレミアム会員が、その後順次対応するユーザーが拡大され、2016年10月27日からすべてのプレミアム会員が、2016年12月8日から一般会員が新仕様になっている。
 
-->
 
<!--SMILE VIDEOの項目に転記すべきでは?-->
 
 
動画数や利用者数の規模が拡大して既存のシステムでの運用コストが増加したことに加えて、Flash廃止の流れや利用者環境が多様化したことをうけて、2015年から2016年にかけて動画配信インフラストラクチャーの再設計が行われた。新たな配信システムであるDwango Media Cluster(DMC)は、2016年8月に一部のユーザが投稿した動画に対して適用が開始され、2016年12月までに全てのユーザが投稿した動画に対して適用されるようになった<ref>{{Cite web|date=2017-02-17|url=http://niconare.nicovideo.jp/watch/kn2331|title=ニコニコ動画・生放送の配信基盤刷新 in デブサミ2017|accessdate=2017-04-06}}</ref><ref>{{Cite web|date=2017-04-01|url=http://niconare.nicovideo.jp/watch/kn2397|title=ニコニコを支える Erlang / Elixir 〜 大規模運用して初めて見えたアレやコレ|accessdate=2017-04-06}}</ref>。
 
 
=== コメント機能 ===
 
閲覧者は、再生中の動画に対して再生画面上にコメントを書き込むことができる。コメントは、現在再生しているタイミング(時間軸)に対して投稿することができ、それ以降に動画が再生された際は、そのタイミングから画面の右から左に3秒間横切る形で表示される(後述のコマンド機能により画面の上下に字幕のように表示させることも可能)。この独特のコメント機能が、ニコニコ動画の最大の特徴であり特許が出願されている<ref>[http://v3.espacenet.com/publicationDetails/originalDocument?CC=JP&NR=2008148071&KC=&FT=E 特開2008-148071]『表示装置、コメント表示方法、及びプログラム』</ref>。
 
 
コメントの表示タイミングは、書き込まれた現在時刻に関係なく、すべて「動画内の時間軸」で扱われる。そのため、コメント投稿そのものに時間差があっても、動画上では書き込まれた時と同じタイミングで表示される(自分の投稿とそれ以前・以後に書き込まれたコメントが並存する)ことになる。その結果、閲覧者はチャットや掲示板のような時系列とは異なり実時間を超越して擬似的に時間を共有することができる(運営側はこれを「非同期ライブ」と名づけている)。メディアの分類方法として、情報の送信されるタイミングと受信側に届くタイミングのギャップの有無により「同期型(ギャップなし)」「非同期型(ギャップあり)」に分けるものがあるが<ref group="注">[[メディア (媒体)#コミュニケーション・メディアの諸形態]]を参照。</ref>、ニコニコ動画のコメントの場合は「実際にはコメントが投稿される時刻とそれが別の利用者に読まれる時刻は異なる(非同期)が、動画の再生時間上では同一のタイミングでそのコメントが投稿される/読まれることになるため同期的であるかのように錯覚する」という意味で、「'''擬似同期'''」の性質を持っていると論じられることがある<ref>『アーキテクチャの生態系――情報環境はいかに設計されてきたか』213頁。</ref><ref>[http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0711/23/news005.html なぜ「ニコ動」は盛り上がり、「Second Life」は過疎化するのか (1/2) - ITmedia News]</ref>。コメントに時間の概念を導入したことで、ニコニコ動画は従来の動画投稿には無い「利用者同士の一体感」を獲得することに成功している。コメントを駆使して作成した[[アスキーアート]](AA)で投稿動画を彩ったり、「歌ってみた」カテゴリ動画に歌詞を表示したりといった'''職人'''と呼ばれる存在もある。動画の中でも特に盛り上がる場面では、画面を覆い尽くすほど大量のコメントが一斉に書き込まれることもあり、これらを'''弾幕'''と呼ぶ<ref>[[濱野智史]] 『アーキテクチャの生態系――情報環境はいかに設計されてきたか』 [[エヌ・ティ・ティ出版]]、2008年、210頁。ISBN 978-4757102453。</ref>。
 
 
コメントは動画上にかぶさって表示されるため、邪魔に感じる場合は「コメント非表示」をチェックすることにより、その動画に関するコメントを非表示にすることができる。標準設定は「表示する」であり、コメント非表示設定は記憶されない(プレイヤー上では「忘れっぽいです」と注意書きされている)。
 
 
書き込まれたコメントが一定件数を超えると、古いコメントから順に表示されなくなるが、「マイメモリー」に動画を登録することで、その時点のコメントを保存できる。保存したマイメモリーの閲覧時には、任意のコメントの表示・非表示を設定することも可能である。
 
 
(γ)まではコメントに投稿者の名前を付加することができたが、気軽にコメントするユーザーが大半であったため、[[ハンドルネーム]]を付加するユーザーはごくわずかであった。そのため、この名前欄は、「ニコニコ動画(RC)」サービス開始と同時に廃止された。
 
 
==== コマンド機能 ====
 
通常のコメントは白色の文字が動画上を右から左へと流れていく。コマンド機能を併用することで文字色や文字の大きさ・表示方法などを数種類から選び、その動画の好きな位置に自由にコメントを行うことができる。コマンドはコメント入力欄の左側にあるボックスに入力(「big」「red」「ue」など)し、位置や色といった異なる属性同士であれば併用もできる。一般会員が使える色は8色だが、プレミアム会員(有料会員。詳細は後述)はHTMLカラーコードにより全色使える。
 
 
これを応用することで、コメントを利用して動画に[[字幕]]をつけることができる。また、コマンドと特殊文字(Unicode)などを複雑に組み合わせでイラストや巨大な文字が作られることもあり、これは[[アスキーアート]](AA)にちなみ「コメントアート」(CA)と呼ばれる。CAには、アニメーション機能が付加されている場合もある。
 
 
==== コメントの表示件数 ====
 
動画上のコメントは、サービス開始以来に書き込まれた全てのコメントが保存されており<ref group="注">例外として、(仮)・(β)時代にYouTubeから取り込んだ動画に対して書き込まれたコメントは、(γ)開始時のYouTubeへのサポート終了に伴い、取得できなくなっている。</ref>、動画の削除や時間の経過、件数によって消えることはない。ただし、一度に表示される件数は動画の長さによって制限されており、それを超えると、古いコメントから順に表示されなくなる。プレミアム会員であれば「過去ログ」機能により、任意の日時を指定することで古いコメントの閲覧が可能である(一度に表示されるコメント数は通常と同じ)。
 
 
コメントの最大表示件数は、何度か仕様変更が行われている。
 
 
* サービス開始当初は、書き込まれたすべてのコメントを表示していた。
 
* '''2006年12月19日より'''、表示されるコメントが最新250件までに制限された。
 
* '''2007年1月5日より'''、表示されるコメント数が動画の長さで段階的に切り替わるようになった。1つの動画につき、5分未満で最新250件、5分以上10分未満で最新500件、10分以上で最新1000件のコメントまでが表示されるようになった。
 
* '''2008年2月1日15時より'''、2分半未満の動画において、表示されるコメントが最新100件までに制限された。この仕様変更については、ユーザーから「厳しすぎる」という意見が多く挙ったため、3日後に緩和されることとなった。
 
* '''2008年2月4日17時より'''、コメントが最新100件に制限される動画の長さが1分未満に緩和され、1分以上2分半未満の動画は、これまでの250件に戻された。
 
* '''2010年12月22日より'''、表示されるコメントが「1分ごとに最新100件」に変更された<ref>{{Cite web|date=2010-12-22|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/12/010620.html|title=動画のコメントが消えにくくなる対応を行いました|publisher=ニコニコインフォ|accessdate=2010年12月24日|deadlinkdate=2017-09-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160811201910/http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/12/010620.html|archivedate=2016-08-11}}</ref>。従来の「動画全体で最新○件」とは異なり、動画の時間軸を1分ごとに区切り、その中でそれぞれの最新100件が取得される<ref>{{Cite web|date=2010-12-22|url=http://blog.nicovideo.jp/2010/12/post_261.php|title=動画のコメントが消えにくくなる対応について |publisher=ニコニコ動画開発者ブログ|accessdate=2010年12月24日}}</ref>。そのため、特定の時間帯にコメントが集中し偏ってしまうことがなくなったうえに、4分、9分といった中途半端な長さの動画や、10分を大幅に超える長い動画でも、一定のコメント密度が保たれるようになった。この仕様変更が行われて以降でも、動画プレイヤー上のメニューで「コメントを減らす」のチェックを入れておくことで、以前と同じ仕様でコメントを取得することが可能である。
 
* '''2011年2月3日より'''、新仕様の「1分ごとの最新100件」とそれ以前の仕様「動画全体の最新100 - 1000件」の両方のコメントを混ぜたものが表示されるようになった<ref>{{Cite web|date=2012-4-30|url=http://blog.nicovideo.jp/2011/02/post_262.php|title=動画のコメントがさらに消えにくくなる対応について |publisher=ニコニコ動画開発者ブログ|accessdate=2011年2月3日}}</ref>。これにより、たとえば10分ちょうどの動画では、状況により最大1900件のコメントが表示されるようになり、新仕様で逆に消えていたコメントも全て仕様変更以前通りに表示されるようになった。
 
 
==== コメントの傾向 ====
 
投稿されるコメントの内容には、インターネットなどで用いられるスラングがしばしば見られる<ref>『アーキテクチャの生態系――情報環境はいかに設計されてきたか』234頁。</ref>。
 
 
==== 脆弱性を突いた荒らし ====
 
2007年4月上旬頃より<ref name="nicovideoblog20070417">{{Cite web
 
|date=2007年4月17日
 
|url=http://blog.nicovideo.jp/2007/04/post_68.php
 
|title=一部動画の再生数のリセットについて
 
|work=ニコニコ動画 開発者ブログ
 
|publisher=[[ニワンゴ]]
 
|accessdate=2010-04-06
 
}}</ref>、何らかの不正なツールを使った攻撃により、閲覧数やコメント数などを大幅に増やしランキングの順位を操作する行為が行われていることが発覚し<ref>{{Cite web
 
|date=2007年4月12日
 
|url=http://blog.nicovideo.jp/2007/04/post_66.php
 
|title=不正なカウントアップについて
 
|work=ニコニコ動画 開発者ブログ
 
|publisher=[[ニワンゴ]]
 
|accessdate=2010-04-06
 
}}</ref>、この影響により再生回数とコメントがリセットされた動画が存在する<ref name="nicovideoblog20070417" />。
 
 
同時期には<!--2007.4.16早朝-->、投稿用のURLを用いた投稿動画の異常増殖・重複投稿事件が発生しているが、これらのような不正な行為を行うとアカウント削除の対象になると運営側は警告している<ref>{{Cite web
 
|date=2007年4月16日
 
|url=http://blog.nicovideo.jp/2007/04/post_67.php
 
|title=動画重複投稿問題に関して
 
|work=ニコニコ動画 開発者ブログ
 
|publisher=[[ニワンゴ]]
 
|accessdate=2010-04-06
 
}}</ref>。
 
 
==== ニコニコ活動ガイドライン(コメントの削除) ====
 
悪質なユーザーには、動画再生ページの下に設けられた「不適切なコメントを通報する」というリンクから、[[2ちゃんねる]]と同じスレッドフロート式の「削除依頼掲示板<ref name="delete_bbs">[http://bbs.nicovideo.jp/delete/comment/ ニコニコ動画 削除依頼掲示板]</ref>」にアクセスすることができ、問題のあるコメントの削除を依頼することができる<ref>{{Cite web
 
|url=http://help.nicovideo.jp/faq/post_105.html
 
|title=悪質なコメント・タグの対応について
 
|work=ニコニコ動画 ヘルプ
 
|publisher=[[ニワンゴ]]
 
|accessdate=2010-04-14
 
|deadlinkdate=2017-09-09
 
|archiveurl=https://web.archive.org/web/20120404132239/http://help.nicovideo.jp/faq/post_105.html
 
|archivedate=2012-04-04
 
}}</ref>。削除依頼掲示板には原則として、コメント削除などの権限を持った「ひっそり削除人」という[[ハンドルネーム]]のスタッフが常駐しており、削除と判断された場合、掲示板への書き込みから短時間で「対応しました」という定型の返信とともに対処される。また、この掲示板ではコメント機能以外を使った悪質行為も報告可能で、運営の判断によってコメント機能を一時的にあるいは長期的に停止される対処が行われることもある。この機能は荒らし行為ばかりでなく、「死ね」等といった誹謗中傷コメントや不適切なタグにも対応することができる。これらは掲示板上で行われている性質上、報告内容を含め全ユーザーに公開されている<ref name="delete_bbs" />。
 
 
また、動画の投稿者は「コメント編集」の権限を持っており、任意のコメントを非表示(事実上の削除)にすることができる<ref>{{Cite web
 
|url          = http://help.nicovideo.jp/cat21/post_52.html
 
|title        = コメント編集
 
|work        = ニコニコ動画 ヘルプ
 
|publisher    = [[ニワンゴ]]
 
|accessdate  = 2010-04-14
 
|deadlinkdate = 2017-09-09
 
|archiveurl  = https://web.archive.org/web/20131214062419/http://help.nicovideo.jp/cat21/post_52.html
 
|archivedate  = 2013年12月14日
 
|deadurldate  = 2017年9月
 
}}</ref>。ただし、運営者による削除とは違い、コメントデータに非表示のフラグが立つだけなので、あくまで動画プレイヤー上において非表示になるだけである。そのため、一度非表示にしたコメントを元に戻したり、サーバから受け取る生のテキストデータを見ることで非表示にされたコメントの内容を参照したりすることができる。
 
 
しかし、それでもユーザーが増えるにつれて動画のコメントが荒れること多くなったを受けて、運営は2015年10月1日、ユーザーの皆さまへと題しニコニコ活動ガイドライン策定を発表した<ref>{{Cite web
 
|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/ni056194.html
 
|title=ユーザーの皆さまへ(ニコニコ活動ガイドラインについて)
 
|work=ニコニコ動画 ニコニコインフォ
 
|publisher=[[ドワンゴ]]
 
|accessdate=2015-10-01
 
}}</ref>。ニコニコ活動ガイドラインにより、誹謗中傷を初めとした運営者が運営上問題があると判断した場合も、コメントの削除が行われる場合があると発表された。
 
 
=== マイリスト機能 ===
 
マイリスト機能は、お気に入りの動画などを複数登録してリスト化できる機能である。マイリストは、他の利用者に公開することも可能。ブックマークとしての個人利用のほか、動画投稿者が自分の投稿作品をリストアップする目的で公開する使われ方も多い。[[RSS]]機能を搭載している。また、閲覧している動画に登録されている公開マイリストを検索する機能や、特定のマイリストが更新された際にメールで通知する機能(メール通知機能は2009年10月1日にサービス終了)もある。
 
 
マイリストの登録人数は、再生数やコメント数とは違い不正行為で数字を増やすのが困難であることや、動画閲覧者の評価が反映されやすい(ユーザーが気に入らない動画であれば、再生やコメントはされてもマイリストに登録されることがないため)ことから、後述のランキング機能などで動画の人気を示す指標としても用いられている。2010年9月8日にはマイリストの連続再生機能が同月14日にはランダム再生機能がテスト実装され、9月中には正式実装される予定。
 
 
=== タグ機能・カテゴリ機能 ===
 
各動画には説明文のほか、'''[[タギング (コンピュータ)|タグ]]'''と呼ばれる動画の内容を指し示す検索用キーワードを10個まで登録することができる。タグの導入により似たような動画を容易に探せるような仕組みになっている。タグは2008年5月より導入された「[[ニコニコ大百科]]」と連動しており、そのタグに関する解説や経緯、そのタグをつけられた代表的な動画などを知ることができる。
 
 
ニコニコ動画では動画投稿者だけではなく閲覧者も自由にタグを登録することができるのが特色である。本来は検索機能として用いられるタグだが、動画の内容に絡めたタグ付けやニコニコ特有のタグ付け(「才能の無駄遣い」や「孔明の罠」など)も多く見られ、独自の異彩を放っている。利用の実態としては、検索のための分類というより、その動画の見所をユーザーに教える役割を果たすこともあり<ref>[[福嶋亮大]] 『神話が考える ネットワーク社会の文化論』 青土社、2010年、49頁。ISBN 978-4791765270。</ref>、タグ同士でユーザーのコミュニケーションに使われることもあり(会話するタグ)<ref name="hamano cgm">[http://staff.aist.go.jp/m.goto/IPSJ/CGMGENZAIMIRAI201003hamano.pdf 日本のネットカルチャーはどこへ向かうのか:ニコニコ動画の「擬似同期型アーキ テクチャ」と「N次創作」の先に] CGMの現在と未来―情報処理学会創立50周年記念全国大会 発表資料</ref>、同じ素材(例えば「歌ってみた」「アイドルマスター」などの人気ジャンルに属する無数のサブジャンル)を扱った動画や同じ投稿者による動画に対して閲覧者の間で自発的にタグが発明され、より深い検索のニーズに応えている側面もある<ref>[http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20370897,00.htm ニコニコ動画、学術研究の対象に--ユーザーによって淘汰される「タグ」の可能性:ニュース - CNET Japan]</ref><ref>[http://www.flickr.com/photos/kynbit/2133106772/ ニコニコ動画 「アイドルマスター」近傍のタグ共起ネットワーク]</ref>。
 
 
しかし、この仕組みが災いし、タグ付けが検索の妨げとなってしまうメタ・ノイズや、タグを用いた他者の誹謗中傷などの荒らしの発生にしばしばつながってしまう。特に注目を集める動画やランキング上位の動画においては、閲覧者らが自分のふさわしいと信じるタグ付けとタグ削除を相互に争うように行う「タグ戦争」と呼ばれる現象も発生する。これは[[オンライン百科事典]]の[[ウィキペディア]]上で起こる「編集合戦」と類似した現象である<ref>「ニコニコ動画の生成力」『[[思想地図]]〈vol.2〉特集・ジェネレーション』335-336頁。</ref>。荒らし回避のため、あるいは著作権上問題のある(もしくは規約に抵触するおそれのある)動画が削除されるのを防ぐため、意図的にタグを付けない事もある。情報工学者の[[伊藤聖修]]は、有限個(最大10個)のタグしかつけられないがゆえに、時間の経過にしたがってタグ戦争による「淘汰」が起こり、より優秀なタグが生き残るようになるのだと指摘する<ref>「ニコニコ動画の生成力」『思想地図〈vol.2〉特集・ジェネレーション』 335頁。</ref>。濱野智史はタグ戦争の過激化で他の既存の動画にも当該タグがばらまかれ、それら新たなタグを付与された動画に対する解釈の可能性が増大することを指摘している<ref name="hamano cgm"/>。
 
 
閲覧者によるタグ削除(削除荒らしなど)への対処として、動画投稿者の設定により最大5個のタグをユーザーによる削除を不可能にするタグロック機能がある。
 
 
特定ワードのタグ(「ゲーム」「エンターテイメント」「料理」「音楽」など)は「カテゴリタグ」と呼ばれ、動画のカテゴリとして扱われる。メインのカテゴリは動画投稿者がそのタグをロックすることでのみ設定可能で、カテゴリ別ランキングの集計対象となる。当初はメインカテゴリ1つのみ登録可能だったが、「アイドルマスター」「東方」「VOCALOID」などのカテゴリが新設された際に、「アイドルマスター」「ゲーム」や「VOCALOID」「音楽」など、従来行われていたタグの組み合わせ登録が不可能となってしまったため、検索専用としてサブのカテゴリタグを最大2つ指定可能となり、合計3つのカテゴリタグを登録できるようになった。
 
 
動画のタグは、「続き→sm123456」のように、しばしばユーザーが他の動画へ案内するのにも用いられる。このような動画IDを含むタグをクリックした場合、タグの検索ページにその動画へのリンクが「もしかして」として表示される機能も備わっている。
 
 
また、タグは各言語版それぞれに異なるものを持っており、日本語版から見た海外版のタグを「海外タグ」と呼ぶ。他言語版のサイトが出来た当初は海外タグの閲覧も可能だったが、現在は日本語版からの閲覧は出来ない仕様になっている(ニコニコ大百科の動画記事ページ、およびそのほかの言語間では閲覧可能)。他言語版のタグはその言語のサイトにアクセスしない限り編集出来ない。
 
 
=== 検索機能 ===
 
検索機能では、動画につけられているタイトルや説明文中のキーワード、およびタグを元に動画の検索ができる。検索結果は投稿日時、再生回数、最新コメント日時などのそれぞれで昇順、降順にソートすることが可能である。(夏)バージョンまでは、「きまぐれ検索」というニコニコ動画に登録されている動画を任意に抽出して検索する機能もあった。
 
 
=== ランキング機能 ===
 
毎時 / デイリー / 週間 / 月間 / 合計 の5つの期間のマイリスト登録人数、再生回数およびコメント数のそれぞれでランキングがつけられており、人気のある動画が一目で分かるようになっている。毎時ランキングは前の1時間の、デイリーは前日の、週間は前週、月間は前月、合計ランキングについては動画が投稿されてからのマイリスト登録人数、再生数、コメント数でランク付けされる。カテゴリ(音楽、エンターテイメント、アニメ、ゲームなど)ごとのランキングでは毎時ランキングがなかったが、2014年9月現在はすべてのカテゴリで毎時ランキングが利用できる。リロードを繰り返すことでランキング上位を狙うユーザーが多く見られるようになったため、一時的に再生数を基準にしたランキングを除外した時期もあったが、現在は再び利用可能になっている。
 
 
=== ニコニコプレミアム ===
 
ニコニコ動画を快適に利用できる有料サービス。2007年6月18日の(RC)バージョンと同時に提供を開始した。決済は、クレジットカードなどの自動継続課金決済と、WebMoneyなどの90日間前払い課金決済がある。プレミアム会員は、以下の特典がある。
 
 
* 一般会員の使用できる帯域より大きい帯域幅をサーバーより割り当てられるため、サイトが混雑しても動画を快適に視聴できるが、時間帯によってはプレミアム会員でも重くなる場合がある。(プレミアム会員でも、動画のURLの最後に「'''?lo=1'''」を付け加えるか、プレイヤー設定、「'''一般回線で視聴'''」と設定することで、一般会員用の回線で視聴できる)
 
* 混雑時の「低画質モード」を回避し、高画質のまま視聴できる。
 
* 動画の視聴中に挿入される「ニコ割」(時報やアンケートなど)時に一部の重要なニコ割は除き動画を停止しないようにできる。
 
*動画再生前に再生される広告をOFFにすることができる。
 
* 動画をお気に入り登録できる「マイリスト」登録数が100件から25000件に増える。
 
*90日前までに見た動画の「視聴履歴」保存件数が50件から100件に増える。
 
*過去のコメントを保存しておける「マイメモリー」登録数が50件から250件に増える。
 
*指定したユーザーのコメントを表示しない「NGワード」登録数が40件から200件に増える。
 
* 投稿動画数が無制限になる(一般会員は50本まで)。
 
*混雑時間帯(19時~26時)に動画を投稿した際、一般会員に対し順番が優先される。
 
*指定した日付、時間に動画を公開することができる。
 
* iOS版/Android版niconicoアプリで動画のバックグラウンド再生や倍速再生などの機能が利用できる。
 
* ニコニコ動画モバイルでは、混雑時に動画を視聴する際にプレミアム会員が優先される。
 
*ニコニコ動画モバイルで最長180分の動画を再生できる(一般は最長40分)。
 
* [[ニコニコ生放送]]で、一般会員より優先的に視聴ができる。
 
* ニコニコ生放送で、ライブカメラなどを用いたユーザー生放送の配信ができる。
 
*事前の予約なしで、公開期限まで生放送番組のタイムシフト視聴ができる。
 
*ニコニコ生放送で指定したワードやユーザーのコメントを表示しない機能を最大200件登録できる(一般会員は最大40件まで)。
 
*ブロマガ(ブログ)の開設ができる。
 
*コミュニティをフォローできる件数が最大100件から最大600に増える。
 
*ニコニ・コモンズで登録されたJASRAC管理楽曲のダウンロードおよび素材の利用ができる。
 
*ニコニコ実況でのNG設定が40件から200件に増える。
 
* [[ニコニコ大百科]]で記事の作成・編集が可能になる。
 
* ニコニコ市場で、他のユーザーが登録した商品の削除(ロックされた商品以外)と商品へのコメントが可能になる。
 
*投稿したイラストの差し替えができる。
 
*イラスト定点観測機能でタグを10件まで登録可能(一般は5件)。
 
*イラスト定点観測機能で最大5000件のイラストが閲覧可能(一般は100件)。
 
*ニコニコ春画のジャッジ機能を何回でも利用できる。
 
*ニコニコ漫画形式のマンガの自動再生ができる。
 
*マンガ作品を100件まで投稿できる(一般は20件)。
 
*投稿したマンガに自分で用意したBGMを設定できる。
 
*マンガのお気に入りを1000件まで登録できる(一般は200件)。
 
*新サービスを優先的に利用できる。
 
=== 一般会員の低画質モード ===
 
無料の一般会員は、一定条件(サーバー負荷や、[[土曜日|土]]・[[日曜日|日]]・[[祝日]]の再生時など)で動画の画質を強制的に下げる「低画質モード」になるが、前述通り「平日の深夜」であれば低画質にならない場合もある(「エコノミーモード」という名称が長く使われていたが、実装当初および「(9)」バージョンではこの名称)。
 
 
また、動画のURLの最後に「'''?eco=1'''」と付け加えて入力すれば、プレミアム会員でも強制的に低画質モードにすることができる。ただし、低画質モード導入前の動画と、もともと画質の低い動画は低画質モードの対象にはならない。そのため、一般会員でも低画質モードを回避し、ギリギリの範囲で画質を追求した「エコノミー対策」を施した動画も投稿されている。(2016年12月8日からの新仕様では「エコノミー回避」はしても意味がなくなっている。)
 
 
低画質モードは、画質や音質を落とすためにニコニコ動画のサーバサイドで再エンコードされた動画が再生されるため、動画によっては、まれに音ずれする、動画の再生時間が短くなる、さらに珍しいケースとして画面が[[モザイク処理|モザイク状に乱れる]]などの現象まで起こる場合がある。
 
 
低画質モードへの切り替えは当初は19時から行われていた。2009年2月より時間帯が拡大され、平日が18時から、休日は12時からとなった<ref>[http://blog.nicovideo.jp/niconews/2009/02/002487.html エコノミーモード時間拡大のお知らせ‐ニコニコニュース] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20090301163739/http://blog.nicovideo.jp/niconews/2009/02/002487.html |date=2009年3月1日 }}</ref>。2010年1月23日には休日の開始時間をさらに早め、10時からになった。
 
 
2010年9月当時は、
 
* 平日の18:00 - 翌2:00(26:00)
 
* [[土曜日]]・[[日曜日]]・[[国民の祝日|祝日]]の終日
 
* 学校の[[春休み]]・[[夏休み]]・[[冬休み]]の期間中における終日
 
* 年末・正月の終日
 
において、低画質となる。
 
 
=== ニコニコポイント ===
 
ニコニコ動画およびその関連サービス内で使える仮想通貨サービスで、2008年10月15日に開始された<ref>{{Cite web|url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/2008/10/001916.html|title=ニコニコポイント登場!|publisher=ニコニコインフォ|accessdate=2012年9月3日|deadlinkdate=2017-09-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140830211158/http://blog.nicovideo.jp/niconews/2008/10/001916.html|archivedate=2014-08-30|date=2008-10-15}}</ref>。一般・プレミアム関係なく利用できる。プレミアム会員全員に対してニコニコポイントをプレゼントするキャンペーンが不定期に行われることもある。なお、利用可能なサービスは以下の通り。
 
* [[ニコニコ静画#ニコニコ書籍|ニコニコ書籍]](PC版・Androidアプリ版)での電子書籍購入
 
* [[ニコニコ漫画]]での有料コンテンツ購入<ref>{{Cite web|url=https://qa.nicovideo.jp/faq/show/2547|title=マンガで有料コンテンツを購入する|publisher=ドワンゴ|accessdate=2018-07-28}}</ref>
 
* ニコニコアプリ内のゲームでのアイテム購入とガチャ課金
 
* [[ニコニコチャンネル]]での有料動画購入(有料動画パックを含む、ただし有料チャンネルの月額会員費は除く)
 
* 有料ブロマガチャンネルの入会月の前に配信されたバックナンバー記事の購入<ref>{{Cite web|url=https://qa.nicovideo.jp/faq/show/568|title=有料ブロマガチャンネルのバックナンバーが読めない|publisher=ドワンゴ|accessdate=2018-07-28}}</ref>
 
* チャンネルブログの有料記事の個別購入<ref>{{Cite web|url=https://qa.nicovideo.jp/faq/show/576|title=チャンネルブログの有料記事の購入方法|publisher=ドワンゴ|accessdate=2018-07-28}}</ref>
 
* ニコニ広告の機能全般(動画および生放送)
 
* 有料生放送のネットチケット購入<ref>{{Cite web|url=https://qa.nicovideo.jp/faq/show/662|title=有料生放送をネットチケットで買う|publisher=ドワンゴ|accessdate=2018-07-28}}</ref>
 
* 有料生放送のプレゼント用シリアルコード購入<ref>{{Cite web|url=https://qa.nicovideo.jp/faq/show/903|title=ネットチケット・プレゼント用シリアルコードとは|publisher=ドワンゴ|accessdate=2018-07-28}}</ref>
 
* バーチャルキャスト配信番組におけるギフト(Vギフト)購入<ref>{{Cite web|url=https://qa.nicovideo.jp/faq/show/11582|title=ギフトとは|publisher=ドワンゴ|accessdate=2018-07-28}}</ref>
 
* あちらのお客様からシステムを利用した番組における差入れ商品の購入<ref>{{Cite web|url=https://qa.nicovideo.jp/faq/show/66|title=あちらのお客様からシステムとは|publisher=ドワンゴ|accessdate=2018-07-28}}</ref>
 
* ニコファーレ生放送で使えるサイリウムコメントの購入<ref>{{Cite web|url=https://qa.nicovideo.jp/faq/show/708|title=サイリウムコメントとは|publisher=ドワンゴ|accessdate=2018-07-28}}</ref>
 
 
=== ニコニコ生放送 ===
 
: {{Main|ニコニコ生放送}}
 
=== ニコニコ静画 ===
 
静止画サービスの総合サイト。2009年11月14日にスライドショー再生機能付きの画像掲示板サービスとして開始<ref>{{Cite web|url=http://dwango.co.jp/pdf/news/service/2009/091116.pdf|title=画像を投稿、スライドショーとして再生できる新しい形の"掲示板"サービス「ニコニコ静画」を開始|publisher=ドワンゴ|format=PDF|accessdate=2018-07-31}}</ref>。
 
; ニコニコ静画 (イラスト)
 
:コメント欄付きのイラスト投稿サイト。
 
; ニコニコ 春画
 
:コメント欄付きのちょっと大人なイラスト投稿サイト。
 
; ニコニコ静画 (マンガ)
 
:コメント機能付きの漫画サイト。
 
; ニコニコ書籍
 
:電子書籍をニコニコポイントで買って読めるサービス。
 
: {{Main|ニコニコ静画}}
 
 
=== ニコニコチャンネル ===
 
企業から配信されている公式動画がコミュニティ形式で分類・まとめられたもの。これまでタグ検索で「公式動画」と打ち込むことでしか探すことが出来なかった動画がチャンネルに区分され、チャンネルコミュニティに入会することでまとめて閲覧できるようになった。チャンネルコミュニティは通常のニコニ・コミュニティとともに表示される
 
{{main|ニコニコチャンネル}}
 
=== RPGアツマール ===
 
作って遊んでコメントできる自作ゲーム投稿コミュニティサービス。
 
=== ニコニコアプリ ===
 
ブラウザゲームプラットフォーム。
 
=== ニコニコ大百科 ===
 
{{main|ニコニコ大百科}}
 
=== ニコニコ市場 ===
 
ニコニコ市場(いちば)は、ニコニコ動画独自のサイト内広告であり、2007年7月12日より開始された。[[Amazon.co.jp]]や[[Yahoo!|Yahoo! ショッピング]]などの商品、および[[ドワンゴ]]の 携帯電話向けコンテンツを動画の下のスペースに表示するだけのものであるが、最大の特長は、動画閲覧者が、動画に関連する商品を自由に市場に登録できることである。また、「動画ごと、およびニコニコ市場全体で商品をクリックした人数」「ニコニコ市場から商品を購入した人数」が表示されており、「この動画を見た人がこの商品を購入した」ことが分かるのも特長である。
 
 
単純に関連のある商品のみならず、ウケ狙いで商品(例:歌詞の空耳「ごまえー」→胡麻和えの素)が登録されることもあり、しばしばコメント欄に、市場に登録されている商品や、実際に買った人への反応が投稿されることもある。さらに、商品から関連する動画を検索することも可能である。これにより、「広告の存在感」を大幅に向上させることに成功している。もともと2ちゃんねるのまとめブログなどで行われていた、広告を記事のオチとしてネタにする、「アマゾン芸」と呼ばれる文化をうまく発展させ取り込んだシステムと言える。
 
 
市場には、Amazon.co.jpやYahoo! ショッピングなどの商品を最大10個まで<ref group="注">ただし、アダルト商品は動画投稿者が「R-18」タグを付けない限り追加できない。</ref>、dwango.jpの携帯電話向けコンテンツを最大3個まで登録できる。そのうち5個までは商品のサムネイルが表示される。
 
 
また、市場が15個全て同じ商品で登録されると「市場制圧」というタグがつけられることがある。
 
 
当初はAmazon.co.jpの商品のみサポートしており、さらにAmazon.co.jp側への負荷を軽減するため、プレミアム会員のみのサービスであったが、2007年7月14日より誰でも商品を登録することができるようになり(ただし他人が登録した商品を削除できるのはプレミアム会員のみ)、後日にはdwango.jpの携帯コンテンツの対応を開始、2008年5月9日からはYahoo! ショッピングへの対応を開始した。
 
 
2009年2月14日から2014年12月25日まで開設されていた専用のショッピングサイト「ニコニコ直販」の商品も登録可能だった。ここではニコニコ動画に関連するグッズや[[figma]]「[[ビリー・ヘリントン]]」や[[ねんどろいど]]「[[博麗霊夢]]」といった流通が限定された商品の購入が可能であった。ニコニコ直販自体はニコニコ動画アカウントを所持していなくても利用できた。
 
 
2010年10月28日からは[[iTunes Store]]が新たに追加され、歌い手のネット限定配信楽曲などの販売などが可能になった。
 
=== ニコニ広告 ===
 
「ニコニ広告」はニコニコポイントを使って好きな動画を宣伝できるサービスで、お気に入りの動画や、自分が投稿した動画を宣伝することができる。なお、宣伝した動画には、動画の最後に宣伝者の名前がテレビ番組の提供クレジット風に表示される。
 
 
=== ニコニコQ ===
 
アンケートやクイズを実施することができる新サイト。
 
=== ニコニコまとめ ===
 
株式会社evaluniが運用しているニコニコ動画に投稿されたコンテンツをまとめて楽しむユーザーキュレーションサービス
 
=== ニコニ・コモンズ ===
 
{{main|ニコニ・コモンズ}}
 
=== ニコナレ ===
 
コメントや音が付けられる、プレゼン共有サービス
 
=== ニコニ立体 ===
 
{{main|ニコニ立体}}
 
 
=== ニコニコ実況 ===
 
テレビやラジオを使いながら、リアルタイムでコメントを共有できるサービス。
 
=== ニコニコミュニティ ===
 
{{main|ニコニコミュニティ}}
 
 
=== ニコニコニュース ===
 
{{main|ニコニコニュース}}
 
 
=== 電ファミニコゲーマー ===
 
ゲーム特化型キュレーションメディア
 
 
=== 機能の変遷 ===
 
==== (β)から ====
 
2007年1月からの「ニコニコ動画(β)」サービスにおいて加わった機能は以下の通り。
 
; 削除動画の演出
 
: 笛のおにいさんFooさんによる笛の演奏をバックに削除アナウンスが流れる。
 
==== (γ)から ====
 
2007年3月6日からの「ニコニコ動画(β)」サービスにおいて加わった機能は以下の通り。
 
;完全登録制
 
:
 
==== RCから ====
 
2007年6月18日からの「ニコニコ動画(RC)」サービスにおいて加わった機能は以下の通り。
 
;プレミアム会員
 
:
 
==== RC2から ====
 
2007年6月からの「ニコニコ動画(RC2)」サービスにおいて加わった機能は以下の通り。
 
; {{Visible anchor|ニコニコ割り込み}}
 
: 略称は「ニコ割」。動画を視聴しているユーザーに対し、運営側が別の動画を割り込ませるというもの。動画再生部分の上にある「ニワニュース情報局」の部分を使い放送を行う。現時点では、後述の「[[時報]]」が内容のメインとなっているため、「ニコ割」よりも「時報」という呼び名が普及している。
 
: 元々は午後7時、午前0時(日付の変わり目のお知らせ)、午前2時(エコノミー対応終了のお知らせ)<ref group="注">2010年6月の運営放送において、0時と2時の時報の意味の説明が為された。</ref>、金曜の午後11時になるとドワンゴによるナレーションつきの時報、ならびに深夜0時には荒らしに対する啓発や、動画のアップロードやマイリストの使用を促進するメッセージ([[ACジャパン]](旧 名:公共広告機構)をパロディにした『公共コメント委員会』名義のCM)、およびスポンサー広告(2007年11月25日より開始)が流れる。視聴中の割り込みは強制(ランキングやメイン画面は含まれない)で、一時的に動画の再生が停止し、コメント入力もできなくなる。しかし、2010年7月の運営放送での投票により午後7時の時報は廃止された。
 
: 時報では、「午前0時ぐらいをお知らせします」といったメッセージとともに、時刻のカウントが行われる。しかし、時報の開始時間はその時刻ちょうどを過ぎてから始まるので、「ぐらい」という言葉が示す通り、実際にはカウントの時点で20 - 30秒ほど過ぎている。
 
: ページの再読み込みを行えば時報を強制的に終了させることも可能だが、再生中の動画は最初から閲覧することになってしまい、時報が流れている途中で何らか が原因で起こる回線切断が起こると最悪の場合ストリーミングエラーを起こし動画の続きを見ることができなくなってしまう問題も確認されている。
 
* 2007年12月31日は、あらかじめ「23時55分から元旦0時2分」の間サービス停止が告知され、23時55分より5分半にも及ぶ時報が流された。内容は2007年12月に時報を協賛した格闘技イベント「[[やれんのか! 大晦日! 2007]]」の映像演出に合わせたもので、その源流となる格闘技イベント「[[PRIDE (格闘技イベント)|PRIDE]]」 のテーマソングが流れる中、年末を締めくくる挨拶、ニコニコ動画の歴史、スタッフロール、新年のカウントダウン、新年の挨拶で構成されていた。新年のカウントダウンはやはり30秒ほどずれており、年が明けてから「5ぐらい、4ぐらい、3ぐらい、2ぐらい、1ぐらい!」と「ぐらい」付きでカウントされた。このカウントダウンは「PRIDE」、「やれんのか!」でリングアナウンサーを務める声優の[[太田真一郎]]が行った。
 
* 2008年3月4日は、SP1開始前の日であり新機能のテストとして、予告なしに動画表示領域とニワニュース情報局の部分を用いた「もぐらたたき」を行った。それ以降もこのようなゲームを「ニコ割ゲーム」として通常水曜日午後9時25分から放送している。
 
* 2008年3月4日24時の時報は、通常のものとは違い、動画表示領域の上に被さる形で表示された。「ニワニュース情報局」の領域はそのままで、時報中はニュースのテキスト部分が表示される部分に、時報の中で宣伝したCDの歌い手の名前が表示された。
 
* 2008年4月30日24時の時報から、最初の「'''ニコニコ動画'''」の部分が[[初音ミク]]から[[Gackt]]・[[がくっぽいど]]の声に変更された。
 
* 2008年12月31日24時の時報で、前年と同様にニコニコ動画の営業を約10分間休止し、その間に大エンディングを時報にて行った。2007年のものより長かった。
 
<!--瑣末な内容
 
* 2008年6月頃の時報から、フォーマットが変更された。
 
** 従来:ニコニコ動画→広告→時報→公共コメント委員会(→提供)
 
** 新フォーマット:ニコニコ動画→広告・公共コメント委員会(→提供)→時報 (※広告があるときは、コメント委員会なし)-->
 
; 公式生放送
 
: 運営によるニコニコ生放送を開始した。
 
; 投稿者専用コメント
 
: 自分が投稿した動画に対し、投稿者自身が特別なコメントを付けることができる<ref>[http://help.nicovideo.jp/cat21/post_48.html 投稿者コメント編集モード(ニコニコヘルプ)] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20090114115509/http://help.nicovideo.jp/cat21/post_48.html |date=2009年1月14日 }}</ref>。投稿者専用コメントは通常のコメントと区別され、コメント表示数を超えても表示されなくなることがなく、表示期間を設定することも可能である。投稿者専用コメントが使われている動画は当初、プレミアム会員と動画投稿者のみが視聴できたが、現在は一般会員も視聴できる。
 
; コメント編集
 
: 自分が投稿した動画に対し、投稿されたコメントを非表示にすることができる機能。
 
; NG設定
 
: 特定の言葉を含んだコメントや、特定のユーザーが書き込んだコメントを非表示にすることができる機能。表示したくない言葉、暗号化されたユーザーIDやコマンドを設定(両者の合計で最大20件、プレミアム会員は最大100件)することで、設定した言葉を含むコメント、特定のユーザーのコメントを非表示にすることができる。コメント非表示とは違い、自分が不快に思うコメントのみを非表示に出来るというメリットがある。
 
; フィルター
 
: 自分の投稿した動画に書き込まれた特定の単語を、ユーザーが任意で設定した他の単語に置換(例:「田中」→「佐藤」、「u」→「ウッ-ウッ-ウマウマ」など)することができる機能。
 
; ニコスクリプト
 
: 投稿者・利用者共に使用できる「ニコスクリプト」が搭載されている<ref>[http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/26/news032.html 埋もれた職人に光を――ひろゆき氏に聞く「ニコ動(RC2)」 - ITmedia News:]</ref>。この機能を使うことで、コメント機能を使った投票を行ったり、動画の一部に穴を空けてコメントで動かすことができるなど、コメント機能を使った遊びなどが実現できる。
 
 
==== 夏(サマー)から====
 
2008年7月5日の「ニコニコ動画(夏)」サービス開始の際に加わった機能は以下の通り。なお、このバージョンから大きなバージョンアップ時には、'''[[ニコニコ大会議]]'''において発表されることがほぼ定例になった。
 
; ニコニコミュニティ
 
{{Main|ニコニコミュニティ}}
 
: 特定のテーマに沿ったユーザー同士で交流を行うことが出来る機能。mixiなどの[[ソーシャル・ネットワーキング・サービス|SNS]]で普及しているコミュニティ機能とほぼ同等の構造。コミュニティ製作者は「管理人」となり、コミュニティ内部のみ閲覧可能な「コミュニティ動画」や参加者への権限管理などが出来る。また、コミュニティ内部には掲示板(動画用とコミュニティ用の2種)があり、参加者や管理人との交流が可能。コミュニティへの参加は、既に参加しているメンバーからの招待、もしくは自ら参加の申請を行い、管理人に承認されることで可能となる。現在、コミュニティの作成はプレミア会員のみが可能となっている(参加は一般会員も可能)。また、コミュニティには「コミュニティレベル」があり、参加メンバー内のプレミアム会員の数によって変動する。レベルによってコミュニティ参加可能メンバーの数とコミュニティ内部の動画投稿数が変化する。
 
; ニコニ・コモンズ
 
: プロ・アマチュア問わず、動画製作に利用可能な素材を投稿、利用できる機能。登録された素材には独自のIDが付与され、投稿者の設定した範囲で動画素材として2次利用が許諾される。また、素材登録者は素材利用者によるID申請をもとに利用状況を逐次把握することが出来る。既存の[[クリエイティブ・コモンズ]]の概念とは異なり、後から登録者によって利用制限範囲を変更することが可能となっている点が大きな特徴。これまで曖昧だった権利関係を明確にすることで、動画サイト共通の課題であった著作権問題に対するニコニコなりのひとつの回答を提示したものといえる。[[アプリケーションプログラミングインタフェース|API]]を提供することでニコニコ動画だけでなく、外部との連携も可能となっている。「ニコニコ大会議2008」では対応サイトとしてクリエイター系[[ソーシャル・ネットワーキング・サービス|SNS]]「[[pixiv]]」の参加が発表された。
 
 
==== 秋から ====
 
2008年10月1日からの「ニコニコ動画(秋)」サービスで加わった機能は以下の通り。
 
; ユーザーニコ割
 
: 動画投稿者がニコ割のサイズに合わせて作成した動画を、ニコ割の部分に挿入することができる。また、メインの動画の再生時間などと連動させることができ、リンクを入れることもできる。ファイルについては、ニコニコムービーメーカーで制作したものを使用する。
 
 
==== 冬から ====
 
2008年12月5日からの「ニコニコ動画(冬)」サービスで加わった機能は以下の通り。
 
; ニコニコチャンネル
 
 
==== ββから ====
 
2008年12月12日からの「ニコニコ動画(ββ)」サービスの間に加わった機能は以下の通り。
 
; 過去ランキング閲覧機能
 
: ランキングに表示されているカレンダーを使って2007年4月3日以降の好きな日の過去ランキングを呼び出せる。
 
; ニコニ広告
 
; ユーザー生放送
 
: [[#ニコニコプレミアム|プレミアム会員]]のユーザによるニコニコ生放送を開始した。
 
 
==== 9から ====
 
2009年10月29日からの「ニコニコ動画(9)」サービスの間に加わった機能は以下の通り。
 
; [[ニコニコ静画]]のサービス提供開始・モバイル版開始
 
: もともとPC版のみの公開だったが、それに遅れること約1ヶ月でモバイル版のサービスを開始
 
; ニコニコ実況の正式サービス提供開始・ニコニコ生放送とも連動開始
 
; [[ニコニコ大百科]]が携帯での閲覧に対応
 
; ニコニコDVDのサービス提供開始
 
; ニコニコ電話を公式放送でのみサービス提供開始
 
; ニコニコ遊園地のサービス提供開始
 
: ニコニコプレーヤー上で遊べるウェブアプリ。最高時には13のアプリケーションを提供していた。
 
; [[画面アスペクト比]]がワイド(<nowiki>16:9</nowiki>)に対応。
 
: ニコニコプレイヤーは以前まで16:9で投稿された動画も4:3の動画サイズとしてしか再生できなかったが、2010年7月21日より16:9サイズで再生できるようになった。それ以前から投稿されていた16:9の動画にも対応している。
 
; 一部機器において[[HTML5]]に対応。
 
: iPad用ニコニコプレイヤーとしてHTML5プレイヤーがリリースされた<ref>[http://www.rbbtoday.com/article/2010/09/29/70916.html ニコニコ動画、HTML5による動画再生に対応……iPadで利用可能に | RBB TODAY] 2010年9月29日(水) 16時45分</ref>。ただし、2010年8月26日の動画フォーマット以前の動画や一部動画が視聴できない。
 
; ニコゲーのサービス提供開始
 
: ユーザーが自由にゲームをプログラミングでき、なおかつユーザーにそれを提供したうえで一緒にゲームがプレイできるサービス。
 
* ニコニコ生放送関連
 
; ユーザー生放送に順番待ち機能を実装・携帯版の制限を開放
 
: 今まで枠待ち機能がなく、混雑時は運任せの枠取り方法だったが、これにより安定的に枠取りができるようになった。
 
; タイムシフト機能がユーザー生放送・チャンネル生放送に対応
 
; ニコ生クルーズ・世界の新着動画の稼働開始
 
 
機能ではないが、(9)のサービスが発表された[[ニコニコ大会議]]において[[ニコニコミュージカル]]の開催が発表された。
 
 
==== 原宿から ====
 
2010年10月29日からの「ニコニコ動画(原宿)」サービスの間に加わった機能は以下の通り。
 
; ニコニコ動画総合トップを新設
 
: ニコニコ動画や静画、生放送などの情報を一挙に表示するページを設置。なお動画のトップページも従来通り利用可能。
 
; ニコニコニュースの大幅リニューアル
 
: 今まではニコニコ内のニュースのみを取り扱っていたサービスを様々なジャンルの情報を伝えるサイトに変更。それに伴い、旧ニコニコニュースは『'''ニコニコインフォ'''』にサイト名を変更<ref>[http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/10/009677.html サイト名変更しました - ニコニコインフォ] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20101031140848/http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/10/009677.html |date=2010年10月31日 }}</ref>。
 
; 総合ランキングを新設
 
: 従来のランキングに加えて、外部サイトのランキングも表示するサービスを提供。
 
* 新設されるランキング
 
:* [[mixi]]で視聴されている動画ランキング
 
:* [[Twitter]]などで視聴されている動画ランキング
 
:* [[Ameba (ネットサービス)|Ameba]]で視聴されている動画ランキング
 
:* 人気のあった生放送ランキング
 
:* 只今放送中の話題の生放送ランキング
 
; ニコニコ動画TOPおよびマイページ機能のリニューアル
 
: サイトデザインが一新され、またニコレポにコメントを書き込む機能が付いた。またウォッチリスト機能とは別にフレンド機能が追加される。なお、この機能はニコゲーのフレンド機能と共通化されている。さらに今まで別ログインが必要だった動画投稿フォームがマイページから可能となり、投稿時のログイン作業が不要となった。
 
; スタンプ機能追加
 
: ニコニコ動画内での行動や経験などにスタンプを付与する機能。スタンプ取得の数や取得の困難度によって経験値が貯まり、そのランキングも表示される。確認はマイページから可能。
 
; iPhoneアプリの高画質化
 
: 従来アプリではコメント表示制限や動画の表示がカクカクなどの問題があったが、今回のアプリにより飛躍的な画質改善、動画のなめらかさの改善がされる。また、このアプリよりコメント表示制限も解除される。ただし、このアプリはプレミアム会員かつ[[Wi-Fi]]接続を利用したユーザーのみ利用可能で、高画質は動画および生放送が高画質であれば利用可能。2012年1月よりUI刷新など大幅な改良がおこなわれ、ステレオ音源にも対応した。
 
; [[iTunes Store]]がニコニコ市場に追加
 
; ニコニコチャンネル内の公式アニメ動画がニコニコモバイルに対応
 
: 今までPCのみの視聴が可能だった公式アニメ動画がモバイルに対応。ただし、一部動画はまだ未対応となっている(現在13タイトルの公開)<ref>[http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/10/009668.html 【大会議】新機能&新サービス発表 - ニコニコインフォ] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20101031140843/http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/10/009668.html |date=2010年10月31日 }}</ref>。
 
;ニコニコアプリ
 
:「9」で追加された多目的ウェブアプリ。ニコニコ遊園地のようなゲームアプリも包括し、ニコニコ遊園地コンテンツ「僕らのサーガ」が、ニコニコアプリに移管され、他はサービス終了する予定。相違点として、ニコニコプレイヤーと一体型のプレーヤーモードとアプリ運営サイトで遊ぶ大画面モードに分けられた。また、遊ぶウェブゲームはインストール形式を採用している。
 
* {{larger|'''ニコニコ大会議での発表内容'''}}
 
; ニコニコ電話のau本格対応
 
: [[BREW]]4.0搭載機種は、12月16日より対応(auキャリアの約50%をカバー)全キャリアに対応は、2011年1月末を予定している。
 
; ニコニコ電話のユーザー生放送本格対応
 
; ニコニコ動画・生放送のAndroid正式対応。
 
:生放送配信には未対応。
 
; ニコニコ静画にて電子書籍を開始
 
:角川グループのBOOK☆WALKERなどをニコニコ静画のプレイヤー画面を利用してコメントを見ながら楽しめるサービスを開始。
 
; 動画のカテゴリーグループの再編
 
:殿堂入りのカテゴリの開放や新カテゴリの追加などが行われた。
 
; ニコニ・コモンズのリニューアル
 
; [[PlayStation Vita]]でのニコニコ動画・生放送の正式対応
 
:2012年2月にマイリストなどの視聴・閲覧、3月にニコニコチャンネル(アニメ関係)、4月に生放送配信に対応予定。
 
; ニコニコ生放送の16:9動画配信に対応予定
 
:2011年12月よりベータ版として公開されている。
 
; 一般会員におけるエコノミー動画の画質の向上
 
:2月上旬に対応予定。
 
; ニコ生エンコーダーのリリース
 
:ユーザー生放送向け公式ソフトウェアを2月上旬にリリース予定。
 
 
==== Qから ====
 
2012年10月17日からの「ニコニコ動画:Q」サービスの間に加わった機能は以下の通り。
 
; 液晶テレビ向けアプリの発表
 
: [[パナソニック]]の液晶テレビ「[[VIERA]]」およびレコーダー「[[DIGA]]」に搭載される「ビエラコネクト」向けおよび[[ソニー]]の液晶テレビ「[[ブラビア]]」の「Sony Entertainment Network」 向けに視聴アプリが提供された。パナソニックは「niconico」、ソニーは「ニコニコ動画 〜ダイジェスト〜」の名称。ともにマイリストに入れた動画やランキング上位動画しか見られないなど、動画検索は制限される。なお「ブラビア」向けには2014年8月に検索機能を強化した新アプリ「niconico」を発表しており、2014年モデルより対応している(2013年以前モデルについても今後対応していくとしている)。
 
 
==== GINZAから ====
 
2013年10月8日からの「ニコニコ動画:GINZA」サービスの間に加わった機能は以下の通り。
 
;ウォール機能
 
:ウォールの変更はプレイヤー右側の小さなアイコンをクリックすることによりウォール選択画面になる。そこから多種なウォールから選ぶことができる。
 
;動画視聴ページ HTML5版(β)
 
:動画視聴ページ HTML5版(β)への切り替えは対象ユーザーの場合、「Flash版」上部の「新しい視聴ページをご利用いただけます」をクリックすると切り替わる。動画視聴ページ Flash版への切り替えは「HTML5版」ページ上部の「動画視聴ページ Flash版 で視聴する」をクリックすると切り替わる。
 
:2017年7月には正式版がリリース。
 
:また、2016年中に行われた動画容量を向上させた新サーバー移設に伴い、それらを対象に複数段階で画質切り替え(720p、540pなど)が可能になった。それ以前のものは自動と低画質の二段階となる。ニコニコムービーメーカーの物は対応していないが、対応策を考案中。
 
;動画視聴ページ HTML5版
 
:2017年7月13日にリリース。2017年10月の通算16番目のバージョン「niconico(く)」に先駆けた移行となった。当面の間はFlash版も利用可能としている。
 
:新機能としては、10秒戻す、10秒進める機能がつき、コメントコマンドにフォントが指定できるようになったほか、再生速度切り替え機能やプレミアム会員のみレジューム再生機能が追加されている。また、@ジャンプ、@有効秒数に少数を指定できるようになったり、コメント透過機能やニコニコ市場上部にニコニ広告で宣伝中の動画を表示する機能も追加されている。
 
 
=== 画面レイアウト ===
 
==== 右上 ====
 
(夏)バージョンまでのニコニコ動画のページ最上部には、累計の動画再生数やコメント数、今日の天気などを表示するナビゲーションバーのスペースがあった。
 
 
このバーの右半分(ページ全体で見ると右上端)には、ニコニコ市場の購入速報や、ページのアクセントとして『今日のひと言』的なメッセージを表示するスペースが存在していた。ほぼ毎日更新されるこのスペースはそのまま『右上』と呼ばれ、ユーザーに親しまれていた。当初は標語のようなメッセージが大半だったが、唐突に連載小説が始まるなどしたほか、公式掲示板の「TOPの右上を考えるスレ」にひとことのアイディアが多く投稿され、次第にキャラクター性を帯びるようになっていった。
 
 
しかし、2008年10月1日の「ニコニコ動画(秋)」以降、(ページを開いた際に最初に見える『ファーストビュー』を重視した結果)ナビゲーションバーが撤去され、同時に『右上』ははじめて姿を消した。『右上』が無くなったことによる反響は大きく、運営からの告知が行われる「ニコニコニュース」には「毎日沢山の一言案を書き込んでいただいていたので、場所を変えて再開する予定です」との「予告」がされていた。
 
 
そして休止から20日が経過した2008年10月21日、バナー広告欄を間借りする形で『右上』が復活。同時に最近のコメントを閲覧できる特設ページ「最近の右上」が開始された。直後に、ニコニコ動画のサービス間を行き来できる形でナビゲーションバーが復活し、その右端にある吹き出しのマークにマウスカーソルを置くことにより、本来の位置でも『右上』の閲覧が可能となった。
 
 
こうして復活した右上だったが、2010年2月22日にサイトレイアウトの微修正が行われ、ナビゲーションバーの『右上』が再び撤去されてしまった。のちにサイト右上にあるバナー広告欄を間借りする『右上』は残されたが、これは表示されるかどうかはランダムで決まるようになった。
 
 
(原宿)バージョン以降は、トップページの検索窓を間借りする形で表示されるようになった(一時期表示されなくなったこともあったがのちに復活し、GINZA バージョンでは表示されている)。検索窓の表示位置は上部中央(GINZAバージョンでは中央よりも若干右寄り)であるが、『右上』の名称は継続して使用されている。
 
 
『右上』は、2015年現在も公式掲示板への投稿をもとに更新が続いているほか、「最近の右上」ページ<ref>[http://www.nicovideo.jp/migiue 最近の右上]</ref>で過去の履歴を含めた閲覧が可能である。
 
 
==== その他 ====
 
* 2007年11月26日のメンテナンス以降から(夏)まで、ページ上部のアカウント表示部分に気象情報(アカウントで設定された地域)が表示されていた。
 
* サイト左上にランダムに表示されアニメーションしているアイコンをクリックすると、ニコニコ動画側が選択した単語で自動的に検索が行われる。当初はほとんどすべてのアイコンでも特定の単語で検索が行われるが、「よていち」と書かれた札アイコンに限り例外であった。2015年現在では、登録件数が多いタグの中からランダムで検索が行われるようになっている。また、ここのスペースに広告が表示されることもある。
 
 
== 関連施設 ==
 
=== ニコニコ本社 ===
 
{{see also|ニコニコ生放送#ニコニコ本社}}
 
==== 原宿時代 ====
 
ニコニコ動画・ニコニコ生放送を中心として利用される施設で地上3階地下1階の建物。[[原宿]]に2010年12月27日にプレオープンし、2011年4月9日にグランドオープンした。かつて[[タレントショップ]]や[[原宿RUIDO]]が入居していた[[ファッションビル]]「原宿アイドルワンダーランド」の跡地に建てられた。
 
 
1階はサテライトスタジオで現在行われている生放送の一部がこのスタジオで行われるほか公式放送外でユーザー生放送をこのスタジオから配信するサービスも行われる。2階・3階は商用スペースとして利用され、カフェ・ショッピングストアが入る予定。なお双方とも店内においてニコニコ動画および[[ニコニコ生放送]]が[[モニタリング]]される。
 
 
ちなみに、ニコニコ動画の[[運営]]に関わっている[[西村博之]]は、「ニコニコ本社」を設けることにより再び収支が[[赤字]]に転落すると語っている<ref name="asahi20101105"/><ref>{{Cite news |title=原宿から生放送「ニコニコ動画」 |newspaper=読売新聞 |date=2010-11-01 |url=http://www.yomiuri.co.jp/net/news/bcn/20101101-OYT8T00540.htm |archiveurl=https://web.archive.org/web/20101103034536/http://www.yomiuri.co.jp/net/news/bcn/20101101-OYT8T00540.htm |archivedate=2010-11-03 |accessdate=2014-03-10}}※現在はインターネットアーカイブに残存(但し写真画像を除く)</ref><ref>「[http://info.nicovideo.jp/niconicohonsha/ ニコニコ本社〜より刺激的なニコニコを原宿からあなたに―〜]」 ニコニコ動画、2010年11月5日閲覧。</ref>。また、「ニコニコ本社」はあくまで施設の名称でしかなく、本社機能を有する施設ではない<ref>{{Cite news |title=「ニコニコ本社」東京・原宿にオープン 実はスタジオ名称というシャレ |newspaper=[[夕刊フジ|ZAKZAK]] |date=2011-01-06 |url=http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20110106/ecn1101061645008-n1.htm |archiveurl=https://web.archive.org/web/20110924221718/http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20110106/ecn1101061645008-n1.htm |archivedate=2011-09-24 |accessdate=2014-03-10}}※現在はインターネットアーカイブに残存</ref><ref>「[http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20101227_417683.html 「ニコニコ本社」が原宿にオープン、スタジオやショップなどニコ動の拠点に]」 [[INTERNET Watch]]、2010年12月27日。</ref>。
 
2013年12月13日に移転リニューアルすることが発表され、2014年1月3日をもって[[原宿]]での営業を終了した。
 
 
==== 池袋時代 ====
 
池袋P'PARCO地下1・2階にある施設。2014年4月27日に移転先とオープン予定日が発表され、10月18日〜24日の特別内覧会を経て、25日にグランドオープンした。地下1階はサテライトスタジオとして現在行われている生放送の一部が行われる。地下2階はイベントスペースやカフェ・ショッピングストアが入る予定。なお、2015年4月1日限定で、エイプリルフール企画として[[TUBE]]とコラボレーションした「中武デパート」がイベントスペースに設置された。
 
 
=== ニコファーレ ===
 
ニコニコ大会議in台湾にて発表された[[ライブハウス]]。[[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[六本木]]7-14-23に位置するオリックス不動産投資法人が所有する雑居ビルの地下。1990年代にアジア最大のディスコとして名を馳せた「[[ヴェルファーレ]]」の跡地に建設され、ニコ動のイベント等で利用される。360度LEDをちりばめたバーチャル空間や全国のユーザーのコメントが流れるなど様々なシステムを持った施設となっている。グランドオープンは[[2011年]][[7月18日]]。
 
 
== カドカワグループとの関係 ==
 
; [[ドワンゴ]]
 
:niconicoの運営会社。
 
; [[トリスタ]]
 
:niconicoのサービスである[[ニコニコ漫画]]の運営会社。
 
; [[大百科ニュース社]]
 
:niconicoのサービスである[[ニコニコ大百科]]と記事コンテンツサイト[[ニコニコニュース]]の運営会社。
 
; [[Gzブレイン]]
 
:niconicoと[[闘会議]]を共同開催。niconicoで公式生放送とチャンネルを展開。
 
; [[MAGES.]]
 
:かつてniconicoのサービスであったニコニコ直販を運営。niconicoで公式生放送とチャンネルを展開。
 
; [[ブックウォーカー]]
 
:2017年9月より[[ニコニコ静画#ニコニコ書籍|ニコニコ書籍]]にシステムを提供。
 
; [[KADOKAWA]](旧角川グループホールディングス)
 
: 2010年7月に[[ストライクウィッチーズ]]チャンネルを開設。ニコニコ動画(ニコニコチャンネル)内でTVアニメを配信。[[2010年]][[10月28日]]ニコニコ動画との提携を発表。2014年10月にniconicoの運営会社であるドワンゴと経営統合した。niconicoにアニメ・漫画コンテンツを提供。過去にはアニメの先行放送・TV同時放送やニコニコ限定のオリジナル漫画を展開。
 
 
== 企業との関係 ==
 
; evaluni
 
:niconicoのサービスである「ニコニコまとめ」の運営会社。
 
; [[未来検索ブラジル]]
 
:niconicoのサービスである[[ニコニコ大百科]]の元運営会社で[[ニワンゴ]]の元株主。同社提供の[[モリタポ]]がプレミアム会員料金の決済に対応。
 
; [[吉本興業]]グループ
 
: 公式ページ「よしよし動画」を開設。ドワンゴとKADOKAWAは吉本興業の株式を保有。
 
; [[エイベックス・エンタテインメント]]
 
: 公式ページを開設、同社所属のアーティストのプロモーションビデオやオリジナルビデオを配信。PVが中心となっているが、中には[[桃井はるこ]]のようにニコニコ動画ユーザーを狙ったようなネタのオリジナルビデオを制作している場合もある。2010年12月20日『やまだひさしの[[ニコラジ]]』内で社長本人からavex発売の楽曲をニコ動内で使用することを許可する旨の発表があった<ref>「[http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1012/21/news030.html エイベックスのCD音源、ニコ動で利用OKに リミックスも可能]」 [[ITmedia News]]、2010年12月21日。</ref><ref>{{Cite news |title=ニコニコ動画であゆ…エイベックスが音源許諾 |newspaper=読売新聞 |date=2010-12-20 |url=http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20101220-OYT1T01050.htm |archiveurl=https://web.archive.org/web/20101224161508/http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20101220-OYT1T01050.htm |archivedate=2010-12-24 |accessdate=2014-03-10}}※現在はインターネットアーカイブに残存</ref>。かつてドワンゴは、[[エイベックス・グループ|エイベックス・グループ・ホールディングス]]の持分法適用関連会社だった。
 
; [[エンドレス・コミュニケーションズ]]
 
:公式生放送番組 [[ロック兄弟]]を制作。ドワンゴとは「いろメロミックス」のCM制作からの関係である。
 
; [[ランティス]]
 
: [[アニメソング]]のプロモーションに活用することを発表、第1弾として[[JAM Project]]の楽曲のリミックスを公式に募集。
 
; [[ジェンコ]]
 
; [[ブシロード]]
 
: 2008年頃からヴァイスシュヴァルツの宣伝を始める。過去に「[[ai sp@ce]]」を共同運営。
 
; [[コナミデジタルエンタテインメント]]
 
: 2010年に[[メタルギアソリッド]]シリーズのプロモーションチャンネルを開設。
 
; [[円谷プロダクション]]
 
: 2010年に[[ウルトラマン]]シリーズのプロモーションチャンネルを開設。モデルの検討を進めることにしている。
 
; [[NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン]]合同会社(旧ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン)
 
: 2010年7月に[[学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD]]のチャンネルを開設。ニコニコ動画(ニコニコチャンネル)内でTVアニメを配信。
 
; [[アニプレックス]]
 
: 2010年7月に[[セキレイ (漫画)|セキレイ]]チャンネルを開設。ニコニコ動画内でTVアニメを配信。
 
;[[OTTAVA]]
 
:2014年12月にOTTAVAチャンネルを開設。ニコニコ動画内で『[[OTTAVA Salone]]』などの[[クラシック音楽]]番組を高音質で配信。
 
; [[中国中央電視台]]
 
: 2016年8月にドワンゴとの提携を発表<ref>{{cite web|url=http://dwango.co.jp/pi/ns/2016/0826/index.html|title=ニコニコと中国中央テレビが提携 CCTV公式チャンネルを開設|publisher=[[ドワンゴ]]|date=2016-08-26|accessdate=2016-10-09}}</ref>してCCTV公式チャンネルを開設<ref>[http://ch.nicovideo.jp/jp-cnhotline 日中ホットライン(日中ホットライン) - ニコニコチャンネル:社会・言論]</ref>。[[中国国家主席]]の演説中継や[[中国人民解放軍]]の記者会見などを配信<ref>{{cite web|url=http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/090800067/091400003/|title=ニコニコ動画が中国国営放送と“親密”なワケ|publisher=[[日経ビジネス]]|date=2016-09-15|accessdate=2016-10-09}}</ref>。なお、ドワンゴ会長の川上は[[中華人民共和国]]のネット管理政策を度々擁護してることで知られる<ref>{{cite web|url=http://toyokeizai.net/articles/-/185263|title=川上量生「中国のネット管理政策は正しい」 |publisher=[[東洋経済オンライン]]|date=2017-08-21|accessdate=2017-08-22}}</ref><ref>{{cite web|url=https://dot.asahi.com/toyo/2017082100084.html|title=ニコ動創設者・川上量生が「中国のネット政策は正しい」と思う理由|publisher=[[AERA]]|date=2017-08-21|accessdate=2017-08-22}}</ref>。
 
 
== 政治との関わり ==
 
2007年7月9日に当時[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]代表だった[[小沢一郎]]がニコニコ動画に登場して以来、ニコニコ動画に出演する政治家が増えた。
 
=== 政党・政治家による動画配信 ===
 
多くの[[政党]]や[[政治家]]個人がニコニコチャンネルを開設し、動画配信形式での情宣活動を展開している。
 
 
2016年5月の時点では、[[沖縄社会大衆党]]を除く国会に議席を有する全ての政党および政治団体が公式チャンネルを開設しており、地方議会に議席を有する政党では[[幸福実現党]]が公式チャンネルを開設している。解党した政党では、[[国民新党]]・[[たちあがれ日本]]・[[みどりの風]]・[[みんなの党]]・[[維新の党]]などが公式チャンネルを持っていた。政治家個人では、[[石破茂]]・[[小池百合子]]・[[小沢一郎]]・[[河野太郎]]・[[田中康夫]]・[[原口一博]]・[[福島瑞穂]]・[[松沢成文]]・[[森喜朗]]・[[山本一太]]らがチャンネルを開設している。
 
 
またニコニコ動画側が政党関係者や政治家を招いての討論会・トークショーなどを主催し、その模様を配信する試みも行われている。
 
 
=== 政治調査の実施 ===
 
ニコニコ動画では特定の時間に動画を閲覧しているユーザーを対象とした[[内閣支持率]]・政党支持率調査を毎月行っているほか、[[選挙|国政選挙]]の当日に動画を閲覧したユーザーを対象とした「ネット[[出口調査]]」と称する投票先調査を実施している。
 
 
以下の表はネット出口調査における各政党の比例区得票率と実際の選挙における各政党の比例区得票率を比較したものである。なおネット出口調査との比較の都合上、実際の選挙結果における得票率は有効投票総数ではなく当日の[[有権者]]総数を分母として算出している。
 
{| class="sortable wikitable" style="text-align:right"
 
|+ [[第45回衆議院議員総選挙]]
 
!class="unsortable" | 政党名!!ネット出口調査<br />(n=239,948)!!実際の選挙結果<br />(n=103,949,442)!!差分
 
|-
 
![[自由民主党 (日本)|自由民主党]]
 
|33.1%||18.1%||+15.0
 
|-
 
![[日本共産党]]
 
|6.0%||4.8%||+1.2
 
|-
 
![[新党日本]]
 
|1.1%||0.5%||+0.6
 
|-
 
![[国民新党]]
 
|1.4%||1.2%||+0.2
 
|-
 
![[新党改革|改革クラブ]]
 
|0.2%||0.1%||+0.1
 
|-
 
![[社会民主党 (日本 1996-)|社会民主党]]
 
|2.0%||2.9%||-0.9
 
|-
 
![[公明党]]
 
|3.2%||7.7%||-4.5
 
|-
 
![[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]
 
|20.0%||28.7%||-8.7
 
|-
 
!その他の政党<ref>[[みんなの党]]・[[新党大地]]・[[幸福実現党]]・[[新党本質]]の四党。ネット出口調査ではまとめて集計されたため一括して比較している。</ref>
 
|4.8%||3.8%||+1.0
 
|-
 
![[無効票]]
 
|3.0%||1.6%||+1.4
 
|-
 
![[棄権]]
 
|25.3%||30.7%||-5.4
 
|}
 
* ネット出口調査のデータは[http://www.nicovideo.jp/watch/nm8089297 「第45回衆議院総選挙 ネット出口調査」総合結果 - ニコニコ動画:Q]、実際の選挙結果のデータは[http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/data/shugiin45/index.html 総務省|平成21年8月30日執行 衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査結果調]に基づく。
 
 
{| class="sortable wikitable" style="text-align:right"
 
|+ [[第22回参議院議員通常選挙]]
 
!class="unsortable" | 政党名!!ネット出口調査<br/>(n=314,594)!!実際の選挙結果<br/>(n=104,029,135)!!差分
 
|-
 
!自由民主党
 
|24.3%||13.5%||+10.8
 
|-
 
![[たちあがれ日本]]
 
|3.6%||1.2%||+2.4
 
|-
 
![[日本創新党]]
 
|1.1%||0.5%||+0.6
 
|-
 
![[みんなの党]]
 
|8.0%||7.6%||+0.4
 
|-
 
![[新党改革]]
 
|1.5%||1.1%||+0.4
 
|-
 
![[幸福実現党]]
 
|0.6%||0.2%||+0.4
 
|-
 
!国民新党
 
|1.3%||1.0%||+0.3
 
|-
 
!日本共産党
 
|3.4%||3.4%||±0.0
 
|-
 
![[なかよしの党|女性党]]
 
|0.4%||0.4%||±0.0
 
|-
 
!社会民主党
 
|1.8%||2.2%||-0.4
 
|-
 
!公明党
 
|3.0%||7.3%||-4.3
 
|-
 
!民主党
 
|9.4%||17.7%||-8.3
 
|-
 
!無効票
 
|5.4%||1.7%||+3.7
 
|-
 
!棄権
 
|36.1%||42.1%||-6.0
 
|}
 
* ネット出口調査のデータは[https://web.archive.org/web/20121107075205/http://info.nicovideo.jp/enquete/special/exit/201007/index.html 第22回参議院議員選挙 ネット出口調査]、実際の選挙結果のデータは[http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/data/sangiin22/index_1.html 総務省|第22回参議院議員通常選挙結果]に基づく。
 
 
いずれのネット出口調査においても、自民党を始めとする[[右翼|右派]]政党は実際の選挙結果よりも得票率がやや高くなり、民主党を始めとする[[中道政治|中道]][[左翼|左派]]・[[革新]]政党は共産党を除き、実際の選挙結果よりも得票率がやや少なくなる傾向があるとされている。また、[[宗教法人]]・[[創価学会]]を支持母体としている公明党も実際の選挙結果よりも得票率が少ない。これは、インターネットの世論傾向と重なる部分も多く、特に自民党・公明党・民主党の三党はネット出口調査の結果と実際の選挙結果が大きく乖離している。また、[[マスメディア|マスコミ]]各社が行う[[世論調査]]の政党支持率とニコニコ動画が行う世論調査の政党支持率とを比較した際にも同様の傾向が見られる。この点について[[著作家|ライター]]の[[山本一郎 (実業家)|山本一郎]]は、「[[インターネット|ネット]]上で特定の者が支持を集めやすく、[[標本 (統計学)|サンプル]]に偏りが生じるため、ニコニコ動画の調査でも同じような支持が多くなる傾向の結果が出される」と指摘している<ref>{{Cite web |url= http://kirik.tea-nifty.com/diary/2009/06/post-77b4.html|title= 「ネット世論と実際の支持率予想とのギャップ」と「ニコニコ的民主主義」: やまもといちろうBLOG(ブログ)|publisher= [[山本一郎 (実業家)|山本一郎]]|accessdate=2012-11-27}}</ref>。また、ドワンゴ会長の[[川上量生]]はニコ動利用者について、「(ニコ動ユーザーが偏っているのではなく)ネットユーザーの中で政治に関心がある人が右傾化しているのだろう」との見解を示している<ref>{{cite news |title= 「ネットはリアルにどんどん浸食されている」――ニコ動6周年 川上会長に聞く、リアルに投資する理由|url= http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1212/20/news033_2.html|newspaper= [[ITmedia ニュース]]|date= 2012-11-28|accessdate= 2012-11-28}}</ref>。
 
 
=== 自民党との関係 ===
 
2009年9月まで[[内閣総理大臣]]を務めた[[麻生太郎]]の長男は、ニコニコ動画立ち上げプロジェクトの初期に携わっていたとされており、また、親会社である[[カドカワ]]の社外取締役には麻生の甥で、株式会社[[麻生 (企業)|麻生]]{{refnest|group=注|麻生太郎の曽祖父である[[麻生太吉]]が創業。太郎自身も政界入り前に子会社の[[麻生セメント]]で社長を務めていた。}}代表取締役社長の[[麻生巌]]が就任していることから、自民党との蜜月関係を指摘されている<ref>{{Cite web |url=http://lite-ra.com/2015/01/post-778_2.html |title= ネトウヨの温床「ニコ動」と自民党の関係 麻生太郎の親族も取締役に |newspaper=LITERA |accessdate=2015-11-11}}</ref>。
 
 
==== 党首討論問題 ====
 
[[2012年]][[11月26日]]、翌月の[[第46回衆議院議員総選挙]]を前にして[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]の[[野田佳彦]][[内閣総理大臣|首相]]が[[自由民主党 (日本)|自民党]]の[[安倍晋三]][[自由民主党総裁|総裁]]に[[党首討論]]の開催を申し入れたところ、安倍は「視聴者の方々の意見も反映される最もフェアな場所」であるとして[[ニコニコ生放送]]における討論を要求した。これに対し民主党の[[安住淳]][[民主党幹事長|幹事長]]代行は、「政治的な別の意図があると思う」「ニコニコ動画は特定の者がすごい書き込みをしていて、そこに来いというやり方は解せない」「極めて偏った動画サイトに投稿を許すようなやり方は、逆に、これまでの良き伝統の党首討論を崩すと思う」などとして、[[インターネット|ネット]]を含めた全[[マスメディア|メディア]]にフルオープンな別の場を設けるべきだと主張した<ref name="sankei1127">{{Cite news |title=党首討論の開催すら決められず 民自、お粗末な主導権争い |newspaper=[[産経新聞]] |date=2012-11-27 |url=http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121127/plc12112708240003-n1.htm |archiveurl=https://web.archive.org/web/20121127151522/http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121127/plc12112708240003-n1.htm |archivedate=2012-11-27 |accessdate=2014-03-10}}※現在はテキスト部分のみインターネットアーカイブに残存</ref><ref name="itmedia1126">{{cite news |title= 「ニコ生で党首討論」めぐり自民・民主が火花 安倍総裁の提案に民主は「フルオープン」提案|url= http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1211/26/news083.html|newspaper= [[ITmedia]]|date= 2012-11-26|accessdate= 2012-11-27}}</ref>。この安住の主張に対しドワンゴは、「ニコニコ動画は公平な情報発信の場を提供しており、安住幹事長代行の発言は根拠の無い誹謗中傷だ」として26日付で民主党に抗議文を送付した<ref>{{cite news |title= ニコニコ動画、民主党に党首討論めぐり抗議文|url= http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK26036_W2A121C1000000/|newspaper= 日本経済新聞|date= 2012-11-27|accessdate= 2012-11-27}}</ref>。その後、同月28日に野田はニコニコ生放送での党首討論に応じる意向を示した。同時にニコニコ動画とは別の、より中立的な場での党首討論にも応じてもらいたいと自民党側に提案している<ref>{{Cite news |url=http://www.jiji.com/jc/zc?k=201211/2012112800643 |title=野田首相、ネット討論応じる=29日に安倍氏と対決【12衆院選】 |newspaper=[[時事通信社|時事ドットコム]] |date=2012-11-28 |archiveurl=https://archive.is/20130426183701/http://www.jiji.com/jc/zc?k=201211/2012112800643 |archivedate=2013年4月26日 |deadurldate=2017年9月 }}</ref>。
 
 
この問題の背景には、前述のように自民支持層が厚く民主支持層が薄いニコニコ動画という場所を民主党が「アウェイ」と認識していること、ニコニコ動画の存在がもはや政治的に「無色」とは受け止められていない現状がある<ref name="itmedia1126" />。また、利用ユーザーの支持政党も、自民党が32.2%、民主党が4.6%となっており<ref>{{Cite web|date=2012-10-26 |url=http://www.nicovideo.jp/enquete/political/nm19206229 |title=内閣支持率調査  |publisher=ニコ割アンケート |accessdate=2015-11-11}}</ref>、他メディアの調査との偏りを見せることは否定出来ない。
 
 
この党首討論の放送を見ていた[[TBSテレビ|TBS]]『[[報道特集 (TBS)|報道特集]]』メインキャスターの[[金平茂紀]]は、再生中の動画に表示されたコメントについて、「ほぼ“便所の落書き”状態でコメントに値しない、というのが正直な印象だ。(登壇した)党首たちが悪罵で包囲されている不快さは想像を絶したものだった」、「時間制限や会場の落ち着きのなさ、司会進行の限界などから、深い議論とはなり得ておらず残念な結果だった。ネット世界でいう“祭り”にしかなっていない。また、党首の表記もムネリン([[鈴木宗男]])、ヤッシー([[田中康夫]])、嘉田フィ([[嘉田由紀子]])、C3([[志位和夫]])だのと幼稚なものばかりだった」と不快感を示した。スローガンについても「民主党に天誅を」「[[国防軍]]賛成」「原発必要」「[[憲法改正論議|憲法改正賛成]]」などといった[[保守]]色の強い傾向が多く目についたとの感想を述べている。金平と一緒に放送を見ていた在京外国メディアの記者は、「落書きの酷さ」に呆れて途中で帰ってしまっている<ref>{{cite news |title= ニコニコ動画と政治のきわどい関係|url=http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/special/2012120600009.html?iref=webronza|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140407033402/http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/special/2012120600009.html?iref=webronza|archivedate=2014-04-07|newspaper= [[WEBRONZA]]|date= 2012-12-07|accessdate= 2013-07-03}}※現在はインターネットアーカイブに残存</ref>。
 
 
[[第23回参議院議員通常選挙]]を控えた2013年6月のネット党首討論会では改善が図られ、前後に少しコメントが流れる程度になったものの、この討論会においても中傷コメントが散見された。社民党党首の福島瑞穂が登壇した際に「黙れ、ばばあ!」などのコメントが表示され、これを書き込んでいたのが、中継会場で討論を聞いていた自民党の[[平井卓也]]衆議院議員であることが発覚する。一方、党の総裁である安倍晋三首相の発言に対しては「あべぴょん、がんばれ」など肯定的なメッセージを送っていた。ニコ動のコメントは基本的には匿名ではあるが、[[Twitter|ツイッター]]連携などで特定されることもある。平井は当時、同党のネットメディア局長の職にあり、同年4月には[[自民党ネットサポーターズクラブ]]の会員を名乗る者による誹謗中傷が多いとして、そうした行為を行わないよう[[メールマガジン]]などで呼びかけたり、6月19日にも自らが中心となり、自民党本部内にネット上の誹謗中傷を監視する「トゥルースチーム」を立ち上げたばかりであった<ref>{{Cite news |title=自民・平井氏ネット党首討論に投稿 福島氏に「黙れ、ばばあ」 |newspaper=[[東京新聞]] |date= |url=http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013062902000121.html |archiveurl=https://web.archive.org/web/20130629083403/http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013062902000121.html |archivedate=2013-06-29 |accessdate=2014-03-10}}※現在はインターネットアーカイブに残存</ref><ref>{{Cite news |title=福島瑞穂党首に「黙れ、ばばあ!」と書き込み? 報じられた自民党ネットメディア局長はなぜか沈黙 |newspaper=[[J-CASTニュース]] |date=2013-07-01 |author= |url=http://www.j-cast.com/2013/07/01178453.html?p=all |accessdate=2015-06-08}}</ref>。なお、この選挙からインターネットを活用した選挙運動が解禁されたが、総視聴者数は前回の約140万人を大幅に下回り、約9万人にとどまっている<ref>{{Cite news |title=参院選:ニコ動党首討論会…ネット住民盛り上がらず |newspaper=[[毎日新聞]] |date=2013-06-29 |url=http://mainichi.jp/select/news/20130629k0000m010130000c.html |archiveurl=https://web.archive.org/web/20130628175403/http://mainichi.jp/select/news/20130629k0000m010130000c.html |archivedate=2013-06-28 |accessdate=2014-03-10}}※現在はインターネットアーカイブに残存</ref>。
 
 
== 運営上の問題点 ==
 
{{複数の問題|section=1|独自研究=2016年4月|更新=2012年5月}}
 
{{暴力的|section=1}}
 
 
=== 著作権問題 ===
 
ニコニコ動画にアップロードされているアニメ、ミュージカルライブ、テレビCM、テレビ番組などは、ほとんどの動画が著作権者に無断でアップロードされたものである。利用規約では著作権侵害になるファイルのアップロードを禁止している。
 
 
権利者(個人、法人、法定代理人含む)から権利を侵害されているとの申し立てがあれば、審査し削除するとしている。その他肖像権などの権利侵害もこれに準ずる姿勢を取っている。性的描写を含むアダルトコンテンツは閲覧者の判断で報告できるが、著作権に関しては権利者からの申し立てのみ受け付け、無関係な個人や企業が代理となる申し立てでは削除されない。
 
 
連続アニメーション作品の本編や連続ドラマ作品の本編や[[邦画]]を含む[[映画]]などのアップロードに迅速に対処するため、著作権侵害動画の削除(報告)ツールを法人向けに提供している<ref name="copyrights">[http://rcp-smile.nicovideo.jp/static/rule/ ライツコントロールプログラム]</ref>(2007年6月10日前後より、権利侵害とみなされ削除された動画の削除告知は専用のものが表示されている)。削除は「権利を侵害された者」による報告のみ受け付けている。いわば「権利を侵害された者の自助努力」に任せる方法として、一部のコンテンツ制作者がこうした運営の手法をラジオ等で強烈な批判を成したこともあった。2007年10月1日には権利保護を強化する方針を発表、権利者との対話を強化し、権利保護システムや監視体制の強化、利用者への啓発活動に取り組むとした<ref>{{cite web|title=ニコニコ動画に投稿される動画の権利保護について 権利者との対話を強化|url=http://info.niwango.jp/pdf/press/2007/20071001.pdf|format=PDF|publisher=[[ニワンゴ]]|accessdate=2007年10月1日}}</ref>。ニコニコ動画 (SP1) 開始直後の2008年3月11日には、ニワンゴがNHKやキー局に対し、著作権侵害をしている既存の放送番組動画を削除し、監視体制を強めて今後再投稿されても直ちに削除する、との宣言を行った<ref>{{Cite press release |title=著作権侵害動画に対する対応策に関するお知らせ |publisher=ドワンゴ |date=2008年03月11日 |url=http://dwango.co.jp/pdf/ir/news/2008/080311.pdf |format=PDF |language=日本語 |accessdate=2018年3月7日 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20151017181452/http://dwango.co.jp/pdf/ir/news/2008/080311.pdf |archivedate=2015-10-17}}</ref><ref>[http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/03/11/18750.html ニコ動がテレビ局に宣言「番組の著作権侵害動画はすべて削除します」]、2008年03月11日</ref><ref>[http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20369154,00.htm ニコニコ動画、著作権侵害のテレビ番組動画をすべて削除へ--放送局に申し入れ]、2008年03月11日</ref>。
 
 
著作権保護体制の強化により、インディーズバンドによるオリジナル曲のPVやライブ映像を、本人(著作権者)がアップロードしたにもかかわらず、運営側が権利侵害と誤認し削除してしまったことがあった<ref>{{Cite web |work=開発者ブログ(新着情報) |date=2007年10月22日 |url=http://blog.nicovideo.jp/2007/10/post_192.php |title=動画削除ミスのお詫び |publisher=ニコニコ動画 |accessdate=2018年3月7日|archiveurl=https://web.archive.org/web/20071024123732/http://blog.nicovideo.jp/2007/10/post_192.php |archivedate=2007-10-24 |deadlinkdate=}}</ref>。2008年7月5日より、権利者の申し立てにより動画が削除された場合、削除を申し立てた法人・団体の名前が明記され<ref>{{Cite web |work=ニコニコニュース |date=2008年07月02日 |url=http://blog.nicovideo.jp/niconews/2008/07/001336.html |title=動画削除時の仕様変更について |publisher=ニワンゴ |accessdate=2018年3月7日|archiveurl=https://web.archive.org/web/20080705223405/http://blog.nicovideo.jp/niconews/2008/07/001336.html |archivedate=2008年7月5日 |deadlinkdate=2018年3月}</ref>。なお、権利者が個人の場合は「個人」と表記される。
 
 
2008年3月25日にJASRACのシンポジウム「動画共有サイトに代表される新たな流通と著作権」では、当時のドワンゴ会長(2017年12月時点では[[最高技術責任者|CTO]])の[[川上量生]]は「著作者が望まないものであれば、コンテンツの丸上げであろうと、2次利用のマッシュアップだろうと削除する。YouTubeのように、動画IDのようなものを作って自動検知するようなシステムも開発している」と述べ、更に「完璧にやるのは不可能で、現実的な解を模索中。個々の権利者と話し合いながら、できるだけ多くの人が納得するような削除ルールを考えていきたい」と述べているために誤った削除も認めている<ref>{{Cite web |work=NEWS |date=2008年3月26日 |url=http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/26/news038.html |title=“著作権の悪者探し”は何も生まない――「ニコ動」時代の今、前に進むために |publisher=[[ITmedia]] |accessdate=2018年3月7日|archiveurl=https://web.archive.org/web/20080327182134/http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/26/news038.html |archivedate=2008年3月27日|deadlinkdate=}}</ref>。
 
 
[[2008年]][[4月1日]]に[[日本音楽著作権協会]] (JASRAC) と楽曲の使用についての包括契約を締結し、「JASRACが管理する曲」を演奏したり歌ったりした動画を(合法的に)アップロードできるようになった。ただし、アップロードが認められるのは「自分で演奏、または演奏しながら歌ったりした動画作品」であり、[[コンパクトディスク|CD]]や[[DVD]]のカラオケトラック([[音源]])をそのまま使用した場合は包括契約の対象外となり、著作権侵害とされるので、打ち込みしたものを歌うなどの対策が必要となる<ref>[http://blog.nicovideo.jp/niconews/2008/04/001061.html JASRACとの契約締結のご報告] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20080406043618/http://blog.nicovideo.jp/niconews/2008/04/001061.html |date=2008年4月6日 }}</ref><ref>{{Cite web |work=NEWS |date=2007年10月30日 |url=http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/30/news065.html |title=ニコニコ動画とYouTube、JASRACに著作権料支払いへ |publisher=[[ITmedia]] |accessdate=2018年3月7日|archiveurl=https://web.archive.org/web/20080412081727/http://www.itmedia.co.jp:80/news/articles/0710/30/news065.html |archivedate=2008年4月12日|deadlinkdate=}}</ref>。
 
 
[[2008年]][[7月2日]]には、社団法人[[日本映画製作者連盟]]、有限責任中間法人[[日本動画協会]]、社団法人[[日本映像ソフト協会]]の3団体からの要請を受けていたニワンゴがこれらの団体と協議し、ニワンゴから「これら3団体の会員各社の著作権を侵害する動画は[[MADムービー|MAD動画]]も含み速やかに削除する」ことが提案され、3団体が申し入れ書を受領したことが親会社ドワンゴより発表された<ref>[http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/07/02/20130.html ニコニコ動画、MAD動画を含む著作権侵害動画の削除対策を発表]</ref>。ただし、近年では著作物を使用しない「手描きMAD」と呼ばれるタイプの動画も存在しており、「MAD」という線引き自体が曖昧な側面もある。
 
 
[[2010年]][[10月28日]]のニコニコ大会議において[[角川グループ]]の[[角川歴彦]]会長はニコニコ動画内のMAD動画について、「すべてのものを認めるわけではないが、アニメ作品に対する愛のあるMADコンテンツについてはできる限り容認していく」という旨の発言をVTRおよび会場内でされた。
 
 
例外として[[2011年]][[7月4日]] より太郎の楽曲「男女」が「多くの人に聴いてもらいたい」という太郎本人の意向でニコニコでの原盤使用が許諾された。
 
 
[[2012年]][[3月23日]]Twitter等でニコニ・コモンズの著作権問題からニコニコ動画の著作権問題の議論へと発展しニコニコ動画運営とドワンゴ会長に対し質問攻めとなった。アニメーションの監督の北久保弘之もTwitterで議論に参加し自身の監督作品がニコニコ動画に違法アップロードされ消されていない状況だが自身は著作者人格権しか権利がなく消せないとした。あいまいな回答が多いため、アニメーションの監督の北久保弘之はニコニコ動画運営者とドワンゴ会長は著作権法をきちんと学んでほしいと苦言を呈した<ref>{{Cite web|title=ニコ運営「権利者からじゃねーなら知らねーしwww」 監督「権利者です」 運営「…え…!?」 監督「初めまして、アニメーションの監督 北久保弘之です」 運営「…う、うわあ…ああ…べ…別の連絡手段で…」 監督「twitterで^^」|url=http://togetter.com/li/251513|publisher=[[Togetter]]|accessdate=2013年3月23日}}</ref>。
 
 
[[2013年]][[8月10日]]、ニュースサイト「エコーニュース」において、上場企業であるドワンゴ社がニコニコ動画を使って著作権法違反である[[まとめサイト]]の契約斡旋を行っているとしてコンプライアンスとまとめサイトに関する質問状を送っているが、ドワンゴ社、ニワンゴ社は質問に対する回答は期限を過ぎてもしていない<ref>{{cite web|title=Yahoo! 新サービスで2chの「まとめブログ」を配信開始→著作権法違反の指摘で、即座に終了|url=http://echo-news.net/japan/yahoo-ceased-to-feed-2ch-matome-site-in-response-to-us|publisher=エコーニュース|accessdate=2014年8月23日}}</ref><ref>{{cite web|title=ドワンゴ社とニワンゴ社へ、まとめブログとコンプライアンスについての質問|url=http://echo-news.net/staff-blog/on-copyright-compliance-of-niconico-offering-brazils-program|publisher=エコーニュース|accessdate=2014年8月23日}}</ref>。
 
 
=== 不祥事 ===
 
ニコニコ動画自体が5年足らずで巨大なコンテンツへと成長したため、それに伴い流入した多くのユーザーのモラルがそれに伴っておらず、下記のような問題も起こっている。運営側も対応は行っているものの、ユーザー数の圧倒的な多さもあるため、それらが追い付いていない現状があり、また運営の対策の隙間を狙って不逞行為を行うユーザーも後を絶たない。
 
 
ニコニコ動画では検閲が追いつかず違法動画投稿、ニコニコ生放送の特にユーザー生放送においては不適切な配信、コメントでの誹謗中傷が後を絶えないため補導や逮捕事件も起きている。2008年にはニコニコ動画で犯行予告をしたとして埼玉県警が小学4年生を補導する事件があった。2009年には日本のロックバンド「[[DIR EN GREY]]」の発売前の楽曲をニコニコ動画にアップロードし著作権法違反で会社員の男を書類送検している<ref>[http://www.asahi.com/showbiz/music/TKY200905220362.html 発売前の曲をネット配信容疑、会社員を書類送検] - 朝日新聞</ref>。他にもガンダム最新作を無断アップロードし逮捕されたり<ref>{{Cite news |title=ガンダム最新作をニコニコ動画に無断投稿 男逮捕「営利目的ではない」 |newspaper=産経新聞 |date=2011-8-23 |url=http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110823/crm11082313430018-n1.htm |archiveurl=https://web.archive.org/web/20111001130000/http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110823/crm11082313430018-n1.htm |archivedate=2011-10-01 |accessdate=2014-03-10}}※現在はテキスト部分のみインターネットアーカイブに残存</ref>、40作品以上の映画を無断アップロードして逮捕<ref>[http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20110524_448065.html ニコ動に映画をアップロードした男性を逮捕、運営からの警告を無視 ] - internet.watch</ref>、人気総合格闘技「[[UFC]]」の動画を無断アップロードして逮捕<ref>[http://news.braina.com/2012/0207/judge_20120207_003____.html 米格闘技の有料映像など「ニコニコ動画」に無断投稿、26歳男逮捕 ]{{リンク切れ|date=2017年9月}} - IP-NEWS</ref>、AKBの曲を無断アップロードして逮捕<ref>[http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/11/01/kiji/K20121101004462610.html 動画サイトにAKBなど無断公開容疑で逮捕 ] - スポニチ</ref>等の事件が起きた。
 
 
またニコニコ生放送においても犯行予告した男が逮捕された事件がある<ref>[http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120516/crm12051613180009-n1.htm 「創価大に突入して射殺する」 動画投稿サイトで公言した男逮捕] - MSN産経ニュース </ref>。ニコニコ生放送のユーザー生放送においては、明らかな規約違反となる行為を配信で行う者や、倫理上問題のある配信を行う者も後を絶たない。警察沙汰になるケースや、ニコニコ生放送のユーザー生放送で出会い未成年者淫行で逮捕された<ref>[http://www.tanteifile.com/watch/2012/02/05_01/index.html ニコ生・未成年者淫行で逮捕の男、中学生を騙して猥褻配信]</ref>ように、時に脱法・違法行為が行われることさえある。[[ロンドンブーツ1号2号]]の[[田村淳]]もツイキャスとニコニコ生放送でプライベート外配信をした際、駐車違反で警察官ともめ警官に暴言を吐いて大騒動になり一部のレギュラー番組を自粛するという事件が起きた<ref>[http://www.j-cast.com/2012/10/27151676.html ロンブー淳が警官にマジギレ、怒声浴びせる 大人気なさすぎる姿がネットで生放送]</ref>。ニコニコ動画で歌い手として活動している人が、未成年のファンに手を出し逮捕される事件も起きた<ref>{{Cite news |title=ニコ動音楽家、女子高生にわいせつ行為容疑で逮捕 |newspaper=産経新聞 |date=2013-04-19 |url=http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130419/crm13041913130001-n1.htm |archiveurl=https://web.archive.org/web/20130419062807/http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130419/crm13041913130001-n1.htm |archivedate=2013-04-19 |accessdate=2014-03-10}}※現在はテキスト部分のみインターネットアーカイブに残存</ref>。さらにニコニコ生放送で[[東京ディズニーランド]]に許可なく無断で動画配信し迷惑行為をしたとして[[ガジェット通信]]の記者が出入り禁止になった<ref>[http://www.j-cast.com/2013/04/22173659.html フリージャーナリストがTDLから「無断」動画中継 覆面姿で逃走するも、見つかって謝罪]</ref>。
 
 
===ユーザーの要望と運営の方針に対する溝 ===
 
ニコニコ動画では不定期にバージョンアップをしているが、バージョンアップするたびにユーザーからは「シンプルな方がいいから余計な機能はいらない」「動画プレイヤーを改悪した」「ユーザーの要望は聞かないで自己満足ばかり」などの批判が後を絶たない。特にニコニコ動画:ZEROでは動画プレイヤーが今まで以上に改悪になっていたため批判が殺到し、ニコニコ動画:原宿も残す形となった<ref>[http://getnews.jp/archives/202380 『ニコニコ動画:Zero』の新プレーヤーにクレーム殺到 「過去最悪の改悪」「強制移行だけは勘弁」]</ref>。ニコニコ動画:Qでは少しましになったものの、西村はブログで「ニコニコ動画のプレイヤーが改悪なので前のバージョンの原宿を使っている」と、改悪続きに苦言を呈している。ニコニコ動画:GINZAではウォール機能で動画が重くなった等の批判が殺到し、10月19日にはデモも行われた。2013年12月には原宿が廃止されGINZAに強制移行となったが、使いづらいなどの批判が殺到した<ref>[http://getnews.jp/archives/467506 『ニコニコ動画』が本日より強制的にGINZAに移行 ユーザーから不具合や不満・要望のオンパレード」]</ref>。Twitter上では長年プレミアム会員だったユーザーがGINZA開発者に対し直接、プレミアム解約宣言するといった事も起きている。
 
 
そしてGINZAリリース以降の4年間、ニコニコ超会議や闘会議に力を入れていたためバージョンアップが行われていなかった。
 
 
2017年11月28日に次期バージョン「niconico(く)」サービス発表会では川上量生の対応の杜撰さとユーザーが求めていた画質と回線速度の改善を放置したと捉えられプレミアム解約者が続出した。
 
 
=== ヘイトスピーチ ===
 
==== 法務省からの要請 ====
 
ニコニコ動画で公開されているヘイトスピーチの動画が人権侵害にあたるとして法務省がニコニコ動画に削除要請をした<ref>[http://www.asahi.com/articles/ASJ2H3H3YJ2HUTIL00N.html ヘイトスピーチ動画、法務省要請で初の削除 ニコ動など] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20160218091228/http://www.asahi.com/articles/ASJ2H3H3YJ2HUTIL00N.html |date=2016年2月18日 }} - 朝日新聞</ref>。ニコニコ動画では当初の規約として、「他の利用者への中傷、脅迫、いやがらせに該当する行為」「差別につながる民族・宗教・人種・性別・年齢等に関する表現行為」を禁止する項目があったが、2016年1月頃にこの規約が削除されていた<ref>[http://blogos.com/article/161248/ “悪ふざけの時間”を自ら終えられなかったドワンゴ] - blogos</ref>。
 
 
==== 市民団体からの要請 ====
 
[[2015年]]1月5日に市民団体「[[のりこえねっと]]」が、[[ニコニコ生放送]]は「掲載した動画が差別的なコメントで覆い尽くされ、動画の閲覧ができない場合があった」ことや[[在特会]]が有料で動画配信を始めたことから、差別を楽しむものが増えるほどドワンゴがもうかる」として動画配信を中断し、[[ドワンゴ]]に対策を求める活動を行うとした<ref>{{Cite news|url=http://mainichi.jp/shimen/news/20150109ddm012040128000c.html|title=のりこえねっと:抗議の中断 差別コメント「反対」動画覆う 「ニコ生」在特会有料配信にも反発|newspaper=[[毎日新聞]]|date=2015-01-09|accesdate=2015-07}}{{リンク切れ|date=2017年9月}}</ref>。2009年6月に単月の黒字化を達成
 
 
== 関連商品 ==
 
=== 書籍 ===
 
* ニコニコ動画ファンブック 完全保存版!!!―超人気動画サイトの裏までわかる!(2007年8月20日)
 
* ニコニコ動画完全攻略マニュアル(2007年12月19日)
 
* 超カンタン!ニコニコ動画―人気サイトを、無料で「閲覧」「保存」「投稿」!(2008年1月)
 
* ニコニコ動画を200%楽しむ本(2008年2月25日)
 
* 初めてのニコニコ動画―僕たちは動画でつながっている!(2008年2月)
 
* はじめてのニコニコ動画―コメントの「書き込み方」や動画の「アップロード/ダウンロード」(2008年4月)
 
* アスペクトムック 『MAD動画マニアックス』 タブロイド、ユービック、有村悠、麻草郁、越智灯子、御徒町ジョン、かーず、他(2008年11月9日) ISBN 978-4-7572-1548-1
 
* アスキー新書「ニコニコ動画が未来をつくる ドワンゴ物語」佐々木俊尚(2009年10月9日 アスキー・メディアワークス)
 
* ニコニコ動画の中の人シリーズ(PHP研究所)
 
** ニコニコ動画の中の人 うp主50人くらい(?)紹介してみた(2011年2月19日)
 
** 公式ニコニコ動画の中の人 2冊目(2011年11月29日)
 
* アスキームック「ニコニコ動画めもりある ニコニコ大会議編」(2011年11月2日 アスキー・メディアワークス)
 
* ゲーム実況の中の人シリーズ(PHP研究所)
 
** ゲーム実況の中の人(2012年6月12日)
 
** ゲーム実況の中の人 2冊目(2013年10月29日)
 
** ゲーム実況の中の人 3冊目(2014年4月23日)
 
* 「ニコニコ哲学」川上量生(2014年11月14日 日経BP社)
 
 
=== CD ===
 
* [[ランティス組曲 feat.Nico Nico Artists]](2008年3月5日 [[ランティス]])
 
* [[ランティスの缶詰 by Nico Nico Artists]](2008年4月9日 ランティス)
 
* EXIT TRANCE PRESENTS ウマウマできるトランスを作ってみたシリーズ([[エグジットチューンズ]])
 
** ウマウマできるトランスを作ってみた(2008年4月14日)
 
** ウマウマできるトランスを作ってみた2 作者は病気シリーズ(2008年8月20日)
 
** ウマウマできるトランスを作ってみた3 サムネで余裕でした(2009年1月7日)
 
** ウマウマできるトランスを作ってみた4 ごらんの有様だよ(2009年4月1日)
 
** ウマウマできるトランスを作ってみた5 ハイパー賢者タイム(2009年6月17日)
 
** ウマウマできるトランスを作ってみた6 どうしてこうなった(2009年10月7日)
 
** ウマウマできるトランスを作ってみた7 支払いは任せろーバリバリ(2010年2月3日)
 
** ウマウマできるトランスを作ってみた8 反省してま〜す(2010年6月2日)
 
** ウマウマできるトランスを作ってみた9 ここに病院を建てよう(2010年9月15日)
 
** ウマウマできるトランスを作ってみた COMPLETE BEST(2009年7月15日)
 
** ウマウマできるトランスを作ってみた COMPLETE BEST2(2010年7月21日)
 
* ウッーウッーウマウマ(2008年5月21日 エグジットチューンズ)
 
* ウッーウッーウマウマ SPEEDアルバム(2008年6月18日 エグジットチューンズ)
 
* ニコニコ動画せれくちょん(ドワンゴ・ミュージックエンタテインメント)
 
** [[CDで聞いてみて。 〜ニコニコ動画せれくちょん〜]](2008年7月9日)
 
** [[ニコニコ動画せれくちょん 〜才能の無駄遣い〜]](2009年7月1日)
 
* ニコニ紅白〜みんなで楽しく遊んじゃいました〜(2009年12月9日 ドリーミュージック)
 
* ニコニコ動画公認 ニコニコサウンドマーケットvol.1(2010年6月23日 ドワンゴ・ミュージックエンタテインメント)
 
* ニコニコ動画(CD)ビギナーズディスク(2010年9月8日 ドワンゴ・ミュージックエンタテインメント Records レンタル限定CD)
 
* VOCALOID BEST from ニコニコ動画(2011年6月22日)
 
**[[VOCALOID BEST from ニコニコ動画 (あか)]]([[ソニー・ミュージックダイレクト]])
 
**[[VOCALOID BEST from ニコニコ動画 (あお)]](ドワンゴ・ミュージックエンタテインメント)
 
* ニコニコワンダーランド(2013年4月17日 ドワンゴ・ユーザーエンタテインメント)
 
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
 
=== 注釈 ===
 
 
{{Reflist|group="注"}}
 
{{Reflist|group="注"}}
=== 出典 ===
+
{{Reflist}}
{{Reflist|2}}
 
  
== 関連項目 ==
 
* [[インターネットテレビ]]
 
* [[インターネットラジオ]]
 
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
{{Commonscat|Niconico|ニコニコ動画}}
 
 
* [http://www.nicovideo.jp/ niconico]
 
* [http://www.nicovideo.jp/ niconico]
* [http://sp.nicovideo.jp/ スマートフォンweb版niconico]
 
* {{Twitter|nico_nico_info|ニコニコ@ニコ動公式}}
 
* {{Facebook|niconico.official|niconico(ニコニコ動画)}}
 
* [http://qa.nicovideo.jp/ ニコニコヘルプ](niconico)
 
* {{YouTube|c=UCpIwR9j8RXoMJSFzHcvEngw|niconico(ニコニコ動画)}}
 
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{{デフォルトソート:にこにことうか}}
 
{{デフォルトソート:にこにことうか}}

2018/8/6/ (月) 07:28時点における版

ニコニコ動画
URL www.nicovideo.jp
短縮URL: http://nico.ms [1][2]
使用言語 日本語英語繁体字中国語
タイプ 動画共有サイト
運営者 ドワンゴ[3]
設立者 ドワンゴ[4]
収益 プレミアム会員(有料会員)登録料、広告収入ほか
アレクサ
ランキング
118位(日本: 11位)[5]
営利性 あり
登録 必要(一部不要)
設立日 2006年12月12日
現状 運営継続中
ライセンス
©DWANGO Co., Ltd.

ニコニコ動画(ニコニコどうが、略称: ニコ動ニコニコ)は、ドワンゴ提供している動画共有サービス。事業の拡大につれ、ニコニコ生放送ニコニコ静画など、ニコニコの名を冠し、動画共有サービスの枠を超えた多くの派生サービスが展開されている。従来「ニコニコ動画」という名称はこれらのサービスの総称でもあったが、2012年5月1日に新しい総称である niconico が発表されて以降、ニコニコ動画は niconico のサービスのひとつである動画共有サイトという位置づけとなっている。

脚注

  1. 2013年7月10日の早朝から翌日にかけて、nico.ms経由でのアクセスが不能になる障害が発生。復旧までの代替手段として、新たな短縮URL「nico.sc 」が急遽用意され、Twitterでのつぶやく機能など、nico.msを使用するものが順次nico.scへと切り替えられた(現在nico.scはメインの短縮URLとしては未使用だが、nico.ms経由でのアクセスが不能もしくは過多になった場合は使用される可能性はある)。
  2. 【復旧・追記】nico.ms経由のアクセスに不具合
  3. ニコニコ動画 利用規約”. ニコニコ動画. . 2017閲覧.
  4. 中田 敦 (2007年9月10日). “【ITpro Challenge!】開発者が語る「3日で作ったニコニコ動画」---ドワンゴ 戀塚昭彦氏”. ITpro (日経BP). オリジナル2013年5月1日時点によるアーカイブ。. https://archive.is/20130501045259/http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070910/281570/ . 2016年9月3日閲覧. 
  5. nicovideo.jp Site Overview”. Alexa. . 2016閲覧.

外部リンク