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キルシュヴァッサー(ドイツ語: Kirschwasser)は、蒸留酒の一種。種子ごと潰したサクランボ(ドイツ語: Kirsche)を醗酵させ、6週間前後寝かせた後に蒸留した無色透明のスピリッツである。ドイツ・シュヴァルツヴァルト地方の名産品。
片仮名表記の場合、キルシュワッサー、キルシワッサーなどと書かれることもある。キルシュと呼ばれることも多い。
なお、サクランボ果汁を醗酵させずに、サクランボをエタノールに漬けした後に蒸留させて作る場合のキルシュヴァッサーは、キルシュガイスト (ドイツ語: Kirschgeist) という。
用途
- スポンジケーキに塗るシロップの香り付けなど主に製菓用に使われ、代表的なものにシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテがある。
- カクテルの材料としても使用されることがある。例えば、アカシアなど。
- 北部ドイツではストレートでも飲用される。ビールをチェイサーとして交互に呑む他、食後酒としても用いられる。
脚注
外部リンク
- 3-タンネン ドイツキルシュ/3-タンネン社 ドーバー洋酒貿易内記事(名酒紀行)
- キルシュ (Kirsch)(独) 日本洋菓子協会連合会 用語の解説