ODN

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ODN(オーディエヌ、: Open Data Network)はソフトバンクが運営するインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)の名称である。

概要

1997年4月、当時の日本テレコムによって運営が開始され、従量制接続プランが主流であった当時としては低価格の固定料金制接続プランを提供したことから爆発的な人気を集めた。 その後、運営会社の日本テレコムはリップルウッド傘下を経てソフトバンクグループの一員となり、2006年10月にはソフトバンクテレコム、2015年4月以降はソフトバンクの運営となっている[1]。ソフトバンクグループの運営となってからは、同じソフトバンクグループのヤフーが運営する「Yahoo!JAPAN」との連携が強化されつつある。

なお、ソフトバンクは、旧ソフトバンクテレコムソフトバンクBBワイモバイル(元イー・アクセス)を合併した会社であるため、ODN以外にも「AT&T WorldNet Service」の流れを汲むISPであるSpinNetを運営しているほか、Yahoo!BBAOLも運営しており、一つの会社で複数のISPが共存する状態となっている[2]

障害

2008年9月2日から翌日にかけてメールサービスが長時間に渡り使用できなくなる障害が発生し、多くの人に影響が出た。復旧の告知はトップページ内の最新情報内に記載されたが、原因等の詳細は不明。

脚注

  1. ソフトバンクテレコムは2007年2月に当時のソフトバンクテレコム販売吸収合併され、同時にソフトバンクテレコム販売がソフトバンクテレコムに社名変更している(いわゆる「逆さ合併」)。さらに、2015年4月には、ソフトバンクBB、ワイモバイルとともに、ソフトバンクモバイル(現ソフトバンク)に吸収合併された。
  2. NTTグループにもOCNぷららWAKWAKなど、グループ内に複数のISPが存在する。

外部リンク