操作

計器着陸装置

計器着陸装置(けいきちゃくりくそうち、英語: Instrument Landing SystemILS

着陸進入中の航空機に,指向性電波によって滑走路への進入コースを指示する装置。次の 3種類の電波発射装置から構成される。

(1) 滑走路の着陸地点から水平面に対して約 1/20の傾斜をもつ平面を知らせる電波発射装置(グライドスロープ発信機),
(2) 滑走路の中心線を含む垂直面を知らせる電波発射装置(ローカライザ発信機),
(3) 滑走路の着陸端から 100m前後(インナマーカ),1km前後(ミドルマーカ)および 8km前後(アウタマーカ)の 3地点から垂直上方に向かって位置を知らせる電波発射装置(マーカビーコン)。

滑走路進入中の航空機は,受信機で (1)と (2)の電波を受信して,正しい進入コースに対する航空機の位置をコース変位指示器に表示するとともに,(3)のマーカが着陸地点からの距離を表示する。

これによって操縦士は,滑走路直前まで計器の指示によって進入することができる。

近年は全地球測位システム GPSによる計器進入も実用化し,地上施設が不要なため地方空港やヘリポートなどで使われている。

脚注

関連項目