腕相撲
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腕相撲(うでずもう)は、腕の力を競う遊びの一つである。腕押しともいう[1]。
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基本的なルール
大きく分けて芝生や床に寝そべって行うものと、机などに肘をついて行うものがある。
- 机などに肘を立て、相手と片手をガッチリ握って組み、腕で相手の手の甲が台面に着くまで押し合い、手の甲(または腕全体)を着けた方を勝ちとする。試合中、肘が動いてしまった場合は敗けとなる。
- 対戦中は上半身や足を大きく動かしてはならないとするのが一般的である。地方によっては手首を使ってはならないとするところもある。
- 腕力に圧倒的な差がある場合、強い方が弱い方の手首を持つことにより、強い方にハンデをつけて行うやり方もある。
テーブル、机、棚、椅子、車のボンネットの上、ベッドの上など肘が置けるスペースさえあれば道具も必要無く、どこでも試合ができるためこどもの遊びや飲み会の座興などで手軽に行われる。
日本腕相撲協会の腕相撲
日本では山本哲によって創始された、競技としての「腕相撲」がある。これは長さ82cm、巾75cm、高さ80cmの競技台(土俵)で行われるが、一般的な腕相撲とは異なり、肘を浮かさなければ競技台の中で自由に動かしてよく、勝負には腕の力だけでなく体全体を使った「技」の要素も大きくなる。手の甲を含めた腕全体を競技台に押し付けると勝ちとなる。
脚注
関連項目
- 勝ち抜き腕相撲 - 東京12チャンネル(現・テレビ東京)の番組。
- アメリカ横断ウルトラクイズ - 第10回(1986年)の国内第二次予選(成田空港)で行われた。
- アームレスリング - 腕相撲に似た格闘技でスポーツ。
- 相撲
- 指相撲
- 足相撲
- 尻相撲