福岡市美術館
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福岡市美術館(ふくおかしびじゅつかん)は、福岡県福岡市中央区にある市立の美術館。大濠公園の敷地内にある。現在、長期に渡る改築工事のため休館中。2019年度の再開館を予定している。
利用案内
- 開館時間:9:30-17:30(入館は17:00まで)、7月~8月は19:30まで開館(入館は19:00まで)。
- 閉館日:月曜日、年末年始(12月28日~1月4日)
- 入場料:常設展示は、一般200円(150円)、高・大生150円(100円)、小・中生無料。特別企画展示は各展覧会によって異なる。
所在地
- 〒810-0051 福岡市中央区大濠公園1番6号
アクセス
- 福岡市地下鉄大濠公園駅より徒歩10分
- 西鉄バス
- 13番・140番福岡市美術館東口バス停より徒歩3分
- 6-1・13番・140番福岡城・NHK放送センター入口バス停より徒歩5分
- 赤坂三丁目バス停より徒歩5分
施設案内
常設展示
- 近現代美術室
- 九州の近代画家を中心に日本国内国外の近代絵画・彫刻を展示。
- 主な作品
- サルバドール・ダリ - 『ポルト・リガトの聖母』
- ジョアン・ミロ - 『ゴシック聖堂でオルガン演奏を聞いている踊り子』
- マルク・シャガール - 『空飛ぶアトラージュ』、
- アンディ・ウォーホル - 『エルヴィス』、『キャンベル・スープ』
- ルーチョ・フォンタナ - 『空間概念』
- 青木繁 - 『秋声』
- 坂本繁二郎 - 『大島の一部』
- 三岸好太郎 - 『海と射光』
特別展示
一般的な企画特別展示から市民や学生、美術サークル等の作品展示まで幅広い展示を実施。
- 特別展示室A・B
- 市民ギャラリーA~D
- 日本画工芸室
- 小展示室
- 企画展示室
- 古美術企画展示室
文化財
重要文化財
松永コレクション
- 板絵著色天部像(醍醐寺五重塔壁画断片)
- 紙本著色地獄草紙断簡(勘当の鬼)
- 紙本著色病草紙残欠(肥満女)
- 紙本墨画布袋図 足利義持筆
- 紙本著色花篭図 尾形乾山筆
- 紙本墨画五祖荷鋤図 樵隠悟逸賛
- 銅造菩薩半跏像
- 猿投灰釉壺(さなげかいゆうつぼ)
- 色絵吉野山図茶壺 仁清作
- 五彩魚藻文壺 大明嘉靖年製
- 黒漆平文唐櫛笥(くろうるしひょうもん からくしげ)(附 黒漆平文台)
- 線刻十一面観音鏡像 長承三年銘
- 太刀 銘一(松代藩真田氏伝来)
- 童鎧残欠 胸板・胴正面一、栴檀板一、鳩尾板一
- 金剛般若経開題残巻 弘法大師筆
- 古林清茂墨蹟(くりんせいむぼくせき)泰定三年秋孟
- 月江正印墨蹟 七言絶句七首 至正十年秋暮
- 妙総大師道潜墨蹟 尺牘
- 清拙正澄墨蹟 秀山別称偈 嘉暦丙寅年
- 壺形土器 長崎県壱岐市勝本町立石東触出土 弥生時代
黒田資料(1978年、旧福岡藩主黒田家当主・黒田長礼の遺志に基づき、夫人の黒田茂子より寄贈)
- 紙本著色泰西風俗図(しほんちゃくしょく たいせいふうぞくず) 六曲屏風一双
- 波螺鈿鞍(なみらでん くら)
- 源氏物語系図
東光院仏教美術資料
- 木造阿弥陀如来立像
- 木造日光菩薩立像
- 木造十二神将立像 12躯
- 木造十二神将立像 9躯(安底羅(申)、迷企羅(酉)、宮毘羅(亥)の3躯を除く)
- 木造薬師如来坐像
- 木造薬師如来立像
参考文献
- 福岡市美術館編集・発行 『福岡市美術館所蔵品目録 古美術』 1992年3月
- 福岡市美術館編集・発行 『福岡市美術館所蔵品目録 近現代美術』 1992年3月
- 尾崎直人(福岡市美術館)編集・校正 『福岡市美術館所蔵品目録 松永コレクション』 財団法人福岡市美術館協会、1999年5月
- 福岡市美術館編集・発行 『福岡市美術館所蔵品目録 西本コレクション』 2000年3月
- 福岡市美術館 尾崎直人編集 『福岡市美術館所蔵品目録 本多コレクション』 2001年5月
- 福岡市美術館 後藤恒 『福岡市美術館所蔵品目録 森田コレクション』 2010年
外部リンク
典拠レコード: