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条約

treaty

通常,国家間において書面の形式により締結され,国際法によって規律される国際的合意の総称。国家以外の国際法主体 (国際機構や交戦団体など) が締約当事者になる場合もある。

条約には協約,協定,議定書,交換公文などの名称が付され,その名称の付け方には一応の規則性があるが絶対的ではない。また効力または法的性格によって立法条約と契約的条約,効力の拡大性の相違によって条約成立後の加入を認める開放条約と成立時の当事国に限られる閉鎖条約などに分類される。

条約締結手続は,国家の代表者による交渉,条約文の認証,署名,批准,批准書の交換または寄託によって成立するが,合意によって簡略化できる。条約の適用範囲は当事国の意思によるが,意思のない場合には,当事国の全領域で,当該当事国について発効の時点以後の行為や事実に適用される。なお国家間の条約締結の手続や効力に関する規則を成文化したものとして,1969年に採択された条約法に関するウィーン条約がある。