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嵐が丘

あらしがおか、原題:Wuthering Heights "ワザリングハイツ"、"ウザリングハイツ"

イギリスの女流作家 E.ブロンテの小説。 1847年刊。嵐が丘のアーンショー家で育てられた孤児ヒースクリフは,その家の娘キャサリンに激しい愛をいだくが,彼女の兄に虐待され仲を裂かれてしまう。キャサリンは近在の裕福な地主の息子エドガー・リントンと結婚する。ヒースクリフはこれを知って出奔し,3年後に金をつくって帰郷,自分を苦しめたアーンショーとリントンの両家に復讐を誓い,両家のすべての人間を苦しめ,財産を奪い,死に追いやる。さらに彼の復讐は両家の幼い子供たちのうえにも及ぶ。この復讐がほとんど完成した頃,ヒースクリフはキャサリンの亡霊のとりことなり,食を断ち,眠りを忘れて彼女の幻を追い求め,ついには放心状態となり,憔悴して死んでいく。ヨークシャーの荒野を舞台に,愛憎と霊肉の相克の深刻な姿を描いて,まれにみる悲劇的迫力に満ちた小説。