台北双子星

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台北双子星(タイペイシュァンズーシン、中国語:台北雙子星)は、台湾台北市にて建設が計画されている高層ビルで、高さは320m。

概要

台北市台北捷運局(MRT)が台北駅に隣接した台北站特定専用区(旧国道客運台北総駅跡地)に建設を計画しているビルで、76階建てと56階建てのツインビル構成を予定している。投資額は約700億台湾元、敷地面積15万8000坪[1]。地下には台湾桃園国際空港と台北市内を結ぶ捷運桃園機場捷運)のターミナルが設けられることになっており、地下部分は2008年に着工[2]2017年3月に台北車站駅として開業した。

一方で高層部については、2007年から何度か入札が行われているものの不調に終わっているため、建設は未だ開始されていない。2012年10月にはマレーシア企業を中心とするコンソーシアムである「太極双星」が優先交渉権を獲得したものの、期日までに保証金を払い込まなかったため交渉権を失っている[1]。その後太極双星が優先交渉権を得る過程で贈収賄があったことが明らかになり、2013年3月29日には収賄側の台北市議・頼素如が台北地検に逮捕された[3]

2014年10月には、当時の台北市長・郝龍斌が「これ以上の建設の遅れは許されない」として、台北市の直轄事業として高層部の建設を進めることを宣言[4]。2015年中の着工、2019年竣工を目指すとしたが、結局この時も着工には至らなかった。

2017年11月、台北捷運公司が不動産開発を行う新会社を設立し、2018年3月に予定されている高層部の入札に参加する方針を発表した[5]

脚注

関連項目


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