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列王記

れつおうき
melakhîm ヘブライ語
The Book of Kings 

旧約聖書』39巻中の一書。ヘブライ語原典は現在、ギリシア語訳(七十人訳)に倣い、上下二巻に分けられるが、本来は一書であった。同書最終形態の成立年代は紀元前555年以後であろう。

その内容は、ソロモン史(上1~11章)、分立王国(イスラエル、ユダ)史(上12~22章、下1~17章)および単立王国(ユダ)史(下18~25章)からなる。

その主題は、律法主義と応報思想の視点から王国の歴史を、ことに王国の滅亡と捕囚の原因を記述することにある。たとえば、王国の南北分裂や北王国滅亡は、ソロモンその他の王たちが異教の神々を排除しなかった報いである、と述べられる。こうしてダビデ、ヒゼキア、ヨシュアを除くすべての王が律法を守らなかったためにその報いを受けたとして、断罪されている。