メランコリア I

提供: miniwiki
移動先:案内検索

メランコリア I(独: Melencolia I, Melancholia I)は、アルブレヒト・デューラーが1514年に製作した銅版画

四体液説における人間の4つの性格の一つ「憂鬱」をテーマにしたもので、天使が憂鬱に沈んでいる。魔方陣をはじめとして、寓意的な画題がいくつも描かれており、様々な解釈がある。

砂時計の隣には4×4のユピテル魔方陣(下図)が描かれており、この中には、偉業を達成した制作年の1514が埋め込まれている。また、縦、横、斜めのいずれの列も和が等しくなるように数字が並べられただけでなく、右上、右下、左上、左下のそれぞれ2×2の四マスも、中央の2×2の四マスも、上下辺及び左右辺のそれぞれ四マスも、隅の四マスも、いずれも和が34になっている。

[math] \begin{bmatrix} 16 & 3 & 2 & 13 \\ 5 & 10 & 11 & 8 \\ 9 & 6 & 7 & 12 \\ 4 & 15 & 14 & 1 \end{bmatrix} [/math]

テンプレート:アルブレヒト・デューラー テンプレート:Art-stub