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マニ教

(マニきょう、摩尼教、英: Manichaeism)

ゾロアスター教から派生し,キリスト教 (グノーシス派 ) と仏教の要素を加えた古代ペルシアの宗教。教祖マニの名をとってマニ教と名づけられた。中央アジア一帯に急速に広まり,4世紀初頭にはローマ帝国へ,さらにはインド,中国にも伝わったが,のちイスラム教の迫害を受けて衰退し,13世紀にモンゴル帝国の侵入により消滅した。東西両世界を文化的宗教的に結びつけた功績は大きい。厳格な道徳律と簡明な教義および礼拝様式をもつ。教義は,光明すなわち善と暗黒すなわち悪との自然的二元論が根本をなしており,明暗の現実界を救う予言者としてマニが光明の神からつかわされたという。