マナセプロダクション

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株式会社マナセプロダクション(Manase Productions Company, Limited)は、日本芸能事務所東京都渋谷区千駄ヶ谷に本社を置く。

概要

1946年、曲直瀬花子が仙台市駐留の米軍基地に通訳として採用され、夫の曲直瀬正雄とともに曲直瀬プロダクションの前身であるオリエンタル芸能社を設立したのが始まり。「上を向いて歩こう」(SUKIYAKI)でアメリカでもっとも権威のあるヒットチャート誌ビルボードの「ホット100」で1位を獲得した坂本九をはじめ森山加代子ジェリー藤尾ら数多くのスターを育てる。

福祉に対して積極的なプロダクションとしても知られ、1960年代に札幌テレビ放送(STV)が北海道で当時流行していた小児麻痺のチャリティーショーにタレントの出演を要請してきた際、十分な出演料を出せないというSTVに対し、逆に出演料は受け取れないと無報酬での出演を条件付けたというエピソードが残っている。このことがきっかけで、後に坂本九が北海道を中心に積極的な福祉活動を展開することとなる。

現在の代表取締役社長である曲直瀬道枝(山田道枝)はもともと渋谷焼肉店「外苑」オーナーの協力の下、渋谷区千駄ヶ谷で花屋「フルールはなはな」を経営していたが、1982年、父・正雄の健康上の問題と坂本九からの要請もあり、並行してプロダクション運営を行い、現在に至っている(「フルールはなはな」は現在、渋谷ロフト内にも店舗がある)。

渡辺プロダクショングループ代表の渡邊美佐は曲直瀬正雄・花子夫妻の長女で現社長の姉。

主な所属者

過去の所属者

関連企業

  • 株式会社マナセ音楽出版
  • 有限会社花子
  • 株式会社エフ・スピリット

関連項目

外部リンク