マグノリア・ブロッサム
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マグノリア・ブロッサム ( Mgnolia Blossam ) は、ジンをベースとするカクテルであり、ショートドリンク(ショートカクテル)に分類される。正式名称は、マグノリア・ブロッサム・カクテルだが、通常、マグノリア・ブロッサムと省略するので、本稿でも、以降、マグノリア・ブロッサムと記述する。カクテル名は、泰山木(たいさんぼく)などのモクレン属の花を指す。1959年よりも前には存在していたカクテルである [1] 。 なお、後述の通り、マグノリアとだけ言うと、全く別なカクテルになってしまうため、マグノリア・ブロッサムのことを省略して、マグノリアなどと言ってはならない。
標準的なレシピ
- ドライ・ジン : レモン・ジュース : 生クリーム = 2:1:1
- グレナディン・シロップ = 1〜2dash
作り方
ドライ・ジン、レモン・ジュース、生クリーム、グレナディン・シロップをシェークして、カクテル・グラス(容量75〜90ml程度)に注げば完成である。なお、レモン・ジュースは、その場でレモンを絞ったものを使用するのがベストであるが、市販のジュースを用いても良い。
この節の参考文献
- 片方 善治 『洋酒入門』 p.128 社会思想社 1959年12月15日発行
- 今井 清 『たのしむカクテル』 梧桐書院 1988年1月改訂版 ISBN 4-340-01204-1
- 稲 保幸 『カクテル・レシピ1000』 日東書院 2005年7月10日発行 ISBN 4-528-01412-2
- 社団法人日本バーテンダー協会編著 『ザ・カクテルブック』発行:株式会社柴田書店 1991年12月10日初版 ISBN 4-388-05666-9
類似名のカクテル
マグノリアという名称のカクテルも存在する。気を付けなければならないのは、先述のマグノリア・ブロッサムとは全く性格の異なるカクテルである点だ。こちらは、ショートドリンクではなく、ロングドリンク(ロングカクテル)なのである。 なお、どちらも冷たいタイプのカクテルである点は共通している。
レシピ
作り方
ブランデー、卵黄、キュラソーをシェークして、タンブラー(容量240ml程度)に注ぎ、シャンパンでグラスを満たせば完成である。
この節の参考文献
- 浜田 晶吾 『すぐできるカクテル505種』 有紀書房 1991年6月20日発行 ISBN 4-638-00531-4
- 堀井 浩一 『つくる・飲む・楽しむ カクテール』 文研出版 1986年4月5日発行 ISBN 4-580-90230-0
関連項目
出典
- ↑ 片方 善治 『洋酒入門』 p.128 社会思想社 1959年12月15日発行