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フリードリヒ・ニーチェ

ニーチェ(1888).jpg

フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ: Friedrich Wilhelm Nietzsche, 1844年10月15日 - 1900年8月25日

ドイツの哲学者。 1869年バーゼル大学古典文献学教授となり,1870年普仏戦争に志願従軍,1879年健康すぐれず同大学の教授を辞任し,以後著述に専念したが,1889年精神病が昂じ,1900年に没した。アルツール・ショーペンハウアー,リヒアルト・ワーグナーの影響を受け,芸術の哲学的考察から出発し,ディオニュソス的精神からの文化の創造を主張したが,しだいに時代批判,ヨーロッパ文明批判に向かい,特に最高価値を保証する権威とされてきたキリスト教や近代の所産としての民主主義を,弱者の道徳として批判し,強者の道徳として生の立場からの新しい価値創造の哲学を,超人永遠回帰,権力への意志,運命の愛 (アモール・ファティ ) などの独特の概念を用いて主張した。ニーチェの哲学はナチスに利用されたこともあったが,今日ではセーレン・A.キルケゴールと並んで,実存哲学の先駆者,新しい価値論の提示者として新たに照明があてられている。日本では高山樗牛以来多くの人々により紹介,翻訳されている。主著『ツァラトゥストラはかく語りき』 Also sprach Zarathustra (1883~85) ,『権力への意志』 Der Wille zur Macht (1901) ,『善悪の彼岸』 Jenseits von Gut und Böse (1886) ,『道徳の系譜』 Zur Genealogie der Moral (87) など。



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