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パイクパーチ


パイクパーチ (学名:Sander lucioperca、英名:zander) は、スズキ目スズキ亜目ペルカ科ザンダー属の基準種となっている大型淡水魚である。ザンダーという通称もある[1]

ペルカ属(狭義のパーチ)に近縁で、広い意味ではパーチに含まれる。北米の近縁種にウォールアイがいる。パイクパーチはパイクとペルカ属の混血だという俗説があるが、正しくない。

形態

成魚の体長は普通30〜70cm。最大で130cmに達する[1]。体型はスズキに似てやや細長い[1]が成長した個体は頭部上縁がしゃくれ、頭部後方〜第1背鰭付近での体高が発達する。背鰭はスズキ目の典型的形状で、第1、第2背鰭が連なるように形成される。口内には鋭い牙状の歯が並ぶ。体色は銀色〜灰褐色で、体側に規則的でない斑紋を示す。

生態

ヨーロッパ中部~東部、西アジアに広く分布[1]。自然、人工を問わぬ湖沼河川といった淡水域に生息し、他の魚をはじめとする水生小動物全般を捕食する。比較的冷水を好み、卵は水温10〜15度において3〜11日で孵化する[1]繁殖期は2月から7月に及ぶ[1]。親魚は雌雄両方が営巣に協力し卵と稚魚を守る。

人間との関わり

食用魚・釣り魚として利用される。特にドイツでは食用漁獲対象魚と認識されている。イギリスでは外来魚である。日本では特定外来生物に指定されており、環境大臣の許可なき移動、譲渡、飼養、放流が禁じられている。

関連項目

参考文献

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 環境省. “パイクパーチ”. 特定外来生物の解説. . 2014閲覧.