バカルディ・レガシー・カクテルコンペティション
バカルディ・レガシー・カクテルコンペティション(英語: Bacardi Legacy Cocktail Competition)は、バカルディ社が主催する世界的なバーテンダーとカクテルのコンペティション[1][2]。カクテルコンペティションとしては世界最大規模の大会である[3]。
バカルディ社は世界最大級のラム酒製造業者であり、また同名のブランドのラム酒の製造、販売も行っている。ラム酒をベースにしたモヒートやダイキリは定番のカクテルの1つとして世界中で飲まれているが、バカルディ・レガシー・カクテルコンペティションは「次世代の定番カクテル」を見つけ出すことを目的として開催されている[4]。
世界最大規模のバーテンダーコンペティション、カクテルコンペティションは「ワールドクラス バーテンダーコンペティション」や「ザ・シーバス マスターズ カクテルコンペティション」のようにいくつかあるが、大会出場者がそれまでに展開してきたプロモーション活動の成果を審査員に対してアピールする「カクテルプロモーション審査」が行われるのがバカルディ・レガシー・カクテルコンペティションの特徴である[2][5]。
各国大会のファイナリストには、Facebookにそれぞれの創作カクテルの作品ページが設置され、SNSでの情報発信や全国各地のバーにプロモーション活動を行ったり、プロモーションツールの開発を行い、カクテルの波及効果を審査することになる。このプロモーションの加点配分はファイナル審査の四分の一を占める[2]。また、実際にカクテルを作る「カクテルパフォーマンス審査」でも、創作したカクテルのインスピレーションのプレゼンテーションを行いながら、カクテルを作る。
2012年の世界大会では日本人の後閑信吾が優勝を果たしている[6]。
出典
- ↑ “~バカルディ レガシー カクテル コンペティション 2018~ オランダ代表 エリック・ヴァン・ビーク氏が優勝” (プレスリリース), バカルディジャパン, (2018年5月8日) . 2018閲覧.
- ↑ 2.0 2.1 2.2 “Bacardi Legacy Cocktail Competition 2017 日本大会”. 週刊ホテルレストラン (2018年3月14日). . 2018閲覧.
- ↑ “阿部央氏、バカルディ世界大会で頂点逸するもTOP 8の活躍”. 週刊ホテルレストラン (2018年5月18日). . 2018閲覧.
- ↑ 4.0 4.1 “「バカルディ レガシー カクテル コンペティション 2018」 ~次世代の定番カクテルを生み出す 世界最大規模のカクテルコンペティション~ 日本大会ファイナリストの5名がついに決定!” (プレスリリース), バカルディジャパン, (2017年11月22日) . 2018閲覧.
- ↑ “3度目の挑戦で“オチョ伝説”実る Bacardi Legacy 2018 日本代表は阿部央氏”. 週刊ホテルレストラン (2018年3月16日). . 2018閲覧.
- ↑ J.J. O'DONOGHUE (2018年1月20日). “A successful cocktail of travel and tenacity”. ジャパンタイムズ . 2018閲覧.