セサミン

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セサミン (sesamin) はゴマリグナンに含まれる成分の一つ。

セサミンはピペリトール/セサミン合成酵素(CYP81Q1)が単独で触媒する2回のメチレンジオキシブリッジ形成反応によってピノレジノールからピペリトールを経て生成される。。

薬効

日本、台湾、韓国などのアジアでの研究を中心に薬効が報告されている。

ヒトへの投与実験では、台湾の王らのグループから被験者各20人を対象とした実験から肝機能向上が報告されている[1]

モデル動物への投与実験では、コレステロール吸収の阻害[2]、抗がん効果[3]、アルコールや四塩化炭素による障害に対する防御効果[4]が日本の山田ら(サントリー)から最初に報告されている。また、田中らはさらに抗高血圧効果[5][6]を報告している。

脚注

外部リンク