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エーゲ海

エーゲかい、英: Aegean Se

ギリシア,小アジア,クレタ島に囲まれた地中海東部の海。

ダーダネルス海峡を経てマルマラ海,ボスポラス海峡,黒海へ通じる。長さ 644km,幅 322km。水深は大部分が 1500m以下。最高深度はクレタの東にあって 3543m。海底の岩石は主として石灰岩であるが,比較的新しい地質時代の火山活動によって変質したものもある。アルプス山脈からヒマラヤへ続く新しい造山帯が走り,数多い褶曲山脈が沈降してできた海。山の高い部分が無数の島々となって海面上に突き出しているので多島海とも呼ばれる。

前 10世紀以後,南下したギリシア人により植民が行われ,エウボイア (エビア) ,キオス,パロスなどの島々に,多くの都市国家が建設された。ホメロスの叙事詩やペルシア戦争などでその名は有名。エーゲ文明の発祥地として古代史のうえで重要な地域。

地中海性気候で,島々ではオリーブ,ブドウの栽培が盛んで,牧羊も行われる。おもな島は小アジア沿岸に浮ぶサモス,ロードス,キオス島など。