アンチポート

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アンチポート: antiport)は、細胞膜に存在する膜輸送タンパク質によって、2種類以上の分子またはイオンを反対方向に輸送する機構である。対向輸送ともいい、アンチポートを行うタンパク質は、アンチポート体交換輸送体とも呼ばれる。細胞膜をはさむNa+の電気化学的勾配により蓄えられたエネルギーを使用して能動輸送を行う。Na+/H+交換輸送担体, Na+共役型多剤排出ポンプなど。

関連項目

参考文献

  • 高橋迪雄監訳 『獣医生理学 第2版』 文永堂出版 2000年 ISBN 4830031824