日テレジータス
日テレジータス | |
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基本情報 | |
略称(愛称) | G+、ジータス |
運営(番組供給)事業者 | 日本テレビ放送網株式会社 |
本社(本部) |
〒105-7444 東京都港区東新橋一丁目6-1 |
旧チャンネル名 |
G+ SPORTS & NEWS 日テレG+ |
放送(配信)開始 | 2002年4月1日 |
HD放送(配信)開始 | 2010年3月1日 |
ジャンル | スポーツ |
放送内容 | プロ野球読売ジャイアンツ(巨人)戦を初めとするスポーツ中継、およびスポーツ関連番組 |
視聴可能世帯数 | 7,920,599世帯(2014年7月現在[1]) |
衛星基幹放送(東経110度CS放送) | |
プラットフォーム | スカパー! |
放送事業者 | 株式会社シーエス日本 |
チャンネル番号 | Ch.257(HD) |
物理チャンネル | ND24 |
放送開始 | 2002年4月1日 |
HD放送開始 | 2010年3月1日 |
スカパー!プレミアムサービス | |
放送事業者 | 株式会社スカパー・ブロードキャスティング |
チャンネル番号 | Ch.608(HD) |
放送開始 | 2010年3月1日 |
スカパー!プレミアムサービス(標準画質) | |
放送事業者 | 日本テレビ放送網株式会社 |
チャンネル番号 | Ch.309 |
放送開始 | 2004年3月1日 |
その他(再送信・配信) | |
ひかりTV | 752(HD) |
eo光テレビ | 808(HD) |
J:COM | 404(HD) |
JCN | 102,152(HD) |
公式サイト |
日テレジータス(にっテレジータス)は、日本テレビ放送網が運営するスポーツ専門チャンネル。
Contents
概要
スカパー!プレミアムサービス[2]やスカパー!(東経110度CS放送)[3]、および各地のケーブルテレビなどに加入すると視聴できる。
日本テレビではおなじみの読売ジャイアンツ(巨人)のプロ野球中継を初め、格闘技やサッカー、モータースポーツ等の各種スポーツの中継や、その関連番組で構成されている。このため、スカパー!では「プロ野球セット」や「プロレス・格闘技セット」のラインナップに組み込まれている(前者はスカパー!プレミアムサービスも含む)。また、上記の他に、読売新聞社によるニュースや教養番組も放送されていたが、2012年3月いっぱいで全て終了となった(詳しくは後述)。
原則として毎日5時を基点とする24時間放送である。ただし、巨人戦のナイター中継日は延長による番組の繰り下げが生じる場合に備え、27時(翌日3時)から2時間の放送休止時間が設定されていた[4]が、2014年からは野球中継が実施される日も放送休止を原則として設けず、3時-5時は「ジャイアンツタイムマシーン」を基本としつつ、試合の延長が発生した場合フィラー番組を放送することで24時間放送を維持することになった。
チャンネル名の変遷
2002年3月1日に「G+ SPORTS & NEWS」(ジータス・スポーツアンドニュース)の名称で放送を開始。名称は開局前年の2001年までNNN24(現:日テレNEWS24)で放送されていた巨人戦の完全中継と、日本テレビの豊富なスポーツコンテンツ、そして読売新聞社提供のニュースを組み合わせて放送するチャンネルという意味合いを込めている。
放送開始当初は、プラット・ワン(現:スカパー!(東経110度CS放送))のみ放送していたが、同社のスカイパーフェクト・コミュニケーションズとの合併(のちのスカパーJSAT)により、スカパー!での放送も始まった。2004年2月18日よりサービス放送が開始され、同年3月1日より有料放送が開始。スカパー!プレミアムサービスでは、従来日テレNEWS24とのセット加入となっていたが、2008年11月に廃止された。
2006年3月1日より「日テレG+」に名称を変更。ロゴマークは大きな変更はないが、「SPORTS & NEWS」の部分がなくなった。同年5月に、視聴可能世帯数が500万を突破した。さらに2008年3月には600万世帯を超えた。
2010年3月1日午前6時、スカパー!HD(現:スカパー!プレミアムサービス)にてハイビジョン放送「日テレG+ HD」開始。同時にスカパー!e2(現・スカパー!)での放送がハイビジョン化された。
2013年6月30日、スカパー!プレミアムサービス光にて標準画質放送が終了し、HD放送に完全移行した。
2015年3月1日より「日テレジータス」に名称を変更。
2016年12月1日より、スカパー!プレミアムサービスの衛星一般放送事業者がスカパー・ブロードキャスティングからスカパー・エンターテイメントに変更。
2018年秋ごろ、スカパー!においてスロット数を12に縮小(ハイビジョン放送は維持)予定。
主な番組
前述した通り、2012年3月までは読売新聞社が制作する番組も放送されており、その時間帯は「ニュース・カルチャータイム」と名付けられていた(同社が関与しない、同様のジャンルの番組もあった)。時間は毎日、9:00 - 12:30、16:00 - 17:00、22:00 - 23:00。
「ニュース・カルチャータイム」の番組は事実上日テレNEWS24へ一本化されて消滅し、同年4月以降は日本テレビ制作のスポーツ関連のコンテンツに特化している。
スポーツ
プロ野球
- Fun!BASEBALL!!
- 読売ジャイアンツ戦の全主催ゲームを、試合開始前から試合終了後のヒーローインタビュー迄完全生中継する。(東京ドーム開催の場合、試合開始15分前迄、「GIANTSプレゲームショー」放送の為、試合開始15分前から試合終了後のヒーローインタビュー迄完全生中継する。)[5]。
- ビジターゲームも、日本テレビ系列局が放映権を持つ阪神タイガース(2試合は読売テレビの地上波全国ネット・1試合は読売テレビローカルで放送)戦を3試合、広島東洋カープ(1試合は広島テレビの地上波一部地域[6]ネット、1試合は広島テレビローカルで放送され、日本テレビも制作に関与する)戦を2試合、地元局から供給を受けて放送する[7]。また、日本選手権シリーズも地上波との同時放送を行う。
- 2009年からは、当日深夜(原則23時から翌朝3時)、加えて2018年からは、翌日早朝(5時から9時)に、それぞれ撮って出しの録画放送を行うようになった(巨人主管試合のみ)[8]。
- GIANTS IN 東京ドーム
- 巨人練習中「直生」
- 東京ドームでナイトゲーム(ナイター)で行われる日のみ、14時30分から巨人の練習の模様を生中継する。当日のゲームを担当するアナウンサーの実況と共に、ゲームの見どころを解説する。
- 番組自体は日本テレビが出資している東京ケーブルネットワーク(TCN)が制作しており、テロップも同社仕様のものが使用されている。また、ゲーム中継のハイビジョン化後もしばらくは画面比4:3の標準画質放送であった。
- 「日本テレビスポーツのテーマ」がオープニングテーマとして使用されている。
- なお、毎年2月のキャンプ期間中に放送される『ジャイアンツキャンプ中継』もほぼ同様の体裁で制作されている。
- ジャイアンツ プレ&ポストゲームショー(2015年から)
- 巨人東京ドーム主催試合開催日のみ。
- イースタン・リーグ中継
- ジャイアンツ球場などで行われる、巨人二軍の試合を生中継。
- ズムサタ プロ野球熱ケツ情報
- 日本テレビ系列で放送されている『ズームイン!!サタデー』のワンコーナー『プロ野球熱ケツ情報』の総集編。
- 放映は地上波放送の2週分をまとめたもので、『ズムサタ』本放送ではカットされた未公開シーンなどが追加されているため俗称として『プロ野球熱ケツ情報ディレクターズカット版』『プロ野球熱ケツ情報完全版』として位置づけられている。
- ジャイアンツヴィンテージ
- 日本テレビ開局当初の映像資料の残っているものから、V9時代などの名場面を放送。
- ジャイアンツタイムマシーン
- 上記「ヴィンテージ」の姉妹版で、こちらは1980年代から1990年代の巨人をシーズンごとに振り返る番組。2011年は新企画として対戦カード別の名勝負集(セ・リーグ他の5球団と対戦したもの)が放送された。
- ジャイアンツフラッシュバック
- 当該年度の年末・年始に放送。そのシーズンにおいての名勝負・名場面の様々を取り上げる。
- 徳光和夫の週刊ジャイアンツ
- 巨人関連の情報番組。
- ジャイアンツファンフェスタ中継
- 毎年11月23日(勤労感謝の日)に東京ドームで行われるファン感謝デーを中継。
プロレス・格闘技
- ネクストNOAH
- NOAH情報番組。
- プロレス激闘の記憶
- 「プロレスクラシック」のリニューアル版。かつての「プロレスクラシック」の枠で放送していた対象である『全日本プロレス中継』に加え、『プロレスリング・ノア中継』で放送した試合についても名勝負をピックアップして放送する。
- ボクシング激闘列伝(2011年まではボクシングお宝名勝負)
- 日本テレビに保管されている過去の名勝負をピックアップして放送。
- G+ダイナミック+
- ワールドプレミアムボクシングとして地上波で放送された世界戦の再編集放送。
- レスリング中継
- 主にレスリング世界選手権、全日本レスリング選手権大会を中継。
サッカー
- 特選!Jリーグウィニングマッチ
- FIFAクラブワールドカップ本大会・各大陸代表決定戦
- AFCチャンピオンズリーグ(2013年より)
- リベルタドーレスカップ
- コパ・スダメリカーナ
- 全国高校サッカー選手権大会
- 各地区・各県の予選も決勝大会のみ放送。
- MUTV
モータースポーツ
アメリカンフットボール
- NFL on 日テレG+
- NFL倶楽部
- NFLチアの世界
- 本場で活躍する日本人チアリーダーのドキュメント。
- NFLアーカイブ on G+
- かつての名試合を再編集して放送。
- カレッジフットボール 全米王座決定戦 BCS Championship
陸上競技
- 箱根駅伝
- 時差放送[10]。開催に先立ち、予選会や事前番組などが、3月にはハイライト番組も放送。
- 全日本大学女子駅伝
- 東京マラソン
- 関東インカレ(ハイライト・「箱根駅伝」予選会におけるポイントが与えられる。)
- IAAFダイヤモンドリーグ(2015シーズン~)
- 防府読売マラソン
- 2009年より中継。BS日テレからの移行。地上波は西日本ブロックネット。
スポ根アニメ
その他
- ボウリング革命 P★League(BS日テレ制作)
- ゴルフ中継
- 日本テレビ系列局に中継権があるゴルフ中継を放送。
- バレーボール・ワールドグランドチャンピオンズカップ
- ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ
過去の番組
スポーツ
『速報!!デジナマ巨人』と『横浜国際女子駅伝』を除き、読売新聞東京本社制作の番組(「ニュース&カルチャー」枠内で放送)。
- 速報!!デジナマ巨人(2006年まで)
- ホームゲーム開催日に放送していた番組。BS日テレのディレイ(CSでは16:9レターボックスで放送)
- ジャイアンツてれび→ジャイアンツ先生
- 親子向けの番組で、野球の面白さや巨人についてレクチャーする。
- ジャイアンツ広場
- 巨人選手によるチビッ子野球教室やファンサービス、ファーム情報などを提供。
- われらG党(2011年春からの1年間)
- 『ジャイアンツ広場』の上記のコーナーや、歴代OBへのインタビュー、過去の名勝負の歴史などを紹介するミニコーナーで構成。
- 東京六大学野球中継
- 2007年春から2008年秋まで、リーグ全試合を中継。2009年春以降はsky・A sports+に移行。
- 横浜国際女子駅伝(2009年をもって終了)
- NOAH di コロッセオ
- NOAH中継にインタビュー部分をつけて再放送。2015年3月を以て終了。
- 独占NOAH情報
- 日本テレビプロレス班に所属するアナウンサーが3人ランダムに登場し、シリーズを振り返りながらお勧めの試合などをピックアップ。
- プロレスクラシック
- プロレスリング・セムスペシャル
- 試合から1か月から2か月後、『プロレスクラシック』枠で放送。
- “衝撃!”アメリカンプロレス『TNA』
- 2013年1月より放送開始。この関係で2014年3月2日のWRESTLE-1との交流戦はG+での生放送となった。
- 劇闘!? 西口プロレス
- 2011年11月放送開始。新宿FACEでの西口プロレス興行を中継。実況、解説にはテロップが付けられる。当初は90分番組だったが後に120分に拡大、2015年3月を以て終了。
ニュース・情報番組
- 小町テレビ
- TOKYO MXでも放送。
- 読売ニュースナビ
- どれどれトーク
- 話題の人の素顔を探るインタビュー番組。
- Do!カルチャー
- 読売・日本テレビ文化センターの講座紹介。
- 読響名曲の散歩道
- BS日テレで月一回放送されている『読響Symphonic Live 深夜の音楽会』の傑作選。読売日本交響楽団のクラシック楽曲を送る。
- 読売スペシャル
- 読売主催のシンポジウム、フォーラムの模様を放送。
- 医療ルネサンス
- 読売新聞朝刊連載の同名医療関連記事のテレビ版。
- 青森探偵A
- マゴマゴタイムズ
- 橋本五郎流
- とことん!歴史館
- 言い得て妙
- シネマの小箱
その他の特記事項
読売新聞(朝刊)の第2テレビ・ラジオ面には、日テレプラス ドラマ・アニメ・スポーツや日テレNEWS24と共に番組表が掲載されている。なお日テレプラス ドラマ・アニメ・スポーツ(旧:日テレプラス)は、かつて当チャンネルに続いてプロ野球中継に参入していた(2012年は福岡ソフトバンク、2013年は楽天の各主催全ゲームを担当)。
2011年3月11日に東日本大震災が発生した折には、読売新聞社が震災報道に重きを置くため、3月15日以後「ニュース&カルチャー」枠の全番組(通販番組を除く)を一時休止し、該当する時間は『GIANTS in 東京ドーム』で穴埋めされていた。3月25日ごろから徐々に通常編成に戻っていったが、中には同年3月末での番組終了が決まっていた『青森探偵A』をはじめ、放送が再開されずに打ち切られた番組も数本あった。
日本テレビが保有する他の衛星放送チャンネルでは、2014年4月までに、チャンネルロゴが地上波仕様のものに変更されたが、当チャンネルのロゴは、「日テレ」が入っていない為、変更されず、引き続き使用される。ただし、地上波仕様に準じた「日テレG+」→「日テレジータス」ロゴも別途製作され、公式ウェブサイトなどで使われている。
2009年、三沢光晴が没して以降、忌月となる6月のプロレスクラシックは毎年三沢光晴特集が組まれる他、ドキュメントや当時放送された追悼特番の再放送等関連番組を毎年放送している。
関連項目
- 日本テレビ・スポーツ・情報局制作番組の分野別一覧
- スカパー! チャンネル一覧
- 日本テレビ系の衛星放送チャンネル
- BS日本(BS日テレ)
- 日テレNEWS24
- 日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ
- 読売ジャイアンツ
- プロレスリング・ノア
- 全日本プロレス
- 読売新聞社
脚注
- ↑ 出典:『ケーブル年鑑2015』(サテマガ・ビーアイ刊、2014年10月発行)p. 401
- ↑ 衛星一般放送事業者は、標準画質放送が日本テレビの直営、ハイビジョン放送がスカパー・エンターテイメント。
- ↑ 衛星基幹放送事業者は、系列会社のシーエス日本。
- ↑ 2009年以前は7時を基点とし、5時から7時にかけて放送休止としていた。
- ↑ 2002年には、東京ケーブルネットワーク(TCN)制作の北海道日本ハムファイターズ戦も放送されていた(球団の札幌移転をもって、放送終了)。
- ↑ デーゲーム開催で、日本テレビとの2局ネットが多いが、2015年は山口放送・日本海テレビでも放送された。
- ↑ 2008年まではトップ&リレー中継で、地上波での全国中継が行われない場合に完全中継としていたが、2009年からは地上波全国中継の有無に関係なく完全中継となった。なお、2013・2014年の楽天戦に限り、地上波が他系列局で放送となる場合は日本テレビが独自制作した。
- ↑ 日曜日はMotoGPの開催と重なる場合、月曜日深夜の同時刻に順延される。この場合や、極端に試合が長引いた時は一部抜粋・編集して4時間にまとめたものが放送されることもある(該当例・2009年4月12日開催で13日に再放送された「巨人対阪神戦」)。
- ↑ 2013年 - 2016年の間は日テレプラス ドラマ・アニメ・スポーツで放送。
- ↑ 完全版を放送する場合もあれば、ダイジェスト版を放送する場合もある。
外部リンク
- テンプレート:日本テレビ放送網
- テンプレート:読売新聞グループ本社