TOICA

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TOICA
通称 トイカ
使用エリア 名古屋・静岡地区
その他相互・片利用エリア
導入 2006年
規格
運用 JR東海
通貨 日本円 (最高チャージ金額20,000円)
プリペイド機能 あり
有効期限 10年
自動チャージ あり
取扱事業者
販売場所
追加機能
ウェブサイト toica.jr-central.co.jp

TOICA(トイカ)は、東海旅客鉄道(JR東海)が提供する在来線のIC乗車券サービスの総称である。「TOkai Ic CArd」(東海ICカード)の頭文字から命名され[1]2006年7月28日に同社によって商標登録されている。

2006年11月25日名古屋地区で初めて導入され、2008年4月8日に50万枚を突破し、2010年10月8日に100万枚を突破した[2]。2012年3月末現在は約132万枚に達している。

概要

自動改札機

旅客がカード財布や定期入れに入れたままでも使用できる)を自動改札機読み取り部に軽く触れるだけで通過できる。あらかじめカードにチャージ(入金)しておくだけで、その都度乗車券の購入や乗り越し精算を行う必要がなく、財布などから定期券やカードを出す手間も省ける。

一方で、事業者側では利用促進の他、同一カードの利用履歴(記名式カードではさらに旅客属性)を集積できる他、乗車券の発売回数を減らし、券片を取り込む改札機の処理動作を省略できるなど、戦略的な情報収集やシステムの稼動・保守費用縮減の効果を期待している。

PASMOICOCASUGOCA等と同様にソニー非接触型ICカード技術「FeliCa」を採用し、サイバネティクス協議会規格に拠っている。

2007年12月時点で、名古屋地区では乗客の約5割(定期券では約7割)がTOICAを利用している[3]

公式マスコットは、大野真弓イラストによる大小2羽の「ひよこ」で、正式名称並びに愛称はついていない[4]。この「ひよこ」は記念カードのデザインに起用され、現在では通常カードにも起用されたほか、グッズが配布・販売されている。

カードの裏面の右下に記載の番号は「JC」で始まる15桁の英数字であるが、この「JC」はJR東海の英語表記「JR Central」の頭文字を採ったものである。

券種

通常購入できる券種は区間のない前払い式普通券タイプの「TOICA(以下、本項では便宜的に「普通券タイプ」という)と、定期券機能を搭載した「TOICA定期券」の2種類があり、それぞれ大人用と小児用がある。大人用及び小児用のTOICA定期券と小児用TOICAは記名式で、定期区間内外を問わず記名された本人のみ利用できる。大人用のTOICAは無記名式のみで、記名式はなく、所持している者なら誰でも利用できる。

小児用TOICAは小学校卒業する年の3月31日が有効期限として設定され、それを経過すると利用できなくなる。この場合は身分証明書により本人(または代理人)である証明を行い、無手数料で払い戻しを受けることになる。

これとは別に、JR東海エクスプレス・カード加入者で、エクスプレス予約のチケットレスサービス「EX-ICサービス」のために使用される「EX-ICカード」にTOICA機能を付与したものが存在するが、これには定期券機能を搭載することはできない。

デポジット

カード発行時にはデポジットと呼ばれる500円の預託金を支払う必要があるが、カードを返却すれば無手数料で返金される。ただし、デポジットは運賃に充当できない。

入金した残高部分の払い戻し時には220円の手数料が必要だが、残高がそれ以下の場合、手数料はその残高が限度となり、返金額はデポジットのみの一律500円となる(最後の使用から10年以内に限る)。

TOICA定期券への切り替え

TOICA定期券とTOICA(普通券タイプ)のカードは共通で(普通券タイプの記念TOICAを除く)、次の取り扱いもできる。いずれも手数料は無料で、入金残高もそのまま引き継がれる。

  • 定期券購入時に、すでに購入したTOICAを提出してそのままTOICA定期券に切り替える。
  • TOICA定期券の通用期間終了後にTOICA(普通券タイプ)に切り替える。

通常デザインのTOICAは券面印字文字の書き換え(リライト)機能を備えており、定期券購入時にはTOICA表面に定期券情報の印字が、普通券タイプへの切り替え時には定期券情報の消去がそれぞれ行われる。

TOICA定期券の紛失再発行

TOICA定期券(期限切れも含む)は、紛失した場合でも再発行できる。

  • 紛失した場合、記名人に対して届出時点の入金残高を引き継いだ再発行を取り扱う。
    • この場合は記名人や購入時期・区間により紛失券の特定を行うが、あらかじめ裏面にある「JC〜」から始まるカード番号を控えておくと、紛失カードをすばやく特定できるため役立つ。
  • 紛失により再発行する際に負担する金額は、手数料の510円と新カードのデポジット500円の計1,010円。支払いは現金に限られる。
  • 紛失届出及び再発行カード受取の際には公的証明書の提示が必要。受け取りは届出の翌日以降、利用可能エリアの有人駅にて行う。
  • 後日紛失したTOICA定期券が発見された場合には、旧カードのデポジットにあたる500円は返金されるが、新カードの受け取り前であっても再発行の取り消しはできず、再発行手数料は返金されない。

なお、期限切れのTOICA定期券の記名を抹消し、普通券タイプに切り替えるとこの手続きは受けられなくなる。また、TOICA(普通券タイプ)は小児用も含め、紛失時の再発行はできない。

デザイン

通常版(2017年度以降)

銀色の地に水色の2色で、右下に「TOICA」のロゴがあり、Toicaのキャラクター、ヒヨコが波状の塗り分け上部に2匹描かれている。波状の塗り分け線は東海地方の海岸線(伊勢湾遠州灘駿河湾)をモチーフにしている。

旧カード

旧カードにはキャラクターのヒヨコが描かれていなかった。

TOICA機能付きEX-ICカード

通常のEX-ICカードの右下部「EX予約」ロゴの左側に「TOICA」ロゴマークが付されている。定期券機能を付加することはできない。

記念TOICA

記念TOICAは普通券タイプのみで、後から定期券機能を付加することはできない。

サービス開始記念TOICA
2006年11月のサービス開始時に1万枚限定で発売された。意匠はTOICAのロゴタイプを並べ、ワンポイントとして「TOICA Debut!」の文を右下に配したものになっている。
券面に「ひよこ」は使われていないが、台紙には登場している。
1周年記念TOICA
TOICAのサービス開始から1周年となる2007年11月23日に2万枚限定で発売された[5]
「ひよこ」2羽とバースデーケーキをあしらっている。これまで「ひよこ」はパンフレットなどの販促物や駅構内での案内表示に多用されていたが、券面に登場したのは初めてとなった。ケーキには1周年記念らしく1本のろうそくが立っている。
静岡地区サービス開始記念TOICA
2008年3月1日静岡地区でTOICAサービスが開始されるのを記念して2万枚限定で発売された[6]
「ひよこ」と富士山を組み合わせたデザインである。
IC相互利用開始記念TOICA
2008年3月29日にSuica・ICOCAとの相互利用が開始されるのを記念して2万枚限定で発売された[7]
各ICカードの公式マスコットである「Suicaペンギン」・「カモノハシのイコちゃん」とTOICAの「ひよこ」(小)が手をつないで輪になっている図案は、三社の相互利用を喩えたもの。「TOICA」では「ひよこ」が正面を向いている。なお、「ひよこ」(大)は台紙に登場している。
同日に「Suica」及び「ICOCA」でも同様のデザインの記念カードが発売されたが、それぞれのカードのマスコットが正面を向いている。
静岡地区サービス開始1周年記念TOICA
2009年3月1日に静岡地区でのTOICAサービスが1周年となったのを記念して2万枚限定で発売された。
風船を持った「ひよこ」と富士山を組み合わせたデザインである。台紙にはオリジナルの携帯電話用覗き見防止フィルムが付属していた。
記念デザインTOICA(2009年)
カードには何の記念なのか書いておらず、2009年7月4日5日金山総合駅20周年記念イベントで各日100枚、計200枚限定で発売されたのを皮切りに、その後も継続してJR東海のイベント限定で発売されている。
TOICAを持った大小のひよこがデザインされている。
TOICA・SUGOCA・ICOCA IC乗車券・電子マネー相互利用開始記念TOICA
2011年3月5日にICOCAと共にSUGOCAとの相互利用が開始されるのを記念して1万枚限定で発売された。
各ICカードの公式マスコットである「カエルと時計」(SUGOCA)・「カモノハシのイコちゃん」(ICOCA)と、TOICAの「ひよこ」(大)が電車のボックスシートに向かい合って座っている図案は、三社の相互利用を喩えたもの。「TOICA」では「ひよこ」が左側に座っている。なお、「ひよこ」(小)は台紙に登場している。カードには車窓越しに富士山も描かれている。
同日に「SUGOCA」(車窓越しにJR博多シティ)及び「ICOCA」(車窓越しに大阪ステーションシティ)でも同様のデザインの記念カードが発売されたが、それぞれのカードのマスコットが左側に座っている。
TOICA・manaca 交通相互利用開始記念TOICA
2012年4月21日に、数量限定で発売された。
両ICカードの公式マスコットである、TOICAの「ひよこ」(小)とmanacaのキャラクターが手をつないでいる図案で、相互利用を喩えたものとなっている。カードにはJRセントラルタワーズ名古屋テレビ塔の左半分が描かれている。
同日にmanaca加盟各社でも同様のデザインの記念カードが発売されたが、名古屋城と名古屋テレビ塔の右半分が描かれたものとなっており、両方のカードを並べると(左にTOICA・右にmanaca)、名古屋テレビ塔が完成するというものである。
JR東海会社発足30周年記念TOICA(全3種類)
2017年4月で会社発足30周年を迎えるにあたり、会社発足当時話題となった「クリスマス・エクスプレス」CM映像柄カードと2016年に話題となった映画『君の名は。』で描かれた東京駅イラスト柄カードの2枚セット「新幹線タイプ」と、「君の名は。」で描かれた飛騨古川駅[8]イラスト柄カード1枚の「在来線タイプ」、計3種類が2017年4月に発売された[9]

利用方法

発売額

TOICA(普通券タイプ)
大人用(無記名式)と小児用(記名式)の2種類があり、発売額はどちらもデポジット込みで2,000円である。うち500円はデポジットで、購入時に1,500円分乗車できる。Suicaやmanacaなどと異なり、マイレージポイント制度はない。また、大人用の記名式カードは後述の定期券を除き発売されていない。
TOICA定期券
大人用・小児用とも取り扱い、新規で購入する場合は定期運賃にデポジットを加えた金額となる。継続購入時(またはすでに普通券タイプのTOICAを持っている場合)は手持ちのカードを書き換えて繰り返し利用できる。
定期券部分のみ、購入にクレジットカードが使える(自動券売機ではクレジットカードは利用できない)。ただし、新規購入にはクレジットカードは使用できない(デポジットは必ず現金での支払いとなる)。
あらかじめチャージすることで、TOICA(普通券タイプ)の機能を同時に利用できる他、定期券区間外となる乗車を下車駅の改札機で自動精算することなどができる。
定期券区間と定期券区間外に跨って乗車した場合、定期券を併用した場合と併用しない場合を比べて、安い方の運賃を下車駅の改札時に自動的に判定して精算する。
名古屋鉄道名古屋市交通局名古屋臨海高速鉄道豊橋鉄道との間では、TOICAまたはmanacaによる連絡定期券を、近畿日本鉄道との間ではTOICAまたはICOCAによる連絡定期券を発行することができる。その他の鉄道・バス事業者との連絡定期券としては使用できない。また、2枚以上の定期券(区間の分割購入など)を利用する場合は、従来通り磁気定期券を使用する必要がある。

自動改札機

自動改札機の乗車券投入口の上にある読み取り部にTOICAをタッチすると、信号音(ピッという音)が鳴ると同時に自動改札機の扉が開き、通過できる(一部の駅には扉のない簡易型自動改札機が設置されている)。無人駅にもICカード専用の自動改札機(簡易TOICA改札機)が設置され、同様にタッチすることで扉のある自動改札機と同じように通過できる。

乗車時に初乗り運賃を前引きせず、降車駅で乗車した区間の運賃が一括して精算される。なおSF残額が0円でも入場できる[10]

扉のない改札機でタッチせずに入・出場すると、入退場記録が行われていないため、次回から利用できなくなる場合がある。

TOICA専用改札機

2007年秋に名古屋地区の主要駅でTOICA専用改札機が導入された。サービス開始から1年が経過してTOICA利用客が増加したことによるもので、同年9月20日穂積駅を皮切りに11月初旬までに順次設置された。「TOICA専用」と書かれているが、2008年3月29日以降は通常の自動改札機と同様に相互利用先のICカードやモバイルSuicaでも利用できる。

東芝製のICカード専用に設計された機種で、通常の改札機と区別しやすいように筐体を青色として改札機上部に案内ボード、改札機手前の床面に案内シートを掲出している(一部の駅では案内シートが剥がされている)。

TOICA専用改札機では券の搬送や磁気情報の読み書きなど磁気乗車券向けの機能・機構を省略しているため、導入や保守の更なるコスト低減が図られている。

2007年11月までに23駅・29か所に導入された(駅数と箇所数が異なるのは名古屋駅で5か所、千種駅と大曽根駅で各2か所導入されたため。)。2012年現在、導入している駅は次の通り(尾張一宮駅ではその後1か所追加されている。勝川駅は上り線高架化にあわせ1か所に新規設置。大垣駅は2015年10月7日に1カ所追加、岐阜駅は2016年に出口用の改札機が更に一台増設されている)。

チャージ

TOICAはいつでもチャージ(入金してSF残高の補充を行うこと)ができる。取り扱いはICカードに対応した自動券売機自動精算機・専用入金機及び有人窓口(新幹線乗り換え口を除く)となっており、千円単位で何度でも、1枚につき残高が2万円に達するまで可能。ただし、チャージは現金のみで、クレジットカード[11]オレンジカードでのチャージはできない。2008年3月29日以降は相互利用先のICカードにチャージすることもできるが、モバイルSuicaへのチャージはできない。

  • 乗り越し精算で残高が不足した際に不足額のみ支払う場合は、有人改札での取り扱いとなる。
  • 専用入金機でチャージする場合は、画面下のポケットにカードを投入し、紙幣を投入してから金額指定ボタンを押すとポケットがいったん閉まり、チャージが完了するとポケットが再び開く(履歴表示・印字の場合はポケットが閉まらない)。
  • 早朝・深夜帯に無人となる駅では、無人となる時間帯にチャージ及び履歴確認ができない場合がある。

乗車券類の購入と乗り越し精算

TOICA取り扱い区間各駅のICカード対応自動券売機や自動精算機で、おおむねオレンジカードと同様に乗車券類や回数券・青空フリーパスなどの購入や乗り越し精算に利用できる。ただし、多くの駅では自動精算機がTOICAに対応した機種ではなく(別にチャージ専用機がある)、一部の駅(大高駅など)では自動券売機も対応していないため、このような場合には利用できない。

履歴表示・印字

TOICAは、自動券売機・自動精算機・専用入金機で直近20件の乗車履歴の表示・印字を何回でも行うことができる。駅員に申し出れば最大で50件の印字もできる。ただし、利用日から26週間を超えると表示・印字できなくなる。

なお、相互利用エリアでの利用分は、表示・印字などがされない場合がある。 表示・印字内容は利用日・利用種別・利用駅名(TOICA及びmanacaエリア以外での印字であれば利用事業者)・残額である。利用事業者名の略称については下表の通りである。

駅名を含む詳細な履歴を求める場合は、SuicaエリアもしくはICOCAエリアでの印字が必要である。太字で表記した箇所に関しては、一部を除き駅名が表示される。―で表示した箇所に関しては、事業者名の表示がなく、駅名のみが印字される。

TOICA機能付きEX-ICカードの場合、エクスプレス予約のサイトにログインして履歴を確認することができる。

失効

TOICAは交換・乗車・支払い・入金・定期券更新のいずれかが行われた直近の日から10年を経過した場合は失効し、SFの金銭的価値及びデポジット(預託金)にかかる権利も消滅する。

使用可能なエリア

JR東海では次の路線・区間で利用できる(TOICAエリア)ほか、名古屋鉄道名古屋市交通局manaca導入事業者の鉄道・バスでも一部区間を除き利用できる(後述「相互利用」参照)。

2019年春に、TOICAの利用可能なエリアが拡大され、次の路線・区間でも利用可能になる予定[12]

2010年3月13日から、TOICAエリア内の東海道新幹線三島 - 岐阜羽島間)に乗車する際、定期券区間内に新幹線停車駅が2駅以上含まれるTOICA定期券を使用して普通車自由席に乗車可能となった[14]。なお、TOICA定期券での富士駅は新幹線の新富士駅扱い、岐阜駅は新幹線の岐阜羽島駅扱いとなる。TOICA定期券用特急料金は、新幹線下車駅の自動改札機出場時にカード残額(事前にチャージした金額)から精算される。2012年4月21日からは、同じ条件のmanacaによるJR連絡定期券でも利用可能である。

名古屋地区には大都市近郊区間の制度が存在しないが、TOICAを利用した場合はJR線内の最短経路での計算となる。例えば、名古屋から美濃太田まで利用する場合、岐阜経由と多治見経由では乗車券では運賃が異なる(岐阜経由が1,140円であるのに対し、多治見経由は970円)が、TOICAではどちらを経由しても多治見経由として計算される。

TOICAで入場し列車に乗車した場合、通用期間は当日のみ(ただし、深夜帯などで乗車中に0時を過ぎた場合はエリア内の下車駅まで有効)で途中下車の制度はない。東端の御殿場や函南から西端の関ヶ原まで長距離を乗車する場合でも同様である。

ICのSFで入場した場合、学生割引ジパング倶楽部などの各種割引は原則として適用されない、こども用ICは子供運賃が適用されるが、学生定期券搭載していても運賃自動割引もない。
連絡運輸の一部区間(例:地下鉄のA駅と私鉄のB駅間等)の割引は自動適用である。したがって101Km以上の乗車で途中下車や各種の割引制度を利用したい場合は、従来通りあらかじめ乗車券を購入することとなる。

2010年3月12日まで、「美濃太田経由・岐阜 - 多治見間」の経路はTOICAの適用区間ではなかったが、両端の駅がTOICAエリア内にあるため、運賃計算及びTOICAの効力上下記のような特例扱いとなっていた[15]

  • TOICA(普通券タイプ)で乗車する場合またはTOICA定期券のSF(入金残高)で定期券区間外を乗車する場合は、実際の乗車経路による運賃(または乗り越し運賃)に比べ「美濃太田経由・岐阜 - 多治見間(高山本線及び太多線)」を含む経路によって計算した運賃(同)の方が安くなる場合、運賃計算は美濃太田経由で行われた。
  • TOICA(普通券タイプとしての利用に限る)により「美濃太田経由・岐阜 - 多治見間(高山本線及び太多線)」を含む経路によって乗車できた。
    • 途中下車禁止:この区間の途中駅では当時TOICAの取り扱いを行っていなかったため、TOICA対応駅からTOICAで乗車しこの区間の途中駅で改札を出る(または改札のない駅で下車する)場合は、乗車駅から改札を出る駅(改札のない駅で下車する場合はその駅)までの運賃を別途現金で支払わなければならなかった。
  • 岐阜 - 多治見間(美濃太田経由)を経路に含むTOICA定期券の発売は行われなかった。

2010年3月13日から、TOICA利用エリアが高山本線(岐阜 - 美濃太田間)及び太多線全線に拡大したことにより、上記の特例措置は無効になった。

相互利用

ファイル:ICCard Connection.svg
相互利用関係(クリックで拡大)

2008年3月29日からJR本州3社で導入を開始した後、2013年3月23日から全国の11社局での10種類の交通ICカードでの相互利用が開始された。

携帯電話でTOICAに相当する機能を利用できるサービスは2010年12月現在発表されていないが、JR東日本のモバイルSuicaを利用すれば、TOICAエリアで携帯電話を使ってJR線の乗降並びに電子マネーとしての利用が可能である。モバイルSuicaは携帯電話のアプリケーションソフトであるため、日本のどこにいても申し込みやオンラインチャージができるが、TOICAエリア内の定期券は購入できず、SFのみ利用できる。また、自動券売機などが携帯電話機に対応していない他、現金でチャージできる箇所が限られる、などの制約がある。

新幹線の利用

東海道新幹線にはTOICAなどのSFを利用して乗車することはできず、別途乗車券と特急券を購入しなければならない。TOICAを使用して自動券売機で新幹線区間を含む乗車券を購入し、これに別途購入した特急券を追加して新幹線に乗車することはできる。

  • なお、Suica・ICOCAとの相互利用開始に合わせて、新幹線駅の乗り換え改札口では新幹線の磁気乗車券や東海道新幹線でのチケットレスサービス「EX-ICサービス」との連携により、ICカード乗車券で新幹線と在来線の乗り継ぎができるようになった(SUGOCAエリアの小倉駅・博多駅の両駅の新幹線乗り換え改札口での利用は、2011年3月12日から利用できるようになった)。
  • 前述の通り、2010年3月13日からTOICA定期券において並走する三島 - 岐阜羽島間に乗車する際に、定期区間内に新幹線停車駅が2駅以上含まれれば(TOICA定期券での富士駅は新幹線の新富士駅扱い、岐阜駅は新幹線の岐阜羽島駅扱いとなる。)、普通車自由席に乗車できる(TOICA定期券用特急料金は、新幹線下車駅の自動改札機出場時にカード残額(事前にチャージした金額)で精算される)。2012年4月21日からは、同じ条件のmanacaによるJR連絡定期券でも利用可能である。
  • 2017年9月30日から、東海道新幹線山陽新幹線東京-博多間)でTOICAで乗車するシステムスマートEXを導入した、ただし新幹線はSFではなくネット予約でカード番号登録・クレジットカードで決済になる。従来のエクスプレス予約の会員でなくても年会費無料で利用でき、EX-ICと同様な利用方法になる[16]

私鉄との乗り換え

連絡改札口がある駅の場合

  • 名古屋駅でのあおなみ線や、金山駅での名鉄線との連絡改札口でもTOICAなどが利用できる。両駅では連絡する双方の路線をICカード利用する場合、TOICAまたはmanaca1枚のみ(「全国相互利用サービス」対応の各カードとも:名古屋駅のあおなみ線連絡改札口はSuicaのみ利用可能)をタッチして改札を通過する(各種IC乗車カードの2枚同時使用はできない)。いずれかの路線で磁気乗車券を使用する場合は、磁気乗車券を先に投入口に入れてからTOICAなどをタッチする。
  • 導入当初は利用できなかった名古屋駅の近鉄名古屋線近鉄名古屋駅)との連絡改札口でも、近鉄のPiTaPa導入に合わせて2007年4月1日より利用可能になった。同改札口では、JR東海のTOICA(「全国相互利用サービス」対応の各種IC乗車カードでも)と近鉄の磁気式乗車券との組み合わせ、および近鉄のPiTaPaまたはICOCA(「全国相互利用サービス」対応の各種IC乗車カードでも)と、JR東海の磁気式乗車券との組み合わせによる乗り継ぎが可能である。さらに2012年11月1日より、JR東海と近鉄の両社で相互利用可能な、ICOCA1枚のみでの乗り継ぎが、そして2013年3月23日からは、TOICA・PiTaPa・Suicaなど「全国相互利用サービス」対応の各IC乗車カード1枚のみでの乗り継ぎも可能となった。
    • 2012年10月31日までは、同連絡改札口にて、JR東海用にはTOICA・Suica・SUGOCA・manacaのいずれか、および近鉄用にはPiTaPaまたはICOCAの、各種IC乗車カードを2枚重ねてタッチすることでの乗り継ぎも可能であった。ただし、JR東海にはSuicaまたはmanacaを、近鉄にはPiTaPaを、と言った組み合わせなど、一部利用できない組み合わせもあった。加えてICOCAに関しては、近鉄のカードとしては認識されるが、JR東海のカードとしては認識されなかったため、1枚のICOCAのみでは連絡改札口での乗り継ぎができない、という扱いとなっていた。
  • 大垣駅での養老鉄道との連絡改札口では、改札口が2段階となっており、たとえばJR東海から養老鉄道へ乗り換える場合、まずJRの自動改札機(無人改札口)にTOICAをタッチを行った後、養老鉄道の改札口(有人改札口)で養老鉄道の乗車券の改札を受ける形になる。なお、この連絡改札口には券売機、精算機等が設置されておらず、TOICAへのチャージは不可能となっている。また、養老鉄道へ乗り継ぐ時も事前に乗車券を用意していないと連絡改札口が利用できない為、主に定期券、回数券等での利用者に限られる。
  • 明知鉄道との乗り換え駅である恵那駅には連絡改札口があるものの自動化されていないため、JR線区間のみでTOICAを使いたい場合は一度改札を出る必要がある。
  • この他の私鉄や第三セクター鉄道との乗り換え改札口(吉原駅金谷駅掛川駅新所原駅など)でもおおむねTOICAなどが利用できるが、三島駅の伊豆箱根鉄道線との乗り換え改札口ではICカード乗車券は利用できない。

改札を共用している駅の場合

  • 名鉄との乗り換え駅である豊橋駅弥富駅ではJR東海と名鉄が完全に改札を共用しており、TOICAを利用した場合改札を出ずにそのままJRから名鉄に乗り換える場合は、改札内のICカードリーダーにタッチする必要がある。弥富駅の場合は、名鉄のみを乗降する時でも、改札口の簡易改札機と改札内のICカードリーダーへの計2回のタッチが必要となる。
  • 桑名駅の改札口は東口がJR東海、西口が近鉄の管理となっているが、いずれの自動改札機でもTOICAを使用することができる。2013年3月23日より、同駅でJR東海と近鉄を乗り換える場合は、連絡通路に設置された「IC乗り換え改札機」へのタッチが必要である(JR→近鉄:ピンク色の改札機、近鉄→JR:水色の改札機)。
    • なお同駅でJR東海と養老鉄道を乗り換える場合、JR東海→養老鉄道の乗換は東口、西口より一度出場した後、養老鉄道の乗車券で再度入場しなければならない。ただし養老鉄道→JR東海へ乗り換える場合は、4・6番線ホーム上にある養老鉄道⇔近鉄・JR東海の連絡改札口で養老鉄道乗車券を改札口係員に渡し、簡易改札機にタッチをすればよい。なお、近鉄⇔養老鉄道への乗り換えの場合は近鉄から養老鉄道へ乗り換える場合、養老鉄道から近鉄へ乗り換える場合共、連絡改札口の簡易改札機が利用できるので、養老鉄道の乗車券の改札(集札)を受け、簡易改札機にタッチする。
  • 愛知環状鉄道との乗り換え駅である岡崎駅高蔵寺駅、東海交通事業城北線との乗り換え駅である枇杷島駅、樽見鉄道との乗り換え駅である大垣駅では改札内にICカードリーダーが設置されていないため、TOICAなどでJRを利用して乗り換える場合、一旦改札口を出てからの乗り換えとなる。愛知環状鉄道については、2019年春にIC乗車券を導入する方針を固めたと報じられている[17]
  • 以上の例とは逆に、近鉄との乗り換え駅である津駅松阪駅伊勢市駅鳥羽駅は近鉄でのみPiTaPaとの相互利用によってTOICAが使用可能で、JR(津駅は伊勢鉄道も)はTOICA非導入である。これらの駅には連絡改札がなく、改札内にICカードリーダーもないため一旦改札口を出てから乗り換えとなる。

自動精算機によるエリアまたぎ対応

IC乗車券はエリアまたぎによる利用を認めていない。しかし、SuicaエリアとTOICAエリアおよびICOCAエリアとTOICA間でエリアまたぎができないことを知らずにIC乗車券で入場し、TOICAエリア内で自動改札で出場できずに窓口での現金精算のために有人窓口に長い行列が発生していた。このため、Suicaエリアの東京山手線内、東海道線、横須賀線、伊東線の各駅と三島駅、沼津駅、草薙駅、御殿場駅相互間、ICOCAエリアは特定区間から特定駅までの乗車に限りのりこし精算機でIC乗車券による精算に対応している。なお、本対応はエリアまたぎは認めないという方針に対する例外的な措置であるため、ホームページ等でのサービスの案内は行われていない。

TOICA電子マネー

他社の交通系電子マネーのような、利用ポイントサービスは存在しない。

2010年

  • TOICAは、2010年3月13日より電子マネーサービスを開始した[18]。開始時点では東海道新幹線の「のぞみ」停車駅や静岡駅浜松駅豊橋駅構内などの一部の店舗及び自動販売機の計585ヶ所に導入された[19]。併せて同日よりSuica及びICOCAの電子マネーサービスとの相互利用も開始され、首都圏や関西圏の一部の店舗でも利用が可能となった[20][21]
  • 同年4月20日には、愛知・岐阜・三重・静岡の各県内のローソン店舗(約700店舗。三重・静岡両県では一部の店舗を除く。ただしSuica、ICOCAとの相互利用により3月13日からTOICA利用可能。)においてTOICA加盟による電子マネーサービスを開始した[22]。これにより、東海地区のローソン店舗においてもTOICAの他、Suica、ICOCAでも支払い・チャージが可能となった。なお、東海地方でTOICAが使える最初のコンビニはローソンではなくミニストップである。ミニストップでは元々東海地方においてもSuicaショッピングサービスに対応しており、3月13日からのTOICA電子マネーのサービス開始当初からSuicaとの相互利用という形で利用が可能になったものである。同時に利用開始となった加盟店には他に、以前からWAON・Suica・iDQUICPayの共用端末が設置されていたイオン系列のショッピングセンターの各テナントなどがある。そのため、イオン系店舗のレジにあるカードリーダーの選択ボタンにはTOICAではなくSuicaのロゴが入っている[23]
  • 同年8月上旬からはデイリーヤマザキの愛知・岐阜・静岡の各県の全店舗及び長野・滋賀両県の一部店舗(三重県は出店していない。)でも順次利用可能となった[24]

2011年

  • 1月26日には、静岡・岐阜・三重各県のサークルKサンクス約810店舗に導入された[25]。同社の愛知県の計1040店については、同年2月11日より名古屋鉄道や名古屋市交通局などが導入したmanacaが、同年3月7日より導入されたが、後に2013年3月23日からは、電子マネーでの相互利用も開始したため、実質愛知・岐阜・三重・静岡の各県のサークルKサンクス全店舗でTOICA電子マネーが利用可能となった。
  • 3月5日からは、JR九州のSUGOCAとの間でも電子マネーの相互利用を開始した。
  • 同年3月18日より、セブン-イレブンの東海地方の約1,100店舗で[26]、また同年3月29日より、ファミリーマートの愛知・岐阜・三重・静岡各県の一部・計118店でも、TOICA電子マネーが利用可能となった。いずれもTOICA電子マネーと相互利用可能な交通系電子マネーの導入地域でも利用可能である。

2013年

  • 3月23日よりmanacaとの電子マネーの相互利用を開始(同時にmanacaとSuica・ICOCA・SUGOCA、PASMOKitacanimocaはやかけんの交通利用と電子マネーの相互利用も開始)。

2014年

  • 7月22日からWii Uの支払い決済に、12月9日からはNewニンテンドー3DSNewニンテンドー3DS LLの支払い決済に、交通系電子マネー(Suica/PASMO/kitaca/TOICA/manaca/ICOCA/SUGOCA/nimoca/はやかけん)を利用できるようになった[27][28][29][30][31][32]。(wii U、Newニンテンドー3DS、Newニンテンドー3DS LLは本体セット一式とネット回線で、理論上日本国内どこにいても支払いのみ可能)。

2015年

JR東海は今後、ファストフードの全国チェーン店や再開発後のJRゲートタワー(旧名古屋ターミナルビル)などにもTOICA加盟店を広げる考えである[19]。一方で、TOICAエリア内において、交通系電子マネー全国相互利用サービス開始以前よりJR東日本などの主導で前述のイオングループのようなSuica加盟店も存在している(現在ではSuica加盟店はJR東日本エリアに限定されている[34])(なお、現在でも、Suicaのキャンペーンについては、イオングループはJR東海のエリア内もキャンペーンの対象としている。[35])。また、JR東海の関連会社である東海キヨスクでは、TOICA電子マネーの導入開始が遅れたこともあり、Edy(現:楽天Edy)やQUICPayに加え、首都圏の一部店舗ではSuicaショッピングサービスを、関西圏の一部店舗ではICOCA電子マネーを導入していた[36]。JR東海は、クレジットカードの発行を自社で行っていない[37][38]

歴史

ファイル:Toica-area.png
TOICAの初期導入区間
  • 2005年3月30日 - ICカード乗車券システムを2007年度までに導入することを発表。
  • 2006年2月16日 - ICカードの愛称を「TOICA」とすることを発表。
  • 2006年9月30日 - 10月29日 - 一般公募によるモニター試験を実施[39]。初期導入エリアのうち、以下の路線・区間で行われた。約800名が参加し、普通券タイプのTOICAのみの利用だった。なお、同期間中にはJR東海と関連会社の社員によって、定期券を含むモニターテストも行われた。
  • 2006年11月20日 - 公式マスコットとして「ひよこ」を発表。
  • 2006年11月25日 - 名古屋地区の以下の4線区でサービス開始[40]。記念TOICAも発売。
    • 東海道本線 二川 - 関ヶ原間
    • 中央本線 名古屋 - 中津川間
    • 関西本線 名古屋 - 四日市間
    • 武豊線 大府 - 武豊間
  • 2007年9月 - 11月 - 名古屋地区の主要駅にTOICA専用改札機を導入。
  • 2007年11月23日 - 1周年記念TOICA発売。
  • 2008年3月1日 - 東海道本線(函南 - 新所原間)でサービス開始、静岡地区にもTOICAエリアが拡大した。同日以降もTOICAエリアは単一であるため(静岡エリア・名古屋エリアといったSuicaやICOCAのようなエリア分割はない)、例えば在来線の函南 - 関ヶ原・中津川間をICカードで通して乗車することも可能[41] である。
  • 2008年3月29日 - Suica・ICOCAとの相互利用開始。EX-ICサービスなどと連携したICカードによる新幹線乗り継ぎサービスも同時に開始。
  • 2009年12月5日 - TOICA機能付きEX-ICカードの発行受け付け開始[42]
  • 2010年3月13日 - TOICA電子マネーを開始。高山線太多線飯田線御殿場線身延線等の33駅へ利用エリア拡大[18]、TOICA定期券で併走する東海道新幹線(三島 - 岐阜羽島)に乗車する際、チャージ金額があれば特急料金を自動収受して乗車可能となる[18]。同時にSuicaおよびICOCAの電子マネーサービスとの相互利用を開始[20]
  • 2010年10月8日 - 発行枚数が100万枚を突破[2]
  • 2011年1月26日 - 静岡・三重・岐阜の各県のサークルK及びサンクスで電子マネーの利用開始[25]
  • 2011年3月5日 - JR九州のSUGOCAと、乗車券・電子マネーの相互利用を開始。
  • 2011年3月18日 - セブン-イレブンで電子マネーの利用開始[26]
  • 2011年3月29日 - ファミリーマートで電子マネーの利用開始
  • 2011年5月23日 - ヤマト運輸直営店およびセールスドライバーのモバイル端末にて利用開始。[43]
  • 2012年4月21日 - 名古屋鉄道・名鉄バス・名古屋市交通局・名古屋臨海高速鉄道・名古屋ガイドウェイバス・豊橋鉄道のICカード乗車券「manaca」との乗車券機能の相互利用及びIC連絡定期券の発売を開始。
  • 2013年3月23日 - JR北海道Kitaca、首都圏の私鉄・路線バス・公営交通のPASMOスルッとKANSAIPiTaPa福岡市交通局はやかけん西日本鉄道nimocaとの乗車券機能、電子マネー機能(PiTaPaを除く)の相互利用、manacaの電子マネー機能相互利用開始[44]。近畿日本鉄道とのIC連絡定期券の発売を開始(近鉄ではICOCAでの発行を開始)。
  • 2013年5月11日 - ユニーグループにおいて電子マネーの利用開始。2014年12月末までを目途に使用できる店舗を順次拡大予定[45]
  • 2015年3月14日 - 東海道・山陽新幹線車内販売において電子マネーの利用開始[46][47]
  • 2017年7月25日 - TOICAの利用可能なエリアを2019年春に拡大する予定と発表[12]

脚注

  1. TOICAとは? 種類”. 東海旅客鉄道. . 2017閲覧.
  2. 2.0 2.1 「TOICA」の発行枚数が100万枚を突破しました!!- JR東海ニュースリリース 2010年10月12日付
  3. 定例社長会見(平成19年12月・名古屋) - JR東海ニュースリリース 2007年12月17日付
  4. 2010年9月4日から11月7日まで開かれた「名古屋開府400年記念 名古屋市営地下鉄 JR東海 スタンプラリー」において、名古屋開府400年PRキャラ「はち丸」・名古屋市交通局のキャラクター「ハッチー」と一緒に登場したものの、その際の名称で「ひよこ」と紹介されたため、「ひよこ」が当該キャラの名称ではないという訂正用紙も一緒に配布されている。
  5. 「TOICA」1周年記念カードの発売について - JR東海ニュースリリース 2007年10月17日付
  6. TOICAサービスの静岡地区での開始について - JR東海ニュースリリース 2007年12月17日付
  7. ICサービスで都市間の移動がさらに便利に! - JR東海ニュースリリース 2007年12月21日付
  8. ただしTOICAエリア外のため同駅での利用は不可。
  9. 記念TOICAの発売方法等について (PDF)”. 東海旅客鉄道 (2017年1月23日). . 2017閲覧.
  10. Suica・PASMO・Kitacaエリアでは入場駅が属する事業者の初乗り運賃に満たない場合、ICOCAエリアでは残額が0円の場合、SUGOCA・nimoca・はやかけんエリアでは残額が10円未満の場合は入場できない。PiTaPaエリアでは事業者によって一部異なる場合がある
  11. JRグループのIC乗車カードでは唯一、クレジットカードでのチャージには一切対応していない。
  12. 12.0 12.1 「TOICA」のご利用エリアを拡大します! (PDF)”. 東海旅客鉄道 (2017年7月25日). . 2017閲覧.
  13. 愛知環状鉄道へのICカード乗車券「TOICA」導入について (PDF)”. 愛知環状鉄道 (2017年7月25日). . 2017閲覧.
  14. 新幹線専用の定期券であるFREX・FREXパルはこれまで通り磁気券での発行である。
  15. この特例は、TOICAで入場し普通券タイプとして利用した(乗車にあたり運賃をSFで支払った)場合にのみ適用される。TOICA適用区間である名古屋付近のJR線には東京・大阪・福岡・新潟のような「大都市近郊区間制度」がないため、普通乗車券を購入する場合など通常の運賃計算は実際の乗車経路により行われる。
  16. 東海道・山陽新幹線の新しいチケットレスサービスを導入します JR東海・JR西日本。
  17. “愛環鉄道にICカード導入 ラグビーW杯へ、19年春から”. 中日新聞. (2017年4月16日). http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017041690144954.html . 2017閲覧. 
  18. 18.0 18.1 18.2 平成22年3月 TOICAがますます便利になります!! - JR東海 ニュースリリース 2009年12月21日付
  19. 19.0 19.1 JR東海「トイカ加盟は585」 駅飲食店や自販機、中日新聞、2010年2月16日
  20. 20.0 20.1 平成22年3月13日(土)「Suica」「TOICA」「ICOCA」の電子マネー相互利用をスタート! - JR東海 ニュースリリース 2009年12月21日付
  21. TOICA券面には、サービス開始時に現行のカードをそのまま利用できるよう、諸法令に定める要件を具備させる文言(「このカードはTOICAの表示または当社が別に定めた表示のある店舗等においてもご利用いただけます。」)が券面に盛り込まれている。
  22. Kitaca、TOICA、SUGOCA、4月20日から順次取扱開始!北海道、東海、九州各エリアのローソン店舗で交通系電子マネーサービス開始! - JR東海ニュースリリース 2010年4月6日付
  23. 名古屋でSuica(スイカ)が使えるのはイオンだけ! - TOPPY.NET、2016年12月27日閲覧。
  24. 東海地区のデイリーヤマザキ 約180店舗へ TOICA電子マネーを導入! - JR東海ニュースリリース 2010年6月30日付
  25. 25.0 25.1 静岡・岐阜・三重のサークルKとサンクスで1月26日よりTOICAスタート - JR東海ニュースリリース 2011年1月11日付
  26. 26.0 26.1 来春よりセブン-イレブン全店で交通系電子マネーが利用可能に - JR東海ニュースリリース 2010年8月17日付
  27. 家庭用ゲーム機「Wii U」でSuicaがご利用いただけるようになります - 任天堂ニュースリリース 2014年7月18日
  28. Wii Uで交通系電子マネーが 使えるようになりました。
  29. ピピっときた
  30. 交通系電子マネーを使ってWii Uのチャージに挑戦、手軽さが魅力的
  31. Wii UでSuicaなど交通系電子マネー支払いが可能に
  32. Wii UのニンテンドーeショップでSuicaが使用可能に。Suicaと相互利用サービスを行っているほとんどの交通系電子マネーにも対応
  33. 東海道・山陽新幹線の車内販売で「交通系電子マネー」がご利用いただけます! JR東海。
  34. JR東日本:Suica 電子マネー決済導入のご案内 > Suicaの加盟店になるには JR東日本 2016年8月26日閲覧
  35. Suica・PASMO 夏のコンビニキャンペーンを実施します! JR東日本 2017年7月19日閲覧
  36. TOICA電子マネー開始以降、看板の掲示のみTOICAをメインとしたものに変更している店舗もある。
  37. 免許・許可・登録等を受けている業者一覧金融庁。なお、前払式支払手段(第三者型)発行者には登録されている。
  38. JR東海をはじめとする大半の鉄道会社は、既存のカード会社と提携するか、系列のカード会社を設立してクレジットカードを発行している。なお、日本の鉄道会社でクレジットカードを自社発行しているのは、JRグループではJR西日本のみであり、民鉄を含めてもJR西日本と小田急電鉄の2社しか存在しない。
  39. 『東海旅客鉄道20年史』 東海旅客鉄道、2007年、609頁。 
  40. 『東海旅客鉄道20年史』 東海旅客鉄道、2007年、608-609頁。 
  41. ただし、普通乗車券(紙の切符)と異なり、営業キロ101Km以上であっても途中下車はできない。途中駅で下車した場合はその時点で発駅からその駅までの打ち切り精算となる。例として、函南から関ヶ原までが全行程であっても、途中の名古屋駅で下車した場合は函南から名古屋で運賃計算は打ち切りとなる。
  42. EX-ICサービスのご利用条件-EX-ICカードとは
  43. 唯一の「玄関先電子マネー払い」がさらに拡大 来春よりヤマト運輸で交通系電子マネーがご利用可能に (PDF)
  44. 鉄道系ICカード乗車券、全国で相互利用へ
  45. アピタ・ピアゴ・ユーホームへの交通系電子マネーサービスの導入について - JR東海ニュースリリース 2013年5月10日
  46. 東海道・山陽新幹線の車内販売で「交通系電子マネー」がご利用いただけます! - JR東海ニュースリリース 2015年2月26日
  47. 東海道・山陽新幹線の車内販売で「交通系電子マネー」がご利用いただけます! - JR西日本ニュースリリース 2015年2月26日

関連項目

外部リンク




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